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Yamareco

記録ID: 694371
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

槍ヶ岳〜南岳 (槍・穂高縦走かなわず)

2015年08月08日(土) ~ 2015年08月09日(日)
 - 拍手
GPS
33:01
距離
30.1km
登り
2,552m
下り
2,623m

コースタイム

1日目
山行
7:12
休憩
0:46
合計
7:58
5:42
27
6:50
6:50
38
7:28
7:28
52
白出沢出合
8:20
8:20
42
滝谷出合
9:02
9:20
89
10:49
10:58
83
12:21
12:21
16
12:37
12:48
22
13:10
13:18
22
2日目
山行
6:50
休憩
1:38
合計
8:28
6:14
5
6:19
6:19
18
6:37
6:37
29
7:06
7:15
42
7:57
7:57
19
天狗原分岐
8:16
8:34
8
8:42
8:50
134
11:04
11:29
33
槍平小屋
12:02
12:40
55
滝谷出合
13:35
13:35
67
白出沢出合
天候 両日ともいいお天気でした。
午後になっても,稜線であまりガスはわかず。
過去天気図(気象庁) 2015年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
前夜23時半ごろに,新穂高温泉の登山者用駐車場に着きましたが,すでに満車。
係のおじさんが「鍋に回って」というので,しぶしぶ鍋平へ。
鍋平に回されたのは初めてです。
場所がよくわからなかったけど,なんとか登山者用無料駐車場に駐められました。

鍋平には登山者用駐車場(無料,未舗装)が4面。
そのすぐ下に,鍋平園地駐車場(無料,舗装)がありました。
トイレは園地駐車場のほうにあるので,そちらのほうが便利ですが,
山に行く(ロープウェイ方面)には,
トイレから一番遠い,4面ある登山者用駐車場の一番上か,その下がいいです。
さらにロープウェイ駅に近いほうに行くと,
登山者用駐車場(1日300円,未舗装)というのもありました。

いずれにしても面倒なのは,
鍋平から新穂高温泉まで標高差150mほどを下らなければならないということ。
ということは,疲れ切って山登りから戻ってきたときには,
最後の最後に標高差150mを汗をかきかき登らなければならないということ(30分ぐらいはかかるでしょう)。
行きの下りはまだしも,帰りの登りは「もう,ごっつぁん」です。

そこでボクは,帰りはロープウェイに乗りました。
新穂高温泉から鍋平まで片道大人一人400円+荷物代100円です。
時間的に混んでなくて,すんなり乗れてよかった。
(555K)
コース状況/
危険箇所等
今回のコースで一番の難路は,南岳西尾根でした。
かなりの急傾斜で,ところどころに木製の数段のはしごがあるのですが,
かなりの割合で壊れてしまっていました。
その他周辺情報 槍ヶ岳山荘の幕営料は一人1000円。
水は1リットル200円でした。

