未明の蓮華温泉上空の空。天の川が肉眼でも分かります。ペルセウスの流星?も幾筋か見えて神秘の情に浸れました。ISO・1600の旧態カメラ。星の軌跡が出始めるまで露光して、漸く天の川が映り込みます…。
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8/15 4:17
未明の蓮華温泉上空の空。天の川が肉眼でも分かります。ペルセウスの流星?も幾筋か見えて神秘の情に浸れました。ISO・1600の旧態カメラ。星の軌跡が出始めるまで露光して、漸く天の川が映り込みます…。
そして、急ぎ支度を整えて出発。蓮華温泉の直ぐ裏手の登山口からヘッデンを灯して道を辿ります。黎明は5時過ぎ。
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8/15 5:14
そして、急ぎ支度を整えて出発。蓮華温泉の直ぐ裏手の登山口からヘッデンを灯して道を辿ります。黎明は5時過ぎ。
登山道周囲の岩や植物は、朝陽を受けて一斉に色彩を灯します。
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8/15 5:15
登山道周囲の岩や植物は、朝陽を受けて一斉に色彩を灯します。
緑の谷間に光が染み込んでいく。
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8/15 5:29
緑の谷間に光が染み込んでいく。
空に光は満ちても、針葉樹林の天蓋は懐の空間に闇を抱いています。夢の続きを…。
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8/15 5:31
空に光は満ちても、針葉樹林の天蓋は懐の空間に闇を抱いています。夢の続きを…。
綿の玉?蕾なら、全て開くのを見届けていたい。
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8/15 5:40
綿の玉?蕾なら、全て開くのを見届けていたい。
静かな声で、オハヨウが聴こえる。
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8/15 5:44
静かな声で、オハヨウが聴こえる。
樹皮を覆う地衣類が、立体的に繁茂している姿に驚く。
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8/15 5:47
樹皮を覆う地衣類が、立体的に繁茂している姿に驚く。
優しい木陰を齎していたのは、あんなにも荒々しい樹勢のダケカンバ。他の山での彼らのたおやかな姿は、この樹には言えない。
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8/15 5:47
優しい木陰を齎していたのは、あんなにも荒々しい樹勢のダケカンバ。他の山での彼らのたおやかな姿は、この樹には言えない。
可愛い蕾の花。知らない花々が皆、異国の言葉で話している。
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8/15 5:50
可愛い蕾の花。知らない花々が皆、異国の言葉で話している。
花弁の反り返るところで、上手に水滴を受けている。
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8/15 5:53
花弁の反り返るところで、上手に水滴を受けている。
その花弁はどうして飴細工の様に透けている?
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8/15 5:55
その花弁はどうして飴細工の様に透けている?
雄大に構える雪倉岳。帰路は懐の蓮華鉱山道を歩く予定。
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8/15 5:56
雄大に構える雪倉岳。帰路は懐の蓮華鉱山道を歩く予定。
小蓮華山ー鉢ヶ岳ー雪倉岳。新潟県境の南端の美しい稜線。
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8/15 6:01
小蓮華山ー鉢ヶ岳ー雪倉岳。新潟県境の南端の美しい稜線。
天狗の庭は標高2,093M。標高1,470Mの蓮華温泉から日陰の中を歩んで、疲労を随分抑えることが出来ました。
2
8/15 6:02
天狗の庭は標高2,093M。標高1,470Mの蓮華温泉から日陰の中を歩んで、疲労を随分抑えることが出来ました。
もう少しで一杯に開くのか、このままで開き終えた花なのか?不思議な形です。
2
8/15 6:05
もう少しで一杯に開くのか、このままで開き終えた花なのか?不思議な形です。
空を悠然と泳ぐ龍神…を思わせる松の枝振り。
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8/15 6:08
空を悠然と泳ぐ龍神…を思わせる松の枝振り。
白馬大池までは緩やかな傾斜の樹林帯が、親切丁寧に続きます。越後の山には、確かに見ない雰囲気。
3
8/15 6:13
白馬大池までは緩やかな傾斜の樹林帯が、親切丁寧に続きます。越後の山には、確かに見ない雰囲気。
この登山道は、岩・苔・樹の根を鑑賞しているだけで…疲れ無く大池に導いてくれます。
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8/15 6:17
