涼を求めて金剛山〜ダイトレ〜二上山
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 09:14
- 距離
- 29.2km
- 登り
- 1,963m
- 下り
- 2,387m
コースタイム
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 2:14
- 合計
- 9:14
竹内峠で進行方向を間違えました。疲れた足がつい下りに向かった模様…
持って行った飲料1.9L全部消費。あと食堂で出してくれたお茶と湧き水のお冷。道の駅で三ツ矢サイダー0.3L。
ザック初期重量7.4kg。
天候 | 晴れ。風強し。気温高し。16時前でも32℃@雌岳(474m) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
南海バス27年ぶりの値上げで+20円されましたがまだ安い! (帰り)近鉄南大阪線・二上神社口駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
金剛山のタカハタ道はロープ場あり。雨後は滑りやすいかも。ダイヤモンドトレールは階段地獄ですがよく整備されています。竹内峠からの国道166号歩きは短いながら歩道がなく車がビュンビュン飛ばして来るのでちょっと怖いです。「竹ノ内街道入口」の看板がある二上山登山口からしばらく藪が濃いです。ダイトレはこのルートではなく、駐車場のある万葉の森登山口から岩屋峠へ向かうルート。 |
その他周辺情報 | 二上山から大阪側に下りれば太子温泉。2024年1月リニューアルオープン。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
携帯
時計
タオル
|
---|
感想
めっきり暑くなってきたので、近場で涼しそうなそこそこ標高のある山ということで、金剛山からダイトレを北へ歩いてきました。ダイトレ区間はヤマレコデビュー前に一度歩いているのですが、軌跡を繋いでヤマレコ上でも大阪平野をぐるっと一周したいというのと、あとヤマスタの岩橋山のスタンプを取るのも目的です。
昨年の金剛バスの廃業で河内長野駅発の南海バスに流入して混雑しているのではと懸念しましたが、駅では3人ほどが立っているだけで、むしろ去年のツツジシーズンより空いていましたね。途中で何人か乗って来られました。中に修験者風の方がおひとり。
金剛山への登路は普段つい、ヤマスタのチェックポイントが設定されている千早本道ばかり選んでしまうのですが、今スマホアプリの調子が悪くてチェックインできない可能性も高いのでこれ幸い(?)と、いつもと違う沢道を選択。涼を得るのが狙いですし。分県登山ガイドにあるコースから探したのですが、妙見谷は通行止め、カトラ谷はらくルートにないので難路なのかなということで、タカハタ谷を選択。現地の案内によるとタカハタ谷もお勧めはしない、という感じでしたが行ってみたらそんなに危険という程ではなかったですね。ただ沢道は近年の豪雨で荒廃したルートも多いようなので事前によく調べた方が良いでしょう。ツツジオ谷入口までの千早川支流も濁流でヤバそうな感じでした。ツツジオ谷方面に入ったら水が澄んだので少し安心。
腰折谷手前で前方に3人、後方に2人ほど人がいました。滑滝のへつりで1人を追い越してその先の水場でしばらく足を止めましたが追いついてくる気配がなかったので松の木尾根の方に移られたのかも。後方の2人も多分松の木尾根かツツジオ谷でしょう。その後残る前の2人にも追いつかなかったので結局この前後の時間帯タカハタ道をずっと歩いたのは私だけだったようです。あ、尾根道で2人x2組とはすれ違いましたね。
