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Yamareco

記録ID: 6987691
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日高山脈

幌尻岳 幾多の渡渉を経てたどり着く日高山脈の主峰

2024年07月03日(水) ~ 2024年07月04日(木)
 - 拍手
hirocroc その他11人
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
18:28
距離
29.1km
登り
1,828m
下り
1,839m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:14
休憩
0:00
合計
5:14
9:09
44
9:54
9:54
98
11:33
11:33
172
14:25
2日目
山行
7:13
休憩
0:34
合計
7:47
14:25
92
6:15
6:30
104
8:14
8:16
3
8:46
9:04
6
10:59
11:00
92
12:32
3日目
山行
4:28
休憩
0:00
合計
4:28
12:32
146
7:14
7:14
90
8:44
8:45
31
9:16
9:16
1
9:17
ゴール地点
天候 曇り基調。

1日目は、陽が射す時間もある。

2日目の行動中には2度の通り雨。
幌尻岳山頂では、風が穏やかで遠くまで展望がある。ガイドの森下さんの的確な判断により予定よりも30分早立ちしたことによって、山頂では雨やガスに遮られることなく、好天望が得られました。私達が下り始めて直ぐに山頂付近はガスと雨に覆われてしまいました。

3日目の下山中に陽が射す。
過去天気図(気象庁) 2024年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
ハローポーターが主催するツアーに参加して参加者9人、ガイド・ポーター3人の総勢12名で行動。参加者3人ごとに1人が付く感じだと思います。
千歳市内のホテルから早朝にピックアップしてもらい、とよぬか山荘駐車場に車を停めて、シャトルバスに乗り換え。完全予約制のシャトルバスは50分弱で第2ゲートまで移動する。
そこが幌尻岳登山口になっており、8キロの林道歩きに続き20回弱の渡渉の連続の後に幌尻山荘に到着。
コース状況/
危険箇所等
第2ゲートからは8キロの林道歩きで北電取水施設へ。
北電取水施設から幌尻山荘までは20回弱の渡渉の連続で、増水すると大変危険なため山行の中止を呼びかける看板がかかっている。
渡渉には、底がフェルトの沢靴が適している。膝上まで水がくるが、すり足で足場を確認しながらストックは川上側にさして上流側に足先を向けて進む。段差のある場所などで左右のどちらの足で踏むかは、その次のステップも考えておく必要がある。
渡渉中の事故が多く、死亡事故も発生している。重い荷物を持ったまま、転倒すると頭を打って重大事故につながります。ヘルメット、ダブルストックが必須だと思う。

幌尻山荘から幌尻岳山頂までは急な箇所はあるが、危険箇所はない。
稜線に上がると、風をもろに受けるので、強風の時は注意。
その他周辺情報 幌尻山荘
1泊3000円。ホームページからの予約が必要。前年の12月15日0時頃に予約が開始されるが、ツアーや団体の予約が多く直ぐに予約枠が埋まる。その後、キャンセルが多く出るので、こまめにホームページをチェックすると割と空きが出てくる。7月の予約も、1~2週間ぐらい前の直前でもだいぶ空きが出ていた。もっとも、1週間以内になって雨予報があると大事をとってキャンセルする人は少なからずいると思う。
沢が増水して通行困難になると、シャトルバスが運休することもある。
寝具、食事ともに持ち込みが必要。薄めではあるがマットが備え付けてある。
水場は、水量豊富だが、飲用は自己判断。浄水器を通したり、煮沸するのが推奨されている。
バイオトイレは水量により24時間使用可能な日と、簡易トイレブースしか使用できない時がある。バイオトイレ代として、1泊1000円がかかる。簡易トイレブース使用時は、処理料500円。
簡易トイレブースは、北電取水施設前と幌尻山荘の2箇所。

https://www.town.biratori.hokkaido.jp/soshikikarasagasu/kankoshokoka/kankoshokokakari/1/3/2/414.html