下山後は,ひがくの湯(大人700円,露天風呂のみ)で汗を流し,
茶茶 飛騨高山店でとろろめしを食べて帰る。
予約できる山小屋
槍平小屋
鍋平の登山者用駐車場。ボクは4面の一番下に駐めていました。晴れて笠ヶ岳がきれいです。出発します!
2015年08月08日 05:25撮影 by  DSC-WX300, SONY
8/8 5:25
鍋平の登山者用駐車場。ボクは4面の一番下に駐めていました。晴れて笠ヶ岳がきれいです。出発します!
途中まで歩いて,忘れ物に気づき,戻ってきて,再度出発。20分のロス。最初からテンション下がる…。
2015年08月08日 05:43撮影 by  DSC-WX300, SONY
8/8 5:43
途中まで歩いて,忘れ物に気づき,戻ってきて,再度出発。20分のロス。最初からテンション下がる…。
鍋平から下って,新穂高温泉の登山指導センターに来ました。登山届を提出。
2015年08月08日 06:09撮影 by  DSC-WX300, SONY
8/8 6:09
鍋平から下って,新穂高温泉の登山指導センターに来ました。登山届を提出。
さぁ,ここからはいつもの道です。正面に見える笠ヶ岳。
2015年08月08日 06:11撮影 by  DSC-WX300, SONY
8/8 6:11
さぁ,ここからはいつもの道です。正面に見える笠ヶ岳。
穂高平まで歩きました。
2015年08月08日 06:50撮影 by  DSC-WX300, SONY
8/8 6:50
穂高平まで歩きました。
白出沢への林道の途中,左手に笠ヶ岳がきれいに見える。
2015年08月08日 07:06撮影 by  DSC-WX300, SONY
8/8 7:06
白出沢への林道の途中,左手に笠ヶ岳がきれいに見える。
いつ来ても河川改修工事をしている白出沢。今回は対岸に仮設の階段が…。
2015年08月08日 07:28撮影 by  DSC-WX300, SONY
8/8 7:28
いつ来ても河川改修工事をしている白出沢。今回は対岸に仮設の階段が…。
滝谷出合に到着。今度はこの橋を見落としませんよ。
2015年08月08日 08:20撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
8/8 8:20
滝谷出合に到着。今度はこの橋を見落としませんよ。
滝谷。中央にドーム。
2015年08月08日 08:22撮影 by  DSC-WX300, SONY
8/8 8:22
滝谷。中央にドーム。
藤木レリーフ。今日は撮ってみました。
2015年08月08日 08:24撮影 by  DSC-WX300, SONY
8/8 8:24
藤木レリーフ。今日は撮ってみました。
まもなく槍平。ふり返ると,北穂高岳から涸沢岳が見える。
2015年08月08日 08:57撮影 by  DSC-WX300, SONY
8/8 8:57
まもなく槍平。ふり返ると,北穂高岳から涸沢岳が見える。
木道を歩くようになると,すぐに槍平。
2015年08月08日 09:00撮影 by  DSC-WX300, SONY
8/8 9:00
木道を歩くようになると,すぐに槍平。
槍平に到着です。新穂高温泉から3時間。ぶっとおしで歩いてきましたが,ここで休憩します。
2015年08月08日 09:02撮影 by  DSC-WX300, SONY
8/8 9:02
槍平に到着です。新穂高温泉から3時間。ぶっとおしで歩いてきましたが,ここで休憩します。
行動食でエネルギー補給。水も補給して出発します。槍平のテント場。
2015年08月08日 09:21撮影 by  DSC-WX300, SONY
8/8 9:21
行動食でエネルギー補給。水も補給して出発します。槍平のテント場。
1時間以上歩いて,やっと樹林帯を抜けると,西鎌尾根の先に槍ヶ岳山荘のある槍ヶ岳の肩が見えてきました。
2015年08月08日 10:32撮影 by  DSC-WX300, SONY
8/8 10:32
1時間以上歩いて,やっと樹林帯を抜けると,西鎌尾根の先に槍ヶ岳山荘のある槍ヶ岳の肩が見えてきました。
千丈乗越への分岐に到着。ここで小休止にします。
2015年08月08日 10:49撮影 by  DSC-WX300, SONY
8/8 10:49
千丈乗越への分岐に到着。ここで小休止にします。
千丈乗越への分岐より,抜戸岳とその向こうに笠ヶ岳。
2015年08月08日 10:49撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
8/8 10:49
千丈乗越への分岐より,抜戸岳とその向こうに笠ヶ岳。
さて,飛騨乗越へ向けて,最後の急登。
2015年08月08日 10:58撮影 by  DSC-WX300, SONY
8/8 10:58
さて,飛騨乗越へ向けて,最後の急登。
あと少しで飛騨乗越だ。この登りは本当につらかった〜。めまいがしてフラフラするし,眠くて意識がもうろうとしてました。
2015年08月08日 12:17撮影 by  DSC-WX300, SONY
8/8 12:17
あと少しで飛騨乗越だ。この登りは本当につらかった〜。めまいがしてフラフラするし,眠くて意識がもうろうとしてました。
でも,なんとか飛騨乗越についた…。もうほとんど限界。槍の穂先のお出迎えにも,応える余裕なし。
2015年08月08日 12:21撮影 by  DSC-WX300, SONY
8/8 12:21
でも,なんとか飛騨乗越についた…。もうほとんど限界。槍の穂先のお出迎えにも,応える余裕なし。
飛騨乗越より大喰岳。予定では今日,槍に登ったあと,これを越えて南岳まで歩くのですが…。もう今のこのぎりぎりの状態では無理でしょ。
2015年08月08日 12:22撮影 by  DSC-WX300, SONY
8/8 12:22
飛騨乗越より大喰岳。予定では今日,槍に登ったあと,これを越えて南岳まで歩くのですが…。もう今のこのぎりぎりの状態では無理でしょ。
