阿弥陀岳・中央稜〜御小屋尾根

2024年06月29日(土) [日帰り]

• GPS: 09:22
• 距離: 11.4km
• 登り: 1,248m
• 下り: 1,247m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:42
• 休憩: 0:42
• 合計: 9:24

7:01 舟山十字路
7:36 7:36 南稜広河原取付
8:36 8:45 中央稜取付
12:30 12:32 西ノ肩
12:36 12:36 西の肩（岩場）
12:38 12:39 阿弥陀岳
12:50 13:08 西ノ肩
14:13 14:24 不動清水
15:07 15:07 御小屋山
15:27 15:28 美濃戸口・舟山十字路分岐
16:25 舟山十字路

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

船山十字路駐車場（15台、無料）

写真

6/29 6:58

船山十字路駐車場

6/29 7:01

ゲートを脇から抜けて出発

6/29 7:04

御小屋尾根分岐．真っ直ぐ進み中央稜に向かう

6/29 7:11

暫く林道歩きが続く

6/29 7:11

林道脇にアヤメが咲いていた

6/29 7:34

広河原橋

6/29 7:38

南稜分岐

6/29 7:48

広河原沢の右岸沿いに進む

6/29 7:49

イブキジャコウソウ

6/29 7:51

シロバナノヘビイチゴ

6/29 7:56

広河原沢の1回目の渡渉

6/29 7:56

渡渉点．昨日の雨を心配したが水量が少なく石を踏んで渡ることが出来た

6/29 8:11

広河原沢の左岸沿いに進む

6/29 8:20

2回目の渡渉点．水量が多く靴のつま先が水に浸かる

6/29 8:26

中央稜二股分岐

6/29 8:30

中央稜二股の札．裏返すと「なめんなよ」のメッセージ

6/29 8:40

どちらからも行けるようだが、今回は右ルートを選択

6/29 8:58

ここから急登が始まる

6/29 9:10

財産区境界標柱

6/29 9:20

もう少し登れば傾斜が緩くなる

6/29 9:44

標高2190m付近の尾根道

6/29 10:26

樹林を抜けて草原の急斜面を登る

6/29 10:57

岩壁が現れた

6/29 11:00

この岩壁の上に中央稜のルートがある

6/29 11:02

岩壁の下を右にトラバース

6/29 11:05

右から回り込みながら急坂を登って行く

6/29 11:10

樹林を抜け岩壁の上に出た

6/29 11:22

標高2550m付近．ここから西ノ肩までの標高差200mがキツイ

6/29 11:24

ハクサンイチゲ．花を見ながらゆっくり登る

6/29 11:24

タカネシオガマ

6/29 11:27

標高2610m付近の草付きの急斜面

6/29 11:33

シャクナゲが咲いていた

6/29 11:34

尾根に出る．西ノ肩の道標が見えた

6/29 11:43

ミヤマダイコンソウ

6/29 11:48

タカネシオガマ

6/29 11:50

ハクサンイチゲ

6/29 11:53

標高2690m付近．少しずつガスが晴れて来た。御小屋尾根の稜線が見える

6/29 11:59

ガスの晴れ間に西の肩の道標が見えた

6/29 12:03

晴れていれば、この奥に阿弥陀岳の山頂が見えるのかも知れない

6/29 12:03

岩壁の下側を左にトラバース

6/29 12:04

西ノ肩までもう少し

6/29 12:08

標高2700m付近．這松とシャクナゲを掴んで、一歩ずつ進む

6/29 12:21

コイワカガミの群生

6/29 12:22

このピークの裏が西ノ肩．左から巻いて登る

6/29 12:23

よく頑張りました

6/29 12:26

西ノ肩に到着

6/29 12:27

下から見えた西ノ肩の道標

6/29 12:27

阿弥陀岳山頂に向かう

6/29 12:29

ガスの中に摩利支天の岩峰が見える

6/29 12:33

摩利支天の岩場．補助ロープがある

6/29 12:33

「行場 敬愛社」と彫られた石板が埋め込まれている

6/29 12:34

この岩の左に梯子がある

6/29 12:34

鎖に摑まりながら鉄梯子に足を掛け慎重に下る

6/29 12:35

阿弥陀岳の頂上がガスの中にぼんやり浮かぶ

6/29 12:35

摩利支天岩峰（犬返し岩）の裏側

6/29 12:37

阿弥陀岳山頂に到着．山頂は広い平地になっている

6/29 12:37

登山者が二人．残念ながらガスっていて展望ゼロ

6/29 12:41

この岩山の下側をトラバースして西ノ肩に戻る

6/29 12:51

ガスが晴れて来た

6/29 13:04

