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Yamareco

記録ID: 6878188
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
志賀・草津・四阿山・浅間

地蔵峠から三方ヶ峰-城戸平へ

2024年06月01日(土) [日帰り]
 - 拍手
Washiba2924 その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
08:06
距離
15.4km
登り
433m
下り
1,384m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:59
休憩
1:05
合計
8:04
距離 15.4km 登り 433m 下り 1,384m
11:07
100
12:47
13:18
33
13:51
13:56
12
14:08
14:37
274
19:11
ゴール地点
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2024年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
地蔵峠ー池の平駐車場:
木々が生い茂り苔が美しい整備された道。利用者は池の平周辺と比べ少なく静か。

池の平ー三方ヶ峰:
とても良く整備された道。木道は完璧に整備されとても歩き易い。人は多い。

三方ヶ峰ー城戸平
城戸平コース上部:
三方ヶ峰から下る場合、事前に知らなければ入口を探すのは難しい。道標の類は無い。
標高の高い場所は苔がみられ美しい。そこからやや下ると笹原となる。笹の背は低く、道跡は薄いがなんとなくそれと判る。気持ちよく歩けるコース。

城戸平コース中部:
標高1580mより下は植生が変わる。笹がなくなり里山の様相となる。城戸平周辺には作業道跡が何本も走り、作業道跡と交差する場所では本来の道をロストしやすい。
作業道跡は棘が生えやすい模様。ここが藪化していると通過に難儀する。季節にもよるのだろうが刈込鋏が欲しいと感じた。これがあるとかなり楽になる。
標高1480m付近から下の城戸平はそれ迄以上に道が荒れている。藪の成長が早いらしい。棘多数。特に標高1380m付近には多かった印象。およそ50mに亘って棘漕ぎを強いられた。
標高1350mまで下ると棘は少なくなり、通行の支障にはならなかった。

