わさび平小屋・双六小屋テント泊(高速バス新宿〜高山線)

2024年07月21日(日) ~ 2024年07月23日(火)

• GPS: 13:04
• 距離: 25.9km
• 登り: 1,722m
• 下り: 1,720m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:00
• 休憩: 0:05
• 合計: 1:05

距離 4.3km 登り 316m 下り 13m

13:22 新穂高温泉駅
13:28 13:32 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
13:49 お助け風穴
14:04 14:05 中崎橋
14:17 笠新道登山口
14:27 わさび平小屋

2日目

• 山行: 5:15
• 休憩: 1:32
• 合計: 6:47

距離 8.7km 登り 1,277m 下り 129m

4:48 わさび平小屋
5:07 5:08 小池新道入口
5:54 6:03 秩父沢出合
6:17 チボ岩
6:40 6:46 イタドリが原
7:17 7:18 シシウドヶ原
8:05 8:15 鏡池
8:17 8:52 鏡平山荘
9:48 10:08 弓折乗越
10:31 10:35 花見平
10:53 10:58 くろゆりベンチ
11:30 11:31 双六池
11:35 双六小屋

3日目

• 山行: 4:31
• 休憩: 0:39
• 合計: 5:10

距離 12.9km 登り 128m 下り 1,577m

5:06 双六小屋
5:09 5:10 双六池
5:40 5:41 くろゆりベンチ
5:56 5:57 花見平
6:11 6:14 弓折乗越
6:44 鏡平山荘
6:51 6:52 鏡池
7:23 7:34 シシウドヶ原
7:51 イタドリが原
8:02 チボ岩
8:13 8:23 秩父沢出合
8:51 小池新道入口
9:11 9:18 わさび平小屋
9:32 笠新道登山口
9:41 9:42 中崎橋
9:54 9:55 お助け風穴
10:08 10:10 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
10:16 新穂高温泉駅
10:16 ゴール地点

天候

概ね曇り

アクセス

利用交通機関：

バス

中央道日野7:38→11:45平湯温泉 Web予約5800円
平湯温泉12:40→13:16新穂高ロープウェイ 910円

写真

7/25 16:29

甲州街道駅近くのセブンイレブンで買い出しをした後、中央道日野バス停へ。飛騨高山行きの高速バスに乗車し7:42発(4分遅れ)。途中EXPASA談合坂、諏訪湖SAで休憩をはさみつつ11:52平湯バスターミナル着(7分遅れ)。

7/21 12:04

次のバスまでの間に昼食。飛騨ポークカツ丼(1200円)。ここの食事もかなり値上がりしていますね。今牛肉も高いし飛騨牛なんて言ったら。

7/21 13:22

平湯12:44発(4分遅れ)→新穂高ロープウェイバス停13:22着(6分遅れ)。運賃は910円。車内だと現金のみ。バスターミナルの券売機だとクレジットカードが使用可能。

7/21 13:23

すぐ近くの橋からスタート。

7/21 13:28

ゲートを通過。

7/21 13:41

新穂高ロープウェイバス停とわさび平の標高差は300mくらいなので案外登っている感覚があります。終始ゆるい坂を歩いている感じ。

7/21 13:48

風穴からの風が冷たくて気持ちいい！　前回来たときよりも冷たいと思うので季節によって違うのかもしれません。

7/21 13:56

7/21 14:04

中崎橋を通過。

7/21 14:06

水力発電所の取水施設。

7/21 14:06

近くの水は流れていました。

7/21 14:14

ちょうどヘリが帰ってくるところに遭遇。荷物を下ろした後、ここに着陸しました。

7/21 14:16

笠新道登山口の水はしっかり出ていました。

7/21 14:27

わさび平小屋着。さっそく受付。テント1泊2000円。トイレ別(200円/回)。

7/21 14:46

テント設営。

7/21 14:53

適度に太陽が隠れていて快適。

7/21 14:57

メニュー。

7/21 14:57

そして今話題の山小屋Wi-Fiがありました！　山小屋Wi-Fiのサイトにはわさび平小屋は「設置予定」と書かれていたのでまだなのかなと思っていたのですがありました。接続手順は、EntryというSSIDに接続して、専用のWebサイトで手続き、決済をした後証明書をダウンロード、インストールし、その後yamagoya_Wi2というSSIDに接続するという流れになります。2箇所ほど躓いたポイントがありましたが無事接続。
小屋の外だと水場の近くが一番繋がりやすいようでした。残念ながらテント場からはSSIDすら見えませんでした。

