蔵王(刈田岳、熊野岳/大黒天登山口)

2024年08月09日(金) [日帰り]

• GPS: 04:12
• 距離: 8.7km
• 登り: 511m
• 下り: 513m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:25
• 休憩: 0:46
• 合計: 4:11

5:14 大黒天登山口
6:08 6:08 刈田岳避難小屋
6:10 6:22 刈田岳
6:26 6:27 蔵王山頂レストハウス
6:46 6:46 馬の背
6:56 6:57 馬の背分岐
7:10 7:22 蔵王山
7:29 7:31 熊野十字路分岐
7:34 7:34 熊野岳避難小屋
7:39 7:39 馬の背分岐
7:50 7:50 馬の背
8:17 8:21 蔵王山頂レストハウス
8:25 8:42 刈田岳
8:44 8:45 刈田岳避難小屋
9:27 9:28 大黒天登山口
9:28 ゴール地点

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

往路、常磐道谷田部IC→東北道白石IC深夜割4650円
復路、磐越道船引三春IC→常磐道谷田部IC4830円

大黒天登山口駐車場🅿️無料
トイレは300㍍手前の駒草平駐車場にあります

コース状況／危険箇所等

観光客がスニーカーで登れるレベルなので(以下略)

写真

8/9 4:35

おはようございまッス
ふと思い立って、故郷宮城のお山です

8/9 5:18

大黒天登山口駐車場、先着は1台

世の中今日からお盆休み扱いで、ドラ割使えないから往路は深夜割使いましたが、復路は磐越道の真ん中くらいまで下道を使って経費削減せねばなので

8/9 5:15

こちらの大黒天登山口からサクッと参ります

地蔵岳まで行きたかったんですが熊野岳前ですでにガスガスで、雷注意報も発令されており午後から天気が崩れる予報でしたので今回は断念

8/9 5:19

遭いたくないねェ…実に遭いたくないョ
今日は単独行だから余計そう思う😅

8/9 5:21

月のォ〜砂漠ォ〜
はァ〜るゥ〜ばるとォ〜♪

8/9 5:23

ハイー！大黒天名物、ヨツバヒヨドリの階段だよォ！
後述しますが、ここは帰りが最高でした🥰

8/9 5:59

そしてアキアカネたちがたーくさん居てくれたので、羽虫が皆無でとても快適でした😆

アブハチも食べてくれると助かるんだけどね

階段の隙間から、ど根性イワオトギリ

ど根性シロバナニガナ

ど根性タカネニガナ

ホソバキソチドリくん
わずか数株でしたが会えて良かった🥰

キイチゴ、ンまそ…🤤
子供の頃よく食べた
今も全然食べるけど、今日は先に蟻さんたちが食べてた

8/9 5:31

ススキに筋雲なんて、もう秋の空じゃん…まぁ一昨日立秋だったけどさ

まぁアキノキリンソウもこんなんですしね

赤くペラペラし出してる気の早いイタドリとかね

8/9 5:34

砂礫帯
植生保護のため両脇にガイドロープが張られております

8/9 5:35

この手の地層断面見るたび、地球すごー、と思う

くたびれながらも女王様が結構残っていて嬉しい🥰

ボウフウだかセンキュウだかニンジンだかわかんないけど、いつでもどこでも会えるアイドルみたいな？

8/9 6:08

刈田避難小屋とうちゃこ

8/9 6:11

ほどなくして大小様々なケルンが積まれた賽の河原状態な、刈田神社⛩️前の石碑群へ

一際大きなこの石碑、宮城が誇る英傑、伊達政宗公の第7子、宗高公のとある功績を讃えて建立された伊達宗高公命願之碑でありもす

8/9 6:12

宗高公の功績がこちらに刻まれてるのですが、写真では読めないので以下に抜粋

「紅顔十八歳の寛永元年（1624）　刈田嶽の大噴火に際し、領民の惨状見るにしのびずと敢然この嶽に上り、火煙にむせびつつ身の危難を犯して命願をかけましたが、その至誠天に通じ、遂に鎮火を見るに至りました

古来命願後三年以内にその命を天に召されるとされていましたが(中略)疱を患い、あたら花の蕾を散らしました
享年わずか二十歳
(中略)
公の遺徳を後世に伝えるため、大正十五年（1926）三百年祭記念事業として記念碑を建てましたが、風雪のため荒廃したので、今回顕揚碑を建立(以下略)」