城戸平コース下部:
標高1200m地点で林道と交差するが、それよりも下は道がかなりしっかりしており(それ迄に比べ)歩く人も多い印象。ここより下はとても歩き易い。
地蔵峠から池の平・三方ヶ峰へ向かう道の入り口。ここからスタートとなる。
2024年06月01日 11:09撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/1 11:09
地蔵峠から池の平・三方ヶ峰へ向かう道の入り口。ここからスタートとなる。
ミツバツチグリ(三葉土栗)。
2024年06月01日 11:16撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/1 11:16
ミツバツチグリ(三葉土栗)。
タチツボスミレ(立壺菫)。割とよく見かける。
2024年06月01日 11:18撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/1 11:18
タチツボスミレ(立壺菫)。割とよく見かける。
ツマトリソウ(褄取草)。
2024年06月01日 11:19撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/1 11:19
ツマトリソウ(褄取草)。
「至 地蔵峠 至 池の平駐車場」と書かれた古びた道標。朽ちかけてはいるが意外とそれ程古い物には思えなかった。周囲は苔が生育するような環境なので朽ちるのが早いのかもしれない。
2024年06月01日 11:37撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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「至 地蔵峠 至 池の平駐車場」と書かれた古びた道標。朽ちかけてはいるが意外とそれ程古い物には思えなかった。周囲は苔が生育するような環境なので朽ちるのが早いのかもしれない。
ミツバオウレン(三葉黄蓮)。葉の形状が違うじゃないか…と思われるかもしれないが、実はこの葉は別の植物のもの。このアングルから撮ると一つの花のように見える。
2024年06月01日 11:55撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
1
6/1 11:55
ミツバオウレン(三葉黄蓮)。葉の形状が違うじゃないか…と思われるかもしれないが、実はこの葉は別の植物のもの。このアングルから撮ると一つの花のように見える。
地蔵峠から池の平までは幾度か車道を横切る。
2024年06月01日 11:59撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/1 11:59
地蔵峠から池の平までは幾度か車道を横切る。
イワカガミ(岩鏡)。
2024年06月01日 12:00撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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6/1 12:00
イワカガミ(岩鏡)。
マイヅルソウ(舞鶴草)。開花まであとちょっと。
2024年06月01日 12:12撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/1 12:12
マイヅルソウ(舞鶴草)。開花まであとちょっと。
湯ノ丸山でも見かけた古いタイプの道標。まだこの山域には探せば残っていそうだ。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4823459.html
2024年06月01日 12:14撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/1 12:14
湯ノ丸山でも見かけた古いタイプの道標。まだこの山域には探せば残っていそうだ。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4823459.html
庭園のような見事な苔のなかを登山道は続く。
2024年06月01日 12:21撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/1 12:21
庭園のような見事な苔のなかを登山道は続く。
コミヤマカタバミ(小深山傍食)。ミヤマカタバミ、オオヤマカタバミなどが似ているが、葉の形が違う。(花の形も違う?)後者2種はまだ見た事が無い。コミヤマカタバミと間違えてしまっているかもしれないけれど。
2024年06月01日 12:34撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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コミヤマカタバミ(小深山傍食)。ミヤマカタバミ、オオヤマカタバミなどが似ているが、葉の形が違う。(花の形も違う?)後者2種はまだ見た事が無い。コミヤマカタバミと間違えてしまっているかもしれないけれど。
ヒメイチゲ(姫一華)。
2024年06月01日 12:40撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/1 12:40
ヒメイチゲ(姫一華)。
シロバナノヘビイチゴ(白花の蛇苺)。あと2ヵ月程すると実が熟すのかな。実は食べられるらしい。食べた事無いけれど。
2024年06月01日 12:45撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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6/1 12:45
シロバナノヘビイチゴ(白花の蛇苺)。あと2ヵ月程すると実が熟すのかな。実は食べられるらしい。食べた事無いけれど。
池の平駐車場から池の平へ向かう道は木道となっている。かなり歩き易い。ただし、ストックを使って歩くと板と板の間に出来た隙間にストックの先端が入り込む事がある。
2024年06月01日 13:21撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/1 13:21
池の平駐車場から池の平へ向かう道は木道となっている。かなり歩き易い。ただし、ストックを使って歩くと板と板の間に出来た隙間にストックの先端が入り込む事がある。
放開口。もう少し深い沢が発達していると想像していたが思った程では無かった。大雨が降っても池の平に溜まった水が溢れ出る事は殆ど無さそうだ。
2024年06月01日 13:43撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/1 13:43
放開口。もう少し深い沢が発達していると想像していたが思った程では無かった。大雨が降っても池の平に溜まった水が溢れ出る事は殆ど無さそうだ。
ガンコウラン(岩高蘭)で良いのかな?ガンコウランの花はまだ見た事が無い。季節はもう少し前なのかな。
2024年06月01日 13:44撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/1 13:44
ガンコウラン(岩高蘭)で良いのかな?ガンコウランの花はまだ見た事が無い。季節はもう少し前なのかな。
ショウジョウバカマ(猩猩袴)。
2024年06月01日 13:45撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/1 13:45
ショウジョウバカマ(猩猩袴)。
池の平。ここが三方ヶ峰火山の火口底跡。正面に見えるのは火口壁という事になる。およそ30万年前迄活動していたという事だが、よくぞここまで地形が残っていたと思う。他の火山はより新しくとも形が残っていないものは多い。
