そうだ南プスいこう！北岳・間ノ岳，一泊旅行

2024年07月27日(土) ~ 2024年07月28日(日)

• GPS: 15:11
• 距離: 19.7km
• 登り: 2,557m
• 下り: 2,553m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:35
• 休憩: 3:04
• 合計: 7:39

距離 6.3km 登り 1,773m 下り 271m

7:07 広河原インフォメーションセンター
7:11 7:12 旧広河原山荘
7:26 7:27 白根御池分岐
7:51 第一ベンチ(1880ｍ)
8:13 8:18 第二ベンチ(2059ｍ)
8:57 9:00 白根御池小屋
10:21 10:32 草すべり分岐
10:35 10:44 小太郎尾根分岐
11:27 13:48 北岳肩ノ小屋
13:58 両俣分岐
14:14 14:21 北岳
14:32 14:38 両俣分岐
14:46 北岳肩ノ小屋

2日目

• 山行: 8:29
• 休憩: 1:09
• 合計: 9:38

距離 13.3km 登り 784m 下り 2,282m

3:49 北岳肩ノ小屋
4:04 4:05 両俣分岐
4:27 4:55 北岳
5:11 5:12 吊尾根分岐
5:27 5:28 トラバースルート分岐
5:47 5:57 北岳山荘
6:26 中白根山
7:18 7:24 間ノ岳
8:12 中白根山
8:44 8:46 北岳山荘
9:03 9:04 トラバースルート分岐
9:24 9:26 吊尾根・北岳山荘トラバース道分岐
9:45 9:46 八本歯のコル
11:05 11:06 大樺沢二俣
11:34 11:39 白根御池小屋
12:13 12:19 第二ベンチ(2059ｍ)
12:36 第一ベンチ(1880ｍ)
12:59 白根御池分岐
13:13 13:16 旧広河原山荘
13:17 13:18 広河原・吊り橋分岐
13:23 広河原インフォメーションセンター
13:27 ゴール地点

天候

曇り，晴れ，霧

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

自宅→芦安駐車場：　中央自動車道
行き：芦安駐車場　始発バス
帰り：広河原 14:00発バス
芦安駐車場→自宅：　中央自動車道．大月→相模湖間はナビの指示で下道

写真

7/27 4:45

芦安BT．広河原荘まだ大丈夫ですね．日帰りでも可能でした．

7/27 4:57

朝5時前．駐車場はいっぱい．3号車に乗ります．山梨交通の方もお疲れ様です．

7/27 5:03

一番前に座っちゃった

7/27 5:17

BTの方が手を振ってくれています．当然，振り返します．

7/27 6:32

広河原に到着．

7/27 6:32

広河原荘．おなかの調子が整わず，少し長居します．実はここで知り合いのWさんとニアミスしていたことがあとで分かります．

7/27 7:09

6:30に出る予定が，7:00に．出発．

7/27 7:09

はじめてだけど見覚えのある吊り橋．

7/27 7:24

途中，渡渉ではなく立派な橋が．

7/27 8:42

ここも橋があります．

7/27 8:42

鳳凰三山方面．

7/27 8:51

白根御池小屋に到着

7/27 8:52

これから登る北岳？

7/27 9:02

池があります．

7/27 9:02

池の前に草すべりへの分岐があります．

7/27 9:07

たくさんの方が登っています．連なって登られている様子は「蜘蛛の糸」を彷彿とさせます．

7/27 9:12

こんな木段があります．

7/27 9:19

ずっと鳳凰三山が見守られて登っています．

7/27 9:19

ちょっとずれていますが．

7/27 10:18

あそこに見えるのはオベリスクかな？

7/27 10:19

こんな感じ．これだけ見ると「五丈岩かな？」と思いますが，位置的に手前側の地蔵岳の表示が消えていて，金峰山は後ろ側なので，多分オベリスク．このあたりのやま，なんで山頂にああいったシンボルが多いんだろう．