笠ヶ岳方面は雲に隠れてしまいました。
2015年08月08日 12:22撮影 by  DSC-WX300, SONY
8/8 12:22
笠ヶ岳方面は雲に隠れてしまいました。
槍ヶ岳山荘前に到着しました。ちょっと迷ったけど,やっぱり計画変更して,今日はここでテン泊することにします。幕営の受付をしてきます。
2015年08月08日 12:37撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
8/8 12:37
槍ヶ岳山荘前に到着しました。ちょっと迷ったけど,やっぱり計画変更して,今日はここでテン泊することにします。幕営の受付をしてきます。
幕営の受付を終えて,ザックを山荘前にデポして,槍の穂先を登りに行きます。
2015年08月08日 12:49撮影 by  DSC-WX300, SONY
8/8 12:49
幕営の受付を終えて,ザックを山荘前にデポして,槍の穂先を登りに行きます。
空身とはいえ,ここまでで体力を使い果たした身にはつらい登りですが,最後の力をふりしぼって…。
2015年08月08日 12:52撮影 by  DSC-WX300, SONY
8/8 12:52
空身とはいえ,ここまでで体力を使い果たした身にはつらい登りですが,最後の力をふりしぼって…。
今日の小槍ちゃん。岩をペリペリはがせそう。
2015年08月08日 12:55撮影 by  DSC-WX300, SONY
8/8 12:55
今日の小槍ちゃん。岩をペリペリはがせそう。
ぐいぐい登ったら,前方が渋滞。余裕を持って写真を撮れます。槍ヶ岳山荘を見下ろす。
2015年08月08日 12:58撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
8/8 12:58
ぐいぐい登ったら,前方が渋滞。余裕を持って写真を撮れます。槍ヶ岳山荘を見下ろす。
ここは上り下りが重なる場所で,渋滞中。
2015年08月08日 13:01撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
8/8 13:01
ここは上り下りが重なる場所で,渋滞中。
やっと最後の,連続したハシゴを登ります。
2015年08月08日 13:08撮影 by  DSC-WX300, SONY
8/8 13:08
やっと最後の,連続したハシゴを登ります。
槍ヶ岳山頂(3180m)につきました! 山頂からの常念山脈。
2015年08月08日 13:10撮影 by  DSC-WX300, SONY
8/8 13:10
槍ヶ岳山頂(3180m)につきました! 山頂からの常念山脈。
山頂には写真撮り待ちの行列が…。ボクも並んで,1枚撮ってもらいました。約1年ぶりの槍ヶ岳山頂です。
2015年08月08日 13:15撮影 by  DSC-WX300, SONY
3
8/8 13:15
山頂には写真撮り待ちの行列が…。ボクも並んで,1枚撮ってもらいました。約1年ぶりの槍ヶ岳山頂です。
南のほうを見ると,穂高岳はちょっと雲に隠されてしまいました。
2015年08月08日 13:18撮影 by  DSC-WX300, SONY
8/8 13:18
南のほうを見ると,穂高岳はちょっと雲に隠されてしまいました。
北のほうを見ると,4週間前に登った針ノ木岳。その向こうには2週間前に登った白馬岳。
2015年08月08日 13:18撮影 by  DSC-WX300, SONY
8/8 13:18
北のほうを見ると,4週間前に登った針ノ木岳。その向こうには2週間前に登った白馬岳。
てっぺんは人でいっぱいだったので,そそくさと下ってしまいました。下りも渋滞気味。
2015年08月08日 13:36撮影 by  DSC-WX300, SONY
8/8 13:36
てっぺんは人でいっぱいだったので,そそくさと下ってしまいました。下りも渋滞気味。
山荘までもどって,缶コーラを飲み,水(リッター200円)を2リッター買って,槍沢を見下ろす。
2015年08月08日 13:55撮影 by  DSC-WX300, SONY
8/8 13:55
山荘までもどって,缶コーラを飲み,水(リッター200円)を2リッター買って,槍沢を見下ろす。
20にテントを張りました。テントは新調したアライのエアライズ機B膓岳が目の前。
2015年08月08日 14:17撮影 by  DSC-WX300, SONY
4
8/8 14:17
20にテントを張りました。テントは新調したアライのエアライズ機B膓岳が目の前。
テントに入ったら,そのまま2時間ほど爆睡。起きて夕飯を食べましたが,なんか体調が悪くなってしまいました。そして,南岳小屋まで行けなかったことで,計画変更を余儀なくされて,この体調でどこまで行って下山するのか,だんだんと弱気になってきます。大喰岳に残照。
2015年08月08日 18:00撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
8/8 18:00
テントに入ったら,そのまま2時間ほど爆睡。起きて夕飯を食べましたが,なんか体調が悪くなってしまいました。そして,南岳小屋まで行けなかったことで,計画変更を余儀なくされて,この体調でどこまで行って下山するのか,だんだんと弱気になってきます。大喰岳に残照。
昨夜はいろいろ考えていたら,どんどん心細くなってきて眠れなくなり,長い長い夜をすごしました。3時半に起きましたが,吐き気がして体調悪く,「これはダメだ」とまた寝て,5時すぎにやっと起きました。天気は最高です。蝶ヶ岳のはるか向こうに富士山。
2015年08月09日 05:20撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
8/9 5:20
昨夜はいろいろ考えていたら,どんどん心細くなってきて眠れなくなり,長い長い夜をすごしました。3時半に起きましたが,吐き気がして体調悪く,「これはダメだ」とまた寝て,5時すぎにやっと起きました。天気は最高です。蝶ヶ岳のはるか向こうに富士山。
