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Yamareco

記録ID: 706905
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
十勝連峰

日本百名山「十勝岳」※北海道遠征初日「暴風と冬服の装い」

2015年08月26日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:28
距離
14.1km
登り
1,165m
下り
1,156m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:45
休憩
0:37
合計
5:22
5:08
25
望岳台駐車場
5:33
5:33
23
5:56
6:01
46
6:47
6:54
77
8:11
8:27
44
9:11
9:16
26
9:42
9:45
23
10:08
10:09
21
10:30
望岳台駐車場
山行歩行時間=5時間22分(標準時間=6時間55分)
歩行距離=15.52km
標高差=1,150m
平均速度=2.83km/H
※全てGPSログより
 GPSログは長めに表記されていますので、参考程度として下さい。
 (NV-U37使用:NMEA形式で記録後、フリーソフトでGPX形式に変換)
天候 曇り+強風
過去天気図(気象庁) 2015年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
望岳台十勝岳登山口
羽田→旭川空港→旭川市内BH泊→レンタカーにて移動

美瑛町観光情報サイト
https://www.biei-hokkaido.jp/access/

道路状況:整備された舗装路

駐車場:望岳台に無料駐車場あり

トイレ:登山口にあり

売店:望岳台にあり

コンビニ:旭川内にあり
     BHは素泊まりだったので、食事はコンビニ弁当とおにぎり
コース状況/
危険箇所等
1.登山道は全般的に、ガレ+ザレ
2.昭和噴火口〜摺鉢噴火口間は暴風でした(ここで引き返す人が多数)
 但し、尾根取り付きから200m位進むと風は弱くなりました。
3.山頂の風は擂鉢噴火口周辺より弱かったです
4.下山時、摺鉢噴火口周辺の暴風は、体が持っていかれそうな強さでした
5.登山道の石にペンキマークが多数あり
6.避難小屋があるが、水場&トイレはなし
その他周辺情報 美瑛町観光情報サイト
https://www.biei-hokkaido.jp/

上富良野町公式HP
http://www.town.kamifurano.hokkaido.jp/
8.25北海道に向かう空の中
台風が反れた青空に心が躍ります。
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8.25北海道に向かう空の中
台風が反れた青空に心が躍ります。
8.25 旭川市内のビジネスホテル
今夜の共は「大雪の蔵」あまりに美味すぎて一気に空けてしまいました( ̄0 ̄)ノ口ウィ〜ッもう1杯!!
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8.25 旭川市内のビジネスホテル
今夜の共は「大雪の蔵」あまりに美味すぎて一気に空けてしまいました( ̄0 ̄)ノ口ウィ〜ッもう1杯!!
8.26 十勝岳に向かう道中
いや〜素晴らしい景色です。
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8.26 十勝岳に向かう道中
いや〜素晴らしい景色です。
8.26 十勝岳に向かう道中
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8.26 十勝岳に向かう道中
8.26 十勝岳に向かう道中
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8.26 十勝岳に向かう道中
望岳台の売店。早朝なので閉店中です。トイレはここの左手にあります。
望岳台の売店。早朝なので閉店中です。トイレはここの左手にあります。
登山ポスト
避難小屋。この辺りから風が強く、また冷たくなり、夏服からノマドジャケット+ストームクルーザージャケット+冬用手袋+ニット帽に着替えました。準備はしていましたが、まさか本当に着る事になるとは思いませんでした。
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避難小屋。この辺りから風が強く、また冷たくなり、夏服からノマドジャケット+ストームクルーザージャケット+冬用手袋+ニット帽に着替えました。準備はしていましたが、まさか本当に着る事になるとは思いませんでした。
昭和噴火口の辺りでしょうか。
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昭和噴火口の辺りでしょうか。
十勝岳が見えたぞ〜
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十勝岳が見えたぞ〜
微妙に日暈(halo)になっていますね。
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微妙に日暈(halo)になっていますね。
シューシュー音を立ててガスが噴出しています。
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シューシュー音を立ててガスが噴出しています。
この辺でザックをデポして登りました。
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この辺でザックをデポして登りました。
山頂標柱
トムラウシ方面に向かう道中で、何匹ものキタキツネに逢いました。彼らは人間が餌をくれると理解している模様で、車が通ると道路に出てきます。車を停めれば近づいても来ます。
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トムラウシ方面に向かう道中で、何匹ものキタキツネに逢いました。彼らは人間が餌をくれると理解している模様で、車が通ると道路に出てきます。車を停めれば近づいても来ます。
ただ夏場に餌を貰う事を覚えてしまった彼らにとっては、これから厳しい季節になるかもしれません。餌や情を与えるなら最後まで面倒見るつもりで対応したいものです。
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ただ夏場に餌を貰う事を覚えてしまった彼らにとっては、これから厳しい季節になるかもしれません。餌や情を与えるなら最後まで面倒見るつもりで対応したいものです。
本日の宿「国民宿舎-東大雪荘-」
登山客が多いのか、おにぎりの依頼や早朝出発の連絡にも問題なく対応してくれます。早朝発の場合は、夕食後に弁当を貰い支払いを済ませます。尚9/1〜11/30改修の為、閉鎖するそうです。

http://www.kokumin-shukusha.or.jp/annai/ken/hokkaidou/101002.html
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本日の宿「国民宿舎-東大雪荘-」
登山客が多いのか、おにぎりの依頼や早朝出発の連絡にも問題なく対応してくれます。早朝発の場合は、夕食後に弁当を貰い支払いを済ませます。尚9/1〜11/30改修の為、閉鎖するそうです。

http://www.kokumin-shukusha.or.jp/annai/ken/hokkaidou/101002.html
部屋の様子。かなり広くて綺麗です。
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部屋の様子。かなり広くて綺麗です。
本日の共「国士無双」これまた美味くてガンガン行きました!( ̄0 ̄)ノ口ウィ〜ッもう1杯!! 何時から呑んでんだ?
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本日の共「国士無双」これまた美味くてガンガン行きました!( ̄0 ̄)ノ口ウィ〜ッもう1杯!! 何時から呑んでんだ?
本日の夕食。デザートはメロンでした。大変美味しく頂き完食です。
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本日の夕食。デザートはメロンでした。大変美味しく頂き完食です。