7/27 10:21

右俣コースとの分岐．ここまで来る間，空気が薄いので，呼吸法を工夫します．
https://yamap.com/moments/1087145

7/27 10:24

こんな真っ白な岩が．

7/27 10:28

遙か下に広河原

7/27 10:30

空気が薄いので，呼吸法を工夫して酸欠にならないように気をつけます．

7/27 10:38

仙丈ヶ岳．いつ見ても美しいです．

7/27 10:38

甲斐駒ヶ岳．どこから見てもカッコイイです．

7/27 10:41

あともうちょっと．高度が高いので青が濃い．

7/27 10:43

稜線に出ました．

7/27 10:43

小太郎尾根

7/27 10:55

ちょっとだけ岩場がありました．何かちょろちょろっと動いたなと思ったらオコジョでした．立ち上がってくれて目が合ったんだけど，写真を撮る前に行ってしまいました．

7/27 11:15

到着．

7/27 11:04

甲斐駒

7/27 11:04

仙丈ヶ岳

7/27 11:16

肩の小屋．
北岳に来ただけってここに書いてあるんだ…

7/27 11:57

霧がドンドン上がってきます．

7/27 11:42

カレーライスとビール．本日ピークに行く気は全くありません．今日は「肩の小屋に来ただけ」

7/27 11:57

仙丈ヶ岳に雲がわいてきます．

7/27 11:57

駒ヶ岳にも．

7/27 11:58

テン場の前にも．このテン場，鳳凰三山が目の前に広がって天気がよいととても景色が良いです．大天荘のテン場見たいかな？

7/27 13:57

時間を持て余して…やっぱりピークに行くことに．

7/27 14:01

途中に偽ピークがあります．だまされました．

7/27 14:15

到着

7/27 14:15

山頂標識，いくつかあります．

7/27 14:16

三角点にタッチ．今日は「北岳に来ただけ」すぐに帰ります．

7/27 14:17

というのもさっきからガスが出てきてポツポツ来ています．思い立って登ってきたので，雨具を忘れました．慌てて降ります．

7/27 15:02

ビールとテン場と鳳凰三山．オベリスクも見えます．

7/27 15:06

あっ，富士山！

7/27 15:31

雲がドンドン出てきます．

7/27 15:32

北岳方面．

7/27 16:11

時々青空が見えますが，西側から北岳の尾根にぶつかった風が霧になります．

7/27 16:11

あのあたり雨が降っている．

7/27 16:12

八ヶ岳の方だったかな？

7/27 16:29

入道雲もできはじめています．

7/27 17:14

雨が降ってきました．

7/27 17:57

中央アルプス．

7/27 17:59

伊吹山の方だったかな？雲がわいています．

7/27 18:02

またまた霧が．

7/27 18:21

と思ったら虹．

7/27 18:40

ブロッケン

7/27 18:48

夕焼け

7/27 18:48

少し黄色くなっているかな

7/27 18:49

太陽は雲の中．

7/27 18:49

周りがそまる．

7/27 18:50

雲がわいています．

7/27 18:50

7/27 18:52

雲がアーベンロート

7/27 18:52

7/27 18:58

7/27 19:01

小屋がアーベンロート．このときガスが出ているので，空気もアーベンロートしています．

7/27 19:03

小屋の中から見るとよく分かります．

7/28 4:20

翌日は早起きして出発．
北岳と富士山．富士さんが北岳の後ろからひょっこりはん．山頂にはまだ人がいないみたい．

7/28 4:26

北岳から富士山．

7/28 4:31

ご来光はダメかな．

7/28 4:31

これから行く間ノ岳は完全に雲の中．やっぱ行くのやめようかな？

7/28 4:36

富士山はいつでも絵になります．

7/28 4:36

