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Yamareco

記録ID: 71140
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

白峰南嶺 (笹山〜白河内岳〜広河内岳)

2010年07月17日(土) ~ 2010年07月19日(月)
 - 拍手
GPS
51:10
距離
37.2km
登り
3,121m
下り
2,816m

コースタイム

【7/17(土)】
04:55 田代入口
06:00 転付峠入口
07:45 東電保利沢小屋
10:25 転付峠
13:05 奈良田越
13:50 白剥山
15:40 笹山直下2600m付近

【7/18(日)】
05:50 笹山直下2600m付近
06:40 笹山南峰
06:55 笹山北峰
08:20 白河内岳
09:00 大籠岳
11:55 広河内岳
12:40 大門沢下降点
15:20 大門沢小屋

【7/19(月)】
05:10 大門沢小屋
07:40 奈良田第一発電所
08:05 奈良田
天候 7/17(土) : 晴れのち曇り
7/18(日) : 晴れ
7/19(月) : 晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー 自家用車
コース状況/
危険箇所等
田代入口から暫く車道を進むとゲートがありますので、転付峠入口までは一般車
両は入れないようです。

転付峠入口から暫く進んだ所に大きな砂防ダムには歩行者用の階段が設置されて
いますので、階段を使用して超えていきます。

東電保利沢小屋までは渓流沿いに設けられた桟道を歩きますが、濡れている上に
苔むしていますのでとても滑りやすく注意が必要です。一部の桟道は崩落してい
ますが、通行不能な箇所はありませんでした。

東電保利沢小屋から出会までは3回ほど渡渉が必要です。頼りない木の橋がありま
すが濡れて滑りやすくなっております。1箇所だけ靴を脱いで沢を渡りました。

出会から転付峠への登り口付近は2本の沢の合流部付近にありますが、この日は
水量が多かったため取り付き部分に到達するためには沢の中を歩く必要がありま
した。急登が始まると道は広くて明瞭になります。転付峠の直下の水場は水量も
豊富でした。

転付峠から奈良田越までは廃道になった林道を進みます。崩落箇所がいくつかあ
り、ザレた斜面を進む必要がありますが歩行不可能な箇所はありませんでした。
奈良田越の手前付近の林道はカラ松の幼木が茂っておりいて非常に歩きづらくな
っています。

奈良田越から白剥山までは踏跡は薄いものの赤テープが頻繁に設置されています。
忠実に辿っていけば道を外す事はないと思います。白剥山から笹山直下までは
石楠花漕ぎを強いられる箇所ありますが、そこを抜けると一気に視界が開けて
ハイマツ帯に出ます。このあたりが幕営には適しています。

笹山南峰へはひどいハイマツ漕ぎを強いられます。笹山南峰山頂のみ木が刈り払
われているのか、ちょっとした広場になっていました。白峰三山方面のみ視界が
開けています。笹山北峰に向かうためには一旦コルに下りますが、コル周辺は樹
林帯となっています。笹山北峰は開けており、360度の展望が得られます。

笹山北峰から白河内岳までは樹林帯とハイマツ漕ぎを繰り返すような感じでルー
トも不明瞭です。樹林帯の中はなんとか踏跡を確認できますが、ハイマツ帯はあ
る程度方向を確認したら突っ込んでいくしかありません。ゴーロのようなところ
を通過すれば白河内岳山頂はもうすぐですが、このあたりの登りは広い尾根にな
っていますので、どこを歩いてよいのか判断に迷います。白河内岳の山頂は広い
平地になっています。

白河内岳から大籠岳を経て広河内岳までは小さなアップダウンはあるものの、広
く平坦な尾根を進みます。ハイマツとガレ場が入り組んだような地形をしていま
すので、前方に注意してルートを取らないといきなりハイマツ帯に突っ込んでし
まう事になります。このあたり、とにかく景色もよく気持ちの良い尾根ではあり
ますが、ガスが出た時には非常に怖いと思いました。稜線から100mほど登れば広
河内岳の山頂に出ます。

広河内岳から大門沢下降点までは尾根を下っていくだけですが、広河内岳方向か
ら進んだ場合、大門沢下降点を示す黄色い鉄塔の所に進む踏跡が薄いのでガスが
出た場合にはうっかり通過してしまうかもしれません。

大門沢下降点から大門沢小屋までは良く踏まれた道であり、急降下ではありますが
特に危険箇所はありません。梅雨末期の大雨の影響でしょうか、登山道に水が流れ
ているところが何箇所かあります。