ハローポーター
山岳ガイド会社。北海道の全ての山域で、四季に渡りガイドを務める。
今回は、千歳市内のホテルから登山口までの車移動、シャトルバスの予約、沢靴沢靴下のレンタル、渡渉のアシスト、幌尻山荘の宿泊、山行中の食事5回、浄水の供給、幌尻岳への登り降りのガイド、下山後の日帰り温泉と昼食への車移動、新千歳空港までの送迎、写真の提供など至れり尽くせりの内容で、大変お世話になった。単独の方の申し込みが多かったがパーティとして楽しく登山ができ、幌尻岳登山特有の予約が難しいなどのアクセスの困難さをフルカバーしていただき、大変満足度の高い登山となりました。

http://www17.plala.or.jp/h-porter/

びらとり温泉 ゆから
日帰り温泉。大人500円。露天風呂有り。ナトリウム・カルシウム・塩化物強塩性冷鉱泉。
併設するレストランでびらとり牛のステーキなど、美味しい食事もできる。

http://www.biratori-onsen.com/
とよぬか山荘のシャトルバス時刻表。
8時のシャトルバスに乗り、所要50分弱で第2ゲートに。
完全予約制であり、シャトルバス以外は車も人も通行不可。
したがって、1日の登山者に枠がある。
幌尻山荘に1泊するか2泊するかの違いはあるが、幌尻山荘の収容人員枠とも関係している。
レンタカーや自家用車で、とよぬか山荘まで来て前泊する方もいらっしゃいます。夕食のジンギスカン料理が大変魅力的です。
2024年07月03日 07:26撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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7/3 7:26
とよぬか山荘のシャトルバス時刻表。
8時のシャトルバスに乗り、所要50分弱で第2ゲートに。
完全予約制であり、シャトルバス以外は車も人も通行不可。
したがって、1日の登山者に枠がある。
幌尻山荘に1泊するか2泊するかの違いはあるが、幌尻山荘の収容人員枠とも関係している。
レンタカーや自家用車で、とよぬか山荘まで来て前泊する方もいらっしゃいます。夕食のジンギスカン料理が大変魅力的です。
第1ゲートにある正確なシャトルバス時刻表。
行きは、4時、8時、10時40分。
帰りは、9時30分、12時、17時。
行きの8時はほぼツアー客。
帰りの9時30分は、山荘発の一番客でツアー客が多い。
4時のバスは初日のうちに幌尻岳に登る方が利用すると思います。
ツアーは3日間。個人は早い人で2日間、余裕ある山行は3日間だと思われる。

2024年07月05日 10:05撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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7/5 10:05
第1ゲートにある正確なシャトルバス時刻表。
行きは、4時、8時、10時40分。
帰りは、9時30分、12時、17時。
行きの8時はほぼツアー客。
帰りの9時30分は、山荘発の一番客でツアー客が多い。
4時のバスは初日のうちに幌尻岳に登る方が利用すると思います。
ツアーは3日間。個人は早い人で2日間、余裕ある山行は3日間だと思われる。