7/21 15:46

昼行バスで来ると普通のテント泊登山者はわさび平までしか進めない(鏡平にテント場が無く、双六小屋までは遠い)のがじれったいところです。結局移動で一日がかりですね。でもインターネットが繋がるのであれば暇が潰せるのでありがたい限り。

7/21 17:15

17時過ぎに夕食。お湯を沸かしてアルファ米に注ぎ、待っている間にレトルトカレーを温め、残ったお湯でみそ汁。

7/21 17:24

ん、このカレー美味しい！
S&Bの「神田カレーグランプリ　お茶の水　大勝軒　復刻版カレー　お店の中辛」です。

7/21 17:09

缶詰も持ってきました。

7/22 3:57

夜半頃から強い雨が断続的に降りました。幸いにも撤収時には止みましたがフライシートはぐしょ濡れ。テント内部にも二箇所ほど浸水していました(うち一箇所は全開だったベンチレーションのせいかも)。濡れているテントの片付けはいつでも嫌なものです。

7/22 4:36

朝食はクリームパン一つ。

7/22 4:48

5時前にわさび平小屋を出発。

7/22 5:00

7/22 5:01

ここも車が通るのだろうか。

7/22 5:07

20分くらいで橋と登山口が見えてきました。

7/22 5:07

小池新道登山口に入ります。

7/22 5:11

7/22 5:23

「石畳涸れ沢」

7/22 5:44

双六小屋のWebサイトに書かれているとおり大きな段差はほとんど無い登山道です。もちろん疲れないという意味ではありません。小池新道登山口(1470m)と稜線上の一番高いところ(約2630m)との標高差は1160mにもなりますし、稜線上はアップダウンがあるので累積ではもっとあるでしょう。

7/22 5:54

秩父沢着。

7/22 5:55

冷たい水に触ったりしてしばらく休んでいると、上から降りてくる冷気で寒くなってきたので出発。

7/22 6:05

7/22 6:14

7/22 6:15

チボ岩。

7/22 6:24

下涸れ沢。水は流れていましたけどね。

7/22 6:38

イタドリヶ原。

7/22 6:39

イタドリヶ原は休憩しやすい場所です。まぁ、私はここまでの間に座れそうな岩があるたびにしょっちゅう休憩していますけどね。

7/22 6:48

7/22 6:52

上涸れ沢。

7/22 7:06

景色がアルプスっぽくなってきましたよ！

7/22 7:16

シシウドヶ原。

7/22 7:18

晴れていれば良い景色でしょうに。

7/22 7:19

シシウドヶ原からは右に曲がってしばらくトラバース気味に進んでいきます。

7/22 7:21

7/22 7:26

今日最初の太陽。

7/22 7:35

7/22 7:42

「クマの踊り場」を通過。え、クマが踊るの！？

7/22 7:48

7/22 8:03

鏡池着。

7/22 8:04

7/22 8:04

今日は雲が多くて槍〜穂高方面の稜線は全く見えません。涼しいのは良いところです。
一杯写真を撮って休憩。

7/22 8:06

7/22 8:16

7/22 8:17

鏡平小屋着。

7/22 8:18

トイレ(200円)と自動販売機。

7/22 8:19

かき氷やコーヒーフロートなどのメニュー。アイスクリーム単体は売っていないそうです。店員に尋ねている人がいました。

7/22 8:19

軽食メニュー。

7/22 8:23

せっかくなのでコーヒーフロート(1100円)を購入。コーヒーはちゃんと手をかけていれているんでしょうけど1100円ではなぁ。一回飲めば十分かな。かき氷は普段からそんなに食べないし。

