南アルプス 易老岳〜光岳（易老渡からピストン）

2015年08月01日(土) [日帰り]

• GPS: 13:31
• 距離: 19.9km
• 登り: 2,298m
• 下り: 2,291m

コースタイム

日帰り

• 山行: 12:18
• 休憩: 1:22
• 合計: 13:40

距離 19.9km 登り 2,304m 下り 2,296m

4:46 易老渡
6:24 6:26 面平
8:53 9:09 易老岳
10:07 10:11 三吉平
11:30 11:11 県営光岳小屋
11:52 11:56 光岳
12:10 12:45 県営光岳小屋
13:31 三吉平
14:37 14:42 易老岳
16:26 16:33 面平
17:57 18:06 易老渡
18:07 ゴール地点

光岳小屋にザックごとGPSを置いていったので、頂上までのログがありません。
※あとから手書きで修正

天候

晴れ時々くもり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

朝4時半に易老渡到着。
既に駐車場は満タンで路駐になりました。
昨夜9時の時点で満車になっていたようです。
皆さんのレコにあるように、落石注意。
悪天が予想される場合には入り込まない方が無難です。

コース状況／危険箇所等

長い・・・日帰りするようなところでは無いのかもしれない。
全般に踏み跡明確、看板も整備されています。
易老渡からの登り始め、光小屋への後半の登りは注意が必要。

その他周辺情報

温泉、食事は遠山郷のかぐらの湯。
ちょっと北側にはしらびそ高原ロッジ。

写真

8/1 4:42

易老渡着は4時半ごろ。
駐車場は既に満タンで、路駐がちらほら。
自分も登山口の近くに路駐。

8/1 4:43

今日は日帰り前提なので、暗いうちから出発です。
写真ほどは暗くないので、ヘッデンは付けてません。

8/1 4:47

えーっと、8時間×2で16時間？？？
そりゃあ無理だろう。
易老岳到着の時点で判断することにしよう。

8/1 4:48

眼下には遠山川。
ここまで来たのに竿を出さないって・・・。
有り得ないけど仕方がない。

8/1 4:48

易老渡までこの看板が引っ張ってくれました。
標高50m毎らしいんですが、？？？も多い。
まあ、それが歩いている間の気晴らしにもなるわけですが。

8/1 4:48

気を付けましょう。

8/1 5:08

深南部でも見かける謎の細引き。
縛ると何か良いことがある？？？

8/1 5:36

まだ暗い中、急な斜面を登っていきます。
ここはちょっとしたコルになっているところ。

8/1 5:56

焼いたら美味しそうなんですけどね（笑

8/1 6:11

1時間ほど掛かって面平。
読み方不明。
バス停かと思った（笑

8/1 6:19

ちょっと離れて10番。

8/1 6:11

面平の大木群。
なかなかの雰囲気でした。

8/1 6:20

ホッとしたのもつかの間、また登りだす。
周りは苔の殿堂だ。

8/1 6:21

え、もう11番？

8/1 6:42

もうそろそろ7時。
ようやく日が差してきた。

8/1 6:57

木立の中を一本調子で登って行きます。

8/1 6:58

倒木のノッチ。
木が大きいからどかせないんですね。

8/1 7:02

何故か遠くにある17番。
もともと登山道はあっちにあった？

8/1 7:11

先週登った麻布山と雰囲気は似ているけれど、山の規模が全然違う。
さすが南アルプス。
本番は大きいぞ。

8/1 7:18

おやおやギンリョウソウだ。

8/1 7:24

お空は快晴。
たまたま木が倒れているところがあったので、久々に空が見えた。

8/1 7:40

怖いような、可愛いような・・・
夜見たらびっくりしそう。

8/1 8:00

23〜24の間。
なんだか狭くなってきた。
ちょうど8時なんですが、このあたりで下山者と多くすれ違いました。
だいたいの方が光小屋に泊まったらしい。

8/1 8:09

木々の間から。
あっちにも行きたいな。

8/1 8:31

イワカガミ？
既にお花はありません。

8/1 8:31

三角点225.4。
頂上までもう一息だ。
番号でいうとあと4つ分。

8/1 8:35

登山道は徐々にワイルド化。

8/1 8:35

ここでは手もちょっと使いました。

8/1 8:45

露出をいじったら暗くなっちゃった。

8/1 8:54

ようやく山頂。
かと思ったら、頂上三角点は離れた場所でした。

1〜30までの看板、まとめてみました。
全部撮ったと思ったけど、28が抜けている。

