絶景の夕&朝景(唐松岳〜五竜岳〜鹿島槍ヶ岳〜爺ヶ岳)


- GPS
- 18:07
- 距離
- 31.0km
- 登り
- 3,198m
- 下り
- 3,588m
コースタイム
- 山行
- 6:02
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 7:45
天候 | 7/31:晴れ、朝のうちガス(中腹のみか?) 8/1:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
第2は最もバス停に近い駐車場(無料)で、ゴンドラ乗り場まで徒歩10分。 帰り:扇沢→八方バスターミナル(バス;1800円) 午後は14:10と15:40発の2本しかありません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・八峰キレットは距離は短く、技術的にそれほど難しい所はありません。 むしろ五竜岳〜八峰キレットまでガレ場ザレ場が連続し、 落石を起こさないよう集中力の継続が必要です。 |
写真
感想
今回のルートは北アの人気コースを含むので、休暇を取ってチャレンジです。
日帰りには厳しく、1泊にすると余裕の行程だったのですが、
大気の状態が不安定ということで、午後早めに行程を切り上げる計画とします。
宿泊を五竜山荘にするか、キレット小屋にするか悩みます。
小屋の混雑さを優先すればキレット小屋泊りでしょうが、
夕景・朝景のポイントや、早朝の美しい時間帯に五竜〜鹿島槍を歩きたかったので、
初日の行程が短くなりますが、五竜山荘泊りとしました。
金曜早朝、中央高速を運転していていると、甲府盆地・諏訪盆地ともどんより。
しかも信濃大町付近では雨が降り出し、テンションが底辺に。
八方ではかろうじて晴れ間がありますが、水蒸気が非常に多い状態で先行き不安。
案の定、八方池山荘はガスに包まれてのスタートとなりました。
休暇を取ってこの状態は悲しいなあと思っていた矢先、
八方池で一気にガスが取れ、思わず声が出てしまいます。
最初からの快晴もいいですが、ガスが晴れる瞬間は感動モノですね。
唐松岳で絶景を眺め五竜山荘に到着しますが、
予想以上に天気も安定しているので、翌日も登りますが、五竜岳に登ることに。
山頂で剱岳・立山の絶景を眺めているうちにうとうとと。
山頂でのうたた寝、とても気持ち良かったです。
夕食後は白岳で夕日を眺めます。
五竜岳に加え、鹿島槍ヶ岳も眺められ、また西には美しい雲海が展開。
おまけに満月まで上がってくるという演出もあり、最高の夕日でした。
これぞ宿泊の醍醐味ですね。
翌朝は五竜岳山頂で朝日を見るべく4時前に出発。
昨夜見た満月が剱岳の上空に見られ、彩に花を添えます。
高妻山付近からのご来光、シャッター切りまくりです。
いつまでも眺めていたい光景でした。
五竜岳から久々にヘルメット着用、昨年の鋸岳以来で身が引き締まります。
鹿島槍ヶ岳が正面に、剱岳・立山が常に右手に見える縦走路ですが、
落石を起こさないよう集中力を高めます。
キレット小屋からの登山者とのすれ違いが一段落すると、
誰もいない静かな縦走路となります。
人気の鹿島槍ヶ岳ですが、時間帯のせいか北峰・南峰ともに人もまばら。
ここはほとんどの北アが眺めることができる絶景ポイントですね。
ここからはバスの時間を意識しながらの下山。
八方への直通バスは午後2本しかありませんが、最初のバスに間に合いそうです。
今日登ってきた人でしょうか、混雑している爺ヶ岳はそこそこで退散。
柏原新道はややペースアップし、バス時刻の10分前に到着。
速攻で着替えて1時間のバス旅です。
五竜岳、鹿島槍ヶ岳ともに好きな山ですが、混雑するのが難点。
今回は狙い通り人も少なく、絶景を心ゆくまで楽しめました。
日帰り登山では味わえない夕景・朝景を堪能し、
天気も予想以上に安定、結果的には最高の登山日和でしたね。
同日、私は逆ルートでした(五竜へ下りましたが)
早朝、キレットでスレ違っていますね!
