穂高〜槍縦走

2015年09月02日(水) ~ 2015年09月05日(土)

• GPS: 28:30
• 距離: 42.2km
• 登り: 3,715m
• 下り: 3,697m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:42
• 休憩: 1:08
• 合計: 8:50

距離 8.5km 登り 1,971m 下り 494m

6:36 上高地バスターミナル
6:42 河童橋
6:58 岳沢湿原・岳沢登山口
8:38 8:46 岳沢小屋
11:31 11:41 紀美子平
11:58 12:12 前穂高岳
12:23 12:54 紀美子平
14:27 14:32 穂高岳
15:26 穂高岳山荘

2日目

• 山行: 5:22
• 休憩: 0:40
• 合計: 6:02

距離 4.4km 登り 1,007m 下り 1,013m

6:30 穂高岳山荘
6:58 涸沢岳
8:59 9:16 北穂高岳(北峰)
9:20 9:21 北穂高小屋
9:21 9:36 北穂高岳(北峰)
9:47 9:53 北穂高小屋
11:05 11:06 長谷川ピーク
12:32 南岳小屋

3日目

• 山行: 4:57
• 休憩: 2:30
• 合計: 7:27

距離 10.0km 登り 617m 下り 1,758m

6:29 南岳小屋
6:36 南岳
7:32 7:38 中岳
8:13 8:14 大喰岳
8:27 飛騨乗越
8:37 9:25 槍ヶ岳山荘
9:40 9:55 槍ヶ岳
10:08 11:20 槍ヶ岳山荘
12:45 12:51 槍沢・天狗原分岐
13:15 槍沢大曲り
13:40 13:42 赤沢岩小屋（ババ平）
13:56 槍沢ロッヂ

4日目

• 山行: 4:53
• 休憩: 2:30
• 合計: 7:23

距離 19.3km 登り 144m 下り 461m

6:37 槍沢ロッヂ
7:03 二ノ俣
7:12 一ノ俣
7:21 7:27 槍見河原
8:01 8:11 横尾 (横尾山荘)
8:53 新村橋(パノラマ分岐)
9:04 9:13 徳澤園
9:55 徳本口(徳本峠分岐)
10:00 明神館
10:05 10:07 山のひだや
10:10 10:29 嘉門次小屋
10:30 山のひだや
11:04 岳沢湿原・岳沢登山口
11:21 11:27 河童橋
11:35 上高地アルペンホテル
11:47 11:48 ウェストン碑
11:53 13:30 上高地温泉ホテル
13:34 田代橋
13:41 ウェストン碑
13:53 上高地アルプス山荘
14:00 上高地バスターミナル

天候

9/2　雨のち晴れ
9/3　霧・小雨のち雨
9/4　霧ときどき雨
9/5　晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス

往復とも「さわやか信州号」を利用。
新宿22:30→上高地5:15頃
上高地15:00→新宿20:30頃（小仏トンネル渋滞通過）

コース状況／危険箇所等

上高地インフォメーションセンター前に登山届ポスト（用紙・鉛筆とも）あり。

登山道には白ペンキで○印や矢印（間違いやすいところには×印も）で誘導されているので、道に迷う心配はほとんど無いでしょう。逆にペンキ等の印が見当たらない時は、印のあったところまで戻れば大丈夫。多分ルートミスしています。

涸沢岳〜北穂高岳、大キレット、槍の穂先への登りは霧の中での行動だったので、高度感はほとんど感じられず。
岩場の昇り降りは、手と足の置き場を考えながら行けば、さほど難しくは無いと思いました。

