山上ヶ岳〜阿弥陀ヶ森
- GPS
- 11:55
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 946m
- 下り
- 994m
コースタイム
- 山行
- 3:35
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 3:55
帰路ルートは山上ヶ岳からレンゲ坂谷下り、清浄大橋(到着時刻15時前)へ歩きました(ログ録りなしなので手記入してます)
以前の記録から調べると「お花畑のレンゲ辻分岐路〜清浄大橋までは3.5キロ程度・約2時間」しかないのですね!!
天候 | 曇り〜晴れ〜降雨寸前! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
到着6時過ぎだが集金に来ました 「今日は○○があるので山上は大賑わいでしょう」「天候は大丈夫です」とアドバイス貰いました |
コース状況/ 危険箇所等 |
山上ヶ岳から阿弥陀ヶ森への大峰奥駈道は崩落個所在ります また、濡れた岩場歩きもあり慎重さは要求されます |
写真
感想
山上ヶ岳〜阿弥陀ヶ森の未踏区間歩きします
車の車検後で、走行規制が解除(されていると自己判断!)なので遠乗りの大峰奥駈道歩きへ・・・・
って、車検直前でも行ってたクセに!
まあ、走行距離の規制なのでそこに到達しなければOK(と自己判断!)なんだと考えていたのでまあ、結果オーライ俺の人生そのものだな!!!
毎回行先も決まらないというか直前まで(あるいは家を出てからでも)決まらないまたは変更という事態で、出発時に登山届を書いたり書き直したりと常に「時間」が大敵という事態の中で山歩きしてます
まあ、そういうのも楽しみのうちに入っているんだが、本当は前日半日は準備として時間は欲しい
となると金曜日の半休しかないが、毎週末に早退きばかりしてられない(決して仕事でなく、家人に対して)ので我慢してます
他の曜日に準備しているんだが、特に今週は多忙でオークションの終了手続き・発送手配、車検後の自己点検(100%の信頼は自身の眼と思う)、買い替えたい登山靴の選定(旧モデルの格安を探しまくった!!)など、ふつうの1週間の何倍も用事をこなしました
このうち不手際があったのがやはり、車検後の点検でした!
皆さん、ディーラーといえど必ず作業後に大なり小なり不具合は見つかりますから気を付けてください(本職整備士としての嫌な予感が当たる)
なので今朝も一番にディーラーへ駆け込み(事前連絡済み)対処してもらっています
とまあ、登山レポと関係ない話から始まりましたが、今回の区間歩きは膝痛との駆け引きというか、大博打だったのです
金曜日には新しい登山靴(いま履いているのと同モデル色違い)は手元に届いていたが、「大峰奥駈道歩きで新しい靴を試すのは危険かな?」というのが先ず在った
単なる靴ずれでなく、膝痛との絡みでエライことになったらいけないと思ったから
またやや長めの歩き(初めて区間歩きとレンゲ坂谷下り)を考えると、履きなれた靴でないと保証ないなとも思ったからです
で、無難に清浄大橋から入ります
6時頃でも集金には来られました
なにかイベント?があるらしく、午後山頂は賑やかになるよと聞きました
「ああ、大渋滞に巻き込まれないうちにはやく行って戻ろう」という、膝痛に一番応える条件はスタートする瞬間に発生しました orz
まあ、いまは数名が歩き出す程度なのでふつうに準備して出発します
二度目なのであまりキョロキョロせずに、淡々と歩きます
まあ、良くない天候なので遠景もきれいでもないしね
洞辻茶屋にとりあえず到着して一度は休憩(ザック下ろして椅子に座って)
今日は山上ヶ岳が目的地でなく未踏のその先は不明ですので先を急ぎます
西の覗も立ち寄らないで先へ進みます
すぐに大峯山寺に着きますが、宿坊側からは初めて上がるので「どんなだろう?」という期待感がいっぱいです
が、今日は写真撮って靴ひも結びなおして進みます
大峰奥駈道の未踏区間の山上ヶ岳〜阿弥陀ヶ森を歩きます
歩き出してすぐに「大丈夫かこれ?」というような部分もありますが、今日は膝痛とすり減ったソールの靴で普段よりかなり慎重に歩きました
なので今日はコケてません本当に(やればできる子だという証拠!)