大門沢小屋から奈良田第一発電所までは水が流れている箇所がありますが、歩行に
支障をきたすほどではありません。数箇所設置されている丸太の橋を渡る際にバラ
ンスを崩さないように注意するくらいでしょうか。県道をを下れば奈良田のバス停
に出ますが、この日は土砂崩落の影響で身延方面へは不通となっていました。
田代入口バス停のそばに車を停めた。
2010年07月17日 04:54撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/17 4:54
田代入口バス停のそばに車を停めた。
舗装された車道を進む。途中にゲートがあって鍵がかけられている。
2010年07月17日 05:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/17 5:27
舗装された車道を進む。途中にゲートがあって鍵がかけられている。
転付峠入口。ここから左側の車道へ。
2010年07月17日 05:58撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/17 5:58
転付峠入口。ここから左側の車道へ。
転付峠のある稜線が見える。
2010年07月17日 06:07撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/17 6:07
転付峠のある稜線が見える。
この砂防ダムは仮設された階段を使って越えていく。
2010年07月17日 06:25撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/17 6:25
この砂防ダムは仮設された階段を使って越えていく。
沢沿いの道を進む。
2010年07月17日 06:35撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/17 6:35
沢沿いの道を進む。
このような滝がいくつもある。
2010年07月17日 06:41撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/17 6:41
このような滝がいくつもある。
水量は多い。
2010年07月17日 06:52撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/17 6:52
水量は多い。
この滝は迫力があった。
2010年07月17日 06:54撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/17 6:54
この滝は迫力があった。
桟道は一部崩壊しているところがある。
2010年07月17日 07:00撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/17 7:00
桟道は一部崩壊しているところがある。
東電保利沢小屋を通過。
2010年07月17日 07:45撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/17 7:45
東電保利沢小屋を通過。
頼りない橋をいくつか渡らなければならない。
2010年07月17日 08:14撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/17 8:14
頼りない橋をいくつか渡らなければならない。
倒木が道を塞いでいるところもある。
2010年07月17日 08:19撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/17 8:19
倒木が道を塞いでいるところもある。
滑りやすい。
2010年07月17日 08:23撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/17 8:23
滑りやすい。
この橋はさすがに無理。靴を脱いで渡渉。
2010年07月17日 08:28撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/17 8:28
この橋はさすがに無理。靴を脱いで渡渉。
出会から転付峠への取り付き。目立たない。
2010年07月17日 08:45撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/17 8:45
出会から転付峠への取り付き。目立たない。
取り付きは目立たなかたが、転付峠までの道は広くて明瞭。
2010年07月17日 08:52撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/17 8:52
取り付きは目立たなかたが、転付峠までの道は広くて明瞭。
もうすぐ峠。
2010年07月17日 09:21撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/17 9:21
もうすぐ峠。
転付峠直下の水場。水量も豊富で美味しい。
2010年07月17日 10:08撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/17 10:08
転付峠直下の水場。水量も豊富で美味しい。
転付峠。ここからは笊ヶ岳方面にも二軒小屋方面にも行ける。
2010年07月17日 10:24撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/17 10:24
転付峠。ここからは笊ヶ岳方面にも二軒小屋方面にも行ける。
崩壊した林道を進む。通行不能な箇所はない。
2010年07月17日 11:16撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/17 11:16
崩壊した林道を進む。通行不能な箇所はない。
殆ど原型を留めないが、ここも林道の跡です。
2010年07月17日 11:18撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/17 11:18
殆ど原型を留めないが、ここも林道の跡です。
木に飲み込まれたカーブミラーがかつては林道であった事を示している。
2010年07月17日 11:20撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/17 11:20
木に飲み込まれたカーブミラーがかつては林道であった事を示している。
気持ちよく歩けるところもある。
2010年07月17日 11:34撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/17 11:34
気持ちよく歩けるところもある。
少しガスが出てきた。
2010年07月17日 12:04撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/17 12:04
少しガスが出てきた。
奈良田越。作業場跡のようなところであるが、立派な標柱があった。
2010年07月17日 13:04撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/17 13:04
奈良田越。作業場跡のようなところであるが、立派な標柱があった。
白剥山へ向かう道。踏跡は薄いがテープは頻繁にある。
2010年07月17日 13:34撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/17 13:34
白剥山へ向かう道。踏跡は薄いがテープは頻繁にある。
白剥山山頂。眺望はない。