8/1 8:56

はい山頂。
ちょうど4時間。
CT6時間なので、いいペース。

8/1 9:07

倒れる寸前の同僚（笑
演技なんだけど、靴擦れができちゃってます。
慣れた靴なんだけどね。

8/1 9:24

光へ。
稜線歩きだから楽勝だと現時点では思っている。

8/1 9:27

天気も良くて気持ちいい！！

8/1 9:29

可憐なお花がたくさん咲いてる。

8/1 9:31

雲が湧いてきた。
暑いんだから夕立は必至でしょう。

8/1 9:33

展望場所から北方を望む。
ちょうど中央にハイランドしらびそ。
雲の上に頭を出しているのは中央アルプス。

8/1 9:37

お花いろいろ。
名前を知っていると更に楽しめるんでしょうけど。

8/1 9:37

光方面。
いやー結構あるな。
CT2時間って本当かな。

8/1 9:38

木々もグネグネ。
雪やら風やらで大変だ。

8/1 9:39

ちょっとした平野に出てきました。

8/1 10:04

三吉平。
ここが易老岳〜光の中間かな？

8/1 10:29

涸れ沢登りが始まりました。

8/1 10:33

振り返れば南アの主峰群。
癒されるけど、足元は辛い。
斜度もキツくて最後の最後にやられてしまう。

8/1 10:41

ピンボケ。

8/1 10:56

頑張れ〜。
仲間と香川から来たという方が登ってきます。

8/1 10:58

トリカブトの一種ですね。
これは解る（笑

8/1 11:00

トリカブト、群落です。

8/1 11:00

やっと開けてきた。
静高平だ。

8/1 11:07

ここには美味しい水場あり。
2個所で汲めます。

8/1 11:07

水場から聖方面。

8/1 11:09

ふむふむ。
合理的だ。
あと20分だから重くなってもいいでしょう。

8/1 11:09

暑いな〜。
良い天気だと振り返ると・・・

8/1 11:16

光方面は・・・！！

8/1 11:17

イザルガはパス。
ゴロゴロしないうちに光を目指そう。

8/1 11:18

この木道の先に光小屋がある。

8/1 11:18

たまには自分を。

8/1 11:23

小屋だ。
こぢんまりしていて良い感じ。

8/1 11:38

小屋から光まで15分。
荷物をデポさせてもらって軽荷で。

8/1 11:42

柴沢吊橋280分。
ここから千頭へ行けるんだ。
そう言えば、小屋で「これから大無間に行く」って人がいてスンゲーと思ってしまった。

8/1 11:44

バイケイソウ。
ここではまだしっかりしてる。

8/1 11:52

証拠その1（笑

8/1 11:52

立派な山頂碑。

8/1 11:54

お団子。
やっぱ、こっちですね。

8/1 11:54

すぐそこにある展望台へ。

8/1 11:54

怖いです〜。

8/1 11:55

眼前には光岩。
次の機会にとっておこう。

8/1 12:07

小屋まで帰ってきました。

8/1 12:08

到着した時は誰もいなかったテン場。

8/1 12:12

20度あります。
全然涼しくないので、日向はもっと暑い。

8/1 12:17

とりあえずゴハン。
本日も最強のラーメンライス。

8/1 12:42

小屋はキレイで居心地良さそう。

8/1 12:42

中は上下分かれてます。

8/1 12:42

今日は混むとの事で、柱の間に3名ではなく4名になるらしい。

8/1 12:42

素泊まり3000円に心が動くが・・・やっぱ、無理。

8/1 12:46

上の階にはこちらから。
期間外にも使わせていただける。

8/1 12:47

名残惜しいですが、さようなら。
また来ます。

8/1 12:47

小屋のすぐ下に黄色いお花畑。
キレイなんだろうけど、荷物担いじゃったのでパス。

8/1 12:49

下のテン場。
こっちはまだガラガラだけど、続々登ってきたので満タンになっっちゃったかも。

8/1 12:55

易老岳方面も雲が被ってきた。

8/1 13:04

できれば濡れないように帰りたいけれど。

8/1 13:07

あらためてトリカブト。
ピントが合ったぞ。

8/1 13:25

この涸れ沢がキツイのよ。

8/1 14:07

地図でも解りやすい、途中のガレ場。

8/1 14:08

もう少し雲が少なければね。

8/1 14:08

眼下には遠山川。
あそこまで降りるのかと思うと辛いな。

8/1 14:09

頭上の雲も多くなってきた。

8/1 14:13

桔梗の一種？

8/1 14:13

黄色いお花も美しい。

8/1 14:17

入道雲も美しい。