最高の天候で本当に良かったですね
jundaigoさん、こんばんは
五竜〜キレット間ですれ違ってますね
五竜でご来光を見た後、キレットまでの間は単独の方中心にパラパラとすれ違いました。
キレット小屋、やはりそれほど混まなかったようですね。
五竜山荘は布団は1人1枚あったものの、互い違いに寝ざるを得ない状況でした。
それはともかく、これだけの天気に恵まれれば文句ありません。
展望も花も最高でしたね
hirokさん、こんばんは。
なんと、またまたニアミスですね
後立山連峰でのニアミス、3年前にもありましたね。
それにしても、最高の山旅でしたね。
八方から五竜にかけては、景色は分かりやすいですが
花の写真も同じ場所で撮ったものかな?と思うものが何枚か
(ニッコウキスゲとか、オオバミゾホオズキとか、チングルマとか)
五竜から鹿島槍、また歩いてみたいです。前回、鹿島槍から
五竜に向かって歩いた時に、このルートは五竜がより好きに
なるルートと思いましたが、逆に歩くと鹿島槍がより好きに
なるような部分もあるでしょうか。
私、15時頃に八方の無料第3駐車場に自転車を取りに戻って
来ていました。かなり近くにいらっしゃったかもですね
youtaroさん、こんばんは
今回は南下ルートとしましたが、常に鹿島槍ヶ岳が正面に見えて、
鹿島槍に惚れこんでしまいます。
でも振り返ると五竜の堂々とした山容が見えるので、
北上ルートを取ると、五竜に惚れ込むのでしょうね
私はどちらの山も好きな山なので、最高のルートです。
右手に剱・立山も常に見えているので、これらの山も好きになってしまいますが
youtaroさんが歩かれたように日帰りも考えたのですが、
とてもじゃないけど真似できません。
確かに花の写真、同じ場所だなあと思えるものありますね。
感動するポイントも似ているということでしょうか
私が八方に着いたのは16時過ぎでした。
扇沢→八方の直通バスの存在を知ったのもyoutaroさんのレコでした。
いつもありがとうございます!
hirokさん、こんばんは。
花も多く、展望もよいルートですが、
夕景の雲海や、日の出が見られるというのは良いですね。
とても良い天気ですし。
鹿島槍も五竜もカッコイイです。
次々と角度がかわるたびに、おー、って感じです。
八峰キレットは未踏なんで、行ってみたいです。
バスで戻れるのですね。
sat4さん、こんばんは
普段、日帰りの忙しい登山が多いですが、
たまにはゆっくりと登山を楽しむのもいいですね。
宿泊する機会が多いわけではないので、なおさら夕景・朝景は楽しみです。
毎回違う表情が見れて、新しい発見があって。
北アの三大キレットの中では八峰キレットが一番取り組みやすいと思います。
八峰キレットだけを期待すると拍子抜けすると思いますが、
五竜からの連続で三大キレットになったのだと個人的には理解してます。
難しい所はないですが、落石を起こしやすい所なので、
集中力を高めてチャレンジしてください。
バスは午後は2本しかありません。
最近はバスの時刻に合わせるのも苦にならなくなってきました。
hirokさん、こんばんは!
空木岳に続いて、この稜線にも出没しましたか
理由は既にお分かりでしょうが、日帰り2分割で狙っていました。
今年はもう諦めようかな
もう一人、yさんにも邪魔されましたし
上高地で、山ガさんと戯れている場合ではなかったですね
それにしても、泊まりとはお珍しい
当初は日帰りかと思いましたよ!
実際、その気になれば出来ちゃう人ですからね。
でも、夕日や日の出は最高の景色ですよね。
早立ちで日の出は拝めても、夕日は無理ですから
いつにも増して、ナイスな写真のオンパレードです。
夏空なのに遠望も利いていますね。
いや〜 お世辞抜きで羨ましいですよ!
tailwindさん、こんばんは
おっと、またまたtailwindさんの邪魔をしてしまいましたか
さすが百高山仲間、以心伝心で行動を読み尽くしてしまいましたか。
思ったらまず行動ですよね。
でも長野県はtailwindさんのテリトリーなので、大変失礼しました。
でもドンピシャなのはyさんですよね
たまに日帰りで日の出は拝めることはあっても、
稜線で見る機会はそうそうありません。
やはりアルプスからの夕景・朝景は一味違いますよね。
つくづく自分はアルプスが好きなのだなあと思いました。
アルプスに至近の場所に自宅を構えるtailwindさん、羨ましいの一言に尽きます
hirokさん こんばんは
最初 花の写真を先に集めたのかなと思って見ていたのですが
撮った順に並んでいるのですね
あっと言う間に高山植物図鑑の出来上がって凄いです。
最初のキャプションによると、これでも間引いたようで、もう一度ビックリです
キレイな写真はどれも絵葉書で見るような美しさですね
山、花、池、青空、雲海、雪渓、夕焼け、ご来光 美しい要素が全部含まれていて、何かとてもスゴイです
今年はイイ夏ですね
doppo634さん、こんばんは
夏山はこうでなければ、という感じでした
やはり青空はいいですね。
楽しみにしていた夕景・朝景もばっちり見れて。
意外と私と同じポイントで見ている人は少なくて、ゆっくりと楽しめました。
八方尾根、花すご過ぎです。
花好きにはたまらない稜線でしょうね。
眺望も最初からありますし、アルプス初心者を連れていくにはもってこいだと思います。
(人が多過ぎるのが難ですが)
今回だいぶ抑えたつもりが、400枚も撮ってしまって整理が大変
贅沢な悩みですね
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