爆風・雨・真夏の白馬岳(小蓮華山・旭岳)
- GPS
- 14:48
- 距離
- 23.5km
- 登り
- 1,963m
- 下り
- 1,936m
コースタイム
- 山行
- 5:54
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 7:09
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
昨年6月、北岳山荘の寝床がたまたま隣で知り合ったせんちゃん(関西人かつ日本百名山完登者)と白馬へ。
白馬大雪渓が崩落の危険で通行止めになり、登山口を猿倉→栂池に変更。
・せんちゃんは百高山の旭岳
・kopalは百名山の白馬岳
・ドンちゃんは新潟県最高峰の小蓮華山
をゲットする山行に。
【前泊〜初日】
・トイレがきれいな道の駅白馬で車中前泊
・栂池中央駐車場は5:30から(500円/日)※車中泊は近くの第2駐車場(無料)へ
・ゴンドラ&ロープウェイのウェブチケットは安いが発券場所がわかりにくい
→券売り場内の発券機しか使えなくてイライラ(乗場近くのトイレ前のは不発)
・予報と異なりザーザー降り。様子見するもやむ気配なく、諦めてスタート
→コースは流れる川のよう。体やザックを濡らさないのに傘が役だった
→今回は革の登山靴をチョイス。ほぼ浸水せず
・白馬大池山荘の中で昼ごはん。ずぶ濡れで寒そうな人多し
・大池からは雨は止むも稜線は爆風でよろけるほど。風が低音で唸る。
・白馬岳はガスガスの風雨の中で登頂の感動よりも、早く山荘への思い😩
・山荘は経験の中では一番大きく、部屋(20人相部屋)もきれい
→残念なのは乾燥室。雨でもストーブをあまり焚いてくれず乾かない
・せんちゃん、5時の夕食後、さっくり就寝。起床の4時まで爆睡。これが強さの秘訣(kopalとドンちゃんはそれぞれ夜中に少し頭痛で寝覚め散歩)
【2日目】
・予報は曇りから晴れなのに外は霧と小雨と強風😩
・5時の朝食後、百高山の旭岳へ。YAMAPではルートがなく、ヤマレコを見ながら
→途中からガレ、ザレの崩れやすい歩きにくい斜面を
・旭岳から山荘経由で白馬岳へがまたまた爆風&雨。ザックカバーが外れてる中、全集中で黙々と進む(いつものドンちゃんのボヤキもでないほど)
→山歩きあるあるで、厳しいときは写真を撮らない・撮れない(結果的に楽しそうな山行の記録だけ残る😲)
・白馬岳を過ぎて標高が下がってくると少しずつ天気が回復し稜線がきれいに。今度は容赦ない真夏の直射日光がジリジリ
・大池がキラキラ、その後の下りはどんどん蒸し暑く🥵
・帰りはせんちゃんおすすめの白馬ハイランドホテル姫川温泉。気持ちえがっだー♨?
【感想】
・予報より現地はずっと天気が悪かった。雨で濡れ、風で冷える、低体温症に最もなりやすい環境
→傘の利用(樹林帯)、ウェアリングや撥水材メンテのレインウェア、皮の登山靴、新聞紙持参(ドンちゃんの靴を乾かす)など、想定内で対処できた
・せんちゃんは登りが強く持久力が抜群。周りの人誰とでも仲良くなれる人柄で一緒に登っていてとても楽しい🤗
・ドンちゃん、この天候の中、後ろで寡黙なのに、山頂写真は満面の笑み😄女優かっ!
・土曜も日曜も白馬山頂、小屋付近は相当な荒天なのに、宿泊者がたくさん
→このコンディションでもリスクの想定内で登れた自分たちに「あっぱれ」をあげたいが、みんなちゃ〜んと登ってきていて、白馬に来る人達はしっかり準備しているなぁ、と実感
コース定数はYAMAPで48
大雪渓の方が通れずすごく残念だったと思いますが、また別の機会に行けるといいですね。
「→山歩きあるあるで、厳しいときは写真を撮らない・撮れない(結果的に楽しそうな山行の記録だけ残る😲)」のくだりは確かにそうですね。(笑)
でも、kopalさんの感想の文章だけで十分、大変だったことが分かりますよ。
次回は快適な山行になるといいですね。お疲れ様でした!
コロナ禍以降、山小屋が予約必須となり天気予報が悪くて延期すると、次は予約がとれないなんてことになるのが悩ましいところ。
白馬山荘もしっかり一人一畳確保されていて、たぶんコロナ禍以前はもっと詰め詰めだったんだろうなと思うので、快適性と計画性は相反するんだよね。
樹林帯は土砂降り、山頂付近は爆風で、これは想定以上だったけど、ある程度のマージンをもって動けたのは良い経験。
さすがにヤバいときは写真撮ってる余裕はないよね。山登りあるあるで、「登り返しできないところまで下りると山頂が晴れる」なんてのもあります😁
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