2024年06月01日 13:46撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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6/1 13:46
池の平。ここが三方ヶ峰火山の火口底跡。正面に見えるのは火口壁という事になる。およそ30万年前迄活動していたという事だが、よくぞここまで地形が残っていたと思う。他の火山はより新しくとも形が残っていないものは多い。
池の平の中心部分にある鏡池。蛙が多数生息している。
2024年06月01日 13:54撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/1 13:54
池の平の中心部分にある鏡池。蛙が多数生息している。
三方ヶ峰火山の火口南部を横切る断層。写真左手前から右奥に断層が走っているのが解る。この断層、地形図を見ると地蔵峠の南西1803m峰北東、1970m峰北東、三方ヶ峰北側、そして放開口へと至っているのが確認出来る。ここに何らかの説明看板があれば良いのになぁ。
2024年06月01日 13:59撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/1 13:59
三方ヶ峰火山の火口南部を横切る断層。写真左手前から右奥に断層が走っているのが解る。この断層、地形図を見ると地蔵峠の南西1803m峰北東、1970m峰北東、三方ヶ峰北側、そして放開口へと至っているのが確認出来る。ここに何らかの説明看板があれば良いのになぁ。
コマクサ(駒草)。それ程珍しい花ではないのだが、久しぶりに見たような気がする。
2024年06月01日 14:12撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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6/1 14:12
コマクサ(駒草)。それ程珍しい花ではないのだが、久しぶりに見たような気がする。
シロバナコマクサ(白花駒草)?やけに黄色っぽいけど曽呂花コマクサで良いのかなぁ。色の付いていないコマクサは初めて見た。
2024年06月01日 14:13撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/1 14:13
シロバナコマクサ(白花駒草)?やけに黄色っぽいけど曽呂花コマクサで良いのかなぁ。色の付いていないコマクサは初めて見た。
コケモモ(苔桃)。開花まであと少し。
2024年06月01日 14:32撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/1 14:32
コケモモ(苔桃)。開花まであと少し。
三方ヶ峰山頂。池の平方面から登って来る道は左側に着いている。城戸平方面へは左側へ曲がった後砂礫地の途中で南側に折れるのが正解のようだ。私は一旦左側に降り、砂礫地を通過後の平坦地から下ってしまったので道跡を辿ることが出来なかった。更に疑心暗鬼に陥り、地形図に書かれていた鎖線(歩道)を辿ろうとしたので無駄な藪漕ぎをする羽目になった。
2024年06月01日 14:34撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/1 14:34
三方ヶ峰山頂。池の平方面から登って来る道は左側に着いている。城戸平方面へは左側へ曲がった後砂礫地の途中で南側に折れるのが正解のようだ。私は一旦左側に降り、砂礫地を通過後の平坦地から下ってしまったので道跡を辿ることが出来なかった。更に疑心暗鬼に陥り、地形図に書かれていた鎖線(歩道)を辿ろうとしたので無駄な藪漕ぎをする羽目になった。
地形図にある道(鎖線)を辿ろうとしたが道は判然としなかった。本当にここに道があったのだろうか?歩けそうな場所を辿って行っても石楠花が行く手を阻む。
2024年06月01日 14:50撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/1 14:50
地形図にある道(鎖線)を辿ろうとしたが道は判然としなかった。本当にここに道があったのだろうか?歩けそうな場所を辿って行っても石楠花が行く手を阻む。
このルートを下ると先程迄とは違い、幸運にも嫌らしい石楠花の藪などにはあたらなかった。しかし、依然として道跡らしい感じはしない。歩いている時には気付かなかったのだが当然だ。道跡なんかじゃないのだから。
2024年06月01日 15:16撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/1 15:16
このルートを下ると先程迄とは違い、幸運にも嫌らしい石楠花の藪などにはあたらなかった。しかし、依然として道跡らしい感じはしない。歩いている時には気付かなかったのだが当然だ。道跡なんかじゃないのだから。
突然踏み跡が出現する。獣道と違い、暫く歩いても消失しなかったので往時の登山道跡のようだ。この地点(標高1980m地点)から先は登山道をほぼロストする事は無かった。下山後航空写真で確認すると、ここ迄の道は本来の道跡とほぼ平行に下って来てしまっているようだった。
2024年06月01日 15:40撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/1 15:40
突然踏み跡が出現する。獣道と違い、暫く歩いても消失しなかったので往時の登山道跡のようだ。この地点(標高1980m地点)から先は登山道をほぼロストする事は無かった。下山後航空写真で確認すると、ここ迄の道は本来の道跡とほぼ平行に下って来てしまっているようだった。
背が低い笹原を歩く。道跡はこの直線方向。写真だとそれと判別し辛いが実際にあるくと何となく道跡だと判る。
2024年06月01日 15:55撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/1 15:55
背が低い笹原を歩く。道跡はこの直線方向。写真だとそれと判別し辛いが実際にあるくと何となく道跡だと判る。
この辺はとても歩き易く気持ちの良い道だった。道ははっきりとしている。ここを歩く人がそれ程いるとは思えないのだが。恐らく獣道との共用になっているのだろう。
2024年06月01日 16:12撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/1 16:12
この辺はとても歩き易く気持ちの良い道だった。道ははっきりとしている。ここを歩く人がそれ程いるとは思えないのだが。恐らく獣道との共用になっているのだろう。
レンゲツツジ(蓮華躑躅)。この辺(標高1660m付近)が丁度見頃のようだ。
2024年06月01日 16:18撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/1 16:18
レンゲツツジ(蓮華躑躅)。この辺(標高1660m付近)が丁度見頃のようだ。
新緑と密度の低い笹原の中を直線に進む道。気持ちよく歩ける場所だ。こんな所ばかり続くのならお勧め出来るんだけどね…。
2024年06月01日 16:24撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/1 16:24
新緑と密度の低い笹原の中を直線に進む道。気持ちよく歩ける場所だ。こんな所ばかり続くのならお勧め出来るんだけどね…。
この辺りまで下って来ると植生が変わる。歩き易かった笹原は終わり、盛夏には草が繁茂するかもしれない…と思わせる感じになって来る。道幅はここ迄に比べかなり広くなっている。恐らく地元の人が山仕事に使ったであろう道だ。
2024年06月01日 16:37撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/1 16:37
この辺りまで下って来ると植生が変わる。歩き易かった笹原は終わり、盛夏には草が繁茂するかもしれない…と思わせる感じになって来る。道幅はここ迄に比べかなり広くなっている。恐らく地元の人が山仕事に使ったであろう道だ。
