ツツジ満開の甘利山から鳳凰三山(薬師岳・観音岳)へ
- GPS
- 12:14
- 距離
- 23.1km
- 登り
- 2,301m
- 下り
- 2,299m
コースタイム
徒歩時間: 9時間29分
休憩時間: 2時間21分
合計時間: 11時間50分
* 2010年のルートが手書きで不正確だったので、2012年7月11日の同じルートのGPSログに置き換えました(2012年7月12日)
天候 | うす曇りのち晴れ。 稜線でもほとんど無風。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年06月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
甘利山 → 千頭星山: ハイキングコース。今日は、昨日の雨で少し濡れていて下りの時も滑りやすいところが残っていました。 千頭星山 → 大ナジカ峠: 細くて険しい道。千頭星山からアップダウンを繰り返しながら標高差250メートルくらい下がります。不明瞭なところもあるのでテープに注意。 大ナジカ峠 → 苺平: 標高差約650メートルの険しい道、辻山の上部に到達すると傾斜が少しずつ緩くなる。ほとんどジグザグで登りますが、曲がるのが正解なのにまっすぐ行ってしまいそうなところもあり常に正しい道を歩いているか、テープに注意することが必要。 苺平 → 辻山 → 南御室小屋: ふわふわしている道、苺平から辻山はほとんど登りがない。途中から南御室小屋への近道がある。 南御室小屋 → 薬師岳: 歩きやすい登山道。 薬師岳 → 観音岳: 砂の稜線を歩く、登りの少ない道。 |
写真
感想
最初は笹の中の歩きやすいハイキングコースで千頭星山へ。
次はジェットコースターみたいに険しくアップダウンしながら足場の悪いワイルドな大ナジカ峠への道。
力を入れて超急坂の細い道で辻山上部へ。
辻山のふわふわコケの森の世界を通って苺平、辻山山頂を経て南御室小屋。
そこから歩きやすい登山道で薬師岳、展望を楽しみながら鳳凰の白い砂の稜線を歩いて観音岳。
本当に変化に富んだ、いろんな雰囲気、歩き方が楽しめるコースです。
ただし、辻山と千頭星山の間の部分は、道自体も歩きにくいし険しさもアップダウンも半端なものではないので、「帰り道も無事に歩ける」のが大きな課題。「後は下るだけ」とある程度気を楽にできるのは千頭星山に戻った時です。
体力的にもハードだし、天候の条件も良くないといけません。
特に帰り途にある、辻山から大ナジカ峠への下り、乾いていてもとても歩きにくい、雨の時には絶対に歩きたくないです。
去年は、雨が降り出した時にそのため夜叉神峠方面へエスケープしましたが、今回、乾いた道を下りた時に改めてそれが正解だったと思いました。
ここで転んで動けなくなってしまったら、ほとんど人が通らない道なので本当に大変なことになります。
今回は、体調も良し、天気も最高、それぞれの部分を大いに楽しんで夢のような一日になりました。
もちろん、結構疲れましたが、一番最後の甘利山への登り返しでもあまり苦しい思いをしませんでした。
このコースのそれぞれの部分は何度か歩いているので、時間の計算、ペース配分ができるのが大きなプラス要素だったと思っています。
朝の大ナジカ峠への下りは写真を撮らないでなるべくさっさと行って時間の余裕を作る、逆に帰りは疲れているのでたくさん写真を撮りながら登り返すなど、色々工夫をしました。
それにしても、降りてからすぐに食べた、甘利山のつつじ苑のソフトクリームの味、いつもより格別でした!
コメント
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さすが、C-chanッ!!
何年も暖めてきたルートっすよね!!
このルートの日帰りはあまり聞いたことがないです。
あっぱれ!!
っで、、、
大樺沢、雪が多いですね。
明日から林道バス走りますけど、、、
まだまだ、残雪モリモリですねぇ〜。
工場長さん、おはようございます!
その通りです、このコースはずいぶん前から歩く夢を見ていました。でも「できるはず」と思うようになるまでは本当に時間がかかりました。やはりあの大ナジカの部分は大きな不安要素です。
体が持つのかなと、最後までちょっぴり心配でしたが、意外と平気でした
大樺沢、本当に雪がまだまだたくさん。今日からバスの運行開始なので、うまくルートを選んで残雪を楽しめそうですね(行きたいでしょ?)。
工場長さんならこの条件でも間ノ岳まで行けそう
はじめまして。
koujoucouさんのコメントのとおり、このルートでの日帰り、凄すぎっす!!
展望も良かったですね
kusmmkさん、おはようございます!
コメントをどうもありがとうございました。
工場長さんへも書きましたが、このルートはだいぶ前から歩く夢を見ていました。
昨日歩けて本当に幸せでした・・・
C-chanさん、今晩は。
昨日とうって変わって晴れたんですね そうこの景色が見たかったんです。一日違いで残念です。
雨で撮れなかったお花の写真もいっぱいで、”そうそう、こんなだったと”と思いました。
観音岳まで行って、”辻山、千頭星山に登り返して、越えて向こう側にある甘利山に下りる。”と考えるとちょっと気が滅入りますよね。
このコースを、この時間でこれだけ写真を撮りながら歩けるのは流石にC-chanさんですね
Futaroさん、おはようございます!
