秘密のペテガリ岳、日帰り大作戦
- GPS
- 11:38
- 距離
- 28.8km
- 登り
- 2,320m
- 下り
- 2,319m
コースタイム
- 山行
- 10:46
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 11:20
【往路】
登山口→90→乗越頂上→40→林道→70→ペテガリ山荘→90→1060地点→45→1259地点→20→1293地点→45→1191地点→30→1301地点→75→ペテガリ岳山頂
【復路】
ペテガリ岳山頂→60→1301地点→25→1191地点→90→1060地点→45→ペテガリ山荘→70→林道→45→乗越頂上→60→登山口
天候 | 概ね晴天ですが、山頂だけ曇っていました。 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ペテガリ岳のアプローチは変則的で有名ですが、神威岳から乗越を越えてペテガリ山荘までいったん歩き、そこから本番の登山開始です。 時期柄でしょうか、登山口から少し上の笹薮帯が刈り払いされていました。まだ刈り払い機が於いてあったのでもう少し刈るのかな。今なら1年のうち一番快適に登れるかもしれません。 |
写真
感想
三百名山中最難関と言われるペテガリ岳。日帰りで登って来ました。
作戦名はゴリ押しです。体力つけて挑めばいけます。
下山が17時過ぎてしまったのは失敗でした。もっと早く出たかったのですが、前日の移動と睡眠時間の確保などの結果6時15分出発となりました。
コースタイムがわからないので自分が歩いた感じで設定してみましたが、昭文社以外のガイドブックを読めばコースタイムも載っていますよね。立ち読みでいいから事前にチェックしておけばよかったかな。
たぶん15時間ぐらいだと思いますが、全体的に歩きにくい(スピードを稼ぎにくい)ところが多いので、余計にかかると思ったほうが良いでしょう。
コースタイムや標高差、山小屋や水場の有無をみたら、笊ヶ岳とどちらが難関かわかりません。笊ヶ岳のほうが迷いやすいですし。
カムエクと笈ヶ岳は登っていないので、それとどちらが大変なのかもわかりません。
大崩山よりは大変でしょうが、前評判より簡単だったというのが感想です。
この山は主に、ペテガリ山荘までと後わかれますが、ペテガリ山荘までの乗越は道は荒れ気味で行程の大変さを予感させます。ですが迷うようなところは特にありません。(私は造林地へ迷い込みましたが。)
林道終点以降は踏み跡はあるし、踏み跡に習わなくても地形を読みつつ沢の歩きやすいところを歩けば良いのです。
林道におり、ペテガリ山荘、そして山頂への登山道は、拍子抜けするほど簡単な道でした。
人の少ない山ですから藪が濃いところは多いです。ですが、踏み跡はしっかりしていて、道迷いからの遭難はあまりないのではと思われます。
二百名山で一定の需要はありますし、一番よく使われる(というより実質これしかないとも言える)メジャールートです。
ただ山の奥も奥ですから、ここで何かあったら助けは何もないという恐ろしさはあります。これは笊ヶ岳でも感じます。
携帯は稜線に出ればLTEも入ります。調子乗ってツイッターなどして遊んでいたら電池がなくなりました。いつも予備電池を2つもっているのですが、この日だけ電池を忘れていて、緊急連絡分の電池を残すため電源を切り、帰りのログはとれていません。
往路のトラックログを見ていただければわかりますが、1060から1301まで長く稜線が続きます。
このいつまでも続く細かいアップダウンと最後500mの直登がこの山のハイライトです。
とはいえ数字的に酷く登らされるわけではない(南アと比べれば…)ので、頑張りましょう。
覆いかぶさってくる笹薮やハイマツ、小虫に気力を削がれますが、頑張りましょう。
山の雰囲気ですが、中央アルプスに似ています。
体感には個人差がございますが、日高山脈はどことなく中央アルプスの南部を思い出させます。空木岳より南のほうです。中央アルプスは空木岳までは人が登りますが、以南は歩く人が減り秘境感もあるし、植生も山容もどことなく似たように感じました。
わざわざ北海道までいかなくてもいいやって思いました。
今回、沢靴は使っていません。
熊の糞もありませんでした。
ヒグマの糞は一つもみませんでした。
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