「二乃城戸」と書かれた看板が下に落ちていた。この後同様の造りの看板が何ヵ所かで見かける事となる。
2024年06月01日 16:43撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/1 16:43
「二乃城戸」と書かれた看板が下に落ちていた。この後同様の造りの看板が何ヵ所かで見かける事となる。
サワフタギ(沢蓋木)。
2024年06月01日 16:46撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/1 16:46
サワフタギ(沢蓋木)。
この周辺から幾度か作業道跡と交差する。作業道跡はかなり荒れている。この一連の作業道群は今から20年程前に開削されたもの。作業道上は日当たりが良く藪化している。で、この藪が曲者。なんとミヤマニガイチゴの藪なのだ。この藪漕ぎは辛い。
2024年06月01日 16:48撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/1 16:48
この周辺から幾度か作業道跡と交差する。作業道跡はかなり荒れている。この一連の作業道群は今から20年程前に開削されたもの。作業道上は日当たりが良く藪化している。で、この藪が曲者。なんとミヤマニガイチゴの藪なのだ。この藪漕ぎは辛い。
ミヤマニガイチゴ(深山苦苺)。今回、コイツの藪漕ぎをしたので一気に嫌いになった。もしかすると別のトゲトゲ植物だったかもしれないが。痛い藪に一所懸命で写真も撮ってなければじっくりと見る事も無かった。
2024年06月01日 16:57撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/1 16:57
ミヤマニガイチゴ(深山苦苺)。今回、コイツの藪漕ぎをしたので一気に嫌いになった。もしかすると別のトゲトゲ植物だったかもしれないが。痛い藪に一所懸命で写真も撮ってなければじっくりと見る事も無かった。
倒木が行く手を塞ぐ。緑の海にはトゲトゲの植物も混在する。でも、”混在”程度で済んでいたこの周辺はまだマシであった。
2024年06月01日 17:01撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/1 17:01
倒木が行く手を塞ぐ。緑の海にはトゲトゲの植物も混在する。でも、”混在”程度で済んでいたこの周辺はまだマシであった。
「一ノ城戸平」と書かれた看板。先程は”乃”表記、こちらは”ノ”表記。統一されていないね。何か意味があるのかな?(気にせず書いたような気がする)それにしても、ここまで細かく名前が付いているのには驚いた。この辺、昔牧場だったのかもしれない。(というか、そうだと思い込んでいた。何故そう思い込んでいたのかははっきりと覚えていない)
2024年06月01日 17:02撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/1 17:02
「一ノ城戸平」と書かれた看板。先程は”乃”表記、こちらは”ノ”表記。統一されていないね。何か意味があるのかな?(気にせず書いたような気がする)それにしても、ここまで細かく名前が付いているのには驚いた。この辺、昔牧場だったのかもしれない。(というか、そうだと思い込んでいた。何故そう思い込んでいたのかははっきりと覚えていない)
この辺は歩きやすい。笹原のような爽快感は無いけれど。で、この先に作業道があり、そこからが地獄のミヤマニガイチゴ漕ぎとなる。その距離は50~100m。たったそれだけの距離なのだがかなり困った。進もうとすれど痛くて進めず、しかし戻る訳にもいかず。道に迷った訳でもないのに遭難しているような気分。
2024年06月01日 17:07撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/1 17:07
この辺は歩きやすい。笹原のような爽快感は無いけれど。で、この先に作業道があり、そこからが地獄のミヤマニガイチゴ漕ぎとなる。その距離は50~100m。たったそれだけの距離なのだがかなり困った。進もうとすれど痛くて進めず、しかし戻る訳にもいかず。道に迷った訳でもないのに遭難しているような気分。
ようやく現役の林道に交差する。この時点でかなり心が折れていて、この先もまだ棘藪が続くようならここで林道にエスケープしようと考え始めていた。
2024年06月01日 17:51撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/1 17:51
ようやく現役の林道に交差する。この時点でかなり心が折れていて、この先もまだ棘藪が続くようならここで林道にエスケープしようと考え始めていた。
ニシキウツギ(二色空木)で良いのかな?初めて見る花だ。タニウツギなら今迄何度も見かけているのだが。
2024年06月01日 17:52撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/1 17:52
ニシキウツギ(二色空木)で良いのかな?初めて見る花だ。タニウツギなら今迄何度も見かけているのだが。
林道交差後、道はそれ迄と比べて歩き易い(=棘藪になっていない)ものとなった。この地点まで降りて来るともう”道跡”という呼称は適当ではないだろう。それ迄に比べると利用されている道だ。誰かが歩いた跡もあった。で、よく見てみるとそれは”チョキ”だったりするのだが。
2024年06月01日 18:01撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/1 18:01
林道交差後、道はそれ迄と比べて歩き易い(=棘藪になっていない)ものとなった。この地点まで降りて来るともう”道跡”という呼称は適当ではないだろう。それ迄に比べると利用されている道だ。誰かが歩いた跡もあった。で、よく見てみるとそれは”チョキ”だったりするのだが。
この道でたった一ヵ所見かけた石の祠。何が祀られているのかは判らなかった。
2024年06月01日 18:12撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/1 18:12
この道でたった一ヵ所見かけた石の祠。何が祀られているのかは判らなかった。
オオヤマフスマ(大山衾)。時間も時間なので色バランスが悪い写真だね。
2024年06月01日 18:38撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/1 18:38
オオヤマフスマ(大山衾)。時間も時間なので色バランスが悪い写真だね。
コゴメウツギ(小米空木)。初めて見る…というか、恐らく平時も目にしているのだろうが、気に留めていないのだろう。
2024年06月01日 18:39撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/1 18:39
コゴメウツギ(小米空木)。初めて見る…というか、恐らく平時も目にしているのだろうが、気に留めていないのだろう。
ようやく麓まで降りて来る事が出来た。夕陽が当たって道にオレンジの光が斜めに差し込んでいた。
2024年06月01日 18:41撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6/1 18:41
ようやく麓まで降りて来る事が出来た。夕陽が当たって道にオレンジの光が斜めに差し込んでいた。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 ザック ザックカバー 行動食 飲料 ハイドレーション 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ GPS 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

