記録ID: 6991672
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無雪期ピークハント/縦走
日高山脈
幌尻岳 千呂露林道日帰りルート
2024年07月05日(金) [日帰り]
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体力度
7
1~2泊以上が適当
- GPS
- 13:27
- 距離
- 24.8km
- 登り
- 2,354m
- 下り
- 2,352m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 12:35
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 13:22
距離 24.8km
登り 2,354m
下り 2,352m
16:17
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
---|---|
アクセス |
写真
千呂露(チロロ)林道の北戸蔦別山登山口スタート
他に車1台だがすでに前日から駐車中のようだった
おおよそ15台くらいは可能
Googleマップ等で登山口は案内されないので「チロロの巨石」「つり堀いざわ」で検索しそのまま進む
未舗装の林道としての状態は良く、パンクする可能性は低い
au、ドコモいずれも圏外
トイレ1箱
千歳方面からだと国道274号線、道の駅「樹海ロード日高」でトイレを済ませ登山計画の画面を出しておくのが良いかな
他に車1台だがすでに前日から駐車中のようだった
おおよそ15台くらいは可能
Googleマップ等で登山口は案内されないので「チロロの巨石」「つり堀いざわ」で検索しそのまま進む
未舗装の林道としての状態は良く、パンクする可能性は低い
au、ドコモいずれも圏外
トイレ1箱
千歳方面からだと国道274号線、道の駅「樹海ロード日高」でトイレを済ませ登山計画の画面を出しておくのが良いかな
しばらくは林道のナイトハイク
空を見上げると最近ではいつか思い出せないほど星が輝いていた
私以外に登山者はいない
対ヒグマメンタルが試される
今回使用したツールは後述するがヒグマを「正しく畏れる」
また、熊撃退スプレーを内地の登山者が使用するのはハードルが高く、そうであればレンタル一択だが都合よく入手はできないので丸腰だ
そもそもスプレー缶は航空機に搭載不可、さらに催涙スプレーと同等の人体に害を及ぼす可能性のあるものを航空機に持ち込むことはおろか宅配便による発送も利用不可
内地から送る場合はレターパックプラスの陸送便指定で拠点郵便局で差し出し時に成分等の説明をする必要がある
空を見上げると最近ではいつか思い出せないほど星が輝いていた
私以外に登山者はいない
対ヒグマメンタルが試される
今回使用したツールは後述するがヒグマを「正しく畏れる」
また、熊撃退スプレーを内地の登山者が使用するのはハードルが高く、そうであればレンタル一択だが都合よく入手はできないので丸腰だ
そもそもスプレー缶は航空機に搭載不可、さらに催涙スプレーと同等の人体に害を及ぼす可能性のあるものを航空機に持ち込むことはおろか宅配便による発送も利用不可
内地から送る場合はレターパックプラスの陸送便指定で拠点郵便局で差し出し時に成分等の説明をする必要がある
渡渉を繰り返し水場の「トッタの泉」通過
湧水でそのまま飲んで具合が悪くなったレポは見たことはないがエキノコックスなどの可能性がゼロではないので浄水器推奨
沢を離れて名物(?)のぬかるんだ樹林帯の急登が続いた
意外と長くすでにウェアは汗でびっしょりだ
渡渉は飛び石でシューズは濡らさないで済む
下山中に滑って右足が浸かってしまった
湧水でそのまま飲んで具合が悪くなったレポは見たことはないがエキノコックスなどの可能性がゼロではないので浄水器推奨
沢を離れて名物(?)のぬかるんだ樹林帯の急登が続いた
意外と長くすでにウェアは汗でびっしょりだ
渡渉は飛び石でシューズは濡らさないで済む
下山中に滑って右足が浸かってしまった
幌尻山荘分岐点を過ぎ戸蔦別岳まであと少し
すでに森林限界で笹、ハイマツ地帯
朝露で全身ずぶ濡れ、Gore-Texのシューズもゲイターも上からこれでもかというくらいが浴びたのでグチャグチャ
すでに森林限界で笹、ハイマツ地帯
朝露で全身ずぶ濡れ、Gore-Texのシューズもゲイターも上からこれでもかというくらいが浴びたのでグチャグチャ
休憩中、途中で抜かれたユーザーさんとお話し
昨日はトムラウシ、今日は幌尻、明日は天気さえ良ければ羊蹄山
驚異的な体力!
短パンの出立ちで逆目ハイマツで長ズボンに履き替えるも破けて、山頂にいた方にガムテープを分けてもらって巻いていた
幌尻はこの逆目ハイマツ対策が必要
昨日はトムラウシ、今日は幌尻、明日は天気さえ良ければ羊蹄山
驚異的な体力!
