和名倉山
- GPS
- 07:19
- 距離
- 19.4km
- 登り
- 1,907m
- 下り
- 1,990m
コースタイム
12:02二瀬分岐-12:16和名倉山-12:31二瀬分岐-13:17標高1684m付近-
13:47造林小屋跡-14:18電波反射板跡-15:12秩父湖つり橋-15:31秩父湖バス停
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
秩父鉄道観光バス川又線 (川又線は2010.09.30で廃止されました。 代わりに市営バス川又線 http://www.city.chichibu.lg.jp/menu3243.html が運行されています。) |
コース状況/ 危険箇所等 |
ヤマレコユーザのabelpapaさんの記録を参考にさせていただきました。 http://homepage3.nifty.com/~abel/yama08/wanakura0811.html |
写真
感想
蒸し暑いだろうなとは思ったのですが、予報では雨もたいして降らないようだったので前から行くつもりにしていた和名倉山へ行ってきました。
川又のバス停から階段を下り、前日の雨の影響か水量が多めの荒川をつり橋で恐る恐る渡ります。まずは沢沿いにつづく踏み跡をたどりました。葉もだいぶ茂っているのでちょっと薄暗いです。踏み跡が沢から離れてしばらく歩いた箇所ではっきりとした道にたどりつきます。歩きにくくはないのですがとにかく蒸し暑くて汗が滝のようにでます。標高1250m〜1750m辺りではスズタケが繁っているのですが、しっかり刈り払われていて現時点では楽に歩けました。あと1762mのピークから川又分岐まではトラバースする道をだらだらと歩かされます。ここは思ったよりも歩きにくくて疲れました。川又道は分かりやすいとはいえない箇所もありますが、赤テープがたくさんあるので丁寧にたどりさえすれば川又分岐までたどり着けました。
川又分岐のあとはなだらかなみちを歩いて和名倉山頂です。途中の千代蔵ノ休場が唯一開けていて周りを見渡せる場所なのですが今日の天気では、ほぼ見えず。この後二瀬分岐から秩父湖のほうに降り始めたところで今日唯一の人とすれ違いました。さらに進むと、苔むした奥秩父らしい場所が北ノタルまで続きます。このあたりはなかなか雰囲気が良くて、今日一番の素敵な場所でした。
二瀬側の標高1700m〜1550mあたりはスズタケが繁っている箇所で注意を促していたりしますが、今のところはふみ跡もしっかりあり楽に歩けました。むしろその前後の箇所のほうが足場があまり良くなく歩きにくかったです。造林小屋跡のあたりで急にガスがでてきて視界があまりなくなってきて、ちょっとどちらに進んでよいか迷いました。本来進むべき斜面と反対側にはっきりとした道があったので少し歩いてみたのですが、明らかに違う方向に進んでいくので造林小屋跡に引き返してきました。小屋跡をそのまま先に進むと森林軌道跡が見つかり進む方向がわかってほっとしました。この先は森林軌道跡を歩くことになります。ここから電波反射板跡あたりまでは尾根を迂回するように道がつけられているので遠回りになるのですが、水平でやや広め道だったので歩きやすくて楽ができました。
電波反射板跡から降りる箇所がわからずいい加減に歩いてしまいましたが、しばらくうろうろしているうちにちゃんとした道にたどり着き後はひたすら尾根を降るだけです。この降りは700m位ひたすら降るので、足も疲れるし汗だくになるしで秩父湖のつり橋が見えたときはほっとしました。
が、この秩父湖のつり橋が思ったよりも長くて、今日一番怖かった場所でした。
写真で見る限りそんなに怖そうな吊橋には見えないような… ^^;
四国徳島にかずら橋という木で編んだような吊橋(現在は観光地化されています)があるのですが、
私が子供の頃のこの吊橋、木で編んであるので、足元も隙間だらけ。
スリムな体型の方は間から簡単に落ちるような橋でした。
やはり何度が転落死亡事故が起き、数年前に訪れた際は昔のような隙間はなくなり、安全に渡れる橋となっていました。
嬉しいような、寂しいような… ^^;
すみません、吊橋で思いだしてしまいました。
蒸し暑いなかお疲れ様でした ^^
yshikoronさん、こんばんは
そういわれてみれば事前に読んだ和名倉山の山行記録では、あの吊橋のことを怖かったと書いている方はいなかったような気がします。
え〜と、あの吊橋の何が怖いって湖の上に渡してある橋を171mも歩くことです!
私は、生まれも育ちも海の無い埼玉県なので水関係がすごく苦手なのです!!
(って埼玉のせいにしてますが、要は泳げないってことです...)
奥多摩湖の浮橋も苦手なのですがあれは落ちても直ぐに掴めそうなものが浮いているのでまだよいのです。
この秩父湖の吊橋は171mあるので途中で落ちた時点で即アウトなのです!
何故か落ちるのが前提になってますが... ^^;
秩父湖にはさらに長い200mの吊橋もあるのですが、登山口へのルートがそっちじゃなくて本当に良かったです。^^
秩父湖の吊り橋はどちらも木板なのですがつくりはしっかりしているし左右にも網がはってあるので、実際のところ危険は無いと思います。なので、普通の方は大丈夫だと思います。
葛橋って小説等の題材にも幾つか使われているので存在は知っていたのですが本当に転落してしまう人がいるのですね。だからといってただの安全な橋にしてしまうのはやや複雑な気分ですね。
そういえば和名倉山もあまりに遭難者が多いのですこし登山道を整備した山でした。ちょっと葛橋の話に通じるものがあるかもしれませんね。
ただ山の場合は、ほんのちょっとしたことで直ぐにまた元の怖い場所となりうるので同じように観ることはできませんけど。
そうそうyshikoronさんに教えていただいた素敵な場所にもいずれ行けるようにちょっとずつ下調べしてます。ただ、思うのですがああいういい場所は一人で行くのはもったいないような気がしてしまいます。^^
愛する人と行きましょう〜〜
yshikoronさんは、いっつもパートナーさんと一緒でほんとにうらやましいです。
わたしもたまにはそんな山歩きをしてみたいのですが、そこにいたるみちのりはちょっと(いやだいぶ?)遠そうです
まあ、いずれはということで...
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