気持ちいい天空の稜線…立山 〜〜雄山から別山周回〜〜

2015年07月31日(金) [日帰り]

• GPS: 06:22
• 距離: 10.7km
• 登り: 1,038m
• 下り: 1,043m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:56
• 休憩: 1:23
• 合計: 6:19

8:05 室堂ターミナル
8:47 8:48 一の越山荘
9:30 9:45 雄山
10:08 10:13 大汝山
10:22 10:23 大汝休憩所
10:37 10:42 富士ノ折立
11:15 11:40 真砂岳
12:10 12:12 別山南峰
12:19 12:45 別山北峰
13:12 13:15 剱御前小舎
13:40 13:40 浄土橋
13:55 13:55 雷鳥荘
14:15 14:15 みくりが池温泉
14:24 室堂ターミナル

天候

朝からずっと快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

朝5時40分到着時点で、立山駅に一番近い駐車場は、ほぼ満車。何とか滑り込みセーフで駐車できました。

コース状況／危険箇所等

一部雪渓が残っていますが、冬装備必要ありません。その他、特に危険箇所なし。

その他周辺情報

立山駅のフードコートで売っている「プレミアムソフトクリーム」は、とてもGood！
何とコーンがラング･ド･シャ！　乳成分たっぷりのクリームとで絶品でした！

写真

7/31 6:16

本日の始発ケーブルは6:40。当日切符発売は6時から。5:45から並んで、何とか6:50発の臨時便GET！

7/31 7:32

室堂行き高原バスの車窓から大日岳方面。
快晴に心高ぶります。

7/31 7:42

土日を前に、荷揚げ基地から山荘方面へ何度も飛び立ちます。

7/31 7:48

神々しい。

7/31 7:48

冷たくておいしい水をいただきます。
このために空のペットボトルを持ってきました。
暑いので2本！

7/31 7:59

ふむふむ。
なるほど、雄山、大汝山、富士ノ折立を総称して「立山」

7/31 8:00

立山！

7/31 8:11

途中には、まだ雪が残っていました。

7/31 8:18

雄山の社務所が見えます

7/31 8:42

一の越山荘に到着です。
地元の小学生が学校登山に来ていましたので、集団にさえぎられる前にと、ほぼ休憩なしで雄山に向かいます。

7/31 8:47

一の越から少し上がったところ。
見慣れた山々（笠ヶ岳、槍ヶ岳）がバッチリ！

7/31 8:59

ヘリが荷を下ろしています。

7/31 9:07

一の越の反対側：浄土山と左に龍王岳。
右奥には白山！

7/31 9:26

いろいろ検索しましたが、名前がわかりません…
ミヤマアキノキリンソウ？　ウサギギク？

7/31 9:26

雄山の社務所に到着。
雄山からの眺望、白山から反時計回りに。
雲もいい感じ。

7/31 9:27

薬師岳、黒部五郎岳、笠ヶ岳

7/31 9:27

槍ヶ岳方面
もっと、パッと山の名前がわかるといいんだけどなぁ…

7/31 9:35

ぐるり見渡せます

7/31 9:36

山頂の雄山神社へ

7/31 9:50

この鳥居をくぐった左手に受付があります。
500円払って、山頂の社でお払いをしてもらいます。
せっかく来たので、天地安定、世界平和、農業無災害、そして無事の帰宅をお願いしました。