装備

個人装備
Tシャツ 長袖シャツ ノマドジャケット ノマドパンツ 靴下 帽子(夏用+ニット帽) 手袋(夏用+冬用) 雨具(ストームクルーザー上下) 着替え ザック ザックカバー スパッツ 行動食(SOYJOY×1+ゼリー飲料×1+おにぎり×2) 非常食(HONEY PROPET×1+ビタミン剤+ドライフード) 飲料(スポーツドリンク×4) 地図(地形図) ヘッドランプ(予備) 予備電池(GPS+ デジカメ用) GPS ファーストエイドキット 常備薬(痛み止め) 日焼け止め リップ ロールペーパー 保険証(コピー) 携帯 タオル ツェルト ストック 浄水ストロー(常備) 万能ナイフ(常備) カメラ(コンデジ+ミラーレス) エクストラクターポイズンリムーバー(常備) パラコード(予備30m) ホッカイロ(常備) ネックウォーマー(常備) ウルトラライトダウン(常備) 熊鈴×2(常備)

感想

2015年8月26日(水)
7/4に北海道遠征の旅を予約し約1.5ヶ月、心待ちにしていた旅に
突如として陰りが訪れた。そう、台風15号と16号である。
最悪の場合、キャンセルも視野に入れて過ごす日々はストレス満載であった。
だが当初の予報円から大きく方向を変えた台風により、
無事出発する事ができた。
飛行機から見る青空が、これから訪れる北の大地へと胸を膨らませる。

移動初日は、新幹線→京急線→羽田→旭川空港(レンタカー)→旭川市内BH泊を選択。
旭川市内であれば、コンビニが多数あるので、早朝の食事にも困らないからだ。
現地到着と共に買出しに向かい、北海道のお酒を購入。(食事もです)
部屋に戻ると早速呑んだ!( ̄0 ̄)ノ口ウィ〜ッもう1杯!!
そして旅の疲れと早朝発もあり、早々に寝た……o_ _)oバタッ

さてBHから望岳台までは約1H、現地到着は5時である。
早朝発はいつもの事だが、今回は下山後の移動時間と宿泊施設への
チェックイン&夕食時間から逆算する必要があり、
5時登山開始→11時下山→15時国民宿舎着との予定である。
(結果はおおよそ予定通りとなった)

ここ十勝岳望岳台は2012.9月に訪れているので2度目の来訪となる。
但し前回は下調べ不足から、十勝岳には登っていない。
と言う事で今回は初登頂なのに何故かリベンジ登山になってしまった。

さて多少どんよりした天気だが、風はそれ程強くなく、
登山開始は夏服でスタートした。
が、避難小屋を過ぎた頃から風の勢いが増し、汗が一気に冷えだした。
ここで、ノマドジャケット他冬用の装いに着替える事になる。
ニット帽に防寒手袋……、完全に冬山の登山服だ。
もっとも出発前夜の天気予報で、旭川の最低気温が2℃とか言っていたので
早朝の山の中は真冬になっていても可笑しくはないのだろう。

昭和噴火口を過ぎてから更に風が強くなり、摺鉢噴火口周辺では暴風となった。
前に進むのに相当の体力を要する。
1度腰を下ろして休憩と共に、撤退するかを検討した。
そして再度歩みを進めた所、先ほどの場所から数100m進むと風が弱くなった。
ここからは風の影響もなく、山頂まで進む事ができた。
但し先ほどの暴風個所では撤退していく登山者が何人もいた。
それはそれで正しい選択であり、自分の方が無謀だったとも言える。
ただ、その後数人の登山者が登ってきたが、
暴風はピンポイントだったと言う事で、「来て良かった」と呟いていた。
無謀と正しいと思われる選択、本当の正解はどちらだったのでしょうか……。

山頂直下ではザックをデポして山頂に向かいました。
そして一通りの撮影を済ませると、即下山です。
軽快に下山していましたが、先ほどの摺鉢噴火口周辺ではまたもや
暴風が吹き荒れています。
で、下山時の風の影響は登りとは比べ物にならない位大きいものでした。
下り坂で止まれません。。。。(ノ><)ノ ヒィ
なのである意味耐風姿勢を取りつつ、後ろ又は横向きで下山しました。

下山時刻には、これから登る登山者も多数いましたが、
暴風の状況などを説明し、引き返す人もいました。
特に学生団体の登山は、先生達が緊急会議を開催した模様です。
まあそれでも登る人はいましたけどね。

さて下山後はトムラウシ温泉の国民宿舎に向かいます。
移動距離約150km、北海道制限速度で行けばそう遠くない距離です。
と言う事で、15時位から呑み始めたdrunkでした。
( ̄0 ̄)ノ口ウィ〜ッもう1杯!!

日本百名山「トムラウシ山」※北海道遠征2日目「雨の中の鉄人レース」
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-706942.html

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