この登山道は、岩・苔・樹の根を鑑賞しているだけで…疲れ無く大池に導いてくれます。
パイ生地の様な樹皮に食欲が湧いてくる…。
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8/15 6:44
パイ生地の様な樹皮に食欲が湧いてくる…。
さて青空が開け、高山帯の展望に私達は誘われていきます。
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8/15 7:07
さて青空が開け、高山帯の展望に私達は誘われていきます。
朝日岳から白鳥山方面、日本海に抜ける栂海新道の稜線でしょうか。
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8/15 7:09
朝日岳から白鳥山方面、日本海に抜ける栂海新道の稜線でしょうか。
山肌の大切なものを庇って、伏せている様にも見えてきます。
3
8/15 7:09
山肌の大切なものを庇って、伏せている様にも見えてきます。
樹林帯歩きを経て、空の中央に放り出されたような感覚。
1
8/15 7:11
樹林帯歩きを経て、空の中央に放り出されたような感覚。
そして緑の絨毯に心は着地する…。
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8/15 7:13
そして緑の絨毯に心は着地する…。
心だけは、植生保護のロープを越えて、あの中央に躍り出ました。
6
8/15 7:13
心だけは、植生保護のロープを越えて、あの中央に躍り出ました。
白馬大池山荘です。極彩色のテント達が咲いています。
2
8/15 7:13
白馬大池山荘です。極彩色のテント達が咲いています。
なんて清々しい処…。丁度、小蓮華山の岩石の稜線を隠して、時を停めた様な朝に浸ります。
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8/15 7:30
なんて清々しい処…。丁度、小蓮華山の岩石の稜線を隠して、時を停めた様な朝に浸ります。
火山由来の堰止湖。一見して火山活動なんて想像できない柔和な稜線の懐に、確かに安山岩は佇んでいました。
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8/15 7:31
火山由来の堰止湖。一見して火山活動なんて想像できない柔和な稜線の懐に、確かに安山岩は佇んでいました。
白馬大池山荘の錆朱色に、一瞬溶岩の残像を見る。…クロサンショウウオは見られませんでした。
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8/15 7:32
白馬大池山荘の錆朱色に、一瞬溶岩の残像を見る。…クロサンショウウオは見られませんでした。
最初は草原の中を歩きだす様な道。チングルマが君を送り出す。
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8/15 7:36
最初は草原の中を歩きだす様な道。チングルマが君を送り出す。
花弁を欠いても、まだ花であろうとするチングルマ。
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8/15 7:39
花弁を欠いても、まだ花であろうとするチングルマ。
小蓮華山は新潟県境に位置する最高峰(標高:2766M)。『新潟100名山(新潟日報事業社)』の最終頁100番目の山。
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8/15 7:48
小蓮華山は新潟県境に位置する最高峰(標高:2766M)。『新潟100名山(新潟日報事業社)』の最終頁100番目の山。
コマクサさん、元気を出して!
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8/15 7:59
コマクサさん、元気を出して!
小蓮華山から雪倉岳、朝日岳、長栂山と連なる山稜展望をハスの花に見立てて蓮華山群と呼んだ時代が有り、白馬岳はその山群の主峰で大蓮華山と称されたと言う(『新潟100名山』98「雪倉岳」)。
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8/15 8:05
小蓮華山から雪倉岳、朝日岳、長栂山と連なる山稜展望をハスの花に見立てて蓮華山群と呼んだ時代が有り、白馬岳はその山群の主峰で大蓮華山と称されたと言う(『新潟100名山』98「雪倉岳」)。
小蓮華山と大蓮華山(白馬岳)…新潟県側からの展望に由来した過去の物語を想うと、途端に白馬岳までの稜線歩きに意気込みが湧いてきます。
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8/15 8:07
小蓮華山と大蓮華山(白馬岳)…新潟県側からの展望に由来した過去の物語を想うと、途端に白馬岳までの稜線歩きに意気込みが湧いてきます。
何度も振り返る白馬大池。帰路は蓮華鉱山道。戻らないこの風景も心に映して歩こう。
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8/15 8:11
何度も振り返る白馬大池。帰路は蓮華鉱山道。戻らないこの風景も心に映して歩こう。