またこの区間途中では誰とも遭遇していません
この区間は気に入りましたね
途中の濡れた岩肌を歩かなければならない箇所は、ルート外して歩けば問題ありませんでした
静かで暑くなく、風もないが平穏な大峰奥駈道歩きができて本当に「来てよかったな。膝痛が出ないなら必ず行って戻るからな」と誓える条件が揃いました
前回残雪期(4月)だったのでやはり夏とは色が違います
いま綺麗なのですが、樹木が覆い茂って展望が悪い感は拭えません
小笹宿に着きました
ここは来てみたい箇所でありました
ちいさな避難小屋はともかく周辺の環境が気に入りました
テント泊も可能な平坦場が多く、目の前に小川が流れているというのが気に入ったのです
この区間を今日歩いているので自身はここで泊まることはないだろうと思うと、わざわざ泊まりに来ることもあり得ないですね
ただ人には薦められる環境かとは思いました
その後進んで、阿弥陀ヶ森に到着しました〜
未踏区間を歩けたのは、久々に感激ものでした
阿弥陀ヶ森結界門のすぐそばで食事しました
その後3人連れが到着し、パッと見た目合同食事会みたいな感じで居ました
おひとりさんが「ちくわどうぞ」と差し入れてくれてありがたく戴きました
だって、自分の中華丼は失敗作(味付けが濃くなり、また美味しいとも思えない食い物になった!)だったので残したというか、食べられない状態になりました
まあカップ麺もあったんだが、ちくわの差し入れはそれなりにお腹の足しには十分だったのでそれで済ませることにしました
聞こえる話からして、案外自身と居住地や仕事場が近いんじゃないかと思える感じでした
プライベートな話はしないほうが無難なので触れませんでしたが、その後は私のほうが先に出発するので、お礼を述べて舞い戻ります
帰路も膝痛が心配なので、サポーターは両膝に(往路は痛い右のみ装着)着けています
まあ良い感触しかないので歩きやすいです
ただすり減ったソールの靴は油断大敵ですので急ぎ足でも慎重に
どうにか山上ヶ岳へ到着し、湧出岳も初めて寄ります
その後名物お花畑を横切り、恐怖のレンゲ坂谷へ向かいます
本当に「もう二度と来たくない下りだし、上る奴の気が知れん」という区間が私の印象です
それを何故、膝痛の爆弾を抱えてまで下るのか?
答えは一つ、「時間短縮のため」のみです
レンゲ辻からレンゲ坂谷までの区間は山斜面歩きなのですが、ある意味この区間が最強であったようにも思う
滑るし斜面しかないしで逃げ場がないんですね
一瞬たりとも平面がない
疲れるんですよね、先は長いし下りだから嫌でも進む先が視界に入るので「まだ着かないの〜」と感じるからです
なんだかんだ、進む先を確認してまた危険個所もクリアしてやっと林道終点まで来ました
ここからは約20分程度の舗装路歩きですが、レンゲ坂谷の歩きに比べりゃ屁でもない区間で、どうにかこうにか無傷で戻れました
清浄大橋に戻ると、たくさんの人と車がいました
白装束の山伏姿の方々もたくさんいました
わたし、法螺貝の音色好きなんです
以前の山上ヶ岳歩き時に、麓の洞川方面から法螺貝が聞こえてきて「ああ、いま大峯に居るんだな」と感慨深くなったのです
購入するにはいくらか?と調べてびっくり!!!
高価すぎて手が出ません orz
なのでいまは、ネットにて動画で楽しんでいます
自身がそういう思いになるなんて、夢にも思っていませんでしたがそれはそれで幸せを感じている自分で良いと思います
疲れたので洞川温泉入って帰ろうと思うが、この人たちの何割が温泉に向かうのだろうと考えると、ダメ元ですが向かいます
案の定駐車場は車が多くて、なにより観光バスが数台入っているのは「ダメだこりゃ」となり帰宅することにしました
この疲れは温泉でないと取れないよなと考えつつ帰宅します
途中の道端の車中で湯を沸かしてカップ麺食べましたよ〜〜
私の生きていくうちの苦痛の一つというか、もしかしたらTOPかもしれないのが「空腹との闘い」です
これはヘロヘロになり動けなくなる自信あり!(経験してないけど)
満腹になりましたが疲れをどうにかしたいので、ドラッグストアにて入浴剤(やや高価なやつ)購入しましたよ〜
翌今日も今までの山歩き翌日に比べて、疲労度は多めというか一晩では回復しきれていませんね
明日、休みたい・・・・・
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