金剛山頂上付近は、本日れんげ大祭の日に当たったためかいくぶん人が多いかなという感じ。ひょっとして炎暑の季節としてはずっと多い方かも。一方、大和葛城山頂上はロープウェイが動いていないせいか人は少な目。水越峠には相変わらず路駐の車が列を成していましたが、金剛山を目指した人の方が多かったようです。ロッジの食堂も先に2組入っているだけで空いていましたし。むしろ他の売店は閉まっていたのに通常営業はありがたい。普段は観光客でごった返す山もロープウェイなどが停まっている時期を選ぶと独り占めできそうです。今だと木曽駒ケ岳とかですかね。桂小場からピストンで登れば。そういえば今年の西駒んボッカには影響ないでしょうか。
狭い岩橋山頂上では3人とお会いしたのみ。金剛山、葛城山と頂上付近はどこも多少なりと人がいますが、そこを離れるとダイトレといえどめっきり人が減って、5分や10分おきに1組と会う程度でした。あと圧倒的に対向ばかり。あ、カヤンボ辺りでトレランのソロ男性に追い抜かれたのですが、すぐ先で足を止めておられ抜き返した後はついに再び追いついて来られませんでした。走り方か何か試されていたのでしょうか。故障とかでなければいいのですが。(そうは見えませんでしたが)
二上山の馬の背からは奈良県側に下山。いつも大阪側ばかりなのでたまには奈良の道の駅にも寄ってみようと思いました。それに駅までの距離で言ったらこちらの方が近いですし。祐泉寺への降路はこれまた沢沿いで、沢水に洗われた一枚岩の上を歩いたりしてちょっと面白かったです。特に時刻表は調べていなかったものの駅に近づくと丁度踏切が鳴っていて帰りの電車に滑り込みセーフ。冷房のよく効いた電車で帰途につきました。
今回レコを書くに当たって前回2019年4月の記録を見直したのですが、タイム的には竹内峠までで10分ほど遅くなっていました。まあ暑さの違いや、今回葛城高原ロッジでゆっくり食事したこと、あと前回は葛城山の下りで早くも膝が痛み始めものの今回は最後まで異常なかったこと、などなど考え合わせるとトータルでは成長しているのでは、と思います。…だといいなあ。
膝の痛みと言えば、登山靴は新しく買ったシリオのP.F.302を初めて長めのトレイルに投入したのですが、すぐに慣れて違和感なく歩けました。岩がちの沢道を歩くから、ソールのすり減ったキャラバンは不安と考えての判断でしたが、シリオの堅めのソールいいですね。爪先さえ乗れば何とかなる安定感があります。あと単純にソールが減っていないのでフリクションが効きます。これは今年の夏山が楽しくなりそう。計画を固めないと。
などといいことばかりのようですが、実は主目的の岩橋山チェックインを忘れました。金剛山、葛城山は覚えててチェックインしたんですけどね。どうも4Gが入ってAGPSが有効でないとダメみたいで、電波の悪い岩橋山は諦め気味だったのですが、チェックインを試みてもできなかった時の救済措置として、写真を送ると手動でサーバーから登録してくれるので、まずそれ用に山名標やダイトレのプレートはせっせと撮って、そのあと肝腎のチェックインを忘れたという。試したけどできなかったという体で登録をお願いするという考えも一瞬頭をよぎったのですが、ズルはいけないという以上に、誤情報を混ぜて原因究明の妨げをするのは尚よろしくないということで思い留まりました。仕方ないのでまた来ます! 今度は太子温泉に浸かったり、あるいは葛城高原ロッジで日帰り入浴したりしたいですね。六甲山の「オテル・ド・摩耶」はいつか行こうと思ううちに閉館してしまったので、機会を逃さず積極的に。
〇今日のヤマスタチェックポイント
●金剛山(関西ダイヤモンドトレール、おすすめ二百名山<関西5座>、日帰りで楽しむ全国80山スタンプラリー)
●大和葛城山(関西ダイヤモンドトレール、関西7サミッツ、日帰りで楽しむ全国80山スタンプラリー)
●岩橋山(関西ダイヤモンドトレール、関西歴史・伝承ハイキング)
コメント
この記録に関連する登山ルート
![](https://yamareco.info/include/imgresize.php?maxsize=90&crop=1&fname=%2Fmodules%2Fyamainfo%2Fupimg%2Fpt%2f8015b43aa44dd2db552a9ac1fc515990.jpg)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する