8/9 6:11

まぁそんな経緯で二代目か三代目に当たるこの石碑、なんと落雷で倒伏したそうですが

8/9 6:11

これがその霹靂一閃の跡だそう
石に奔る閃光紋、すご…😳

8/9 6:21

すぐ近くに刈田岳山頂標
なんか新しくなってる気がする
うろ覚えだけど、以前は木製だったような？🙄

8/9 6:12

賽の河原石碑群からは御釜が望めるようになります
すごく懐かしいこの景色🥹

8/9 6:23

刈田神社⛩️
社務所はまだ開いてないので先に参拝だけ済ませました

8/9 6:26

で、神社から先はいきなり俗世になります

8/9 6:27

観光地だから仕方ない

8/9 6:41

まだ陽が低いので山の影に隠れ、深淵な感じの御釜

8/9 6:45

この辺りコマクサ天国なのだけど、大黒天登山口側の砂礫帯に比べて標高高いのにもうすっからかんで残念😣

8/9 6:48

一路、熊野岳へ向かいますが、モワモワとガスが湧いてきて嫌な感じ😅

足元には朝露を纏ったシロバナトウウチソウ

これもシロバナトウウチソウなんだろけど、まるでカライトソウかナガボノアカワレモコウみたいな赤み

馬の背から熊野岳にかけては、ミヤマコウゾリナだらけと言っても過言ではない感じ

おや！キアゲハの幼虫だよ！
こんな高層に居るんだね
昔は畑でよく見たもんだけど

おお、この特徴的な班の羽根を持つのはミヤマアカネ
子供の頃は仲間内で零戦トンボと呼んでました

8/9 6:57

分岐
ガスで見えませんが、真っ直ぐ直登すると熊野岳避難小屋があります
先に熊野岳へ向かうので左折し、トラバース気味に登ります

8/9 6:58

左奥に熊野岳神社⛩️が見えるはずなんですけど、ガスの中

8/9 7:10

尾根に上がってまもなく熊野岳神社⛩️

8/9 7:14

熊野岳神社⛩️詣
失礼します

ガスガスです死

8/9 7:16

こちらは刈田神社と違って社務所がなく、避難小屋を備えております
中はこんな感じ
直火した🐎🦌がいるようですぬ🙄

8/9 7:20

神社から少し先に熊野岳山頂標
こちらは山形県になるので、宮城側とはまた違った感じ

8/9 7:22

さて、宮城県へ戻りながらお次は熊野岳避難小屋へ

8/9 7:27

稜線上に唐突にあった石碑群
左から白山大権現、金峰山なんたらかんたら、ただ「神社」とだけ刻まれた石、大高山、銘なしの５つ
関係性は不明です

8/9 7:28

これは随分とくたびれてしまった、大正7年の10月に起きた旧仙台二中(現仙台二高)の学校登山で遭難した教員2名と生徒7名の慰霊碑

Wikiとかで読むと、なかなかに時代を感じる痛ましい遭難事故です…合掌🙏

8/9 7:30

こちらが現存する熊野岳避難小屋

8/9 7:31

入口はこちら
ちょっと開けるのドキドキしました

8/9 7:31

おやまあ、思いの外きれいじゃん
しかも石油ストーブがあるだよ
おどけでねえ😳

8/9 7:32

想定火口域マップ
最近地震多いからね
しっかり確認して意識しとくべし

8/9 7:33

小屋でたらガスが晴れて、めっちゃ濃ゆい飛行機曇が2本！🤩

8/9 7:54

陽が差し込んで、バスクリン森林浴を投入されエメラルドグリーンに輝く御釜

ひれふ死

8/9 8:05

いやー、ふつくしい…

8/9 8:06

馬の背、湖面寄りに歩いてたら、今は立入禁止となってる湖畔散策路から出てきた単独おばさんが居て、小走りに逃げてった

8/9 8:06

おばさんの履いてる靴のソールが全部べろべろに剥げますように

8/9 8:31

レストハウス開いてるかなと思って寄ってみたら9時からだったので、諦めて刈田神社前で軽食休憩

社務所が開いたから、御朱印集めしてる熟女会の仲間のお土産を購入
神職さんが雷注意報が出てること、午後から天気が崩れる予報であることを参拝者に喧伝されておりました

8/9 8:43

まぁあやしな雲がもうもうと湧いておりましたからぬ🙄

8/9 8:44

軽食休憩後、下山開始
朝はスルーした刈田岳避難小屋に寄り道

8/9 8:45

へえ、熊野岳避難小屋に近い作りで良い感じ
ここも石油ストーブがある

で、そんな避難小屋から大黒天登山口までのヨツバヒヨドリロード
まずはクジャクチョウが登場
派手派手ェ〜😆

そして！キタキタキタ！推しがキタ！🥰

あっちにもこっちにも推しが！😳

ふつくしいふつくしい🥰
なんてふつくしいんだ推しよ🥰

ギャーもう萌え死にそう😵

ヒヨドリロードの上から下まで、30頭は居たですね推し🥰

蜜吸いにむチュー😘

クジャクチョウと仲良く蜜吸いしててとても良い🥰

推しがたくさん舞ってたから指出して待ってだんだけど…

…😶

8/9 9:14

ウワァ、推しと戯れてたらまたガスガスにガス

8/9 9:22

下山間際で、推し活に来たというマダムお蝶に遭遇
見てよこの推しシャツ！(笑)
すてき！オタクの鏡だ！🥹

8/9 9:26

無事ゲザーン完了☑️
はー、推し天国で尊死した
ありがとうマイ故郷、蔵王様

てかこんなガスガスで午後から天気悪くなる予報なのに、どんどこ登ってくる人がいて驚き😳

8/9 12:12

帰り道で久しぶりに十割そば会
もう二度とかき揚げは頼まないと誓った、令和6年の夏です(胃もたれ)

撮影機器：

iPhone 15 Pro 256GB SIMフリー Apple

感想

たわし

登山再開した頃にやり始めた、子供の頃に登ったことある山シリーズをふと思い出しての蔵王。
仙台在住時は1時間くらいで行けたので、ふらっと出かけたもんでした。

たぶん四半世紀ぶりくらい、御釜以外ほとんど記憶ないからそれはそれで新鮮。
タイミング良くアサギマダラ祭りに遭遇出来たし、思い立ったが吉日の1日となりました😆