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Yamareco

記録ID: 7062812
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

奥又白池、涸沢

2016年10月15日(土) ~ 2016年10月16日(日)
 - 拍手
bistari その他1人
GPS
32:00
距離
27.0km
登り
1,707m
下り
1,707m

コースタイム

1日目
山行
6:50
休憩
1:50
合計
8:40
6:05
6:20
40
7:00
7:10
60
徳澤園
8:10
8:20
105
10:05
11:00
110
14:00
涸沢小屋
2日目
山行
4:35
休憩
2:15
合計
6:50
7:00
55
涸沢小屋
7:55
8:10
25
8:35
8:45
15
9:00
9:15
40
9:55
10:15
40
10:55
11:30
40
12:10
12:50
60
13:50
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2016年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
夜明け前の漆黒の上高地から二人とも半睡状態で歩行開始。
明神で次男は座った途端居眠り。
徳沢ロッヂに知人を訪ね最近の天候状況を確認すると、最近冷え込んでいたが今日は随分暖かいとのこと。
北尾根は凍結箇所があるかもしれないので注意するようにとアドバイスを受ける。
2016年10月15日 06:09撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/15 6:09
夜明け前の漆黒の上高地から二人とも半睡状態で歩行開始。
明神で次男は座った途端居眠り。
徳沢ロッヂに知人を訪ね最近の天候状況を確認すると、最近冷え込んでいたが今日は随分暖かいとのこと。
北尾根は凍結箇所があるかもしれないので注意するようにとアドバイスを受ける。
新村橋で横尾方面と別れ対岸へ渡る。
2016年10月15日 07:27撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/15 7:27
新村橋で横尾方面と別れ対岸へ渡る。
北尾根が頭上高く。
2016年10月15日 07:27撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/15 7:27
北尾根が頭上高く。
奥又白谷沿いに進むと中畠新道とパノラマコースの分岐にいたる。
正面左には松高ルンゼ、奥に前穂東壁、右のリッジ部にこれから進む中畠新道がある。
取り付きが岩壁になっていて本当にここ登れるのだろうか心配になるが、近づくと岩壁の中に巧みにルートがとられ樹林帯に突入する。
2016年10月15日 08:16撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/15 8:16
奥又白谷沿いに進むと中畠新道とパノラマコースの分岐にいたる。
正面左には松高ルンゼ、奥に前穂東壁、右のリッジ部にこれから進む中畠新道がある。
取り付きが岩壁になっていて本当にここ登れるのだろうか心配になるが、近づくと岩壁の中に巧みにルートがとられ樹林帯に突入する。
四峰正面壁(右)が大きい。
2016年10月15日 10:03撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/15 10:03
四峰正面壁(右)が大きい。
ここを登りきれば。
2016年10月15日 10:15撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/15 10:15
ここを登りきれば。
明瞭な五六のコルへの分岐を過ぎ一登りで奥又白池に到着。
あまりに突然の池の出現に二人して歓声をあげる。
まさにまさに別天地!
写真では見慣れた景色ではあるが、実際に見る池に逆さを写した前穂東面の迫力は素晴らしい!
やっぱり山とビールは生が一番だぁ!
2016年10月15日 10:22撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/15 10:22
明瞭な五六のコルへの分岐を過ぎ一登りで奥又白池に到着。
あまりに突然の池の出現に二人して歓声をあげる。
まさにまさに別天地!
写真では見慣れた景色ではあるが、実際に見る池に逆さを写した前穂東面の迫力は素晴らしい!
やっぱり山とビールは生が一番だぁ!
通常のレンズでは収まりきらない。
これからたどる五六のコル(右端の白くザレた凹状部の上端)へのルートもはっきり見渡せる。
2016年10月15日 10:23撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/15 10:23
通常のレンズでは収まりきらない。
これからたどる五六のコル(右端の白くザレた凹状部の上端)へのルートもはっきり見渡せる。
10人ほどが先着していた。
2016年10月15日 10:24撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/15 10:24
10人ほどが先着していた。
奥又白池を一周し、しばらく景色を堪能、離れがたいがこれから先が今日の核心。
2016年10月15日 10:24撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/15 10:24
奥又白池を一周し、しばらく景色を堪能、離れがたいがこれから先が今日の核心。
前穂のアップ。
2016年10月15日 10:25撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/15 10:25
前穂のアップ。
明神のアップ。
2016年10月15日 10:45撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/15 10:45
明神のアップ。
先ほど確認した分岐まで戻り、白いガレへ向けてトラバースする。
2016年10月15日 11:02撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/15 11:02
先ほど確認した分岐まで戻り、白いガレへ向けてトラバースする。
しばらくはブッシュの中の道がはっきりしているが、ガレ場に出ると道が定かではなくなる。