第2ゲートに到着。
簡易水洗トイレ2箇所。バスが無くなった時や長時間待つ際のプレハブの待機所がある。
2024年07月03日 08:50撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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7/3 8:50
第2ゲートに到着。
簡易水洗トイレ2箇所。バスが無くなった時や長時間待つ際のプレハブの待機所がある。
簡易水洗トイレ2箇所。左は、靴洗い場。
2024年07月03日 08:54撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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7/3 8:54
簡易水洗トイレ2箇所。左は、靴洗い場。
登山口に向かう。
シャトルバスは、折り返し9時30分発となる。
2024年07月03日 09:08撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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7/3 9:08
登山口に向かう。
シャトルバスは、折り返し9時30分発となる。
第2ゲートを前にする今回お世話になったガイドの森下さん。NHKの日本百名山にも出演されている有名な方です。
2024年07月03日 09:08撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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7/3 9:08
第2ゲートを前にする今回お世話になったガイドの森下さん。NHKの日本百名山にも出演されている有名な方です。
紫のお花
2024年07月03日 09:45撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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7/3 9:45
紫のお花
国定公園の看板。しかしこの6月25日から北海道で7番目の国立公園になりましたので、いずれ直されると思います。
2024年07月03日 10:33撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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7/3 10:33
国定公園の看板。しかしこの6月25日から北海道で7番目の国立公園になりましたので、いずれ直されると思います。
ヒグマのツメ跡。
他の山に無いぐらいとんでもなく多くの熊の形跡があります。
2024年07月03日 10:43撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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7/3 10:43
ヒグマのツメ跡。
他の山に無いぐらいとんでもなく多くの熊の形跡があります。
北電取水施設の小屋と、幌尻山荘管理人さんの車。
2024年07月03日 11:33撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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7/3 11:33
北電取水施設の小屋と、幌尻山荘管理人さんの車。
携帯トイレブースがあります。隣は回収ボックス。
2024年07月03日 11:33撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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7/3 11:33
携帯トイレブースがあります。隣は回収ボックス。
渡渉注意の看板
増水した時は、引き返すように促しています。
2024年07月03日 11:33撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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7/3 11:33
渡渉注意の看板
増水した時は、引き返すように促しています。
北電取水施設
2024年07月03日 11:34撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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7/3 11:34
北電取水施設
沢靴、沢靴下に履き替えた様子。
北電取水施設から幌尻山荘までは登山靴をしまい、沢装備で遡上します。
2024年07月03日 11:45撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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7/3 11:45
沢靴、沢靴下に履き替えた様子。
北電取水施設から幌尻山荘までは登山靴をしまい、沢装備で遡上します。
最初の渡渉
2024年07月03日 11:45撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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7/3 11:45
最初の渡渉
なかなか早い流れです。
2024年07月03日 11:46撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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7/3 11:46
なかなか早い流れです。
ガイドの方のサポートを得て、渡渉して行きます。
2024年07月03日 12:06撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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7/3 12:06
ガイドの方のサポートを得て、渡渉して行きます。
以前事故があって取り付けられた橋。1人ずつ渡ります。
2024年07月03日 12:59撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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7/3 12:59
以前事故があって取り付けられた橋。1人ずつ渡ります。
左側に滝。なんとこの後渡渉して、滝の下の岩を渡りました。
2024年07月03日 13:00撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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7/3 13:00
左側に滝。なんとこの後渡渉して、滝の下の岩を渡りました。
稜線が見えました。
2024年07月03日 13:52撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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7/3 13:52
稜線が見えました。
幌尻山荘は収容定員45人です。1階と2階に分かれて寝ます。簡易マットが有りますので、寝袋だけで足ります。右側にある青いビニールシートの上でパッキングをしたり、食事をします。
2024年07月04日 04:21撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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7/4 4:21
幌尻山荘は収容定員45人です。1階と2階に分かれて寝ます。簡易マットが有りますので、寝袋だけで足ります。右側にある青いビニールシートの上でパッキングをしたり、食事をします。
正面から見た幌尻山荘
高床式です。2階は結構広くて、1階よりも多くの方が寝られます。
2024年07月04日 15:28撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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7/4 15:28
正面から見た幌尻山荘
高床式です。2階は結構広くて、1階よりも多くの方が寝られます。
幌尻山荘の床下にある倉庫。小屋にはスペースが無いので、ザックと登山靴を倉庫に仕舞います。行動食など食糧が残っていると、ザックがネズミにかじられますので、小屋に持ち込みます。
2024年07月04日 15:28撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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7/4 15:28
幌尻山荘の床下にある倉庫。小屋にはスペースが無いので、ザックと登山靴を倉庫に仕舞います。行動食など食糧が残っていると、ザックがネズミにかじられますので、小屋に持ち込みます。
倉庫の内部
2024年07月04日 15:28撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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7/4 15:28
倉庫の内部
外の水場と流し。右側の台の上で調理しています。
2024年07月04日 15:28撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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7/4 15:28