7/22 8:49

水は500ml 100円。去年は確か水不足で給水制限していましたよね。

7/22 8:51

鏡平発。

7/22 8:55

左に曲がってどんどん登っていきます。

7/22 9:08

7/22 9:08

これから登る先。

7/22 9:08

稜線へ登っていく道や歩いている人が見えます。

7/22 9:13

7/22 9:15

ちっちゃい綺麗なリンドウがあちこちで見られました。リンドウの種類ってほとんど理解していないんですけどこれは何でしょう。ミヤマ？

7/22 9:16

槍が見えた！

7/22 9:16

今日私が見たのはこの一瞬だけでした。すぐに雲に隠れてしまいました。

7/22 9:20

この辺に「弓折中段」と書かれた標識があります。

7/22 9:20

7/22 9:42

ちょっと怖いところ。

7/22 9:52

弓折乗越。

7/22 9:55

7/22 10:09

ようやく稜線に出ましたが案外アップダウンがあります。

7/22 10:17

疲れもピーク。休み休み進みます。遠くの景色は見えませんが、近くの花は綺麗です。

7/22 10:25

今回雪の上を歩いたのはここだけです。真っ平らな極々短い区間ですが。

7/22 10:28

ベンチがあります。

7/22 10:35

ここは花見平というらしいです。

7/22 10:35

7/22 10:44

シャクナゲが咲いています。

7/22 10:46

7/22 10:47

見えた！

7/22 10:48

7/22 10:51

下ります。

7/22 10:53

くろゆりベンチ。

7/22 11:03

登ります。

7/22 11:03

7/22 11:05

見えているのになかなか近づきません。

7/22 11:12

7/22 11:12

7/22 11:19

岩が多いところ。

7/22 11:22

7/22 11:26

コバイケイソウ。

7/22 11:29

7/22 11:31

「双六池」標識。

7/22 11:35

双六小屋着。テントの受付。1泊2000円。

7/22 11:35

軽食メニュー。

7/22 11:36

自動販売機。

7/22 11:53

五目ラーメン(1200円)。麵もスープも問題なし。海老のプリッとした食感がたまらない〜

7/22 13:13

テント設営。

7/22 13:15

7/22 13:16

7/22 13:17

あの辺が燕岳かな。
ちなみにこの辺りではドコモの電波が入りました。山小屋Wi-Fiも小屋の入口付近で繋がりました(わさび平小屋で申し込んだ24時間分の残りが使えました。追加購入はせず)。

7/22 13:18

例によってトイレは別料金(200円/回)です。テントで2000円も取っておいてトイレが別料金ってどういうことなんですかね？　疲れてるし沢山水を飲みたいのに我慢しろってこと？　登山者の健康を何だと思ってるんだろう。沢山飲んでちょくちょく行ったらいったいいくらになる事やら。

7/22 13:21

槍ヶ岳へ行く道。

7/22 13:51

テント場。

7/22 13:58

後はのんびりするだけです。もちろんテント場からは山小屋Wi-Fiは繋がりませんしドコモの電波も入りません。山に囲まれていますしね。笠ヶ岳はテントから繋がって良かったなぁ。

7/22 14:55

売店。

7/22 17:34

夕食はレトルトビーフシチュー。上高地の時にも食べたS&B噂の名店のやつです。美味しい。

7/22 19:32

度々ネットに繋いで天気予報を確認していましたが、この先の天気がどうにも不安定です。予測がしづらい状況なのでしょう。お天気ナビゲータはいつも強気で晴れマークを並べてきますが、その他は悪い方向に変わってきているようです。明日はそこそこ天気が良さそうですが午後に雷雨・豪雨が発生する可能性も。それだけならまだ我慢できますが明後日は朝から天気が悪そうです。もう一泊する予定でしたが、明後日、雨の中の撤収・下山をしたくありません。疲れもありますし、明日天気が良いうちにサッサと下山することにしました。

