梅雨の晴れ間に冠山で絶景を望む☆林道では大熊に遭遇!
- GPS
- 03:19
- 距離
- 5.1km
- 登り
- 440m
- 下り
- 438m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※岐阜県側の林道は通行止め |
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備されているもアップダウンが多い。山頂北壁の岩稜帯にはロープあり、雨後は濡れているので慎重に。 |
その他周辺情報 | 冠壮温泉、カズラ橋に隣接して「道のオアシス フォーシーズンテラス」今春オープン https://www.e-ikeda.jp/eat/p004546.html |
写真
感想
この日の早朝は山々の上部が雲に覆われているが午後になれば晴れる予報だ。北に行くほど天気は良さそうだが越美国境はどうだろうか。千mを越えれば少しは気温が下がるだろうと冠山へ向かうことにする。
武生のR8バイパスから岐阜県境を眺めると稜線は雲に覆われている。池田町のR417冠峠トンネル(昨夏に開通)手前から冠林道に入る。峠のトンネルが開通すれば林道は進入禁止になるかと案じていたそうでもないらしい。岐阜側は落石で通行不可だが福井県側は通行できるようだ。しかし雨後のせいか10cm前後の落石がヤケに多い。避けながら峠に到着すると、辺りのガスは抜けていたが冠山の烏帽子姿は見え隠れしている。
ちょうど神戸ナンバーのご夫婦が出発されるところであった。冠山は4年前の紅葉期に金草岳とセットで登って以来となる。小刻みなアップダウンと蒸し暑さの影響か息が続かず、昨夏もそうだったと休み休み進んで行く。山頂のシルエットは相変わらず見え隠れする天候だ。
冠平では8人パーティーが休憩しておられる。自分もここで軽く昼食を摂っているとたちまち辺りは真っ白になる。やがて青空が見え始めたので急いで山頂に向かう。折しも神戸ナンバーのご夫婦が降りて来られた。ニッコウキスゲのことを気にしておられる。越美国境ではもう滅多に見られなくなったこと、鹿が増えすぎて植生が激変していることなどをお話ししてお別れする。
さて山頂北壁の岩稜帯はどうか、雨後で滑りやすいが慎重に登れば問題ない。小広く細長い山頂台地では南側に絶景が広がっている。笹百合と穂ツツジが健気に咲いていた。冠平からは休む間もなくガスが立ち上がり空に消えていく。先ほどの団体さんと入れ違いに下山に取り掛かる。山頂はガスに包まれてしまったようで団体さんも続いて降りて来られる。同時にロープを持たれるので離れるようにお願いする。団体のおばさまたちに怖いものはないようだ。
峠近くではもう15時前というのにサングラスを掛けた30代と思しき単独女性とすれ違う。ご挨拶するが目も合わさず完全スルー。まあ事情はいろいろあるだろうが、きっとこういう女性がと御在所岳の逆切れ遭難事案を思い出す。
車で林道を下って行くと道端では黒い大きな動物がうごめいている。数mの距離なのにこちらを気にもせず何かを啄んでいる。1m越えの熊だった。向かって来やしないかハラハラしながら写真を撮る。やがて大きな熊は谷側に消えていった。
お疲れ様です。中でもクマの写真はチョー貴重です。
クマさんは捕食に一生懸命でこちらを気にもしません
子熊の目撃情報もあるので、この辺りを縄張りにしているのでしょう
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