外の水場と流し。右側の台の上で調理しています。
バイオトイレ。左が男性小用、右が男女兼用。水力を利用していますので、水流が少なくなると、使用できなくなるそうです。
2024年07月04日 15:29撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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7/4 15:29
バイオトイレ。左が男性小用、右が男女兼用。水力を利用していますので、水流が少なくなると、使用できなくなるそうです。
ビール800円。日本酒パック500円。カップヌードルもあります。
手ぬぐいやTシャツも販売しています。
2024年07月04日 15:37撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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ビール800円。日本酒パック500円。カップヌードルもあります。
手ぬぐいやTシャツも販売しています。
幌尻岳ポスター。国内最大の国立公園誕生が売りですね。
2024年07月04日 15:38撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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幌尻岳ポスター。国内最大の国立公園誕生が売りですね。
幌尻山荘脇にある沢。靴が洗えます。ビールが冷やしてありました。
2024年07月04日 15:29撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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幌尻山荘脇にある沢。靴が洗えます。ビールが冷やしてありました。
2日目。幌尻山荘から幌尻岳への登り始め。
2024年07月04日 05:20撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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2日目。幌尻山荘から幌尻岳への登り始め。
戸蔦別岳1959メートル。トッタベツ岳と読みます。ピラミッド形で、甲武信ヶ岳に似ています。
2024年07月04日 06:07撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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7/4 6:07
戸蔦別岳1959メートル。トッタベツ岳と読みます。ピラミッド形で、甲武信ヶ岳に似ています。
右に戸蔦別岳と左は中戸蔦別岳1881メートル。中戸蔦別岳へのルートがあり、幌尻山荘から幌尻岳を経て周回することもできます。
2024年07月04日 06:10撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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7/4 6:10
右に戸蔦別岳と左は中戸蔦別岳1881メートル。中戸蔦別岳へのルートがあり、幌尻山荘から幌尻岳を経て周回することもできます。
ニセ幌尻岳への登り
2024年07月04日 06:12撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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ニセ幌尻岳への登り
命の泉。標高1550メートル付近にあります。水場までは、少し下って行きます。湧水なので飲用に適しています。この日は、よく出ていたそうです。
2024年07月04日 06:16撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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7/4 6:16
命の泉。標高1550メートル付近にあります。水場までは、少し下って行きます。湧水なので飲用に適しています。この日は、よく出ていたそうです。
綺麗な稜線
2024年07月04日 06:21撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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7/4 6:21
綺麗な稜線
コバイケイソウ。今年は当たり年だそうです。
2024年07月04日 06:24撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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7/4 6:24
コバイケイソウ。今年は当たり年だそうです。
戸蔦別岳の高さに近づきました。
2024年07月04日 06:34撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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7/4 6:34
戸蔦別岳の高さに近づきました。
黄色いお花
2024年07月04日 06:35撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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7/4 6:35
黄色いお花
稜線を登って行きます。途中から携帯の電波が入り始めました。なお、シャトルバスを降りてから幌尻山荘を経て稜線付近まで、電波が入りません。
2024年07月04日 06:40撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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7/4 6:40
稜線を登って行きます。途中から携帯の電波が入り始めました。なお、シャトルバスを降りてから幌尻山荘を経て稜線付近まで、電波が入りません。
幌尻岳
幌尻=ポロシリは、アイヌ語で大きい山を意味します。
2024年07月04日 06:51撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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7/4 6:51
幌尻岳
幌尻=ポロシリは、アイヌ語で大きい山を意味します。
稜線をたどって左に回りながら幌尻山頂を目指します。
2024年07月04日 06:51撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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稜線をたどって左に回りながら幌尻山頂を目指します。
下の池に鹿がたくさん集まっています。
この池は、ヒグマの水遊び場でもあります。プールと認識しているそうです。
2024年07月04日 06:56撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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7/4 6:56
下の池に鹿がたくさん集まっています。
この池は、ヒグマの水遊び場でもあります。プールと認識しているそうです。
幌尻岳と北カール
2024年07月04日 06:57撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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7/4 6:57
幌尻岳と北カール
北カールに近づきます。今年は7月で早くも雪渓がわずかになり、温暖化の影響が懸念されます。例年ですと、8月の風景だそうです。
2024年07月04日 06:58撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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7/4 6:58
北カールに近づきます。今年は7月で早くも雪渓がわずかになり、温暖化の影響が懸念されます。例年ですと、8月の風景だそうです。
白と黄色のお花
2024年07月04日 07:00撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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7/4 7:00
白と黄色のお花
一番格好良く見える戸蔦別岳
2024年07月04日 07:02撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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7/4 7:02
一番格好良く見える戸蔦別岳
湿地と鹿の群れ。鹿が優雅に歩けるのは、近くに熊がいない証拠です。
2024年07月04日 07:02撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
8
7/4 7:02
湿地と鹿の群れ。鹿が優雅に歩けるのは、近くに熊がいない証拠です。
紫のお花
2024年07月04日 07:03撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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7/4 7:03
紫のお花
紫のお花