小蓮華山の山頂に至る稜線…。登るのが勿体無い…と素直に思える。
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8/15 8:18
小蓮華山の山頂に至る稜線…。登るのが勿体無い…と素直に思える。
岩の隙間から生まれ出でた、チシマギキョウ。
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8/15 8:20
岩の隙間から生まれ出でた、チシマギキョウ。
「船越ノ頭」でしょうか…。手前の雷鳥坂では、ライチョウに会えませんでした。
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8/15 8:24
「船越ノ頭」でしょうか…。手前の雷鳥坂では、ライチョウに会えませんでした。
霧の中で朝陽さえ迷子になる。
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8/15 8:34
霧の中で朝陽さえ迷子になる。
岩石中の硬度が異なる部分が、風化により縞模様の様に浮き出ている。様々な岩石がひしめいている登山道。
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8/15 8:35
岩石中の硬度が異なる部分が、風化により縞模様の様に浮き出ている。様々な岩石がひしめいている登山道。
神様が両手で白砂を掬い集め…そして息を吹いては少しづつ崩れゆくのを楽しんでいる。
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8/15 8:37
神様が両手で白砂を掬い集め…そして息を吹いては少しづつ崩れゆくのを楽しんでいる。
礫岩の上を、時も滑り落ちていく。この稜線の形も有限のものなんだと想うと愛おしい。
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8/15 8:44
礫岩の上を、時も滑り落ちていく。この稜線の形も有限のものなんだと想うと愛おしい。
只管、一途に登ることを求めてくる。しかも強制ではなく自由で自発的な意思の下に。
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8/15 8:47
只管、一途に登ることを求めてくる。しかも強制ではなく自由で自発的な意思の下に。
一輪だけ残っていたミヤマダイコンソウ。
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8/15 8:51
一輪だけ残っていたミヤマダイコンソウ。
花は無い。けれど、華の気配を感じる。
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8/15 8:54
花は無い。けれど、華の気配を感じる。
歩を停め、心を休めて山の姿を反芻する。先行する同行のhunnno氏。
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8/15 8:57
歩を停め、心を休めて山の姿を反芻する。先行する同行のhunnno氏。
人の歩む道が、礫の河の様に見える。人の時刻が静かに其処を伝う。画像提供:hunnno氏。
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人の歩む道が、礫の河の様に見える。人の時刻が静かに其処を伝う。画像提供:hunnno氏。
雲が、消えた。真っ青な青空は、そのまま胸に夜を招いて、星空を想像させる。どれだけの星屑が見えるだろう?
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8/15 9:17
雲が、消えた。真っ青な青空は、そのまま胸に夜を招いて、星空を想像させる。どれだけの星屑が見えるだろう?
それを岩間の住人に訪ねても、言葉は還らない。
8
8/15 9:18
それを岩間の住人に訪ねても、言葉は還らない。
小蓮華山に至る稜線は、様々な種類の岩石を敷き詰めた美しく、この上なく爽快な道程でした。
3
8/15 9:23
小蓮華山に至る稜線は、様々な種類の岩石を敷き詰めた美しく、この上なく爽快な道程でした。
振り返り見る白馬大池。この頃から稜線東方より霧雲が押し寄せ、快晴の青空とは言い難い状態に。
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8/15 9:25
振り返り見る白馬大池。この頃から稜線東方より霧雲が押し寄せ、快晴の青空とは言い難い状態に。
小蓮華の山頂まで間近です。小蓮華の神は、先ず私だけを堪能せよと行く先の白馬岳を雲で閉しました。
3
8/15 9:31
小蓮華の山頂まで間近です。小蓮華の神は、先ず私だけを堪能せよと行く先の白馬岳を雲で閉しました。
そして登頂。たくさんの笑顔で賑わう山頂…。
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8/15 9:32
そして登頂。たくさんの笑顔で賑わう山頂…。
小蓮華山・山頂にて。静謐な越後の山は、山頂でのタイマー撮影を熟練させた?
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8/15 9:40
小蓮華山・山頂にて。静謐な越後の山は、山頂でのタイマー撮影を熟練させた?