大喰岳に当たる朝日。
2015年08月09日 05:20撮影 by  DSC-WX300, SONY
8/9 5:20
大喰岳に当たる朝日。
笠ヶ岳には槍の影が映っています。その向こうには白山。こんなにすばらしい天気なのに,ハァ…,ため息です。
2015年08月09日 05:21撮影 by  DSC-WX300, SONY
8/9 5:21
笠ヶ岳には槍の影が映っています。その向こうには白山。こんなにすばらしい天気なのに,ハァ…,ため息です。
なんとかパン1コとスープを腹につめこんで,パッキングを終了。もうこの体調とこの出発時間では,大キレットを越えることは不可能。南岳まで歩いて,西尾根を槍平に下るコースにします。
2015年08月09日 06:14撮影 by  DSC-WX300, SONY
8/9 6:14
なんとかパン1コとスープを腹につめこんで,パッキングを終了。もうこの体調とこの出発時間では,大キレットを越えることは不可能。南岳まで歩いて,西尾根を槍平に下るコースにします。
飛騨乗越まで下ってきました。大喰岳へ向かいます。
2015年08月09日 06:19撮影 by  DSC-WX300, SONY
8/9 6:19
飛騨乗越まで下ってきました。大喰岳へ向かいます。
大喰岳山頂(3101m)。山頂は団体さんでいっぱい。そのまま通過します。
2015年08月09日 06:37撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
8/9 6:37
大喰岳山頂(3101m)。山頂は団体さんでいっぱい。そのまま通過します。
大喰岳から中岳・南岳,そして穂高の峰々。
2015年08月09日 06:39撮影 by  DSC-WX300, SONY
8/9 6:39
大喰岳から中岳・南岳,そして穂高の峰々。
中岳への登り。
2015年08月09日 06:53撮影 by  DSC-WX300, SONY
8/9 6:53
中岳への登り。
中岳山頂(3084m)に到着しました。大喰岳と槍ヶ岳。
2015年08月09日 07:06撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
8/9 7:06
中岳山頂(3084m)に到着しました。大喰岳と槍ヶ岳。
中岳から笠ヶ岳をのぞむ。ここでちょっと小休止。
2015年08月09日 07:07撮影 by  DSC-WX300, SONY
2
8/9 7:07
中岳から笠ヶ岳をのぞむ。ここでちょっと小休止。
ふたたび出発。南岳へのなだらかな縦走路。
2015年08月09日 07:15撮影 by  DSC-WX300, SONY
8/9 7:15
ふたたび出発。南岳へのなだらかな縦走路。
その向こうには穂高連峰・焼岳・乗鞍岳。
2015年08月09日 07:16撮影 by  DSC-WX300, SONY
8/9 7:16
その向こうには穂高連峰・焼岳・乗鞍岳。
10分ちょっと下ったところから,中岳をふり返る。
2015年08月09日 07:28撮影 by  DSC-WX300, SONY
8/9 7:28
10分ちょっと下ったところから,中岳をふり返る。
岩でガラガラの斜面。でも,登山道はよく整備されていて歩きにくくはないです。ゆるやかに下り,そしてゆるやかに登っていきます。
2015年08月09日 07:28撮影 by  DSC-WX300, SONY
8/9 7:28
岩でガラガラの斜面。でも,登山道はよく整備されていて歩きにくくはないです。ゆるやかに下り,そしてゆるやかに登っていきます。
南岳への登りからふり返って,中岳・大喰岳・槍ヶ岳。
2015年08月09日 07:40撮影 by  DSC-WX300, SONY
8/9 7:40
南岳への登りからふり返って,中岳・大喰岳・槍ヶ岳。
南岳への縦走路。
2015年08月09日 07:43撮影 by  DSC-WX300, SONY
8/9 7:43
南岳への縦走路。
南岳への縦走路。このあたりはずっと標高3000m前後の,穂高の稜線と並んで,日本でももっとも高所を歩く縦走路ですね。
2015年08月09日 07:51撮影 by  DSC-WX300, SONY
8/9 7:51
南岳への縦走路。このあたりはずっと標高3000m前後の,穂高の稜線と並んで,日本でももっとも高所を歩く縦走路ですね。
天狗原への分岐につきました。天狗原を見下ろします。この尾根を昔,6月初めに下りましたが,急な雪のナイフリッジで,かなり怖かった覚えがあります。
2015年08月09日 07:57撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
8/9 7:57
天狗原への分岐につきました。天狗原を見下ろします。この尾根を昔,6月初めに下りましたが,急な雪のナイフリッジで,かなり怖かった覚えがあります。
分岐から槍ヶ岳をふり返る。
2015年08月09日 07:57撮影 by  DSC-WX300, SONY
8/9 7:57
分岐から槍ヶ岳をふり返る。
南岳への最後の登り。
2015年08月09日 08:05撮影 by  DSC-WX300, SONY
8/9 8:05
南岳への最後の登り。
はるか下に,槍平小屋が見えました。あそこまで下るのかぁ。
2015年08月09日 08:10撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
8/9 8:10
はるか下に,槍平小屋が見えました。あそこまで下るのかぁ。
南岳山頂(3033m)につきました。ここで2週間前,白馬岳で出会った方と偶然の再会。びっくりです。大キレットを越えてきたとのこと。これから槍ヶ岳まで歩いて,新穂高温泉に下るそうです。
2015年08月09日 08:16撮影 by  DSC-WX300, SONY