ときどきペンキマークを見つけるが、えらく離れていたりしてルートを外していることに気づかされる(後日知人ガイドからここは雪崩で岩が動くのでペンキマークはあてにならないとのこと)。
足場の悪い急坂やガレ場のトラバースに神経がけずられる。
2016年10月15日 11:49撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/15 11:49
しばらくはブッシュの中の道がはっきりしているが、ガレ場に出ると道が定かではなくなる。
ときどきペンキマークを見つけるが、えらく離れていたりしてルートを外していることに気づかされる(後日知人ガイドからここは雪崩で岩が動くのでペンキマークはあてにならないとのこと)。
足場の悪い急坂やガレ場のトラバースに神経がけずられる。
終盤、足下が崩れ落ちたかぶった岩場のトラバース箇所に着いた。
落ちればただでは済まないが、慎重に進めば問題ない。
2016年10月15日 12:43撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/15 12:43
終盤、足下が崩れ落ちたかぶった岩場のトラバース箇所に着いた。
落ちればただでは済まないが、慎重に進めば問題ない。
ボルトが何本も打ってあり、ビレーする方もいるのだろう、真新しい赤いお助けシュリンゲがぶら下がっている。
ここまで来ると寝不足からくる疲労か、頭がクラクラし息が切れる。
2016年10月15日 12:46撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/15 12:46
ボルトが何本も打ってあり、ビレーする方もいるのだろう、真新しい赤いお助けシュリンゲがぶら下がっている。
ここまで来ると寝不足からくる疲労か、頭がクラクラし息が切れる。
二人ともフラフラでようやく五六のコルに着いた。
奥穂が見えた。
2016年10月15日 12:59撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/15 12:59
二人ともフラフラでようやく五六のコルに着いた。
奥穂が見えた。
五峰は岩峰だが、写真の六峰はハイマツに覆われたたおやかな峰である。
2016年10月15日 13:04撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/15 13:04
五峰は岩峰だが、写真の六峰はハイマツに覆われたたおやかな峰である。
奥又白池が眼下に見える。
2016年10月15日 13:07撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/15 13:07
奥又白池が眼下に見える。
涸沢へ向けてガレ場を下る。
2016年10月15日 13:11撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/15 13:11
涸沢へ向けてガレ場を下る。
本日も快晴なり。
2016年10月16日 07:05撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/16 7:05
本日も快晴なり。
パノラマコース経由で下山する。
2016年10月16日 07:10撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/16 7:10
パノラマコース経由で下山する。
午前中は日陰になるので、この時期凍結箇所がある。
2016年10月16日 07:27撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/16 7:27
午前中は日陰になるので、この時期凍結箇所がある。
屏風のコルへ向かう。
2016年10月16日 07:47撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/16 7:47
屏風のコルへ向かう。
屏風の耳から奥穂(左)と涸沢岳。
2016年10月16日 08:31撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/16 8:31
屏風の耳から奥穂(左)と涸沢岳。
同所より槍ヶ岳と大キレット。
2016年10月16日 08:31撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/16 8:31
同所より槍ヶ岳と大キレット。
ケルンが立つ屏風の頭。
2016年10月16日 08:31撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/16 8:31
ケルンが立つ屏風の頭。
中畠新道分岐まで戻ってきた。
2016年10月16日 10:25撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/16 10:25
中畠新道分岐まで戻ってきた。
明神山のひだやで一休み。
2016年10月16日 12:26撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/16 12:26
明神山のひだやで一休み。
無事下山
2016年10月16日 13:44撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/16 13:44
無事下山
撮影機器:

感想

この日は大学山仲間の尾瀬山行があったが、降雪直前のこの時期しかないとあえて今回の山行となった。3日前には穂高で初雪が観測されたばかりだ。
次男が会社を退き深夜に我が家に。出発は0時半となった。
早朝から深夜まで働きづめの次男には車中睡眠をとらせ、一路沢渡へ。
到着後すぐに始発バスへ乗車。車内で10分ほど寝たろうか。
上高地は今年4度目である。
今回は奥又白池から北尾根五六のコルを越えて涸沢へ。翌日、五六のコルへ登り返し、北尾根登攀後前穂から岳沢経由上高地というもの。
結論から言うと、初日で疲労困憊し、2日目は北尾根断念、パノラマコース経由で下山となった。

今回は寝不足に泣かされた山行だったが、奥又白池から見る前穂東面、五六のコルへのバリエーションルート、屏風の耳からの大パノラマ。文句なく素晴らしい山行だった。
「北尾根行くときは横尾から入ろうね」次男
「そうだな。でも奥又からの前穂は良かったろう?」
「まあね」

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