三国境から鉢ヶ岳の懐を下る蓮華鉱山道が帰路のルートとなる。
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8/15 9:42
三国境から鉢ヶ岳の懐を下る蓮華鉱山道が帰路のルートとなる。
小蓮華山を過ぎて振り返り頂を見る。東側の山腹は浸食が進み急峻な岩肌を露わにしている。非対象稜線だ。
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8/15 9:46
小蓮華山を過ぎて振り返り頂を見る。東側の山腹は浸食が進み急峻な岩肌を露わにしている。非対象稜線だ。
方形の岩を生み出している。路盤の敷石…庭園の様です。
4
8/15 9:50
方形の岩を生み出している。路盤の敷石…庭園の様です。
生家の裏山に登る際には、線路の鉱石を踏んで渡ったけれど、個の登山道の礫岩と同じ響きだ…。
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8/15 9:53
生家の裏山に登る際には、線路の鉱石を踏んで渡ったけれど、個の登山道の礫岩と同じ響きだ…。
そして白馬岳へ。湧き上る雲の狭間に稜線が現れる度にカメラを向けます。全容は簡単に現れてくれません。
6
8/15 9:57
そして白馬岳へ。湧き上る雲の狭間に稜線が現れる度にカメラを向けます。全容は簡単に現れてくれません。
それでも雲や霧の漂う景観は、好きです。山肌に影が往来する光景が特に。
3
8/15 9:57
それでも雲や霧の漂う景観は、好きです。山肌に影が往来する光景が特に。
パーティで往くのも確かに幸福そうですね。
5
8/15 10:00
パーティで往くのも確かに幸福そうですね。
ザレた岩石は更に石粒に。背景は水の粒子。更に微細で大気と呼ばれるもの。
3
8/15 10:13
ザレた岩石は更に石粒に。背景は水の粒子。更に微細で大気と呼ばれるもの。
小蓮華山との標高差は166Mと言えども、最後は屹立して主峰であることを誇示する白馬岳。
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8/15 10:18
小蓮華山との標高差は166Mと言えども、最後は屹立して主峰であることを誇示する白馬岳。
貸切りの山風景みたいだね。
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8/15 10:19
貸切りの山風景みたいだね。
山頂ではなく、霧雲自体を見詰めている私。※画像提供:hunnno氏。
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8/15 10:19
山頂ではなく、霧雲自体を見詰めている私。※画像提供:hunnno氏。
大雪渓の方に顔を向けているとしたら、ここは白馬の背中かな?
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8/15 10:22
大雪渓の方に顔を向けているとしたら、ここは白馬の背中かな?
雪倉岳に至る稜線風景。鉢ヶ岳の山腹を巻く登山道も見える…。
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8/15 10:32
雪倉岳に至る稜線風景。鉢ヶ岳の山腹を巻く登山道も見える…。
三国境(標高2,751M)手前にて。ここが雪倉岳方面への分岐点となる。
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8/15 10:34
三国境(標高2,751M)手前にて。ここが雪倉岳方面への分岐点となる。
振り返れば…新潟県側の麓も雲で覆われ始めていました。
2
8/15 10:34
振り返れば…新潟県側の麓も雲で覆われ始めていました。
他の登山者様と程よい距離を取れるので、登山中の記念撮影のタイミングは十分有り。…大蓮華の花弁の先端は近い。
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8/15 10:38
他の登山者様と程よい距離を取れるので、登山中の記念撮影のタイミングは十分有り。…大蓮華の花弁の先端は近い。
尾根の様々な箇所がピークの様に見えて、それぞれの箇所が別の空を纏う。
2
8/15 10:44
尾根の様々な箇所がピークの様に見えて、それぞれの箇所が別の空を纏う。
先を急がずに地に伏して、色々視点を変えてみる。けれど酷使している足の筋肉に負担が…。
3
8/15 10:44
先を急がずに地に伏して、色々視点を変えてみる。けれど酷使している足の筋肉に負担が…。
巨岩の小さき呼吸の度に、人知れず礫が生まれる。
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8/15 10:46
巨岩の小さき呼吸の度に、人知れず礫が生まれる。
シロウマタンポポと青空。ここから旅立てる綿毛は一見幸せそうですが…岩稜の岩陰オアシスに着地できますことを祈る。
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8/15 10:49
シロウマタンポポと青空。ここから旅立てる綿毛は一見幸せそうですが…岩稜の岩陰オアシスに着地できますことを祈る。
旭岳の岩壁が見える…。その先の唐松岳に至る稜線に、いつか進んでみたい。
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8/15 10:56
旭岳の岩壁が見える…。その先の唐松岳に至る稜線に、いつか進んでみたい。
三国境に到着。新潟・長野・富山県の境界です。標高2751M?小蓮華山より高度を下げている…。
2
8/15 10:57
三国境に到着。新潟・長野・富山県の境界です。標高2751M?小蓮華山より高度を下げている…。
岩の妖怪の後ろ姿?
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8/15 11:00
岩の妖怪の後ろ姿?
あれが白馬岳の尖頭でしょうか?
