鳥海山・七高山(象潟口登山口よりピストン ↑千蛇谷 ↓外輪山)
- GPS
- 10:52
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 1,347m
- 下り
- 1,343m
コースタイム
- 山行
- 8:42
- 休憩
- 2:08
- 合計
- 10:50
天候 | 晴のち曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
象潟口登山口〜外輪山・千蛇谷分岐:とても歩きやすく整備された道です。 千蛇谷〜御室参籠所:雪渓もガレ場も歩きやすいんですが、全く日陰がないので暑い。熱中症気味になりました。 新山:想像以上に長いアスレチックな岩登りですが、怖いと感じる箇所はあまりなかったです。胎内くぐりの後の下りはルートが分かり辛かった。 御室参籠所〜七高山〜外輪山・千蛇谷分岐:御室参籠所から外輪山へは岩場の急登です。登ってしまえば風が常に吹いていて涼しいし、アップダウンもそれほどないので、千蛇谷よりも楽に感じました。 |
その他周辺情報 | 行きで車の燃料が残りわずかになってしまったので、下山後はまず鳥海ブルーラインを降ってすぐの「JA-SS上郷給油センター」へ。その後「道の駅 象潟ねむの丘」併設の温泉へ。温泉のレストランはラストオーダーの18:00を過ぎてしまったので、夕飯は道の反対側にあった「ガスト象潟店」で食べました(ここも20:30オーダーストップだったのでギリギリ)。 |
写真
装備
個人装備 |
靴下
下着
タイツ
半ズボン
ドライレイヤーシャツ
Tシャツ
キャップ
レインパンツ
レインジャケット
レイングローブ
グローブ
登山靴
チェーンスパイク
バックパック
パックカバー
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
ゴミ袋
お手拭き
座布団
虫除けネット
財布
ココヘリ
ツェルト
ツェルト用ペグ
ツェルト用ロープ
熊鈴
保険証
スマホ
モバイルバッテリー
AppleWatch
AppleWatch用モバイルバッテリー
メガネ
タオル・手拭い
ストック
|
---|---|
共同装備 |
日焼け止め
虫除けスプレー
|
感想
8月3日(土)〜4日(日)には爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳へ行くつもりで、数ヶ月前から冷池山荘の予約を取っていたのですが、7月中旬に妻が感染した新型コロナウイルスの療養期間が想像より長引いてしまい、体力が落ちた状態で決行するのは危ないので泣く泣くキャンセル…。
ようやく体調も戻り軽い筋トレもできるようになってきたので、夏しか行けない山へ行きたいな…と急遽計画を立てたのが鳥海山でした。車で片道9時間のアクセスがネックですが、10日(土)に移動して、11日(日)に登って、12日(月・振替)に帰ればいいんじゃないかなと。ちょうど太平洋に台風があって太平洋側は天気が悪かったんですが、東北の日本海側は日曜日まで晴れそうでした。
ところが金曜日になって台風が東北直撃コースに変わってしまい、日曜日の天気があやしい感じになってしまいました。これは…土曜日に登ってしまうしかない!…というわけで、金曜日の夕方帰宅した妻に事情を説明。夕飯を食べて入浴した後、夜20時に自宅を出発したのでした(パッキングはしてあった)。こんな無茶を聞いてくれた妻に感謝…。
交代で運転しながら助手席で仮眠を取る作戦でしたが「もし2人とも眠くなってしまったら鳥海山は諦めて、SA・PAで寝ながらゆっくり青森を目指し、岩木山の八合目往復コースにしよう」などと考えてました。
朝6時30分、無事に鳥海山象潟口鉾立登山口に到着。残念ながら登山者駐車場は直前に満車になってしまい、広めの路肩に停めることになってしまいましたが、2人とも助手席での仮眠でぐっすり休めたようで、ノンストップの移動だったわりに疲労感が少なかったのはラッキーでした。
御浜小屋付近では気温も24℃程度で涼しい風も吹いていたので、「今日は熱中症の心配はないね」などと話していたんですが、千蛇谷コースは日陰が全くないうえ風がたまにしか吹いてくれず、たくさん水を飲んでもダラダラ汗が出る状態に。ちょっと進んでは休憩を繰り返すようになってしまい、みるみる計画タイムから遅れてしまいました。多分軽い熱中症になりかけていたんだと思います。山頂直下の御室小屋でコーラとアクエリアスを買って飲めなかったらヤバかったかも…。
幸い給水と休憩で完全復活できたので、約1時間の新山山頂周回もできました。あんなロッククライミング系の岩場とは知らなかったのでびっくりしましたが(調査不足)個人的には楽しかったです。妻はああいう岩場はほぼ初めてだったらしくちょっと怖がってました。
結局2時間近く計画より遅れてしまい、下山は18時になってしまいましたが、雨にも降られず暗くなる前に車に戻ることができました。「美しい鳥海湖」「チョウカイアザミやニッコウキスゲなど一面お花畑」「オニヤンマいっぱい」「前半の整備された登山道」「きつい千蛇谷の登り」「アスレチックな新山の岩場」「修験の歴史を感じさせる外輪山」など、今まで登ったどの山とも違う個性いっぱいの鳥海山。頑張って行って本当によかったです。
帰りはあちこちで仮眠を取りながらゆっくり18時間かけて帰りました。
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