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8/9 8:16
南岳山頂(3033m)につきました。ここで2週間前,白馬岳で出会った方と偶然の再会。びっくりです。大キレットを越えてきたとのこと。これから槍ヶ岳まで歩いて,新穂高温泉に下るそうです。
南には穂高連峰。
2015年08月09日 08:29撮影 by  DSC-WX300, SONY
8/9 8:29
南には穂高連峰。
東には,常念岳から蝶ヶ岳の稜線。
2015年08月09日 08:33撮影 by  DSC-WX300, SONY
8/9 8:33
東には,常念岳から蝶ヶ岳の稜線。
西には笠ヶ岳。
2015年08月09日 08:34撮影 by  DSC-WX300, SONY
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8/9 8:34
西には笠ヶ岳。
北には槍ヶ岳。
2015年08月09日 08:34撮影 by  DSC-WX300, SONY
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8/9 8:34
北には槍ヶ岳。
南岳小屋に到着。槍平に下る前に,ちょっと大キレットを偵察に行ってきます。
2015年08月09日 08:42撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
8/9 8:42
南岳小屋に到着。槍平に下る前に,ちょっと大キレットを偵察に行ってきます。
獅子鼻岩から大キレットをのぞむ。残念ですが,またの機会に…。
2015年08月09日 08:45撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
8/9 8:45
獅子鼻岩から大キレットをのぞむ。残念ですが,またの機会に…。
こちらが大キレットへの下り口。ザレザレで滑りそうですね。
2015年08月09日 08:47撮影 by  DSC-WX300, SONY
8/9 8:47
こちらが大キレットへの下り口。ザレザレで滑りそうですね。
では,南岳新道を下ります。槍ヶ岳,さようなら〜。
2015年08月09日 08:47撮影 by  DSC-WX300, SONY
1
8/9 8:47
では,南岳新道を下ります。槍ヶ岳,さようなら〜。
この南岳小屋の幕営地まで,昨日のうちに来れたらよかったのですが,これはやっぱり無理だったでしょう。
2015年08月09日 08:51撮影 by  DSC-WX300, SONY
8/9 8:51
この南岳小屋の幕営地まで,昨日のうちに来れたらよかったのですが,これはやっぱり無理だったでしょう。
穂高連峰が,前穂以外ぜんぶきれいに見えています。本当に最高の天気です。
2015年08月09日 08:54撮影 by  DSC-WX300, SONY
8/9 8:54
穂高連峰が,前穂以外ぜんぶきれいに見えています。本当に最高の天気です。
カールのガレ場をジグザグに下ってきました。この先,再び尾根上にルートは戻ります。
2015年08月09日 09:17撮影 by  DSC-WX300, SONY
8/9 9:17
カールのガレ場をジグザグに下ってきました。この先,再び尾根上にルートは戻ります。
西尾根のコルからの西尾根上部。20才のころの年末,雪のこの尾根を登り下りしたことがあります。すごいナイフリッジでした。怖かった覚えはあるけど,よくこんな尾根を通ったなって思います。
2015年08月09日 09:25撮影 by  DSC-WX300, SONY
8/9 9:25
西尾根のコルからの西尾根上部。20才のころの年末,雪のこの尾根を登り下りしたことがあります。すごいナイフリッジでした。怖かった覚えはあるけど,よくこんな尾根を通ったなって思います。
笠ヶ岳が見えます。
2015年08月09日 10:04撮影 by  DSC-WX300, SONY
8/9 10:04
笠ヶ岳が見えます。
急な下り道でした。槍平まではもう少し。南沢を横切ります。まだ雪渓が残っていました。
2015年08月09日 10:40撮影 by  DSC-WX300, SONY
8/9 10:40
急な下り道でした。槍平まではもう少し。南沢を横切ります。まだ雪渓が残っていました。
槍平小屋まで下ってきました。ここでお昼ごはんにしようと思いましたが,日陰がないので,しばらく休憩して滝谷まで下ることにしました。
2015年08月09日 11:04撮影 by  DSC-WX300, SONY
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8/9 11:04
槍平小屋まで下ってきました。ここでお昼ごはんにしようと思いましたが,日陰がないので,しばらく休憩して滝谷まで下ることにしました。
滝谷出合。川原の涼しげな日陰に入って,カップ麺を食べました。
2015年08月09日 12:02撮影 by  DSC-WX300, SONY
8/9 12:02
滝谷出合。川原の涼しげな日陰に入って,カップ麺を食べました。
では,あとはただただ新穂高温泉まで歩くだけです。それにしてもいい天気。下るのは残念ですが,今回のリベンジはまたいつか。
2015年08月09日 12:40撮影 by  DSC-WX300, SONY
8/9 12:40
では,あとはただただ新穂高温泉まで歩くだけです。それにしてもいい天気。下るのは残念ですが,今回のリベンジはまたいつか。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 調理用食材 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ ライター 地図(地形図) 計画書 ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ ヘルメット

