苗場山 数え切れないほどの池塘を擁する山頂台地
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- GPS
- 06:53
- 距離
- 19.6km
- 登り
- 2,175m
- 下り
- 2,174m
コースタイム
- 山行
- 6:26
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 6:46
天候 | 曇りのち雨。 朝の予報では、午後から晴れる予報であったが、前線の北上によって関東地方の梅雨入りとなった。翌日午前には北陸地方も梅雨入り。苗場山山頂では雨に降られなかったが、下山を開始した11時頃より本降りに。 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
手前は50台強だが、奥まで進むと全部で100台近く停められるのでは。一日1000円。昼間に係員の人に渡すのかと思ったが、不在だったので料金箱に入れるシステム。 駐車場までは、一車線の区間も多く離合に苦労することもあるので、注意して走行する必要がある。上りの通行の多い時間帯と下りの多い時間帯にズレがあるので思ったほど出合わないが、当日の午後の下りでは複数台とすれ違った。 かぐら第一高速リフトの登山営業 7月13日の土曜日~10月20日日曜日までの土・休日の朝6~8時までの間で、上りのみの登山リフトが開設されるそうです。大人2300円現金で約1時間の短縮という触れ込みです。駐車場でバスに乗りリフト乗り場まで進み、高速リフトに乗って下の芝の手前まで行くようです。土・休日にバスが目の前にあれば、乗りたくなるでしょうね。 詳しくは、かぐらスキー場で検索を。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
良く整備されている。 登山道に雪はありません。 かぐらスキー場の横を上がって神楽ヶ峰まで登る登山道は、急坂は無くてどちらかと言えば緩やか。 神楽ヶ峰からはいったん下って、最後は苗場山に向かって急坂。苗場山山頂付近は、木道が整備されていて、楽しい高層湿原歩き。 |
その他周辺情報 | 街道の湯 国道17号線を三国峠寄りに少し戻った所にある道の駅みつまたの近くの温泉施設。穴場です。 大人600円。アルカリ性単純温泉。アルカリ性なのでぬるっとした湯。露天風呂からは遠くの山の緑が見えて、ホッとする。 ホテルやなぎ 湯沢駅前のビジネスホテル。前泊で利用。近くに巻機山も有り、二つの山を登るため2泊した。素泊まりにして、夕食は湯沢駅周辺の美味しい店で飲んで食べ、朝は早立ちして登山口に到着することができるので大変便利。午前4時過ぎにはご主人に鍵を渡すことができたので、登山に好適な宿。630~の朝食込みの料金設定だが、登山の朝は利用し難い。 |
写真
鞍部までの下りの途中にあります。冷たくて、大変美味しかったです。ルートの直ぐ横にあるので、軽量化を計算できます。
この後、スマホのGPSが誤作動して位置情報がメチャクチャになり、警告音を連発してしまいます。苗場山山頂で復旧するまで58分間、登頂記録がパーになるのではと恐怖でした。
気温10度風速が10メートルの予報で体感温度が氷点下だったので、休憩料金500円を払って中で温まりながら食事をしました。
苗場山自然体験交流センターとあるので、ビジターセンターのような施設を想像していました。ここは靴を玄関で脱いで上がる必要があり、休憩料金がかかります。
感想
ご注意ください。GPSの時間は合っていますが、距離と登りの距離が間違っています。
雷清水から山頂までの登りの58分間の間に私のiPhoneのGPSの位置情報が勝手に暴走して、軌跡が空を飛んだり、谷に降りたりしています。雷清水までの登り8時28分までの距離と軌跡の記録は正確です。その後、山頂に居た9時26分にGPSが復旧して苗場山山頂の記録がつきましたので、それ以降の山頂付近及び下りの距離と軌跡は正確に記録されています。
したがって、58分間の誤作動によって、総距離、登りの距離、歩くペースが大きく異なっているほか、軌跡に一部不正確な部分がありますのでご注意下さい。各地点の通過時刻や通算総時間6時間46分は正確です。苗場山山頂で復旧しましたので、地形からくる電波の不具合だと思いたいです。別の山で再び起きるとスマホ単体に問題があるのかもしれません。
ちなみに計画では、総距離14キロ弱、登りの距離1200メートル強でした。本記録では、誤作動により距離20キロ弱と6キロオーバー、登りの距離は2200メートル弱と900メートルオーバーとなってしまっています。
この記録の一番下に、ヤマレコのモデルコースが載っていますので、時間、距離、軌跡を参考にしてください。
山中で関東地方の梅雨入りを追経験するという大変得難い経験をしました。翌日午前には北陸地方も梅雨入りしました。当日の天気予報は、昼過ぎから晴れるというものでしたが、私が雨雲レーダーで確認した際の雨雲の位置が北にずれると、少し雨が降るかもしれないと踏んではいました。
苗場山山頂に居た10時過ぎから雨粒を感じ、下山を始めてまもなく本降りになってしまいました。梅雨入り間近の前線の予想は予報官も難しい判断になると聞いたことがあります。つまり、天気予報は大外れ。すれ違った皆さんは一様に予報が全く違ってこんなはずじゃなかったといったうんざり顔でした。
苗場山は山頂直下の急坂以外は登り易い山だと思いました。山頂はたくさんの池塘が発達する高層湿原で、唯一無二の魅力があります。当日は気温10度で風速10メートル以上と体感温度は氷点下で駆け足で巡りましたが、前日の巻機山でのようなポカポカと暖かい日和にまた再訪できれば、遠くの山々を展望しながら楽しい高層湿原歩きができるだろうと思っています。
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