2010年07月17日 13:49撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/17 13:49
白剥山山頂。眺望はない。
笹山へ向かう道。
2010年07月17日 13:54撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/17 13:54
笹山へ向かう道。
石楠花のトンネルを進む。
2010年07月17日 15:15撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/17 15:15
石楠花のトンネルを進む。
倒木が多い。慎重にルートを探る。
2010年07月17日 15:22撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/17 15:22
倒木が多い。慎重にルートを探る。
2600m付近で突然視界が開ける。ここが今日の幕営地点。
2010年07月17日 15:40撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/17 15:40
2600m付近で突然視界が開ける。ここが今日の幕営地点。
幕営地からは笹山の南峰(右)と北峰(左)が間近に望めた。
2010年07月17日 18:08撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/17 18:08
幕営地からは笹山の南峰(右)と北峰(左)が間近に望めた。
ゆるやかな稜線を持つ蝙蝠岳と対照的な塩見岳。塩見岳に夕日が沈む。
2010年07月17日 18:30撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/17 18:30
ゆるやかな稜線を持つ蝙蝠岳と対照的な塩見岳。塩見岳に夕日が沈む。
2日目の朝。雲海に浮かぶ富士山。
2010年07月18日 04:26撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/18 4:26
2日目の朝。雲海に浮かぶ富士山。
大菩薩嶺の方向からの日の出。金峰山や国師ヶ岳も確認できる。
2010年07月18日 04:44撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/18 4:44
大菩薩嶺の方向からの日の出。金峰山や国師ヶ岳も確認できる。
朝日に映える悪沢岳。
2010年07月18日 04:47撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/18 4:47
朝日に映える悪沢岳。
朝日に映える蝙蝠岳と塩見岳。
2010年07月18日 04:49撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/18 4:49
朝日に映える蝙蝠岳と塩見岳。
笹山への道は厳しいハイマツ漕ぎ。
2010年07月18日 05:54撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/18 5:54
笹山への道は厳しいハイマツ漕ぎ。
ルートが良く分からない。ハイマツと格闘。
2010年07月18日 06:23撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/18 6:23
ルートが良く分からない。ハイマツと格闘。
ようやく笹山の南峰に出た。この山行で初めて北岳が見えた。眺望は北側だけ。
2010年07月18日 06:42撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/18 6:42
ようやく笹山の南峰に出た。この山行で初めて北岳が見えた。眺望は北側だけ。
一旦下って上り返すと笹山北峰。こちらは360度の眺望を楽しめる。
2010年07月18日 06:53撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/18 6:53
一旦下って上り返すと笹山北峰。こちらは360度の眺望を楽しめる。
笹山北峰から。
これから進む白峰南嶺。正面のこんもりした丘のような所が白河内岳。
2010年07月18日 06:54撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/18 6:54
笹山北峰から。
これから進む白峰南嶺。正面のこんもりした丘のような所が白河内岳。
笹山北峰から。
槍穂高連峰までくっきりと見えた。
2010年07月18日 06:54撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/18 6:54
笹山北峰から。
槍穂高連峰までくっきりと見えた。
笹山北峰から。
鳳凰三山方面。
2010年07月18日 06:54撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/18 6:54
笹山北峰から。
鳳凰三山方面。
笹山北峰から。
昨日あるいた転付峠からのルート。遠くに笊ヶ岳も望める。
2010年07月18日 06:54撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/18 6:54
笹山北峰から。
昨日あるいた転付峠からのルート。遠くに笊ヶ岳も望める。
笹山北峰から白河内岳までは踏跡の薄い樹林帯を何回か通過する。
2010年07月18日 07:12撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/18 7:12
笹山北峰から白河内岳までは踏跡の薄い樹林帯を何回か通過する。
笹山北峰から白河内岳まではこのようなハイマツ漕ぎを何度か繰り返す。
2010年07月18日 07:47撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/18 7:47
笹山北峰から白河内岳まではこのようなハイマツ漕ぎを何度か繰り返す。
ようやく白河内岳が近づいた。
2010年07月18日 08:03撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/18 8:03
ようやく白河内岳が近づいた。
白河内岳の山頂。平らで広い山頂だった。
2010年07月18日 08:20撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/18 8:20
白河内岳の山頂。平らで広い山頂だった。
白河内岳山頂から。
これから進む白峰南嶺。とにかく広い稜線。早川尾根の向こうには八ヶ岳も。
2010年07月18日 08:21撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/18 8:21
白河内岳山頂から。
これから進む白峰南嶺。とにかく広い稜線。早川尾根の向こうには八ヶ岳も。
白河内岳山頂から。
越えてきた笹山とさらに南へと続く尾根。
2010年07月18日 08:23撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/18 8:23
白河内岳山頂から。
越えてきた笹山とさらに南へと続く尾根。
白河内岳山頂から。
悪沢岳がだいぶ遠くなった。
2010年07月18日 08:23撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/18 8:23
白河内岳山頂から。
悪沢岳がだいぶ遠くなった。
ここからは快適な稜線歩き。白峰南嶺を楽しみながら進む。