感想

今年のお盆休み,週間天気を見ていると,どうやら前半のほうが天気がよさそう。
そこで,休みに入るやいなや,1泊2日の山行に行ってきました。

実際に歩いたのは,新穂高温泉から槍平を経由して槍ヶ岳山荘でテント泊し,
翌日は,槍ヶ岳から大喰岳・中岳・南岳と縦走して,
南岳新道を槍平に下って,新穂高温泉に戻るというルートです。
でもこれは,当初の計画の半分も達成していませんでした。

ボクの山行計画は,1日目に槍ヶ岳からさらに南岳まで縦走して南岳小屋でテン泊。
2日目は大キレットから北穂・奥穂・西穂を縦走して,
新穂高ロープウェイで下山というものでした。
昨年,新穂高温泉から槍ヶ岳の日帰りをしたとき,しんどかったけど,
飛騨沢上部の登りもなかなか快調に足を運べたという印象だったし,
「テン泊で荷物はそれなりに重くなるけど,5月の涸沢ではもっと重くても調子よかったから」
と,こういう計画を立てたのです。

じつは,大キレットから北穂,さらに涸沢岳までの稜線は,
槍・穂高地域で残っているボクの未踏ルートです。
若いころに槍にも穂高にも何度も行きましたが,
縦走よりも岩登りが目的だったので,そのルートが残ってしまっていたんですね。
そこで今回,一気にその区間を踏破して,
さらに久しぶりに西穂の稜線を歩こうという計画を立てたわけです。

