白山(別山〜釈迦岳周遊の予定が不覚にも)
- GPS
- 24:11
- 距離
- 38.7km
- 登り
- 3,180m
- 下り
- 3,178m
コースタイム
- 山行
- 8:19
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 9:34
- 山行
- 7:26
- 休憩
- 2:22
- 合計
- 9:48
- 山行
- 4:44
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 5:20
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
4年ぶりの白山
別山からお花畑の南竜でテン泊、釈迦岳を回って1泊2日の白山を楽しんだ後、金沢でおいしいお寿司を食べて、翌日能登でもう一働きをと考えてたのですが、結果から言うととんでもない登山になってしまいました。
まずは初日、前回と同じく市ノ瀬を朝5時にスタートしてヂブリ尾根から別山へ。
快調に進んで朝10時に別山到着
頂上から見る南側の御手洗池を抱える別山平が良さげに見えたので往復(この時期は花も少なくなってるので、往復1時間かけて行くのは微妙かな)
別山から南竜ケ馬場の間、前回はお花畑の連続の感激ものだったんですが、今年が暑すぎるのか時期が遅いのか、少し寂しい気もしたけどさすがに花の山、それなりにきれいなお花畑の中を歩きました。
夜になると天の川は見えずとも満天の星
翌朝は早めに出てご来光を見ようとアルプス展望台に向かうも、前回と似たような感じで御来光は残念でした。
ただその後は晴れて、室堂から白山山頂でもピーカン晴れ
御前、剣ケ峰、大汝の三山に抱かれた池を存分に楽しませてもらった分時間が遅れ気味になったので、七倉山へ向かって少しだけペースアップ
で、ここからがエラい事に。
七倉分岐を過ぎて調子よく巻道を歩いていたら熊笹で隠れた道端に気づかず足をふみはずし右へ転落
幸いにもハイマツで滑落しなかったものの、その瞬間に左足をねじってしまい強烈な痛み。
まあそのうち痛みも引いてくれるかなと期待し歩き出すも全然楽にならない。
テーピングを取り出して足を固定しもう少し歩くも、さてここから釈迦を越えて麓まで普通で5時間
この状態だともっと時間はかかるだろうが、良くなる気配は無く、ヘタすれば途中で歩けなくなりビバークのはめに(クマさんもいるよ)。
それなら途中に避難小屋もあるメインルートを選んだ方が無難と考えて戻る事にしたが、何とか歩けるものの、段々痛みが強くなり足の置き方によっては電気が走る。
もうその日のうちに降りるのは無理と考え室堂にお邪魔する事にし、能登のキャンセルを入れた後、診療所で湿布を貼ってもらう。
安静が一番という事で、天気がいい中一切外にも出ずに一晩過ごしたものの翌日には爪先の方向も変えられない程痛い。
再度診療所で湿布を貼り直し、テーピングでがっしり固定して痛み止めの薬をもらう。ただこの15kg程の荷物を持って歩くのはとても無理という事で、小屋のご厚意で預かっていただける事に。
コースタイムの3倍は覚悟していたが、最初は半歩ずつ進む感じでしか歩けなかったものの、弥陀ヶ原を過ぎ黒ボコ岩に出る頃には、テーピングと痛み止めが効いて少しスムーズに(早田ひなちゃん状態)。
砂防新道もガレではなく整った石で整備されていたので、足の置き方さえ注意すれば激痛を受ける事なく、覚悟していたよりもずっと早く別当出合に着く事ができた。
ただ計画外だったためシャトルバスの事は調べておらず、この日は運休というのを知らなかったので、やむなく市ノ瀬に向って歩いていると、途中で親切な方が車で送っていただける事になった。
そしても一つ大チョンボで、自分の車に乗ろうとしてガーン! そう、預けたリュックに車の鍵を入れたままだった。下界行のバスもこの日は無くどうしようかとビジターセンターのスタッフさんと考えたあげく、小屋に電話して、鍵をどなたかに預けていただけないかお願い。幸いにも一般の登山者の方に届けていただき無事自宅に帰る事ができました。
お世話になった診療所の先生、荷物をどうするか考え・預かっていただいた白山室堂のスタッフの皆さん、市ノ瀬まで送っていただいた方、鍵を届けていただいた方、そしてビジターセンターのスタッフさん、大変お世話になりました。
追記
下山当日は木曜のため現地病院は午後休診、帰って翌日病院に行くと骨折してるよと。
結局手術する事になり、全治3か月との事
よくぞこれで帰ってきたもんだ。
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