岳沢からの前穂高岳・奥穂高岳・涸沢岳 テント2泊3日の旅♪

2015年08月10日(月) ~ 2015年08月12日(水)

• GPS: 56:00
• 距離: 31.5km
• 登り: 2,234m
• 下り: 2,223m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:03
• 休憩: 0:06
• 合計: 4:09

7:56 大正池
8:21 田代池
8:48 8:49 田代橋
8:53 ウェストン碑
9:02 上高地アルプス山荘
9:33 9:34 河童橋
9:53 9:57 岳沢湿原・岳沢登山口
12:05 岳沢小屋

2日目

• 山行: 6:24
• 休憩: 4:44
• 合計: 11:08

5:17 岳沢小屋
7:37 7:50 紀美子平
8:15 8:46 前穂高岳
9:00 9:15 紀美子平
11:38 11:50 穂高岳
12:32 15:52 穂高岳山荘
16:04 16:17 涸沢岳
16:25 穂高岳山荘

3日目

• 山行: 7:21
• 休憩: 2:58
• 合計: 10:19

4:58 穂高岳山荘
5:11 5:28 涸沢岳
5:39 7:17 穂高岳山荘
8:51 9:08 涸沢小屋
9:16 9:23 涸沢ヒュッテ
8:29 8:31 本谷橋
11:22 11:25 横尾 (横尾山荘)
12:06 新村橋(パノラマ分岐)
12:17 12:30 徳澤園
13:12 13:13 明神館
13:21 13:41 穂高神社奥宮（明神池）
14:23 岳沢湿原・岳沢登山口
14:23 河童橋

今回、GPSにてログをとっていたのですが日毎に分割してしまっていたのでレコへのルートは手書きでの書き込みです

この工程を日帰りや1泊で廻られる方も多数いるようですが、私は気力も体力もヘタレなので2泊で計画しました

重太郎新道ですれ違った方から熊の目撃情報をいただきました

ザイテングラートでの下りでもすれ違いが多く時間がとられます

3日目の明神館より先は観光客にことごとく遮られるため必要以上に時間がかかっています

天候

晴れのち曇り時々雨

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー 自家用車

沢渡大橋に駐車後、大正池まで片道チケットを購入しバスにて移動しました
下山後は、バスターミナルより相乗りでタクシーに乗りました

帰りのバスは、かなり並んでいましたので相乗りにてタクシーに乗りました
4名乗車で1人1050円
この時期であれば、タクシー乗り場周辺ですぐ相乗りの相手は見つかると思います

コース状況／危険箇所等

バスターミナルにて登山届けを提出しました

その他周辺情報

下山後は、白骨温泉に寄ろうかとも思いましたが戻るのが面倒でしたので沢渡大橋にある「梓湖畔の湯」によって帰りました。
源泉かけ流し　露天風呂あり　720円

写真

8/10 7:42

今日は岳沢までの予定で時間に余裕があるので、まだ来た事のなかった大正池からのスタートです

8/10 7:49

逆さ焼岳
いきなりのこの景色です(*´ω｀*)

8/10 7:50

逆さ穂高
少し霞はじめていますがキレイです
大正池に来てよかった

8/10 8:08

こちらは梓川
水を触ろうと川に近づくと水がキレイ過ぎて水深がわからず、危うく靴が水没しそうになりました(＞＜)

8/10 8:17

森歩きもいい感じです

8/10 8:17

8/10 8:23

8/10 8:25

田代池
こちらの水もキレイです

8/10 8:34

8/10 8:38

再び河原へ降りてみます

8/10 8:53

田代橋

8/10 8:59

8/10 9:10

登山届けを出すためにバスターミナルへ立ち寄ります

8/10 9:18

登山相談所
こちらで登山届けが出せます

8/10 9:22

ターミナルに水場が有るので水の補給もしていきます

8/10 9:28

荷物預かり所
直通バスで来る人などが荷物を預けるんでしょうか
この建物の裏手にタクシー乗り場があります
帰りバスはかなり並びますので相乗りでタクシーが快適です

8/10 9:37

河童橋
ここまで来ると観光の人が多数でこの賑わいです(^^;