7/23 3:17

3時過ぎの星空。ペルセウス座のあたり。

7/23 3:17

星を見るには月が明るすぎますね。雲も多いし。

7/23 4:38

テントの片付け。フライシートはかなり結露していました。

7/23 4:43

水場に昨日は無かった「節水」「水不足」の文字が掲げられていました。

7/23 4:54

朝食は消費期限切れのアップルパイ。モソモソしていてなかなか喉を通りません。

7/23 4:57

ご来光は雲が多くてなかなか見えず。出てもすぐにまた雲に隠されてしまいました。

7/23 4:58

7/23 5:07

5時過ぎに双六小屋を出発。小屋の前の標識に新穂高まで5時間30分と書いてありました。ホントにそんなに速く降りられるの〜？

7/23 5:10

これぞアルプスって感じで良いですね。

7/23 5:10

7/23 5:15

クロユリは2〜3くらいしか見なかったと思います。これからでしょうか？

7/23 5:15

ミツバオウレン？　登山道脇にまとまって沢山咲いている場所がありました。

7/23 5:18

確かに大きな段差はあまり無いけどもう少しアップダウンも少なくしてほしいなぁ。北岳のトラバース道みたいなのを作らないと無理かもしれないけど。

7/23 5:19

さらば双六小屋。

7/23 5:26

相変わらず雲が多くて稜線が見えません。

7/23 5:28

7/23 5:28

朝の光は綺麗ですけどね。

7/23 5:30

7/23 5:35

7/23 5:35

7/23 5:35

7/23 5:37

7/23 5:38

くろゆりベンチ。この辺りで上着を脱ぎました。出発したときは結構寒かったので脱げませんでしたが、ここまで登ってくると汗をかいてきます。

7/23 5:42

怖いってば。

7/23 5:48

うーん、海が見えるかどうか。

7/23 5:48

笠ヶ岳の方向も今ひとつハッキリとは見えません。

7/23 5:50

7/23 5:50

7/23 5:56

花見平。

7/23 5:58

7/23 6:08

弓折乗越。

7/23 6:15

7/23 6:21

日差しが強くて汗が一気に噴き出してきました。上りがこの日差しじゃなくてよかった！

7/23 6:26

7/23 6:28

7/23 6:42

鏡平小屋。スルー。

7/23 6:45

鏡池。ここで休憩。

7/23 6:52

逆さ槍が見えた！

7/23 6:46

わさび平で話した人の中にはいつも真っ白で見えないなんて言っている人もいましたが初回の山行で見えてしまいました。ラッキー！

7/23 6:54

7/23 6:58

硬い岩の階段をずっと下っていると足が痛くなってきます。

7/23 7:14

7/23 7:15

日影になっているのはここまで。

7/23 7:19

シシウドヶ原は日なたです。でも太陽に背を向けていれば休めるくらいの気温。

7/23 7:19

7/23 7:20

ベンチに座ると3〜4匹くらいの蝶が頭のまわりにたかって払っても払っても近寄ってきました。きっと汗が吸いたいんでしょうね……

7/23 7:36

7/23 7:38

7/23 7:51

イタドリヶ原。すれ違う人も大分増えてきました。

7/23 8:07

7/23 8:09

7/23 8:12

秩父沢。日差しが強いとそこまで涼しく感じません。日陰に入ると涼しいです。

7/23 8:27

7/23 8:47

7/23 8:51

小池新道登山口。

7/23 8:57

7/23 8:58

人が立ち止まっていたので何かと思いましたが、通り過ぎようとしたら異様に冷たい風が当たってびっくりしました。天然のクーラー状態です。

7/23 9:02

黄色いホトトギスだ〜(タマガワホトトギス？)

7/23 9:09

わさび平小屋。少し休憩して粉末で麦茶を作成。

7/23 9:41

中崎橋。

7/23 9:45

7/23 9:54

風穴。

7/23 10:10

ゲート。

7/23 10:14

新穂高ロープウェイ着。双六小屋から5時間9分でした。
highwaybus.comにアクセスして帰りのバスの予約を変更。平湯温泉14:35発の便に空きがあったので日付・便の変更をしました。

7/23 11:27

新穂高ロープウェイ10:55発→平湯バスターミナル11:26着。

7/23 11:31

チャーシュー麵。麵がちょっと固い。高山ラーメンってこんなもんだっけ？

7/23 12:21

14:35まで時間が余っています。ひらゆの森にでも行こうかなとも思いましたが、こんな体調でお風呂なんかに入ったら倒れてしまいます。シャワーくらいならアリですが。今必要なのは温める方ではなくアイシングですね。着替えも無いし、ザックとか預かってくれるのかな？
それで隣にある奥飛騨ビジターセンターを覗いてみたり。

14:38平湯バスターミナル発。
諏訪湖SAの前(岡谷JCT付近で渋滞。リニューアル工事？)

7/23 17:00

諏訪湖SAのソースローメン。いける。

7/23 19:24

19:24中央道日野着(42分遅れ)。
HELLO CYCLINGで自転車を借りて帰りました。

7/22 19:16

全部ではありませんが今回見た花。

7/22 19:18

7/22 19:20

7/22 19:24

撮影機器：

Pixel 7 Google

感想

yamakoro

去年行った笠ヶ岳に続き今回は双六小屋まで足を伸ばしてみました。本当は3泊4日で三俣蓮華岳辺りまで歩こうと思ったのですが、天気が悪く疲れもあったのでサッサと帰ってしまいました。近くの山々は雲に隠れてあまり見えませんでしたが、沢山の花々やアルプスらしい風景は見ることが出来ました。

今年は山行回数が少なく体力も無く、3泊4日の食料も重かったので疲れました。すぐに次の山行に行ければ多少は体力も付きそうですがどうでしょうね。梅雨明けなどと聞きましたが、思いのほか天気が悪いようです。