モルゲンロートはありません．

7/28 4:37

甲府盆地に雲がたまっています

7/28 4:47

富士山って双耳峰なの？猫耳がかわいい．

7/28 4:47

偽ピークで，ご来光を楽しんでいる肩がいます．このとき北岳山頂は人大杉状態です．

7/28 4:48

微妙なご来光でした．ここで時間を使い過ぎたッ．

7/28 6:01

北岳山荘で進むことを決心．ここから先はガスガスで眺望が無いことは明らかだけど，百名山やっつけ登山になるかもしれないけどとりあえず行こう．

7/28 6:25

中白根山．ここでも3000m以上あるんだよね．

7/28 6:44

途中こんなケルン？が有ります．本当は稜線綺麗なんだろうなぁ？表銀座を歩いた時のことをイメージして進みます

7/28 7:14

風ビュービューです．油断すると体が持って行かれます．裏銀座で天候が崩れたときの良い練習になります．

7/28 7:17

到着．日本2位と3位を一日でゲット．

7/28 7:17

ガスガス，ビュービューの稜線はすでにごちそうさまです．農鳥まで行くとまたまた，帰りのバスがヤバイので，三山はとらず帰ります．昔は農鳥に遅くつくとドラム缶に座っているオヤジにとっ捕まって「バカヤロウ遅すぎる．今日は遅いから泊まっていけ」と怒られたと言う話を聞いたことがあるけどホントかな？そういえば鬼滅にもそんなシーンが…ちょっと違うか…

7/28 7:19

景色が無いので山頂標識ばっか．

7/28 7:59

ドンドン雲が上がってきます．

7/28 8:31

と思うと富士山が突然見えたり．多分自分のいるところの周りだけ雲がわいてるんだろうな．

7/28 8:37

ここまで帰ってきた5分押しだ．

7/28 8:46

さあ下山．ここからは下るぞ．

7/28 9:15

と思ったら登ります．そして結構険しい．え，トラバースじゃないの？

7/28 9:17

奥穂−前穂間の吊り尾根を彷彿とさせます．

7/28 9:21

岩もあります．だまされた気がしましたが，後で地図をみたらちゃんと登っていました．

7/28 9:22

トラバース道終わり．今度こそ下りだ．下るのもきついけど，早く下りたい．

7/28 9:22

と思ったら，素敵なゴーロ道．裏銀の五郎さんのいい練習になります．昔は大嫌いだったゴーロ歩きを楽しんでいる自分にビックリ．

7/28 9:43

と思ったら今度はこんな木段を何度も降りることに…木段というよりハシゴと呼んだ方が良いような所も．

7/28 9:44

八本歯のコル．後ろは木段．前は，

7/28 9:44

この木段すごいですね．ここで一人のご婦人が…休んでいるのかと思ったら「主人があそこ登りたいって言って行っちゃったので待ってるんです．」とのこと．ご主人の嬉々とした顔が目に浮かびます．許してあげてください．

7/28 9:45

おー，大樺沢が見える．

7/28 9:48

お，雪渓．そして木段はまだまだ続きます．「もぉいいよ」と思いますが，木段がないともっとつらいはずなので，ありがたく下らせていただきます．

7/28 9:56

「カレイの煮付け」祭からの木段．

7/28 10:04

オー，バットレス．登っている人がいる．カッコイイ！

7/28 10:08

今度はザレ場．ザレザレです．靴紐を結び直してつま先を守ります．

7/28 10:08

結構急です．鳳凰三山に見守られております．向こうから知り合いのWさんが写真を撮ってくれました．

7/28 10:27

気がつきにくいですが，このあたりで雪渓から左に外れて少し高いところを歩く道にピンクテープがあります．

7/28 10:28

と思ったら渡渉♥向こうに道は見えますが，どこ渡ろう…実は黒部で渡渉ゾーンを突破するために買ったウォーターシューズ
https://yamap.com/moments/1082524
の試し斬りをしたかったのですが，時間が無いのでドボンしないで渡れるところを探します．接続する道は正面に見えますが，水平に渡ると確実にドボンします．