4
8/15 11:06
あれが白馬岳の尖頭でしょうか?
あと181M。…空に向かって登り返してきたhunnno氏。
5
8/15 11:14
あと181M。…空に向かって登り返してきたhunnno氏。
遂に白馬岳の山頂が霧雲に包まれながら姿を現しました。非対称稜線のあからさまな姿が印象的でした。
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8/15 11:17
遂に白馬岳の山頂が霧雲に包まれながら姿を現しました。非対称稜線のあからさまな姿が印象的でした。
富山県側への緩やかな野原は人の視線を滑らせ…、遂には旭岳のスラブに反り返って天に放り出される?
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8/15 11:24
富山県側への緩やかな野原は人の視線を滑らせ…、遂には旭岳のスラブに反り返って天に放り出される?
個性的な山頂標識と、登頂を果たした人達のシルエットが見えます。
2
8/15 11:24
個性的な山頂標識と、登頂を果たした人達のシルエットが見えます。
白馬山荘を眼下に見下ろす山頂。山頂は霧雲で覆われ、北アルプスの大展望は次回にお預けです。
7
8/15 11:29
白馬山荘を眼下に見下ろす山頂。山頂は霧雲で覆われ、北アルプスの大展望は次回にお預けです。
大雪渓も雲の中。今日は白馬岳に至る蓮華の稜線だけを見詰めて、それを堪能せよという神様の意図か。
1
8/15 11:29
大雪渓も雲の中。今日は白馬岳に至る蓮華の稜線だけを見詰めて、それを堪能せよという神様の意図か。
白馬山荘側の斜面から頂上を見仰いでみる。湧き昇る白雲と背比べをする白馬。
4
8/15 11:31
白馬山荘側の斜面から頂上を見仰いでみる。湧き昇る白雲と背比べをする白馬。
下山開始。三国境に戻り、予定の蓮華鉱山道を求め鉢ヶ岳方向に歩を進める。
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8/15 12:31
下山開始。三国境に戻り、予定の蓮華鉱山道を求め鉢ヶ岳方向に歩を進める。
荒涼とした瓦礫の斜面に突出する奇岩の風景が名残惜しい。
3
8/15 12:32
荒涼とした瓦礫の斜面に突出する奇岩の風景が名残惜しい。
歩く度に微かに足元の礫を崩しているような道。
2
8/15 12:32
歩く度に微かに足元の礫を崩しているような道。
人知れず星屑の夜にも崩れていそうです。
3
8/15 12:34
人知れず星屑の夜にも崩れていそうです。
荒涼とした風景の中に素直に憩い…迷いを誘う霧雲の中で、自分の居場所が明瞭に実感できる不思議。
1
8/15 12:37
荒涼とした風景の中に素直に憩い…迷いを誘う霧雲の中で、自分の居場所が明瞭に実感できる不思議。
荒涼とした河原の様な風景が、鉢ヶ岳の鞍部まで続く。
3
8/15 12:37
荒涼とした河原の様な風景が、鉢ヶ岳の鞍部まで続く。
ハスの花弁を想起した「蓮華連山」という昔の呼び方…浄土的な光景にも相応しく気に入りました。
3
8/15 12:41
ハスの花弁を想起した「蓮華連山」という昔の呼び方…浄土的な光景にも相応しく気に入りました。
風化した大地の荒れ肌を、優しく覆おうとする緑の植生。右手には威容の旭岳が控える。
2
8/15 12:46
風化した大地の荒れ肌を、優しく覆おうとする緑の植生。右手には威容の旭岳が控える。
その緑の野の中に、タカネマツムシソウは揺れていました。
6
8/15 12:46
その緑の野の中に、タカネマツムシソウは揺れていました。
マツムシソウの群落が続いて、視線を鉢ヶ岳手前に誘います。
3
8/15 12:50
マツムシソウの群落が続いて、視線を鉢ヶ岳手前に誘います。
鉢ヶ岳(標高:2,563M)も霧雲を纏う。旺文社地図では山頂に登山ルートは引かれていません。
4
8/15 12:58
鉢ヶ岳(標高:2,563M)も霧雲を纏う。旺文社地図では山頂に登山ルートは引かれていません。
鉱山道分岐前の鞍部から長池方面を見渡す。長池周囲には栂シラビソ類の樹林が点在している。長池までの道が無いのが残念。
3
8/15 13:04
鉱山道分岐前の鞍部から長池方面を見渡す。長池周囲には栂シラビソ類の樹林が点在している。長池までの道が無いのが残念。