地蔵峠から池の平、三方ヶ峰へ。そして城戸平経由(城戸平コース)で下山してきました。
池の平や三方ヶ峰だけが目的であれば池の平駐車場(但し有料)でしょうね。
地蔵峠から池の平までの登山道は何ヵ所か車道を交差します。スキー場脇を通る道で風情もクソも無い事を覚悟していたのですが思っていた程ではありませんでした。
池の平までの道はとても良く整備されており、苔の多い雰囲気のある道です。傾斜も緩やかなのでお勧め出来ます。
池の平は花の時期少し手前と言ったところでしょうか。ちらほらと花は散見されましたがやや早いような。三方ヶ峰のコマクサは咲いていました。

さて、三方ヶ峰から城戸平への下山が今回のメイン。三方ヶ峰から城戸平への降り口がまず判り辛い。
三方ヶ峰山頂からやや下り、砂礫地の真ん中あたりで南に進むと城戸平コースの入り口(らしい)。ただし、看板の類は一切無く、踏み跡も薄い(と言うか私は見つけられなかった)ので、知らずに入口を探すのは困難です。私はこの場所で道跡を探し30分以上迷走。時間をロスしています。
三方ヶ峰城戸平コースの入り口付近から標高1980m迄の軌跡は登山道(跡)ではありません。私の山行履歴を参考にしようとする奇特な方は、この点をご留意ください。
城戸平コース上部の取付きで迷ったものの、暫く歩くと笹原の歩き易い道となります。所々に古いテープが散見されるのでそれが嬉しかった。(何故かと言えばそこが道である証拠なので。)ただし、コース全般に亘ってテープが付けられている訳ではありませんでした。
殆ど整備されていない道としてはかなり歩き易い部類でした、城戸平コースの上部は。
標高1550m周辺が三方ヶ峰火山の溶岩末端崖なのだがそれを下ると城戸平です。(上の平地も含めて城戸平なのだろうか?)ここの周辺の道は悪し。作業道跡が明り取りになる為か、作業道跡やそれに伴う伐採跡らしき所には棘が生い茂っています。特に標高1380m付近には棘藪があり棘漕ぎを余儀なくされました。特に酷い箇所ほんの50~100m程なのですがうんざりです。進むべき道が棘というのは嫌ですね。棘漕ぎなんて初めての経験でした。
仮にまたこのコースを通るとしたら、刈込鋏を持って来ることでしょう。それ程に嫌らしい場所でした。ある意味核心部と言って差し支えないかもしれません。また、ブユっぽい虫多数。この時期は蚊取り線香も必須かもしれません。
幸いな事にそこを抜けると棘は疎になり、標高1200m付近を境に全く見なくなりました。
そこから下はかなり良い道。何故ここ迄差が出るのでしょう、不思議です。
この城戸平コース、入口が判り辛く下部では棘に苦しめられました。それ以外は中々良い道なんですけどね。

植生は近くの浅間山表参道禅定道 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1868159.html に似たものがありました。

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