白馬〜不帰キレット〜五竜岳

2024年08月04日(日) ~ 2024年08月06日(火)

• GPS: 24:06
• 距離: 31.1km
• 登り: 3,094m
• 下り: 3,456m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:09
• 休憩: 0:59
• 合計: 7:08

7:18 栂池自然公園駅
7:23 7:24 栂池山荘
8:20 天狗原/白馬岳神社
8:31 8:32 風吹大池方面分岐
9:28 9:29 乗鞍岳
10:06 10:20 白馬大池山荘
11:11 11:17 船越ノ頭
12:09 12:24 小蓮華山
13:09 13:13 三国境
13:59 14:16 白馬岳
14:26 白馬山荘

2日目

• 山行: 8:55
• 休憩: 1:52
• 合計: 10:47

4:30 白馬山荘
4:45 4:46 丸山
5:47 5:49 杓子岳
6:45 6:50 鑓ヶ岳
7:07 7:08 鑓温泉分岐
7:46 8:09 天狗山荘
8:30 8:31 天狗ノ頭
8:58 9:00 天狗ノ大下り
9:37 9:41 不帰キレット
10:03 10:10 不帰嶮（不帰一峰）
10:41 11:01 不帰嶮（不帰二峰北峰）
11:15 11:16 不帰嶮（不帰二峰南峰）
12:10 12:14 唐松岳
12:28 12:58 唐松岳頂上山荘
13:03 13:09 牛首
14:00 14:03 大黒岳
15:10 15:11 白岳
15:13 15:14 遠見尾根分岐
15:17 五竜山荘

3日目

• 山行: 5:07
• 休憩: 1:08
• 合計: 6:15

4:10 五竜山荘
5:09 5:17 五竜岳
6:06 6:48 五竜山荘
6:53 6:55 遠見尾根分岐
6:57 6:59 白岳
7:45 7:46 西遠見山
8:18 大遠見山
8:55 9:01 中遠見山
9:17 9:18 小遠見山
10:05 10:11 地蔵の頭
10:25 アルプス平駅（ゴンドラ）

天候

8/4；晴時々ガス
8/5；ガス時々晴
8/6；ガス、曇

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

（往路）夜行バスあるぺん号で栂池に5時半着、ゴンドラ＆ロープウェイ(￥2000)で栂池自然公園駅
（帰路）遠見尾根_アルプス平駅からゴンドラ(￥1600)でエスカルプラザ、
神城駅まで無料バス、神城駅12:29-松本駅14:50（あずさ38号）-（大雨で甲府付近は徐行で遅延）-17:40ごろ新宿駅

コース状況／危険箇所等

・不帰キレットから見上げるI峰は垂直に近いが、ジグザグのルートには鎖があり足場は安定していた。高度感はある。上部で左の灌木帯に回り込むと核心部は終わるが、その後も短い鎖場が続く。前後の複数の人々もキレットから唐松岳へ向かうルートで逆方向のすれ違いがなかったのは、I峰は登りよりも下り方が難しいということだろう。（雨降ったらI峰の下りは嫌だな）

その他周辺情報

・白馬五竜テレキャビンの終点のエスカルプラザ内に日帰り温泉（11時〜、￥700）
・神城駅の列車時刻に合わせて、エスカルプラザから神城駅まで無料バスあり。

写真

8/4 6:57

8/4：ロープウェイから見上げる青空の稜線

8/4 8:26

朝から暑い

8/4 9:18

雷鳥が砂浴び

8/4 9:28

白馬乗鞍のケルン

8/4 9:33

白馬大池

8/4 11:47

稜線に出ると時々ガス

8/4 12:04

8/4 12:07

8/4 12:12

小蓮華山、ガスで展望無し

8/4 12:31

風が心地よい稜線歩き

8/4 12:41

8/4 13:31

白馬岳への登り

8/4 13:40

8/4 13:48

8/4 13:51

8/4 13:58

白馬岳山頂、多くの人で賑わっていました

8/4 14:18

今夜は白馬山荘泊り

8/5 5:15

8/5；杓子岳への途中で日の出

8/5 5:22

杓子岳、この時は青空が広がっていました

8/5 5:22

稜線の先に剱岳

8/5 5:25

白馬岳にガスが上がって来ました

8/5 5:45

杓子岳山頂

8/5 5:47

白馬岳をズーム

8/5 5:47

雲海に浮かぶ白馬岳、左は雪倉岳

8/5 5:48

絶景に何枚も撮影

8/5 5:48

これから進む稜線

8/5 5:59

白馬鑓ヶ岳、この時はまだ晴れていましたが...