2024年07月04日 07:04撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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7/4 7:04
紫のお花
ヒグマの糞。数箇所で見かけました。そこらじゅうでしているそうで、登山道を選んでしているわけではないそうです。
2024年07月04日 07:09撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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7/4 7:09
ヒグマの糞。数箇所で見かけました。そこらじゅうでしているそうで、登山道を選んでしているわけではないそうです。
白いお花
2024年07月04日 07:10撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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7/4 7:10
白いお花
ピンクのお花
2024年07月04日 07:22撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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7/4 7:22
ピンクのお花
幌尻岳が近づきます。
2024年07月04日 07:25撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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7/4 7:25
幌尻岳が近づきます。
戸蔦別岳アップ
2024年07月04日 07:26撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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7/4 7:26
戸蔦別岳アップ
近づく幌尻岳
2024年07月04日 07:32撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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7/4 7:32
近づく幌尻岳
北カール越しの戸蔦別岳
2024年07月04日 07:35撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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北カール越しの戸蔦別岳
薄い紫のお花
2024年07月04日 07:35撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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7/4 7:35
薄い紫のお花
登ってきた稜線を望む。下は北カール。
2024年07月04日 08:20撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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7/4 8:20
登ってきた稜線を望む。下は北カール。
幌尻岳山頂への最後の登り
2024年07月04日 08:21撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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7/4 8:21
幌尻岳山頂への最後の登り
幌尻岳山頂標識、2052メートル。
これは国定公園の看板ですが、2日後に地元山岳会の方により国立公園の看板に掛け替えられたようです。
2024年07月04日 08:46撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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7/4 8:46
幌尻岳山頂標識、2052メートル。
これは国定公園の看板ですが、2日後に地元山岳会の方により国立公園の看板に掛け替えられたようです。
三角点と慰霊碑
2024年07月04日 08:26撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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7/4 8:26
三角点と慰霊碑
日高山脈の南部分
2024年07月04日 08:30撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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7/4 8:30
日高山脈の南部分
左から十勝幌尻岳1846メートル、札内岳1896メートル、真ん中はエサオマントッタベツ岳1902メートル。
2024年07月04日 08:30撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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左から十勝幌尻岳1846メートル、札内岳1896メートル、真ん中はエサオマントッタベツ岳1902メートル。
真ん中の三角形の山は、カムイエクウチカウシ山、1980メートル。二百名山です。福岡大学生3人が熊被害にあった山です。南方向ですので、襟裳岬もこの方向です。
2024年07月04日 08:31撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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7/4 8:31
真ん中の三角形の山は、カムイエクウチカウシ山、1980メートル。二百名山です。福岡大学生3人が熊被害にあった山です。南方向ですので、襟裳岬もこの方向です。
幌尻岳から南方向。左は札内岳から、右はカムイエクウチカウシ山まで。
2024年07月04日 08:31撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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幌尻岳から南方向。左は札内岳から、右はカムイエクウチカウシ山まで。
光のカーテンがかかる日高山脈
2024年07月04日 08:35撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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7/4 8:35
光のカーテンがかかる日高山脈
幌尻岳から北方向。左からチロロ岳1880メートル、北戸蔦別岳1963メートル、戸蔦別岳1959メートル、ピパイロ岳1917メートル。
奥は大雪山系です。左から十勝岳、旭岳、トムラウシ山、ニペソツ山など。
2024年07月04日 08:36撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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幌尻岳から北方向。左からチロロ岳1880メートル、北戸蔦別岳1963メートル、戸蔦別岳1959メートル、ピパイロ岳1917メートル。
奥は大雪山系です。左から十勝岳、旭岳、トムラウシ山、ニペソツ山など。
幌尻岳から北方向アップ
2024年07月04日 08:35撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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幌尻岳から北方向アップ
パノラマ写真。南方向。
2024年07月04日 08:37撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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パノラマ写真。南方向。
パノラマ写真。北方向。
2024年07月04日 08:37撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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パノラマ写真。北方向。
幌尻岳から戸蔦別岳を望む。
2024年07月04日 08:47撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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幌尻岳から戸蔦別岳を望む。
幌尻岳から東方向
2024年07月04日 08:47撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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幌尻岳から東方向
幌尻岳から南方向
2024年07月04日 08:48撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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幌尻岳から南方向
幌尻岳から東〜南方向
2024年07月04日 08:48撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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幌尻岳から東〜南方向