雪倉岳が雲の中から姿を現した。鉢ヶ岳より50M高度が有るだけだが、それ以上の存在感を感じてしまう。
5
8/15 13:04
雪倉岳が雲の中から姿を現した。鉢ヶ岳より50M高度が有るだけだが、それ以上の存在感を感じてしまう。
鉱山道の分岐点を過ぎて足元は「黒ザク」地帯に。朝日岳の五輪尾根には「青ザク」表記も有り、鉱山の歴史を偲ばせる。
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8/15 13:30
鉱山道の分岐点を過ぎて足元は「黒ザク」地帯に。朝日岳の五輪尾根には「青ザク」表記も有り、鉱山の歴史を偲ばせる。
鉱山道は雪倉岳の東斜面を、鉢ヶ沢の谷筋の上を凡そ伴走するように築かれています。雪倉岳斜面の渓流や小滝が幾筋も登山道に出会い、水は溢れて先を急ぎます。
1
8/15 13:54
鉱山道は雪倉岳の東斜面を、鉢ヶ沢の谷筋の上を凡そ伴走するように築かれています。雪倉岳斜面の渓流や小滝が幾筋も登山道に出会い、水は溢れて先を急ぎます。
「うまい水」は水嵩が少ない。両手を付いて唇を水に沈めて飲む。野生動物の姿で。
2
8/15 13:54
「うまい水」は水嵩が少ない。両手を付いて唇を水に沈めて飲む。野生動物の姿で。
清らかな水は、清らかな色の苔を育てる?
6
8/15 13:56
清らかな水は、清らかな色の苔を育てる?
樹林帯に高度を下げるまでに3度雪渓を横切ります。斜度は緩やかですが季節的に崩落が心配で…慎重に。
2
8/15 14:17
樹林帯に高度を下げるまでに3度雪渓を横切ります。斜度は緩やかですが季節的に崩落が心配で…慎重に。
不安な心持で雪渓を見詰める私…。上部は崩落して穴が出来ている処が有りましたが、恐る恐る通過。
4
8/15 14:34
不安な心持で雪渓を見詰める私…。上部は崩落して穴が出来ている処が有りましたが、恐る恐る通過。
この小さな渓相も姫川に束ねられて、やがては日本海に注ぎます。
3
8/15 14:20
この小さな渓相も姫川に束ねられて、やがては日本海に注ぎます。
右のキヌガサソウは花弁9・葉9.他は8&8。
5
8/15 14:43
右のキヌガサソウは花弁9・葉9.他は8&8。
時折、霧雲の中から出現する小蓮華山・北斜面の「蓮華菱」に驚嘆する。昨年秋の雨飾山の岩菅沢の光景を少し追憶する。
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8/15 14:44
時折、霧雲の中から出現する小蓮華山・北斜面の「蓮華菱」に驚嘆する。昨年秋の雨飾山の岩菅沢の光景を少し追憶する。
「滝見尾根」・「蓮華の森」分岐付近にて。ここからは麓にも霧が垂れ込めた様で視界は閉される…。
2
8/15 16:31
「滝見尾根」・「蓮華の森」分岐付近にて。ここからは麓にも霧が垂れ込めた様で視界は閉される…。
蓮華の森、霧の演出も現れて神秘的でした。
3
8/15 16:35
蓮華の森、霧の演出も現れて神秘的でした。
樹木と一緒に、霧に包まれる。
2
8/15 16:43
樹木と一緒に、霧に包まれる。
登山道を挟み込んだ兄弟ブナを見上げる…。
2
8/15 16:56
登山道を挟み込んだ兄弟ブナを見上げる…。
風の行方を教えて貰いました。
5
8/15 16:56
風の行方を教えて貰いました。
あなたはサンゴタケ?ハナホウキタケ?まさか猛毒のカエンタケ?
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8/15 16:58
あなたはサンゴタケ?ハナホウキタケ?まさか猛毒のカエンタケ?
次に訪れるとしたら秋の季節。長栂山・朝日岳の静かな時間に浸るのも良いかな。…直ぐにでも湯治を始めたい疲労感の中で、至福の稜線を回想していました。
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8/15 17:16
次に訪れるとしたら秋の季節。長栂山・朝日岳の静かな時間に浸るのも良いかな。…直ぐにでも湯治を始めたい疲労感の中で、至福の稜線を回想していました。
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