7/28 10:29

下の方を巻くかな？

7/28 10:31

と思ったら，さっき追い越したパーティーのリーダーとおぼしき方が，上流にポイントを見つけて渡ってくれました．こういうの超楽しい．

7/28 10:34

この写真，道間違いした反省のためにとったと思うのですが，覚えていなきゃ意味が無い．

7/28 10:40

大樺沢の雪渓に戻ります．

7/28 11:06

大樺沢ここまで．

7/28 11:06

右俣と合流してトラバース．少なくとも地図上では…と思ったら登りです．「はぁはぁ」恨み言を言いながら進みます．後で調べたら実は20mぐらいしか上がってません．少なくとも地図上では．

7/28 11:30

こういうシダとコケの道はココロが癒やされます．脚と足はまったく癒やされませんが．

7/28 11:39

やっとここまで帰ってきたぁー．「お疲れ様でした」休んでいる方にお声がけをいただき．「疲れました．くたくたです．」と応えます．

7/28 12:13

そのあとまちょっと登って，後はひたすら降ります．

7/28 13:16

終わったー

7/28 17:07

終わったな．

7/28 17:07

オワター

撮影機器：

iPhone 13 mini Apple

装備

個人装備

TX-4 ダブルストック ヘルメット

感想

Nouveau_Champ

「こんどの週末はどに行ったらいいかなぁ？」
お盆明けに裏銀＋黒部に行く山行を予定した5月の中旬ぐらいからすこしずつ脚作りをしています．要はできるだけ毎週山に行くようにしているだけで，傍から見ると単なる山好き以外には見えないけど，本人は真面目に脚作りに取り組んでいます．梅雨の間は晴れ間の有るところをねらってできるだけ途切れないように行きました．
　週末の山行の興奮が冷めはじめる火曜日ぐらいからいろいろ見始めて木曜日ぐらいにどこに行くか決めますが，先週末の天気予報はどこも今いち．梅雨前線は東北になんとなく残っているし，北陸方面の梅雨明けがまだで北アルプスもだめそう．中央アルプスは遠いし…さらに脚への負荷とこの暑さを考えれば，できれば2000m以上に行きたい．ヤマレコ等を見てみると，北岳日帰りをやられている方は結構いらっしゃっいますが，広河原までがバスなので時間制限のリスクがあります．甲斐駒は時間制限は無いけど，ブナ立の練習に黒戸尾根ではどっちが台だか分かりません．広河原荘に予約があれば遅くなっても大丈夫なので，北岳に行ったあとゆっくりするのも悪くなさそうです．と思って広河原荘の予約状況をみてみると空きがあります！！さらになんとなく肩の小屋を見てみると…あれ？まだ空きがある！！！しかし天気が…これもご縁なので金曜日まで待って，行けそうだったら行くことにして，とりあえずザックをこしらえます．
　金曜日，てんくらは土日ともA．登山天気は土曜は昼まではOK，日曜は曇りで，悪くはなさそう．という訳で肩の小屋に電話をして予約．できれば電車で行きたかったのですが，仕事が7:30まであったのでさんざん迷ったあげく甲府での前泊は断念．早起きして車で行くことにしました．帰りにバスを待つ間，となりの方はうまそうにビールを飲んでいてうらやましかった…
　さすがの日本第2位と第3位の山，登り応え，下り応えとも十分．薄い空気（ https://yamap.com/moments/1087145 ），強風とガスの稜線，おっかないトラバース，ゴーロ，ハシゴ，ザレ場，渡渉などイベントがてんこ盛り．とっても楽しかった．やっぱり，脚作りは単なる言い訳でやっぱり単なる山好きかもね．

ここから備忘録
結構頑張ったのに，平均ペースがそんなに高くないのはなぜかな？と思って見てみると，写真を撮ったり，休憩認定されない小休止をとったりしていたところが低くなっている気がします．あと，右俣分岐から御池小屋のちょっと先までが極端に遅いけど，ここは大樺沢を苦労して降りてきたあと，右俣と合流して「何でまた登るの？」と思いながら歩いていてモチベーションが下がっていたんだと思います．地図で見るとほぼ水平で登っても20mぐらいだったのに．あと，地図の道から外れているのはなぜ？