ニコンD40で行く泥濘とよく滑る道 白駒池〜麦草峠〜丸山〜白駒池周回【赤線つなぎ!】
- GPS
- 05:15
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 297m
- 下り
- 298m
コースタイム
天候 | 晴れ、ときどき曇り(雲多く遠景きかず!) |
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過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※入口に係員の方がいらっしゃいませんでしたが、たまたまいらした係員の方に支払いました(朝、支払いをしておいた方が帰りが楽です) ※領収書兼駐車券!?をダッシュボードの上に置いて下さいとのことでした(出庫時に領収書兼駐車券を確認するようです) ※秋の紅葉シーズンではないので、入庫時(8:00頃)には4割程度の駐車、出庫時(15:00頃)には3割程度の駐車でした ※早朝でも駐車は可能ですが、出庫時に駐車代の支払いを求められます |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース全体を通じて危険箇所はありませんが、長く雨が続いた後の北八ヶ岳ですので、どこも泥濘だらけで苔生した岩、倒木、木道等、ほぼすべてのものが滑りやすくなっていますので、斜めの岩、倒木、渡し木等に足を置く時には充分注意が必要です(高見石から白駒池までの下りで2度ほど大スリップして泥だらけになりましたし、トレッキングシューズは過去最高の汚れ具合でした(^_^;)) 【白駒池駐車場〜麦草ヒュッテ】 ・白駒池への遊歩道を数分進み、道標に従い南進します ・すぐに大きな岩が転がる日本庭園を思わせるような開けた「白駒の奥庭」となります ・道は一部ぬかるんだシラビソやコメツガの針葉樹の森の中を進む道となり、再び視界が開けると目の前に麦草ヒュッテの赤い屋根が見えてきます ・丸山、高見石方面と麦草峠方面の分岐を西に下ると直ぐに麦草ヒュッテに到着です ※麦草ヒュッテの中には入っていませんので詳しいことはわかりませんが、ベンチとテーブルをお借りして小休憩させて頂きました。丸山、高見石方面との分岐の南側にも東屋があり休憩が出来そうでした 【麦草ヒュッテ〜丸山】 ・一旦、白駒池方面に数分戻り分岐を丸山、高見石方面に南進します ・始めは抉れた道ですが、2212mピークまで標高差100m程を登ります ・2212mピークを過ぎると一旦軽く下り、平坦地を過ぎると丸山手前の三角点のある場所まで標高差200m弱を登ります ・傾斜がなくなると道標の設置された三角点のある場所に出ますが、丸山のピークは数分東進した場所にあります ※丸山山頂には木製の祠と文字の消えかかった白い山頂柱があります。木々の間から東には中山と西天狗を僅かに望むことができますが、基本、展望はない場所です ※2212mピークまで、また丸山手前の三角点設置場所までの間も苔生した岩の滑りやすい登りですので足元には注意が必要です 【丸山〜高見石小屋】 ・標高差180m程を20分程度で下ることになります ・下り切る頃、白駒池駐車場手前に下る道とのT字路となり、更に数分進むと渋の湯との分岐となります。その後、5分程度で高見石に到着です ※この区間も苔生した岩、泥濘が多数あります ※高見石小屋はとても雰囲気のある山小屋で、小屋前には僅かながらテン場もあります。またトイレもあります。 ※小屋の脇から5分程度で高見石に登ることが出来ます。大きな岩を登ることになりますが、赤ペンキのマーキングもありますし岩の安定しているので比較的簡単に登ることが出来ます。(簡単とは言えバランスを崩せば大怪我をすることになりますので、ストックを手に持ったままやバランスを崩しやすい歩荷状態では登らない方が良いと思います。荷物は小屋前のデッキの指定場所にデポして身軽になって登ることをお勧めします。) ※高見石からは天気が良ければ浅間山域や中山などが見渡せ、眼下には白駒池を見ることが出来ますが南八つや天狗岳等は中山の陰になって見ることが出来ません) 【高見石〜白駒荘】 ・トイレの脇から直接、白駒池へ降りるコースと、小屋の左側から白駒池駐車場と白駒池の間に降りるコースがありますが、今回は白駒池へ降りるコースをとりました ・標高差200m程を40分程度で下ります ・苔生した岩の下り、ぬかるんだ滑りやすい道の繰り返しとなります ※渡し木に足を置いて2度ほど大転倒しました(^_^;)斜めの苔生した岩、倒木、渡し木は要注意です! ・まだか?まだか?と思っていると突然、白駒荘の脇に出ます ※ランドネ9月号の特集でも紹介されていた白駒荘の「天ぷらそば(1400円)」を白駒池が目の前の屋外テーブルで頂きました。珍しい野菜、山菜がカラッと揚がっていて美味しかったです 【白駒荘〜青苔荘〜白駒池駐車場】 ・白駒池を右回りで周回しました ・木道が始めるまで僅かにぬかるんだ場所がありますが、ほとんどが木道ですのでとても歩きやすい道です ※濡れた木道も滑りやすいので油断大敵です! ※白駒池駐車場までの道は広い木道や多少の石があっても観光客でも歩ける遊歩道ですが、駐車場手前で大転倒されている方がいらっしゃいました。木道脇の砂利引きの場所を歩いていて石車で転倒されたのだと思いますが、1日歩いて疲れた脚では僅かな段差や浮石で転倒することもありますので最後まで注意して下さい ※とにかく北八つエリアは岩ゴロゴロの湿った場所が多いですので、特に下りにはスリップによる転倒に注意が必要です。斜めになった石、木の根、斜めの木道は確実に滑ります。 |
