大菩薩周辺にて また君🌸に会えてよかった

2024年06月29日(土) [日帰り]

• GPS: 06:21
• 距離: 12.2km
• 登り: 789m
• 下り: 1,009m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:29
• 休憩: 0:49
• 合計: 6:18

距離 12.2km 登り 789m 下り 1,009m

8:47 上日川峠
9:04 福ちゃん荘
9:54 10:01 雷岩
10:13 神部岩
10:26 10:27 賽ノ河原
10:31 親不知ノ頭
10:41 10:43 大菩薩峠
11:00 11:01 熊沢山
11:19 石丸峠
11:26 天狗棚山
11:36 狼平
12:17 12:29 小金沢山
12:55 12:58 牛奥ノ雁ヶ腹摺山
13:09 13:10 パノラマ岩
13:42 日川林道横断地点
14:39 15:01 すずらん昆虫館前
15:05 ゴール地点

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

JR中央線甲斐大和駅からバスで上日川峠へ
帰りはすずらん昆虫館前からバスでJR中央線甲斐大和駅へ
※バスはこの時期は土日祝日のみで5往復/日　7月22日から平日も運行（3往復/日）
https://eiwa-kotsu.jp/media/root_1_tt.pdf

コース状況／危険箇所等

よく整備されている
石丸峠から小金沢山にかけては岩や木の根で滑りやすい所あり。転倒注意。

写真

上日川峠からスタートです

唐松尾根を登ります

雷岩はしっとりした景色

カマツカはとっくの昔に完全終了

ズミもとっくの昔に完全終了

ヤマツツジがとても色濃く映えています

ナナカマド　点々と咲いていて目を楽しませてくれたのですが近くに寄れる子はいませんでした

サラサドウダンがあちこちで目を楽しませてくれました

鈴なり

稜線沿いでずーっと咲いていてくれました

霧の濃い光景にとてもよく似合っていました

会えました！ニョホウチドリ！！
ちょうど咲き始めたようです

昨年観察できた場所にはその姿がなく、食害？盗掘？とがっかり…
昨年はその1個体しか見かけなかったので、もう大菩薩では会えないのだなぁ…とあきらめムードで歩いていたのですが

それが、こうして（違う場所ですが）健気に生き残っていてくれているとは！
美しくその姿を現してくれるとは！！

いやぁ、よかったよかった。これからも生き残って少しづつ仲間を増やしてほしいなぁ。
盗掘、ダメ、絶対！鹿さんも遠慮してね。

先週、会ったハクサンチドリとは異なり、唇弁が丸くて柔らかな印象です。ニョホウチドリとはうまいこと名前をつけるものです

ニシキウツギがところどころ

ウマノアシガタ　まだほとんど始まっていない感じ

レンゲツツジが美しかった

いい景色だねぇ

シャクナゲは何時咲くのでしょうか？

こういう道大好き。どこまでも歩いていきたい

オガラバナ　先週、池の平湿原周辺では見逃したので、会えて嬉しいです。カエデの仲間としては珍しく上向きに花が咲きます

オオイタヤメイゲツの実　大菩薩周辺はオガラバナとともにオオイタヤメイゲツも多いなぁ

牛奥ノ雁ヶ腹摺山山頂も霧の中

このまま黒岳方面に歩き始めたのですが、視界が100mくらいしか無く、雲も低そうで、急にやる気を無くし、すずらん昆虫館へ下ることにしました。
当初の予定では、黒岳であるお花をチェックしたかったのですが‥。来年に課題を持ち越しです。

ヨツバヒヨドリはこれからです

キバナノヤマオダマキ

ヤマオダマキ
あちこちで咲いていました

ノリウツギでしょうか？

ハナチダケサシ　これからです

ハコネウツギ

コゴメウツギ

テリハノイバラでしょうか？環境と托葉の形、葉の色ツヤなどからそう判断しました

イボタノキ

クサタチバナ　大きな群落がありました

君は誰だい？

ツクバネソウ

サワギク

ギンリョウソウ　皆でつるんでいてチョット怖い

アヤメ

シモツケ　上の方は全く始まっていなくてバス停近くまで降りてきてやっと咲き始めていました

感想

pukalahu

大菩薩ではツツジやらシャクナゲやらがわんさか咲いているところを見たことがなくて、そんな花々が咲いているところを見てみたいと春と夏の端境期を選んで歩いてみました。

サラサドウダンがまさにドンピシャで尾根沿いに延々とその姿を見せてくれました。ナナカマドもポツポツと咲いていて楽しませてくれました。でも、コヨウラクなどもう少し多くのツツジ類の姿を見たかったなぁ。あとシャクナゲ類はいったい何時頃だと楽しめるんでしょうかねぇ…

もう一つ、密かに期待していたのがニョホウチドリ。
昨年は1個体しか会えなかったので、まずダメだろうなと思いつつ一縷の望みをかけていました。
昨年、出会った場所ではなんと株そのものが見当たりません。食害か盗掘かはわかりませんが跡形もありません。「あー、もう大菩薩では会えないんだなぁ」とがっくりです。
気を取り直して「昔だったらこんな場所に点々と咲いていたんだろうなぁ」と思われる箇所をとぼとぼと歩いているとなんか目の端に桃色の影が！
「あー、いたぁ！　会いたかったよぉ〜！！」と一人で勝手に再開を喜んだのでした。
どうかひとつ盗掘や食害に負けず、少しづつでも個体数を増やしてほしいなぁ。花の大菩薩に戻って欲しいなぁ。