7/31 9:49

山頂は3003ⅿ。
右手前にこれから向かう大汝山。
奥には剣岳。

7/31 9:49

神主さん、毎日の通勤(!?)お疲れ様です。
先輩方3名と。

7/31 9:50

3003ⅿに咲くイワギキョウ。

7/31 9:38

神社手前の分岐から。
大汝山、真砂岳、別山、そして剣岳

7/31 10:04

一の越から下りていくと、世紀の大事業「黒四ダム」で有名な黒部湖へ行けます。
中央やや右から針の木岳、スバリ岳、赤沢岳、鳴沢岳、中央奥に蓮華岳。

7/31 10:06

さくっと大汝山頂上です。
かわいい標柱

7/31 10:14

ここも有名になりました。
映画「春を背負って」の舞台となった大汝休憩所

7/31 10:14

映画では「菫小屋」でしたね。
中では「ゴローさん」似の男性がコーヒーを煎れてて、ちょっとびっくり！

7/31 10:26

富士の折立

7/31 10:34

その山頂。
こここそ、遮るもののない360度パノラマ。

7/31 10:37

それでは、剣岳から反時計回りにぐるっと！

7/31 10:37

奥大日岳、大日岳と室堂界隈

7/31 10:37

今来た大汝山方面。
遠くまでよ〜く見渡せます。

7/31 10:37

針の木岳、スバリ岳、蓮華岳、赤沢岳…

7/31 10:37

鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳…、白馬岳
後立山連峰の峰々

はい！ここまで。

7/31 10:46

これから行く真砂岳への稜線
右の赤い屋根は、内蔵助山荘

7/31 10:53

内蔵助カールの標柱。
雷鳥平へ下りる大走り分岐は、ここからすぐ。

7/31 11:01

タカネツメクサ
白い5弁の花の中に、透き通るような黄色の花弁が綺麗です。

7/31 11:10

真砂岳山頂
どこが頂点なの？？？

7/31 12:05

別山南峰の祠
ここでもしっかりお願いしました。

7/31 12:15

別山北峰の山頂

7/31 12:23

すぐ隣に剣岳がド〜ン！

7/31 12:16

沸き立つ雲を従えて、ドド〜〜ン！

7/31 12:27

いつもの定番、山を見ながらの一杯。

7/31 12:45

別山南峰から来た道を振り返る。
雄山まですっきり見渡せます。

7/31 13:08

剣御前小舎
トイレだけ借りて雷鳥坂を下ります。

7/31 13:30

だいぶ溶けかけています。
もう時間の問題か…

7/31 13:35

雷鳥沢を下りきったところ
大日岳方面との分岐です。

7/31 13:41

地獄谷方面は、噴気活動が活発化しており進入禁止です。
風向きによっては硫黄臭がすごいです。

7/31 13:48

本日歩いてきた稜線その1

7/31 13:48

本日歩いてきた稜線その2
本当に真っ青な空！

7/31 14:00

青い池

7/31 14:03

赤い池（血の池）

7/31 14:08

あちこちから硫黄の噴気が立ち上る様は、本当に地獄絵図みたい。
バックが青空では雰囲気半減ですが…

7/31 14:14

みくりが池

7/31 14:26

朝から絶好のコンディションでした

7/31 20:25

立山駅の無料休憩所で見つけたので…

7/31 17:10

帰りの温泉はここ！　グリーンパーク吉峰
サウナや露天風呂もあって、なかなかGood！

立山ICにほど近いので高速ご利用の方にはもってこいだと思います。

撮影機器：

EOS Kiss X2 CANON

Xperia A SO-04E SONY

感想

inocchi

かねてからの計画で、先輩方3名と立山へ行ってきました。

ふもとの立山駅に着いたのが、朝5:40。
すでに一番近い駐車場はほぼ満車で、何とか空いているスペースに滑り込みセーフ。

金曜日でこんな感じなら、明日からの状態が想像できます。

すでに切符発売待ちの列が20mほどできていたので、速攻で身支度して並びます。
何とか6:50発の臨時便切符をGet。予定通り8時過ぎには登りはじめられそうです。

満員のケーブルカーと高原バスを乗り継いで、ようやく室堂ターミナルへ。
絶好の天気に恵まれ、気分も高まります。

富士ノ折立まで行って、戻って浄土山に登り返す予定で出発。
≪でも、個人的には当初から周回するつもりでした。先輩ごめんなさい(^_^;)≫

いつもは最後尾を付いていくのですが、今日は先を行きます。いつもより少し速いペースです。（ごめんなさい。）
その甲斐あってか、一ノ越山荘まで約40分で到着。結構なオーバーペースだったかも…。

地元の小学生が学校登山でたくさん来ていました。
引率の先生方は、いろいろな心配をしなければいけないから大変でしょうね。

その団体よりも先にということで、ほとんど休みなく雄山に向かいます。

本当に天気が良くて足取りも軽いです。
あっという間に雄山まで来ました。
500円かかりますが、せっかくですので、山頂3003mにある雄山神社でお払いをしてもらいます。
合わせて、天地安定、世界平和、無災害、無事帰宅をお祈りします。

神主さんは、晴れの日も雨の日も、毎日登ってくるんですよね〜、大変だなあ。
通勤＝登山、いいのか悪いのか…

さあ、大汝山に向かって稜線歩きの始まりです。

全体に下り勾配なので、楽に大汝山に到着。
映画の舞台となった大汝休憩所にも寄ってみます。
映画の配役ゴローさんに似た感じの人がコーヒーを煎れてたのにはビックリ！

富士ノ折立では、本当に遮るものが無く360度全開！圧巻！

真砂岳まで、左右の雄大な風景を眺めながら、稜線を下っていきます。
真砂岳で昼食。凍らせてきたバナナを食べようと弁当バックをあけると…

が〜〜ん！　どろどろに溶けているではないですか！
浅はかでした。もう凍らすまいと誓ったのでした。

ここで、先輩方は大走りを下りて雷鳥平へ向かうことになり、
わがままを言って別山周回の別行動を取らせてもらいました。
剣岳の雄姿を写真に撮って来いとの厳命を受けて。(笑)

ということで先に出発します。
別山への登りがやや急でしたが、難なくクリアして南峰到着。

目の前には剣岳がドド〜ンと！
更に北峰まで行って眼前に剣岳の雄姿を眺めながらのコーヒーブレイク。

美味しいコーヒーをいただいたら、待ち合わせの時間もありますので、名残惜しいけれど帰ります。

ちっちゃなピークを一つ越え、剣御前小舎から雷鳥沢を下ります。

下りは得意なので、どんどん下ります。
途中少し大きめの雪渓が残っていました。スーパー袋で尻セードすれば良かったなあと後から思いましたが、まさしく「後の祭り」でした。

雷鳥平からの登り返しは、階段続きで足がなかなか上がりません。
長い下りの後の登りはきつい！

雷鳥荘まで来て、少しふらっとしたので軒先の日陰で小休止。熱中症手前かと思い、
残りのトマトを食べてリコピンパワー注入します。
何とか生き返ります。

先輩方は室堂ターミナルに着いたとのことで、
みくりが池温泉ホテルのソフトクリームの看板を恨めし気に見ながら先を急ぎます。

室堂ターミナルについて、玉殿の水をがぶがぶと。
あ〜うまい！


天気に恵まれ、本当に気分爽快な山行でした。
わがままを聞いていただきありがとうございました。