8/5 6:44

山頂に着くとガス

8/5 8:23

雷鳥の親子

8/5 8:29

天狗山荘前で朝食の弁当を食べ、ヘルメットを着用

8/5 9:14

天狗の大下り、鎖場を下から振り返る。急ですが足場はありました。

8/5 10:04

今回の縦走の核心部、不帰嶮

8/5 10:12

まずはキレットまで下ります

8/5 10:17

上部でかぶさるようなI峰の岩壁

よく見ると2名が見えます（丸の中）

8/5 10:30

途中の鉄橋、足元はスッパリ切れていました

8/5 10:37

I峰の上部、後方に途中で抜いたソロの女性

8/5 10:53

辿ってきた岩稜

8/5 10:57

不帰�曲�南峰とその先に唐松岳、ここから普通の稜線でひと息つく

8/5 11:12

不帰�曲�南峰

8/5 11:12

北峰を振り返る

8/5 11:17

唐松岳山頂に人影が見えてきました

8/5 12:03

唐松岳山頂、反対側から多くの方が登っていました

8/5 12:25

山荘前で大休止、￥600のコーラを飲む

8/5 13:51

大黒岳、時々ガスだが暑いよりは良いかも

8/5 14:01

山頂へは立ち入り禁止でここに銘板

8/5 14:50

白岳へのなだらかな稜線

8/5 15:12

今夜の宿は五竜山荘

8/6 5:05

8/6；五竜山頂での日の出を期待して4時過ぎに登り始めたのだが、ずっとガス

8/6 5:08

五竜岳山頂、ガスで展望はない

8/6 5:39

下り始めてようやくガスが切れ始めた

8/6 5:48

富山湾の方向

8/6 5:51

左は唐松岳

8/6 5:53

唐松岳の右後方に見えるのが白馬岳だろうか？

8/6 6:02

五竜を見上げる

8/6 6:35

正面に白く見えるのは剱沢雪渓、その右は剱岳のシルエット、左は別山・立山

8/6 6:36

小屋前で朝食の弁当を食べながら五竜岳

8/6 6:36

剱岳から富山湾の方向

8/6 6:56

遠見尾根分岐付近から唐松岳

8/6 6:56

五竜岳、再びガスが湧き始めました

8/6 6:56

立山から剱岳の稜線

8/6 6:57

8/6 7:50

遠見尾根の樹林の下りは暑かったが、ここは雪渓からの涼風

8/6 8:31

ガスの切れ間にチラッと見えた鹿島槍ヶ岳

8/6 8:40

カクネ里雪渓の先に鹿島槍の北壁

8/6 9:17

8/6 10:04

地蔵の頭の大ケルン

8/6 10:10

ガスがなければ今回歩いた稜線が見えるはずだが...

【過去】(1979年5月) 白馬岳主稜登攀、後方には大雪渓を挟んで杓子岳

【過去】(1983年5月) 猿倉台地BCから後方に大雪渓、一升瓶の酒を雪で冷やしていた

撮影機器：

iPhone 11 128GB SIMフリー Apple

感想

mi_no

今回の一番の関心は不帰キレット。2年前に鹿島槍から八峰キレットを越えてその先を目指したのだけど、台風接近の荒天に唐松岳から八方尾根を下っており、不帰キレットが心残りになっていました。（ https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4706608.html ）また学生時代に登った白馬岳は41年ぶり、当時5月連休に雪の白馬岳主稜や杓子尾根を登攀していたけど、稜線は歩いたことがありませんでした。そんなわけで今回は2700m前後の稜線歩きとちょっとドキドキする不帰キレットの岩稜を楽しんできました。ガスで大絶景とはなりませんでしたが、これが晴続きだったら日陰のない稜線で暑さにバテたかもと思うと、ちょうどいい加減の涼しさだったように思います。満足な山行でした。
　ハイシーズンで山小屋は混んでいましたが、白馬山荘の相部屋は2人区画に1人となってよく眠れました。五竜山荘の夕食はカレーおかわり自由でしたが1.5杯で満腹。