針ノ木岳

2015年08月15日(土) [日帰り]

• GPS: 07:21
• 距離: 12.8km
• 登り: 1,495m
• 下り: 1,479m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:29
• 休憩: 0:52
• 合計: 7:21

8:36 扇沢駅
9:30 9:31 大沢小屋
11:40 11:49 針ノ木小屋
12:43 13:20 針ノ木岳
13:52 13:57 針ノ木小屋
15:22 15:22 大沢小屋
15:57 15:57 扇沢駅
15:57 ゴール地点

天候

晴れ後曇り

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

扇沢駅周辺の駐車場が満車とのことで、日帰り客はらいちょう駐車場（駐車料金500円）へと誘導。駐車場から扇沢駅までシャトルバスを利用。

その他周辺情報

大町温泉 薬師の湯（大町市平大町温泉郷：700円）

写真

8/15 8:39

今日は針ノ木岳に登ります。シャトルバスに乗って扇沢駅に降り立つと、黒部ダムに向かう大勢の人を横目に、針ノ木岳登山道入口から歩き始めます。

8/15 8:57

舗装道路を何度も横切りながら進み、黒部ダムに通じるトンネル手前の広場に差し掛かると、目指す針ノ木雪渓は湧き上がるガスの中です。

8/15 9:01

この先はいよいよ登山道らしくなり、メタカラコウや、

8/15 9:05

キオンを見ながら進みます。

8/15 9:09

枯れ沢を渡ると、オヤマリンドウや、

8/15 9:12

クガイソウが咲いています。

8/15 9:17

ブナ林を通り抜けて、

8/15 9:26

ソバナや、

8/15 9:26

トリアシショウマを見送ると、

8/15 9:31

樹林に囲まれた大沢小屋に達します。

8/15 9:44

コキンレイカ

8/15 9:47

左岸を高巻き、

8/15 9:49

オオバギボウシが咲く、

8/15 9:50

雪渓の取付き地点はお花畑になっていて、

8/15 9:54

ニッコウキスゲや、

8/15 9:55

シモツケソウ、

8/15 9:56

ウツボグサ、

8/15 9:59

コイワカガミなどが咲き乱れ、華やかな雰囲気です。

8/15 10:00

シラネアオイを眺めながら、

8/15 10:05

雪渓に足を踏み入れます。

8/15 10:31

左右の斜面が狭まる「ノド」に差し掛かると、

8/15 10:38

いよいよ傾斜はきつくなります。

8/15 10:57

鯉のぼりに導かれて雪渓を登りきり、大岩のところで夏道に復帰します。

8/15 11:01

ほどなくレンゲ沢を横切ります。

8/15 11:07

オオレイジンソウ、

8/15 11:18

コガネギクや、

8/15 11:24

ウサギギクを見ながら、

8/15 11:33

ザレた急斜面をジグザグを切りながら登っていきます。

8/15 11:40

ミヤマキンポウゲのお花畑を見送ると、

8/15 11:44

ほどなく針ノ木峠に達します。430年前にこの峠を越えた佐々成政公に思いを馳せながらひと息つくと、

8/15 11:59

尾根伝いに針ノ木岳を目指します。キャンプ指定地を通過し、急坂を越えると、

8/15 12:00

イワギキョウをはじめ、

8/15 12:03

ミヤマダイコンソウ、

8/15 12:05

タテヤマリンドウ、

8/15 12:05

エゾシオガマ、

8/15 12:07

ヨツバシオガマなどが咲くお花畑が、

8/15 12:09

頂上へと導いてくれます。

8/15 12:12

その後もミソガワソウや、

8/15 12:13

クロトウヒレンが続き、

8/15 13:00

針ノ木岳の頂上に到着します。さっそく展望を楽しむこととしますが、

8/15 12:50

何より素晴らしいのは西側の眺め。足下にエメラルドグリーンの水を満々と湛える黒部湖越しに薬師岳、立山、剱岳と対峙します。

8/15 12:53

北側のスバリ岳、赤沢岳と続く険しい稜線と、東側の蓮華岳に囲まれた針ノ木雪渓はすっぽりと雲に覆われています。

8/15 13:20

南側は雲が目立ちますが、高瀬ダム湖の先には穂高連峰が見え隠れし、西側に目を移していくと、水晶岳や裏銀座の山々を見渡します。

8/15 13:17

頂上にも、トウヤクリンドウや、

8/15 13:17

タカネシオガマ、チシマギキョウが咲き競います。

8/15 13:45

眺めを楽しんだら、蓮華岳と対面しながら来た道を引き返します。足下に小さく見える針ノ木小屋に向かって急降下し、

8/15 13:52

針ノ木峠に下りると、

8/15 13:57

小屋の前からは、まとわりついた雲を振り払って槍ヶ岳が姿を見せてくれます。

8/15 14:42

針ノ木峠を後に、ガスにけぶる道を下り始めますが、針ノ木雪渓に差し掛かる頃には視界がはっきりしてきます。長大な雪渓ですが、

8/15 14:54

帰路はあっという間です。

8/15 15:08

ニッコウキスゲに見送られて雪渓を後にして、

8/15 15:27

樹林帯に入ると、往路では気づかなかったキヌガサソウを見つけることができました。

撮影機器：

PowerShot S120 CANON

iPhone 5s Apple

感想

anappleaday

登山口の扇沢駅まで辿り着けず、シャトルバス利用のスタートとなりましたが、雪渓歩きは涼しく快適で、頂上からも黒部湖をはじめ、まずまずの展望を楽しむことができました。