短パンの出立ちで逆目ハイマツで長ズボンに履き替えるも破けて、山頂にいた方にガムテープを分けてもらって巻いていた
幌尻はこの逆目ハイマツ対策が必要
中央は二岐岳
登頂前に幌尻山荘ルートと思われる方5人くらいとスライド
これで幌尻岳をあとにする
力量、天候共に適していなければ「来るな」と咎められるだろう
今日は幌尻岳から「来てもいいぞ」の日だった
登頂前に幌尻山荘ルートと思われる方5人くらいとスライド
これで幌尻岳をあとにする
力量、天候共に適していなければ「来るな」と咎められるだろう
今日は幌尻岳から「来てもいいぞ」の日だった
雪渓と下にガスが掛かってきた七つ沼カール
ヒグマ牧場ともいわれる場所だが今回は行きも帰りも姿を見ることはなかった
山頂で会ったユーザーの方のレポによるとこの少し手前でヒグマが斜面にいたようだ
登山道から離れて沼側に降りて行ったらしい
ヒグマ牧場ともいわれる場所だが今回は行きも帰りも姿を見ることはなかった
山頂で会ったユーザーの方のレポによるとこの少し手前でヒグマが斜面にいたようだ
登山道から離れて沼側に降りて行ったらしい
分岐点でこちらは1967峰、ピパイロ岳、神威岳方面
標識あり
戸蔦別岳→北戸蔦別岳の稜線では冷たい風が吹き抜け始めていた
この岩稜帯で強風が吹いたら汗冷えするし、ふらついて滑落のリスクもあり得る
今日は天候に恵まれ幌尻岳まで寒さを感じることがなかったのは幸運だ
標識あり
戸蔦別岳→北戸蔦別岳の稜線では冷たい風が吹き抜け始めていた
この岩稜帯で強風が吹いたら汗冷えするし、ふらついて滑落のリスクもあり得る
今日は天候に恵まれ幌尻岳まで寒さを感じることがなかったのは幸運だ
ゴールの千呂露林道北戸蔦別岳登山口
前から駐車中の1台はそのまま、健脚のヤマレコユーザーさんはすでに帰られた
この日ここに駐車したのは計3台と少なかった
この1時間後に大雨となったのでベストタイミング
翌日もダメージなく無事に山行を終えられた
前から駐車中の1台はそのまま、健脚のヤマレコユーザーさんはすでに帰られた
この日ここに駐車したのは計3台と少なかった
この1時間後に大雨となったのでベストタイミング
翌日もダメージなく無事に山行を終えられた
幌尻岳用ツールは左から
・シンガード(脛当て)ソフトタイプ ハイマツ対策としてタイツの中に装着→足は無傷
・電子ホイッスル ヒグマとの鉢合わせを避ける為通常の熊鈴と合わせて使用
ボタンを押すとブザーが鳴る
口でホイッスルを吹くとその分スタミナが奪われる
・小型ラジオ こちらもヒグマ対策 沢筋だと受信しにくいが雑音でも存在を知らせられる
いずれもアマゾンで安価に購入可能
・シンガード(脛当て)ソフトタイプ ハイマツ対策としてタイツの中に装着→足は無傷
・電子ホイッスル ヒグマとの鉢合わせを避ける為通常の熊鈴と合わせて使用
ボタンを押すとブザーが鳴る
口でホイッスルを吹くとその分スタミナが奪われる
・小型ラジオ こちらもヒグマ対策 沢筋だと受信しにくいが雑音でも存在を知らせられる
いずれもアマゾンで安価に購入可能
感想
今回は北海道の幌尻岳へ。
渡渉を繰り返し幌尻山荘に泊まって頂上を目指すコース、新冠からの田中陽希超ロングコース、そして千呂露(チロロ)林道から唯一の日帰りコース。
いずれも行程の長さと高低差、気象条件などから最難関百名山といわれている。
今年1番の目標であった山に登ることができて万感の思いだ。
出発時気温12℃ 山頂11℃ 下山時21℃ ☀️ 🌤️
南寄りの風1~4m
水分消費2,300cc
塩タブレット ランチパック(パン)類2個
バナナ2本 ソイジョイ1本
ココヘリ加入済み
スマホ予備機
4G5Gオン(機内モードオフ)
モバイルバッテリー4,000mA 3台(接続ケーブルも3本でリスク分散、2台は未使用で終了)
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