幌尻岳から北西方向
2024年07月04日 08:48撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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幌尻岳から北西方向
白いお花
2024年07月04日 08:59撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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白いお花
登ってきた稜線。北西方向で、奥に夕張岳
2024年07月04日 09:04撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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登ってきた稜線。北西方向で、奥に夕張岳
黄色いお花
2024年07月04日 09:08撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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黄色いお花
新冠コースとの分岐
2024年07月04日 09:09撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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新冠コースとの分岐
白いお花
2024年07月04日 09:13撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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白いお花
紫のお花
2024年07月04日 09:21撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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紫のお花
紫のお花
2024年07月04日 09:22撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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紫のお花
白いお花
2024年07月04日 09:24撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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白いお花
白い可愛らしいお花
2024年07月04日 09:25撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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白い可愛らしいお花
紫のお花
2024年07月04日 09:25撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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紫のお花
青いお花
2024年07月04日 09:34撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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青いお花
稜線沿いに下ります。
2024年07月04日 09:36撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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稜線沿いに下ります。
三角錐形の戸蔦別岳
2024年07月04日 09:42撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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三角錐形の戸蔦別岳
振り返って見上げる幌尻岳
2024年07月04日 09:42撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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振り返って見上げる幌尻岳
稜線を下る
2024年07月04日 10:28撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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稜線を下る
紫のお花
2024年07月04日 10:46撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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紫のお花
黄色いお花
2024年07月04日 10:49撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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黄色いお花
ヒグマの爪痕。立ち上がって、高い所に跡をつけます。体毛も擦りつけてマーキングします。
2024年07月04日 12:08撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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ヒグマの爪痕。立ち上がって、高い所に跡をつけます。体毛も擦りつけてマーキングします。
3日目。幌尻山荘を出発して、下山します。
ちなみに写真の幌尻山荘は、2日目夕方のものです。
2024年07月04日 15:57撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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3日目。幌尻山荘を出発して、下山します。
ちなみに写真の幌尻山荘は、2日目夕方のものです。
下りの渡渉。事故が起こり易いそうです。
2024年07月05日 05:15撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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下りの渡渉。事故が起こり易いそうです。
渡渉場面の写真を撮るガイドさん
2024年07月05日 05:26撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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渡渉場面の写真を撮るガイドさん
川幅の広い所
2024年07月05日 05:29撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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川幅の広い所
ヒザまでつかります。
2024年07月05日 05:52撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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ヒザまでつかります。
ポーターの方がアシストしています。
2024年07月05日 06:39撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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ポーターの方がアシストしています。
鎖場と狭いルート
2024年07月05日 06:43撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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鎖場と狭いルート
エゾサンショウウオ
2024年07月05日 06:45撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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エゾサンショウウオ
北電取水施設の前で、沢靴を登山靴に履き替えます。
2024年07月05日 07:02撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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北電取水施設の前で、沢靴を登山靴に履き替えます。
北電取水施設
2024年07月05日 07:13撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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北電取水施設
9時30分発の帰りのシャトルバスが見えてきました。
2024年07月05日 09:16撮影 by  iPhone 13 Pro Max, Apple
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9時30分発の帰りのシャトルバスが見えてきました。
撮影機器:

感想

幌尻岳は、一般的なルートで百名山で唯一渡渉を繰り返して登る山です。チロロ林道経由で日帰りで登る方もいますが、一般的には幌尻山荘に泊まり2日間か3日間の行程になります。2日間の場合は、1日目の4時の始発のバスに乗り山頂まで登るか2日目に幌尻岳まで登る必要があり、3日間の場合は2日目に幌尻岳登山が入るのが一般的で、天候不順の場合は、2日目で幌尻岳登山・下山したり、2日目は停滞して3日目に幌尻岳登山・下山する場合もあります。
最初は個人で登るために幌尻山荘の予約から検討しましたが、春頃から検討すると予約が取れる見込みは無かったため、ガイド付きツアーを申し込みました。ツアーであれば、幌尻山荘の宿泊が可能になり、アプローチとなるシャトルバスにも乗れます。初めてのガイド付きツアーでしたが、大正解でした。ヒグマ対策としても、大人数での行動が安心ですしね。

渡渉は、想像していた以上でした。ヒザ上は当たり前で、増水すると腰近くまでくるのではないかと思います。水量が危険と判断されると、シャトルバスが止まったり小屋で止められたりして渡渉禁止になるようで、2~3日止まることもあるそうです。
7月1日は、通行止めだったようです。また、ほかの方の記録を見ると、私達が下山した翌日の7月6日は通行止め、その翌日7日も一部では腰まで水が来る中で、地元の山岳会の援助でわずかに水量が下がった時間帯にかろうじて渡渉下山したようです。結果的に7月1日~7日の間で2日間は通行止め、1日は腰近くまでの水量だったようですね。渡渉に適した水量だったのは4日間で、約4割の日が通行に支障があったことになり、確率的には厳しい時期だったと思います。また、2度ほど他のツアーでキャンセルになった方は、1年目は事前に中止の連絡が有り、2年目は最初の渡渉でガイドさんが引き返す判断をしたそうで、今回のツアーでようやく登頂されました。無理は禁物で、増水時には事故も起き易いようです。普段の渡渉でも死亡事故が起きています。
渡渉では、ストックを上流にさしつつ足場を確実にとらえながらすり足で進みますが、左右の足のかけ方を間違えると転倒しそうな場所もあるので、二歩先のステップを考えることも大切です。

日高山脈の主峰である幌尻岳からは、南は襟裳岬方向から北は大雪山方向まで、大展望が広がりました。南北140キロに及び、三角形のように尖った格好いい山が多いです。カールの元になる氷河が発達していたことで、削られたのでしょうね。このような鋭い山容は、カールが存在した日高山脈と日本アルプスにしか見られない特徴的なものだそうです。日高山脈は登山道もはっきりしない場所が多く、縦走するには冬でないとできないそうです。気高い山々です。
北海道放送の番組で、オーバーユースと遭難の多発が懸念されるため、将来的には入山規制が議論される段階にあると報じていました。YouTubeをご覧ください。

なお、ガイドの森下さんが書かれたヒグマに関する記事が大変参考になりましたので、そのページをご案内します。
ちなみに、下山途中の樹林帯で休憩を取らないでかなり下った箇所がありましたが、森下さんいわく獣臭がしたので休憩をしばらく取らなかったと話されていました。
幌尻岳への登山道は、すぐそばにヒグマがいると想定する必要があるほど生息しているそうです。

http://www17.plala.or.jp/h-porter/bear.html

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この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 日高山脈 [日帰り]
幌尻岳(額平川)
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技術レベル
5/5
体力レベル
4/5

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