8/1 14:39

易老岳着。
一休みして下山しようとした瞬間、バリバリ！！
雷さんに追われるように離脱。

8/1 15:24

コブ付きの木。
重そうですね。

8/1 15:34

20まで降りてきた。
あと2／3。

8/1 16:13

ようやく半分。
足がヘロヘロになってきて元気なし。

8/1 16:38

待ってました面平。
平なことは良いことだ。

8/1 17:56

いやー、ようやく登山口まで降りてきたぞ。
このあたり、乾いているので滑って怖い。

8/1 18:00

橋まで出てきてホッと一息。
同僚も靴擦れを押して歩きとおしました。
13時間の山歩き（というか修行）。

撮影機器：

TG-1 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

superfrog

当初テン泊で光岳と考えてましたが、こんな長距離を歩いたこともないので、テントは車に置いていき、何か問題が発生したら泊まれるよう、シュラフを持って出発。
易老岳への登りで連れの靴擦れが発生し、ペースがゆっくりになりましたが、それが完登の要因になったのか、それとも山小屋に宿泊すべきだったのか、課題を残した登山になりました。
それにしても日帰りするには長い距離です。
無理せず一泊っていうのが定石ですね。

【易老渡〜易老岳】
きつめの登りです。
踏み跡明確なので迷う要素は少ないですが、登りだして直ぐは砂や砂利で滑りやすいので注意が必要。
【易老岳〜光岳小屋】
こちらも踏み跡明確です。
中間あたりにある三吉平から静高平までは涸れ沢を登るため、ちょいと足元が悪いです。
【光岳小屋〜光岳】
特別迷いやすいような所はありませんが、途中で千頭方面への分岐があります。
光岳の先にある展望台は、足を踏み外したら逝っちゃいますヨ。

コメント

yamacut29

訪問させていただきました。
superfrogさん初めまして。
質問箱からちょっと画像を見たくて訪問させていただきました。
ご意見有難うございました。
すべての看板の画像がちょっと笑えました。よく合成しましたね(笑)
１３時間の山行お疲れ様です。日帰りの10時間越えは堪えますよね。
ほんと自分との戦いになりますし。
しかしよく車で行きましたね。私は常に易老渡までの道は崩れてる印象で
なかなか踏み切れません。（ｈｐでも崩れてる情報をよく目にするので）
実は、途中まで車でわざわざ東京から行って、通行止めで登れない経験が
あるからです(笑)
あまりのショックに他の山に行く気になれず、路駐して爆睡しました(笑)

少しカメラとは別ですが、一点ご意見をいただけると嬉しいです。
お盆の縦走なのですが、実はこの易老渡を出発に考えてます。
光岳〜聖岳〜赤石〜荒川三山〜塩見岳は最低でもなんとか行く予定です。
天気との相談で途中エスケープルートで下山も視野に入れながら。
マイカーで行くと回収の手間は半端ないので、公共の乗り物で行って
（交通費は余裕で諭吉さんが飛びますが・・・・）
易老渡の登山口からスタートを考えてます。
光岳・聖岳は別で一泊で二つ周ればいいといえばいいのかもしれませんが、
どうせなら光岳をスタートにしちゃえばとおもったので。
こないだは、ちょうど北岳より上を周回してきたので、なんとかその手前まで
いきたいとおもってます。
椹島スタートで赤石〜荒川三山・・・のほうがいいとおもいますか？
いきなりで大変申し訳ありませんが、
ちょっとのご意見でもいいので参考にさせていただきたいです。

superfrog

Re: 訪問させていただきました。
yamacut29さん
メッセージありがとうございます。
※同じ文章をメッセージでお送りしました。

すごいですね、南ア縦走を計画されていらっしゃるんですね。
自分は登山２年目なので、ルートに関してアドバイスできるような情報は持っておりませんが、地図を見る限り光と聖は１つのブロックとして分けた方が無理のないルートになるような・・・気がします。

ただ、先週末に光岳でお会いした方々の中に、遠山郷に泊まって宿に送ってもらった方がいらっしゃいましたので、そういう手も含めて考えるのは面白いかもしれませんね。
いずれにしても遠山の奥に自家用車を長期間置いておく事だけはリスキーだと思います。

自分だったらどうするかな、椹島って行ったことないので（大井川流域はヒルが出るので釣りでも行ったことがないんです）、そこから入って鳥倉へ抜けるかな。
それとも塩見〜間野まで北上して二軒小屋へ帰ってくるかな（こんなルートを取ったら夏休みが終わりそうですが）。
まあ、現時点では妄想でしかありませんが、いつかやってみたいと思ってます。

よい夏休みになると良いですね！！