8/10 9:38

実際にここまで来ると登れるか少し不安になっちゃいます(^^;

8/10 9:57

岳沢への分岐

8/10 9:58

登山口

8/10 10:14

こんな感じで番号がカウントダウンしていきます

8/10 10:25

登山道はこんな感じです

8/10 10:37

天然クーラー　風穴
道中ここ以外にも涼しい箇所がいくつかありました

8/10 11:02

8/10 11:56

��
岳沢小屋までもう少し

8/10 12:06

岳沢小屋到着です
長野県遭対協のテントがあります
この日はテレビ番組の『山登り大好き』に出演されていた好日山荘の坊主で眉毛の凛々しいガイドさんが遭対協の隊員としていらっしゃいました
翌日は穂高岳山荘にいらっしゃいました

8/10 12:13

テン場はこの先なのでテントの受付を済ませてから少し登ります

8/10 12:16

小屋にも水場はありますが、テン場の下部にも水場があります

8/10 12:44

トイレは小屋まで降りないとありません
テン場利用者も無料ですがここまで降りてくるのが微妙に遠いので面倒です(^^;

8/10 12:48

小屋ではヘルメットの貸出しを行っていました

8/10 12:59

小屋到着時は入口に『カレーディ』と書かれた案内があったのでカレーを楽しみにしてましたが、ご飯が終わってしまったらしくナポリタンを注文
量は少なめでしたがメッチャ美味しかったです

8/10 17:21

昼過ぎから大粒の雨が降りましたが、夕方にはあがりました
雨上がり後、テン場の上部からのテン場の様子
水はけは良さそうです

8/10 17:34

平成25年まで紀美子平で使われていた道標が小屋に置かれています

8/11 5:30

2日目
昨日はガスってよく見えなかった焼岳・乗鞍方面がみえます

8/11 5:32

お花がいっぱい

8/11 5:38

序盤にすれ違った方に今朝、橋（ハシゴ？）のところで熊がいたとの情報をいただきました
結局、熊と遭遇することはありませんでしたが気をつけた方が良さそうです

8/11 5:52

イワイワし始めました

8/11 5:54

レコで何度も見かける長いハシゴ
長いですが傾斜が緩いのでなんてことないです

8/11 6:03

木製の階段もあります
昨日の大雨でまだ濡れています
滑らないように気をつけます

8/11 6:11

一部一方通行の部分があったようです
コレ見るまで気づきませんでした(^^;

8/11 6:14

西穂方面

8/11 6:14

8/11 6:15

カモシカの立場
いい眺めです

8/11 6:49

8/11 6:49

8/11 6:56

8/11 7:05

8/11 7:25

ようやく太陽が顔をだします

8/11 7:37

明神方面

8/11 7:37

今の所イイ眺めです(*´ω｀*)

8/11 7:40

8/11 7:41

鎖がついてますが、下りでは滑りそうです

8/11 7:44

紀美子平に到着です

8/11 7:53

ザックをデポして前穂高岳へ登ります

8/11 7:59

紀美子平を上からパチリ

8/11 8:00

8/11 8:12

8/11 8:26

前穂高岳山頂に到着

8/11 8:26

槍がよく見えます

8/11 8:28

8/11 8:28

前穂高岳北尾根を登っている方たちがいます

8/11 8:30

上高地が見下ろせます

8/11 8:31

山頂にいた方に撮っていただきました

8/11 8:34

北アルプス北部

8/11 8:40

吊尾根と奥穂高

8/11 8:41

やっぱり槍って絵になりますね(*´ω｀*)

8/11 8:42

山頂を満喫したので気を付けて下ります

8/11 9:19

前穂高の登り下りともに1度づつ石を落とされました
小さなものだったので大したことはありませんが、下りでは実際に体に当たりました
時間帯にもよると思いますがすれ違いも多いので慎重に進みたい所です