2010年07月18日 08:41撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/18 8:41
ここからは快適な稜線歩き。白峰南嶺を楽しみながら進む。
大籠岳山頂。小ピークだが、立派な標柱が設置されていた。
2010年07月18日 08:57撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/18 8:57
大籠岳山頂。小ピークだが、立派な標柱が設置されていた。
広河内岳まではハイマツとガレがパズルのように入り組んでいる。先を見据えて進まないとハイマツに突っ込んでしまう。
2010年07月18日 08:57撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/18 8:57
広河内岳まではハイマツとガレがパズルのように入り組んでいる。先を見据えて進まないとハイマツに突っ込んでしまう。
広河内岳が迫ってきた。
2010年07月18日 09:46撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/18 9:46
広河内岳が迫ってきた。
広河内岳への登り。意外としんどい。
2010年07月18日 11:12撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/18 11:12
広河内岳への登り。意外としんどい。
広河内岳山頂。今回の山行での最高点。
2010年07月18日 11:55撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/18 11:55
広河内岳山頂。今回の山行での最高点。
広河内岳山頂から。
歩いてきた白峰南嶺を振り返る。まるでクジラかゾウの背中のようだ。
2010年07月18日 11:48撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/18 11:48
広河内岳山頂から。
歩いてきた白峰南嶺を振り返る。まるでクジラかゾウの背中のようだ。
農鳥岳方面はガスが沸いてきた。
2010年07月18日 12:22撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/18 12:22
農鳥岳方面はガスが沸いてきた。
大門沢下降点が見えてきた。農鳥岳方面からは大勢の方が下山してくる。
2010年07月18日 12:34撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/18 12:34
大門沢下降点が見えてきた。農鳥岳方面からは大勢の方が下山してくる。
大門沢下降点。広河内岳方面からだとガスが出た時には見落としそう。
2010年07月18日 12:43撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/18 12:43
大門沢下降点。広河内岳方面からだとガスが出た時には見落としそう。
つづら折れの急坂を下る。
2010年07月18日 12:56撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/18 12:56
つづら折れの急坂を下る。
このあたりでも雪渓が残っていた。
2010年07月18日 13:05撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/18 13:05
このあたりでも雪渓が残っていた。
大門沢の最上部は滝のようになっている。
2010年07月18日 14:15撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/18 14:15
大門沢の最上部は滝のようになっている。
登山道にも水が流れている。
2010年07月18日 14:36撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/18 14:36
登山道にも水が流れている。
このような橋をいくつか越えていく。
2010年07月18日 14:46撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/18 14:46
このような橋をいくつか越えていく。
奈良田まで下山してもバスがないので大門沢小屋で一泊する。大勢の登山者で賑わっていた。
2010年07月18日 15:49撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/18 15:49
奈良田まで下山してもバスがないので大門沢小屋で一泊する。大勢の登山者で賑わっていた。
3日目の朝。大門沢小屋から見る富士山。今日も天気は良さそう。
2010年07月19日 05:09撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/19 5:09
3日目の朝。大門沢小屋から見る富士山。今日も天気は良さそう。
大門沢小屋を出発。
2010年07月19日 05:10撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/19 5:10
大門沢小屋を出発。
何回か沢を越える。
2010年07月19日 06:40撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/19 6:40
何回か沢を越える。
一つ目の吊橋が見えてきた。
2010年07月19日 06:48撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/19 6:48
一つ目の吊橋が見えてきた。
二つ目の吊橋。
2010年07月19日 06:56撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/19 6:56
二つ目の吊橋。
三つ目の吊橋。とても立派な橋だ。
2010年07月19日 07:06撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/19 7:06
三つ目の吊橋。とても立派な橋だ。
砂防ダムの向こうに見えるのは大唐松尾根の稜線。
2010年07月19日 07:06撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/19 7:06
砂防ダムの向こうに見えるのは大唐松尾根の稜線。
奈良田第一発電所のゲートが見えてきた。
2010年07月19日 07:35撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/19 7:35
奈良田第一発電所のゲートが見えてきた。
奈良田第一発電所のバス停では大勢の方がバスを待っていた。
2010年07月19日 07:38撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/19 7:38
奈良田第一発電所のバス停では大勢の方がバスを待っていた。
あの橋を渡れば奈良田まではもうすぐ。
2010年07月19日 07:50撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/19 7:50
あの橋を渡れば奈良田まではもうすぐ。
奈良田のバス停まで無事下山。残念ながら身延方面はまだ不通だった。
2010年07月19日 08:07撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
7/19 8:07
奈良田のバス停まで無事下山。残念ながら身延方面はまだ不通だった。
撮影機器:

感想

自宅から芦安方面を見ると、櫛形山と千頭星山の間を御勅使川によって切り開か
れた渓谷の遥か彼方に農鳥岳から南に伸びる白峰南嶺の尾根を望む事ができます。
この稜線は冬には真っ白に輝いて見える上に、ほぼ水平に伸びる独特の形状をし
ている事からいったいどのような所なのか、いつか歩いて確かめてみたいと思っ
ていました。

あまり歩く人のいないルートとは聞いていましたが、笹山周辺から白河内岳付近
を除けばルートはさほど不明瞭ではありませんでした。ただ田代入口から入って
初めて他の登山者に出会ったのは白河内岳付近で、4名のグループの方でした。
その後大門沢下降点までの間で2名のグループと、単独の方、計7名としかすれ違
いませんでした。
このルートは転付峠から農鳥小屋あるいは大門沢小屋まで水を取れる場所がない
事もあって、この時期は重い水を背負わなければならないところが辛いですが、
広い稜線からは白峰三山はもちろんの事、塩見岳から悪沢岳への稜線や蝙蝠岳の
眺めが見事で、北から南へ続く南アルプスの稜線をほぼ全て見通すことができま
す。殆ど人が歩かないそうなので今回のように天候に恵まれた時は気持ちの良い
山歩きが楽しめると思います。ただ、天候が荒れた場合には方向を見失いやすく、
立ち入らない方が良いかもしれません。


入山初日の朝、県道南アルプス公園線は前夜に早川町湯島付近で土砂崩落があっ
たそうで、新倉のトンネル前で封鎖されていました。田代入口までなら行っても
いいよ、との事で通してもらいました。2日後に奈良田から田代入口まで路線バス
で戻る予定なので、その頃には開通しているだろうと思っていました。

ところが下山してみるとまだ県道は不通でバスも動いていないとの事。仕方なく
一旦広河原までバスで登り、そこからさらにバスで甲府駅へ。身延線で下部温泉
まで行き、そこからタクシーで車を取りに戻りました。予定ではバスで30分もか
からずにデポした車を回収できるはずでしたが、結局下山してから車に辿り着く
までに8時間もかかった上に、痛い出費となってしまいました。

タクシーの運転手さんに聞いたところ、「徒歩なら通れたんじゃないかな。」
との事。歩いた方がよっぽど早かったですね。



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コメント

teriさん、お疲れ様でした
teriさんはじめまして。
新倉湧水のところにクーパーが何日も泊まっていたので
気になっていたのですがteriさんだったんですね。
ロングな3日間の後、下山後にたいへんお気の毒でした
確かに当該箇所を迂回するには恐ろしく時間がかかります。
マイカーで普通に迂回するだけでも3〜4時間は
かかるんで本数が少ないバスや電車・タクシーを利用
してでは8時間もうなずけますね。

私も3連休中に山行予定があったんですが崩落箇所の対応に追われてボツになってしまいました。

田代〜転付はここ数年整備してません。除草は年1回
行っているんですが・・・予算が無いようですね。


ちなみに私の勤務先は、そばやの向かいです。(解りますかね) こちらにお越しの際はぜひ立ち寄ってみてください
2010/7/27 23:10
moguyamaさん、はじめまして。

登山者の少ない登山口に車を停める場合は日程を書いておいた
ほうがよかったですね。ご心配おかけいたしました。

通行止めを知っていてなので自業自得といえばそうなんですが、
せっかくの3連休と快晴の天気予報という事もあってダメモトで
山に入りました。今年は雨畑への道や、十谷への道も大雨による
崩落で通行止めになりましたが、意外と早く復旧したので、今回
もそうなってくれるのではと期待していたのですが。。。
8時間のうち半分は待ち時間だったのですが、広河原の新しいアル
ペンプラザには書物もあってそこでは退屈せずにすみました。

帰宅して山日の記事を見ましたが場所が場所だけに難工事になる
そうです。洞門を作るようなことを言っていましたので本格的な
復旧まではまだまだ時間がかかりそうですね。

早川にはちょくちょく遊びに行かせて頂いております。
おそばやさん、いくつか知っていますので、次回訪問させて頂く
時には注意して走ってみますね。

teri
2010/8/1 21:35
気づかず、、
teriさん
すっかり見落としていましたね。
私はなかなか踏み入れないところ、、
おそらく今後も、、。

moguyamaさんとのやり取りも
地元ならではですね、、
もう復旧しているようですが、、、
Y-chan
2010/9/12 10:15
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