御小屋尾根を下る

6/29 13:05

補助ロープがある

6/29 13:06

アルミ梯子を下る

6/29 13:07

6/29 13:07

急坂の下りが続く

6/29 13:07

ハクサンイチゲ

6/29 13:09

ガスが晴れて御小屋尾根の稜線が見える

6/29 13:14

西ノ肩を振り返る

6/29 13:27

ガスの晴れ間から原村方面の街並みが見える

6/29 13:28

岩場を下る

6/29 13:37

展望台

6/29 13:38

展望台から西ノ肩を望む

6/29 14:10

不動清水分岐

6/29 14:13

不動尊

6/29 14:16

水場．とても冷たく美味しい水です

6/29 14:22

ここにも不動清水の入口があった。不動清水から登り返さなくても、トラバースしてここに出られるようだ

6/29 14:40

標高2160m付近の鞍部

6/29 14:54

レンゲツツジが咲いている

6/29 15:05

御小屋山

6/29 15:06

船山十字路と美濃戸口の分岐

6/29 15:16

なだらかな下りが続く

6/29 15:23

ギンリョウソウが群生している

6/29 15:29

諏訪大社奥社分岐

6/29 15:48

標高1800m付近で尾根を東にトラバースして谷に下り、南側の船山十字路に向かう尾根に乗り換える

6/29 15:50

標高1840m付近の平坦な尾根道

6/29 15:51

ササバギンラン

6/29 15:51

虎尾神社分岐

6/29 15:51

その横に虎姫神社の道標

6/29 15:56

標高1810m付近の林道

6/29 16:10

左に曲がる

6/29 16:10

もう直ぐ船山十字路

6/29 16:20

中央稜分岐に戻ってきた

6/29 16:22

ゲート

6/29 16:22

駐車場には未だ数台の車があった

撮影機器：

COOLPIX W300 ニコン

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ

感想

terra

高速道路を走っている時は、まだ雨パラついていたが、船山十字路に着いた時には雨は上がっていた。
中央稜を登り御小屋尾根を下る周回コース。船山十字路の駐車場を7時に出発した。始めはなだらかな林道歩きが続く。広河原の南稜分岐を過ぎると渡渉が2回ある。最初の渡渉は水が少なく石を踏んで簡単に渡れた。2回目の渡渉は水量が多く水の中に石が沈んでいたため、少し靴のつま先を濡らしてしまった。
川を渡り草原を進むと二股の分岐に出る。どちらからも行けるようだが、今回は右側のルートを選択した。中央稜取付きからは、西ノ肩まで高度差800mの急登が始まる。境界標柱と木の幹に塗られた赤いペンキを目印に、岩が転がる急坂をジグザグと登って行く。標高2120m付近で少し傾斜が緩くなる。樹林の中で霧のような雨が降ってきたが、ザックカバーのみでカッパは着けなかった。標高2200m付近から再び急登が始まり、標高2300m付近で樹林を抜けると草原の急斜面となる。標高2400m付近まで登って行くと前方に岩壁が現れた。岩壁の下をトラバースし、右に巻きながら所々岩肌が現れた急斜面を登り樹林をトラバースすると岩壁の上に出た。西ノ肩まで高度差はあと250m。厳しい急登が続く。標高2580m付近で樹林を抜け這松の尾根に出ると、ガスの中にぼんやりと西の肩の道標が見えた。岩壁の横で追い抜かれた女性のシルエットも見える。這松とシャクナゲに摑まりながら登って行くと、男女4人組のパーティとすれ違った。彼らは南稜から登り、この中央稜を下っているようだ。「中央稜が一番キツイ、南稜の方が楽だ」と言っていたが、この中央稜を下る気にはとてもなれない。西ノ肩に着いたのは12時30分で中央稜取付から4時間弱掛かった。
西ノ肩から阿弥陀岳山頂に向かう。最初の岩稜のピークを右から巻くと露岩の斜面が現れる。補助ロープを使って登ると摩利支天の岩峰の上に出る。横に鉄の梯子があり、鎖に摑まりながら慎重に梯子に足を乗せて下る。這松の中を進むと広い山頂に出た。西ノ肩から5分程で付いた。二人の登山者が居たが、残念ながらガスっていて展望は無い。
西ノ肩で休んでいるとガスが晴れて来て、陽も差してきた。ほとんど風もなくのんびりと昼食をとり、御小屋尾根方面に13時頃下山した。中央稜もきつかったが、下ってみると御小屋尾根も結構キツイ。どうやら楽なルートは無さそうだ。標高2296mまで下ると不動清水分岐の道標があった。不動清水まで下り冷たい水を汲んできた。とても冷たく美味しい水だ。不動清水の分岐まで戻り少し下ると、また、「不動清水入口」の立札がある。どうやら、不動清水の分岐まで登り返さなくても水場からトラバースしてここに出られるようだ。不動清水の分岐を過ぎると傾斜が緩くなる。船山十字路の駐車場に4時25分に着いた。