8/11 9:20

一息ついて奥穂へ出発！

8/11 9:27

吊尾根

8/11 9:36

吊尾根は岳沢側を歩きます

8/11 9:44

8/11 9:47

最低のコル

8/11 10:11

所々で涸沢側を見る事ができます

8/11 10:11

時折吊尾根を振り返ってみますが思った以上に遠ざかりません(^^;

8/11 10:19

岳沢

8/11 11:04

南稜の頭
ここまでくれば奥穂高岳はすぐソコです

8/11 11:05

山頂まであと少し

8/11 11:10

ジャンダルム
『上に人がいるのがみえますねー』
などと、近くにいた方と話をしていると…

8/11 11:14

『雷鳥だ！』
と、雷鳥を発見したのを教えていただき、暫く雷鳥さんの撮影会の始まりです

8/11 11:15

初めての雷鳥に慌ててピントが合ってません(^^;

8/11 11:15

ヒナが2羽いて、あちらこちらに好き勝手歩き回ります

8/11 11:15

親鳥が鳴いて呼び戻そうとしますが、1羽戻ってきません（笑）

8/11 11:15

なんせ初雷鳥だったのでとりあえず何枚もとってしまいます

8/11 11:16

8/11 11:16

それにしてもぜんぜん逃げません

8/11 11:17

8/11 11:18

岩場にこの柄では中々見分けがつきません
さすがですね

8/11 11:20

8/11 11:23

親鳥が上高地を見下ろしています

8/11 11:25

すると、少し離れたところに別の雷鳥の親子が！！

8/11 11:26

そしてそして、更に後ろから『雷鳥だ』の声が！
またまた、別の雷鳥の親子登場です

8/11 11:27

初めての遭遇がこんなにも大量に遭遇できてしまうとは感激です(*´ω｀*)

8/11 11:28

ヒナがうろちょろしまくっていて、何羽いたのは微妙でしたが、親3羽・ヒナは少なくとも4羽はいたかと思います

8/11 11:42

雷鳥ともお別れしようやく奥穂高山頂です

8/11 11:44

撮影会をしているうちに岳沢は真っ白に

8/11 11:50

穂高岳山荘へ向け出発

8/11 11:50

新穂高側はまだガスってないようですが

8/11 12:02

こちらも真っ白になりました

8/11 12:18

穂高岳山荘が見えてきました

8/11 12:25

私は高い所があまり得意ではなく観覧車なども得意ではないんですが、ココに至るまで思いのほか怖さはありませんでした

地に足がついていれば平気ってことでしょうか…(^^;

8/11 12:32

穂高岳山荘到着！

8/11 13:28

昨日はカレーを食べ損ねたので穂高岳山荘にてリベンジ！
このカレー、ほんっとに美味しかったです！(*´ω｀*)
おかわりしようかと思いました

8/11 13:36

小屋の右奥に外来用のトイレが有ります
宿泊者（テントも）は無料

8/11 13:40

8/11 13:41

水場
宿泊者（テントも）は無料です

8/11 13:41

涸沢

8/11 13:52

8/11 14:05

8/11 16:09

涸沢岳山頂

8/11 16:10

裏側は切れ落ちています

8/11 18:31

新穂高側のガスが少しとれて笠ヶ岳が見えるように

8/11 18:33

8/12 4:31

3日目
少し明るみはじめていますが、真っ暗な時間帯から奥穂高岳へ向かって登っています

8/12 4:33

8/12 5:02

8/12 5:06

8/12 5:16

昨日ぶりの涸沢岳

8/12 5:17

奥穂高岳と前穂高岳

8/12 5:17

奥に富士山も見えます

8/12 5:19

槍ヶ岳

8/12 5:19

8/12 5:20

8/12 5:27

8/12 5:28

8/12 5:28

8/12 5:41

8/12 7:15

受付時に7時までにテントを撤収してくれとの事だったので、テントをテントを撤収し

8/12 7:17

下山開始！

8/12 7:20

登って来る方が多数で時間がかかります
この時期は仕方ないですよね…(^^;

