八ヶ岳縦走(全山縦走失敗)
- GPS
- 15:35
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 1,896m
- 下り
- 1,974m
コースタイム
- 山行
- 9:50
- 休憩
- 2:09
- 合計
- 11:59
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
今回の目標は南八ヶ岳から北八ヶ岳までの2泊3日の全山縦走だった。結果から言うと達成出来なかった。原因は体調不良で脚が進まなくなったこと。自分なりの分析だけど、貧血で酸素の供給が追いつかず、ずっと息が上がり肩で呼吸をしている状態だった。眠気が酷く息があがってるおかげで喉が渇き、水の摂取量が増えて残量を気にしないといけない始末だった。
スタートは観音平、朝4:00に登り始め1座目の編笠山を目指す。
朝イチだったこともあり、ゆっくり歩いていたが実際はペースがあげられなかったことにまだ気がつかなかった。
それでも編笠山山頂に到着したら天気も良くて、遠く富士山がひょっこり笑
甲斐駒ヶ岳から南アルプス、西の方には槍ヶ岳からアルプスが勢揃いで眺められてテンション爆あがりでした!笑
振り向けばこれから登る赤岳がガスの合間から見え隠れして(あとから気づくと、ギボシだった笑)、息あがりながらワクワクでした!
ギボシを登攀すると目の前にさらにデカい今回のボスがガスの合間からチラチラして、やっと思い違いに気づいた笑
右には権現岳、左にはボスの赤岳。全山縦走を掲げたからにはパスできず、サクッと権現岳のオベリスクにあるヘラにタッチしてボスに向かう。
途中、ツルネで熱中症で動けないオジ様を発見してしまい、見捨てられず、水1リットルを泣く泣く頭からかけて残りを渡し、OS1タブレット的なのをあげて30分付き添った。その後、逆走してきた別のオジ様と一緒にキレット小屋まで戻れると言うんで、そのオジ様に熱中オジを託しボスに向かう。
とは言え、ヘロヘロの自分もこれから赤岳の核心部を登攀するのに水がギリギリ泣
体調も回復できず、テン泊フル装備で赤岳の岩壁をよじ登るのは、なかなかのタフな山歩でした笑
ペースも予定の倍近くかかってたが、引き返すも地獄なら進む地獄を選びました笑
赤岳山頂に到着したら緊張と先に進む希望の糸が切れて、水もちょうど切れました笑
下山を決意して行者小屋にくだる。が、最短を選択して、文三郎尾根を下ったがヘロヘロの自分には鬼のような下りでした。
今回の反省点を考察すると、高山病の症状でも、低血糖のハンガーノックでもない。カラダがツラい所はないのに息が上がりっぱなしを考えると貧血の酸欠。イレギュラーな水不足。赤岳の山頂で行者小屋に下りるのではなく、赤岳山頂荘か展望荘に留まれば縦走も継続出来たかもしれなかった。
でも、その判断も出来ないくらいだったのを思えば、断念は英断だったのかな?と。
八ヶ岳はサイコーに楽しい山歩でした、次回はこの続きを楽しみにします。
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