写真
装備
個人装備 |
レインウェア(上下) 1 ノースフェイス レインテックプラズマ
ウィンドシェルジャケット 1 モンベル薄手
エマージェンシーキット 1 エマージェンシーブランケット・薬類、ナイフ、テーピング、ライター他
カメラ(M4/3機) 1 Panasonic GM1+12-32
手袋 1 ウィンドシェルタイプ
ゲイター 1 ノースフェイスゴア(ショートタイプ)
帽子(キャップ) 1 マムート(グレー)
スマートフォン 1 外部バッテリー 1個
ヘッドライト 1 予備電池1set
速乾性タオル 1 60x30サイズ
水(1L) 1
多機能ウォッチ 1 SUNTOベクター
ダウンジャケット 1 モンベルアルパインダウンジャケット
ストック 1 LEKI サーモライトAS
サングラス 1
着替え 1 長袖Tシャツ(ブレスサーモ)、替えソックス
熊よけ鈴 1
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共同装備 |
GPS 1 etreks30J
自動車 1 プリウス(紺色)
行動食 1 ミックスナッツ、菓子類
タブレット 1 ブドウ糖、電解質
地図 1 山と高原地図、1/2500地形図コピー
コンパス 1 シルバ
水(1L) 1 プラティーパス
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備考 | 気温12℃ほどの予報だったのでソフトシェルを持参したが、行動中はもちろん、休憩でも来ることがなかった。エマージェンシー用としてダウンジャケット、レインウェアもあるので不要だったかも知れない |
感想
「北八ヶ岳赤線つなぎ第3弾」です
今回は白駒池から麦草ヒュッテまでの僅かな区間を歩くのが目的でしたが、せっかくですので丸山を経由して高見石で「揚げパン」を食べ、昼食はランドネ9月号の特集でも紹介された白駒荘の「天ぷらそば」を食べるのも目的の1つとしてみました
これで大河原峠から東天狗岳までの赤線をつなぐことが出来ました\(^o^)/
あとは・・・
1.大河原峠〜将軍平
2.東天狗岳〜根石岳 の2区間を歩けば、蓼科山〜硫黄岳まで赤線がつながることになります。今年はもう無理かも知れませんが・・・
目的の
1.高見石小屋の揚げパン(350円)
・2つのバターロールを上げてきなこ等をまぶしたものですが、軽くて食べやすく歩き疲れた身体に甘い揚げパンがとても美味しく感じました。
・高見石小屋はいつ行ってもスタッフの方が親切で感じがよく、嫁は積雪期に泊まりに来たいと話していました
2.白駒荘の天ぷらそば(1400円)
・標高2000mの場所では沸点が低く麺を茹でるのも天ぷらを揚げるのも大変だと思いますが、珍しい野菜や山菜6種の天ぷらはカラッと揚がっていますし、麺の茹で具合も絶妙でした。美しい白駒池の湖面を眺めながら食べると一層美味しく感じました!(^^)!
ハイク自体は標高差も少なく、ゆっくり歩いても5時間程度の軽ハイキングですが、美しい針葉樹の森を眺め、森の独特の甘青い香りに包まれて歩く時間は最高でしたね♪(泥濘や滑りやすい岩は少々困りものですが・・・(^_^;))
今年の夏は雨が多く、晴れの休日となることが少なく念願のテント泊山行もまだですし、日帰り山行でさえも思うように行けていません
今日は少々雲の多い1日でしたが久々に青空も見え、涼しい2000mの世界を涼しく歩くことが出来ました♪
次の休日も晴れになりますように(^_-)-☆
【カメラのこと】
今回は本腰入れての登りもないのうえ、展望も期待出来ない場所だったので、苔の撮影やスナップ中心になると予想してMFT機に広角ズーム、APS-CのD40に35mm単焦点の組み合わせで撮影してみました
明るい単焦点では早いSSも確保できるので、高感度に弱いD40をISO200固定で使ってもそこそこいい感じに撮影出来ました
D40は小型軽量でファイルサイズも小さいので後加工も楽でいいですね♪
CCD機特有の濃厚な描写もまだまだ行けそうな感じでした
コメント
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air_4224さんの少し前に麦草ヒュッテ通ってました。
少し時間がずれたらまた会えたかもでしたね。
苔の写真がきれいで八ヶ岳の雰囲気が伝わります。
揚げパンとそばもおいしそう。
kusunoki88さん
コメント有難うございます。
またニアミス!
もう少し早ければお逢い出来ていましたね
しっかし健脚!
レコを拝見しましたが我が家では少々キツイコースをしっかり歩かれていて・・・
北八つは穏やかで落ち着いた雰囲気が大好きです♪
積雪期にも訪れてみたいものです
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