雨の中の鳳凰、大変でしたね。昨日歩いた時、登山道にまだ雨の「跡」が少し残っていたので、Futaroさんよく頑張ったなあと思いました。
雨が降ると写真が取れないのがいつも残念ですよね。
砂払から帰り道を見下ろした時、本当にちょっと心細くなりましたが、人間って意外と歩けるものですね、昨日もそう思いました。
ロングコースお疲れ様です。
ルート中程の大ナジカ峠からの登り返しが凄いですね。
天気もだんだん良くなって気持ちの良い山行だったことが写真からも伝わってきますよ。
苺平から辻山の「ふわふわ」がお気に入りの理由の一つでしょうか。
MATSUさん、おはようございます!
辻山への登り、本当にすごいです、でも私はなぜか?急坂を登るのが好きなので楽しんで登ります。
去年、ここでバテた時はすごく苦しかったですが・・・
辻山は、ふわふわのコケ森に山頂付近の展望台、山としては大好きなところです。鳳凰の「隣」でその影に入っていなければ多分もっと人が訪れると思います。
昨日は本当に最高でした!
C-chan、おはようございます。
あれっ、、、本当に同じ様な時間に甘利山通過でしたね。
でも、今思い出しても遠くにも近くにも居なかった様な気がしています。
なんせ、、、逃げ足が速く、、、音もたてずに、、、疾風の如く歩くのでおそらく気がつかなかったのでしょう。
今度は絶対逮捕してやる!!!。
ぢゃあ〜〜またぁ〜〜。。。
walk
ウォークさん、おはようございます!
私も一生懸命考えましたが、どの辺にウォークさんがいたのか、分かりません・・・
駐車場が満杯状態だったので車をちょっと別のところに置いたし、「段」がイヤなのでつつじ苑の左ではなくて右から入る道を登り出しました。
後は、やはりロングコースを前にあまり周りを見ないで気を引き締める気分だったからかもしれませんね。
えっ、次は逮捕される??
怖い〜〜 もっとトレーニングをして今度は走って回れるようにしないとね
C-chanさん こんにちは、
天気を選んでのロングコースはこのコースだったんですね(^^)
天気が良かったのでどこか出かけたのかなと思っていました
前の時の写真も見ていますが、初めての人には難しそうですね(^_^;)
でも歩いて見たいコースです!
isakiさん、こんにちは!
そうです、このコース、歩ける機会を狙っていました。今年の大きな2つの「目標」の一つでした。
初めての場合、例の辻山と千頭星山の間の区間は不安材料ですね。
2年前、この道を初めて歩いた時に、あまりにもの人気の無さと道の厳しさに心細くて精神的にも凄く疲れたのを覚えています。あの時と比べては今は道のマーキングが良くなって分かりやすくなってはいますが。
体力的には、青木鉱泉からの鳳凰の周遊とそんなに変わらないと思います。
引き返し時間を設定してトライしてみたらいかがですか。
Isakiさんは結構ロングコースに慣れているので大丈夫じゃないかな・・・
C-chanさん こんにちは。
鳳凰山お疲れ様でした。
念願のロングコースでしたね。
距離ありアップダウンありでタフですね!
ここの往復流石です!!
下山時も麓まで結構あるなと思っていても、
登り時には無かった発見などがあったりして
なんとなく歩けてしまいますね。
南アは今年残雪が多いみたいですね。
こちら方面も早く歩きたいです
kankotoさん、こんにちは!
昨日は疲れましたが、やっと念願のコースを歩けて本当に幸せでした。まだ心の中で響いています。
下山の気持ち、確かにその通りですね、歩いて見るといつも何とかなるんですよね。方向が違うと朝見れなかったお花に気が付くし、逆に、あれ、あそこもう通り過ぎていたっけ?と気がつかないで通り過ぎたりして。
南アルプスの残雪、ここ20年で最高だと言っていますよね・・・芦安ファンクラブの方と昨日話をしたら、小屋で働く人たちも入るのに苦労しているとのことでした。7月に入るのにまだ冬装備が必要みたいですね。
C-chan さま
まいどの亀芋です。
長距離完走満足感倍増ですよね。
そして健康的な食欲も。
次のチャレンジへの準備そのものですね。
晩冬(正しい使い方ではないかもしれませんが)、春、初夏の三季、、独占で楽しめたのですね。
このコースは考えてもいませんでした
芋77さん、おはようございます!
このコースを「完走」したこと、それも楽しく!というのは本当にすごい充実感になりますね。
笹原、ワイルドな森、苔むした森、砂の稜線・・・穏やかな道、激しい道、厳しい道、親切な道・・・夏と春・・・考えてみるといろんな意味で変化がたくさんあってとても退屈しませんでした。
「次のチャレンジ」、どこにしようかな・・・
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