その他周辺情報

上高地には食事・入浴施設が幾つもあります。
上高地温泉ホテルまで足を伸ばして、掛け流し温泉につかってきました。（大人800円）

写真

上高地。
天候は、雨。

定番の河童橋。
目指す穂高は雲の中。

橋を渡って、岳山登山口に向かいます。

木道のテラスから。

前穂高岳まで6時間。

もはやクーラーは不要。

振り返ると上高地。
あんまり登っていないですね。

岳沢小屋が見えてきました。

こっちの方に前穂高岳が見えるはず…。

ハシゴ。

心なしか晴れ間が出てきたような。

雲が切れたーー！

前穂〜明神岳の稜線もくっきり。

上高地があんなに遠く。

前穂がこんなに近く。

どんどん高度を稼ぎます。

雨が降っていたら滑りそうな岩場。
晴れていて助かった。

紀美子平に到着。
ここに荷物をおいて前穂にアタックです。

前穂高岳に到着！
ただ、生憎の景色…。何で山頂にいる時だけ。。。

矢印に導かれて吊尾根を進みます。

吊尾根はしっかりした道が続いています。

ふと振り返ると、前穂の雲はすっかり抜けていました。

眼下に涸沢が見えました。右奥は常念岳かな。

吊尾根を振り返って。

奥穂高岳の山頂は目の前。

奥穂高岳の東側から涸沢・常念岳。

奥穂高岳からジャンダルム。

槍ヶ岳がほんの一瞬だけ顔を出しました。

霞沢岳。

涸沢岳〜北穂高岳、そして槍ヶ岳。

上高地。

しばし景色を堪能し、穂高岳山荘に向かいます。

穂高岳山荘が見えてきました。

常念岳から蝶ヶ岳。

山荘への下りが意外と急だったりします。

今宵の宿、穂高岳山荘に到着！

翌朝。
ガス＋風の中、出発。

涸沢岳は風が強く、雨も降ってきたのでレインウェアを整えます。

最初から結構長めのクサリを下ります。

またクサリ。

霧で見えづらいけれども、時たま高度感を感じます。

クサリのアップダウンが続きます。

稜線は風が強いので慎重に。

最低コルに到着。

こういうところや

こんなところを歩き、

北穂分岐に到着。

北穂高岳の山頂を越えると、北穂高小屋があります。
コーヒーで体を温めました。

落石をしないように注意しながら下りましょう。

クサリ。

さらにクサリ。

まさにキレットですね。

ここが飛騨泣き？
クサリもステップもあるので、問題なく通過できます。

慎重に慎重に。

上からだとステップとピンの位置関係が見えず、一歩目の踏み出しに迷った。

足場に幅があるのでこのクサリは必要ないかも。

稜線は横風にも注意。

A沢のコルが見えました。
この先が長谷川ピークのはず。

橋がかかっていて安心。

手掛け、足掛けになる凹凸が多いので、スルスルと登っちゃいましょう。

だいたい核心部は通過した感じ。

この辺りはもう安心。

と思ったらハシゴ登場。

さらにハシゴ。

次にクサリ。

最後のクサリ。

今宵の宿、南岳小屋に到着。

翌朝。南岳山頂。
予報では晴れるはずだが…。

少しずつガスが抜けていき、

2日ぶりに常念岳も見えてきました。

快適な稜線歩きが続きます。

天狗原への分岐。

屏風の頭。

天狗原方面を覗く。

○印に導かれるままに。

向きが変わるところには矢印も。

ちょっとしたクサリや、

ハシゴを通過します。

槍ヶ岳までの距離？

ガスが薄くなってきました。

穂高の山並みが一瞬だけ…。

槍の穂先も一瞬だけ…。

氷河地形がよくわかります。

飛騨乗越の分岐。もうすっかりとガスに包まれました。

槍ヶ岳山荘に到着。
コーヒーを飲みながら天気待ちするか進むか悩む。

悩むくらいなら進もう。

上へ上へ。

ハシゴ。

ハシゴ。

あと2つハシゴを登りきると…、

槍の穂先に到着！
しかも独占。

しばらく待っても誰も来ない。

小槍？

槍ヶ岳山荘でしばらく天候の回復を待ちましたが、あまり良くなりそうな予感がしないので、下山することにしました。

槍ヶ岳を開山した播隆上人が篭った岩屋。

下山するにつれてやっと視界がひらけました。

写真中央の岩の上に何かいるんですけど、何でしょう？
カメラのズームの限界でした。

山頂方面はまだまだ雲の中。

雪渓がこんなところにも！

槍の穂先に木が生えてましたっけ？

今宵の宿、槍沢ロッジ。

ここからは下山。（または消化試合）

最終日がこの天気。

槍沢ロッジの水力発電所。

槍見河原からの槍ヶ岳。

水が豊富です。

横尾山荘。

徳沢園。

明神館。

明神池に行ってみました。

上高地への遊歩道。

焼山。

天気が良いとこんなに違いますね。

あそこを登ったんだと思うととても感慨深い。

定番の河童橋。

感想

RyuShang

天気は事前の予報通りあまり良くはなかったのですが、その分静かな山歩きを楽しめました。
日程に余裕があるとラクに歩けますね。