8/12 7:28

8/12 7:55

8/12 8:53

涸沢小屋

8/12 9:00

お決まりのソフトでエネルギー補給

8/12 9:18

涸沢ヒュッテから穂高岳山荘が少しだけみえます

8/12 9:19

吊尾根

8/12 9:21

8/12 9:21

8/12 9:23

涸沢ヒュッテ入口

8/12 9:24

パノラマコース（屏風方面）は残雪の為通行禁止のようです

8/12 10:29

本谷橋

8/12 10:31

本谷橋

8/12 10:36

屏風岩

8/12 11:22

横尾山荘

8/12 12:19

徳澤園
お決まりのソフトでエネルギー補給
3度の酒より甘い物(*´ω｀*)

8/12 13:12

明神館

8/12 13:13

8/12 13:16

明神橋

8/12 13:22

穂高神社奥宮に来てみました

8/12 13:24

お金を払い明神池にも行ってみます（300円）

8/12 13:26

・・・・

8/12 13:26

・・・・

8/12 13:29

・・・・

8/12 13:31

観光客が邪魔くさい（狭いのにすれ違いで待たない）うえに特に特別感がありません
お金を払わなくても同じような景色は辺りにいくらでもあります(^^;

8/12 13:41

今回の無事の感謝と縁結び（笑）をお願いして帰ります

8/12 13:50

サル

8/12 13:50

サル

8/12 13:52

サルがいっぱいです
普通に道を歩いています
逃げる気配なくこちらに向かってすれ違うので、今回の山行中で一番怖かったです（笑）

8/12 14:23

岳沢分岐まで戻って来ました

8/12 14:33

8/12 14:41

河童橋まで無事戻って来ました
あの山を超えて来たという達成感でいっぱいです
有難うございました

撮影機器：

NEX-6 SONY

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 サンダル ザック ザックカバー 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ ポール テント シェラフ ヘルメット

感想

__a_o_zo_ra_

沢渡駐車場への道中でテントマットを忘れたことに気づきどうしようかと思いましたが、この時期寒くて死ぬことはないだろうと思いテントマットなしでの山行でした

いま思えば、ザックがいつもより余裕があったのでパッキングが上達したのかなーなんて思った時点で気づくべきでしたね(^^;

しかし、思いのほかテントマットがなくても寝れるもんですね
まだまだ軽量化の余地はあるってことでしょうか

心配していた重太郎新道は岳沢で泊まり元気なうちに登ったせいか思っていたよりはスムーズに登れた気がします

紀美子平からの前穂高への往復共にすれ違いの為の待ち時間で思うように進めません
小さな石も2度ほど落とされましたので注意が必要です

紀美子平から奥穂高への道中は体力的に地味にキツく感じました


普段テント装備の時はトレッキングポールを使用していたので、下山時には使用するかもと思い持参しましたがザックから1度も外すことなく結果的には只の重りとなりました(^^;



吊尾根の一部






穂高岳山荘テント場からタイムラプス撮影

コメント

masa0633

拝見させて頂きました。
あの時、前穂で一緒になったおやじです。あなたのヤマレコを見て一緒になった方だと思い拝見させて頂きました。私は、5月に奥穂高を目指しましたが涸沢ヒュッテで断念、途中釈由美子さんにも抜かされました（帰って来てＧＷの釈さんのブログを見て気づきました）体力の無さを実感し夏に逆から奥穂に行こうと思い上高地から入り奥穂涸沢経由で帰ってきました。私は、北アルプスに10回程訪れていますが初めて雷鳥を見ました感動です。でもその後ガスったのは残念だったですね。私は群馬からです。またどこかの山でお会い出来れば良いですね。

__a_o_zo_ra_

Re: 拝見させて頂きました。
コメントありがとうございます(^^)

もしかして、雷鳥を見つけてくださった方ですか？

あの時は雷鳥を見つけていただいてありがとうございました！
自分だけでは見つけることは出来ず、ただ素通りしてしまっていたと思います(^^;

またどこかの山でお会い出来たらよいですね(^^)