ところが実際には,1日目の飛騨沢上部の登りが本当につらくて,
こらえにこらえて休まず歩き続けたけど,
めまいがしてフラフラで,意識がもうろうとしている状態でした。
結局,槍ヶ岳山荘に着いたときに,
「もうこれ以上歩くのは無理だ〜」とここでテン泊することにしたのです。 

そこで,計画の全面的変更を考えなくてはならなくなりました。
翌日の行程が2時間以上増えたので,
西穂まで縦走して,ロープウェイで新穂高温泉に下りるのは断念せざるを得ません。

すると,第2のオプションは,大キレットを越えて,北穂・涸沢岳を越えて,
穂高岳山荘から白出沢を下降して,新穂高温泉へ戻るルートです。
これなら,未踏ルートを踏破できるけど、白出沢の状況が不安要素です。
それに,今日のこの体たらくでは,
この荷を背負って大キレットや北穂・涸沢岳を越えることができるのだろうか。

第3のオプションは,南岳まで縦走して,西尾根を槍平へ下降するルート。
最後のオプションは,このまま来た道を戻る…。

翌朝3時半に起きはしましたが,吐き気がして体調すこぶる悪し。再び横になりました。
この時点で,第2のオプションも断念。
結局,槍ヶ岳山荘のテン場を6時すぎに出発して,なんとか大喰岳・中岳・南岳を縦走して,
槍平に下って,新穂高温泉に戻ってくるルートを歩けただけでした。

ということで,南岳〜涸沢岳の未踏ルートの踏破はおあずけとなった今回の山行。
今後,槍〜穂高を一気に縦走するにはどうしたらいいか,懸案となりました。
一つは,小屋泊まりにして,もっと軽い荷ならなんとかなるとも思えます。
でも,小屋に泊まるのは好きじゃないからなぁ…。
とすれば,今よりもっと体力をつけて,重荷を背負っても登れるようにする。
今の「週2〜3回,計20km」ほどのランニングを,もっと質・量ともにアップさせるか。
でもこれも,仕事から帰った夜9時,10時に走っていることを考えると,簡単じゃありません。

まぁ,ともあれ,いつか必ず今回の計画ルートを歩きたいと思います。「山は逃げない」。
でも,ボクの体力は年相応に落ちていくわけですけどね…。がんばって鍛えよう!

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コメント

こんにちは
Mt_Uchanさん、こんにちは

当日同じルートを辿った者です。
槍ヶ岳に同じ時間に登っているようで
私の後ろがMt_Uchanさんだったようです。
*アクションカメラをつけている写真が自分です

飛騨沢をテント担いで登るのは大変ですよね。
自分も南岳新道から降りましたが、悪路で苦労しました
でも当日はお天気も良くて自分にとっては最高の山行でした。

これからも良い山行を
2015/8/11 17:56
Re: こんにちは
こんにちは,ryo8641さん。

やっぱりそうでしたか。
ryo8641さんの記録を見させてもらったときに,
「ちょうど同じような時間,このお顔にはなんとなく見覚えがあるような…」
と思っていました。

槍のてっぺんは人でいっぱいでしたね。
ボクは誰ともお話しすることなく,山頂での記念写真を撮っていただいて,
そそくさと下ってしまいましたが,
ryo8641さんも,ボクより少し後に下りられたんじゃなかったですか?

翌日も,ryo8641さんと同じルートをボクは歩いていたんですね。
ボクのほうがずっと遅い時間でしたが…。
お天気がよかっただけに,時間が許せば,もう1日山にいたかったですが,仕方ありません。

また,どこかの山でお会いできるのを楽しみにしてます。
そのときにはいろいろと山の話につきあってくださいね。
よろしくお願いします。
2015/8/11 18:20
槍でテン泊、エアライズ。カッコいいです。
Mt_Uchanさん、こんばんは。
テン泊を背負ってその体調でかなりペースが早いですね。さすがです。
さらに自分が登った木曜より暑そうですね。これで飛騨沢はキツい。

白出沢ルートで穂高までは、巻き道でアイゼンなしで行けれると
穂高小屋の人に電話で聞いたらおしえてくれました。
ただ浮石が多いので自分の判断で・・・とも言ってました。
疲れた体で下りで使うと危なかったかもしれませんね。

自分も小屋泊が苦手です、寝れません。
でもテン泊で自炊は重いし、稜線のテン場は早くつかないと混むし・・

お互い無事に帰ってこれてよかったですね。またいつか鈴鹿で。
2015/8/11 22:57
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