裏銀座から扇沢 -せめて未踏ルート

2024年08月08日(木) ~ 2024年08月10日(土)

• GPS: 27:48
• 距離: 70.9km
• 登り: 6,306m
• 下り: 6,072m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:15
• 休憩: 0:48
• 合計: 6:03

距離 18.9km 登り 1,937m 下り 488m

6:13 新穂高温泉駅
6:18 6:22 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
6:34 お助け風穴
6:44 中崎橋
6:52 6:56 笠新道登山口
7:06 わさび平小屋
7:19 7:20 小池新道入口
7:48 7:49 秩父沢出合
7:57 7:59 チボ岩
8:10 8:14 イタドリが原
8:28 8:31 シシウドヶ原
8:59 9:08 鏡池
9:09 鏡平山荘
9:42 9:47 弓折乗越
9:56 花見平
10:05 10:07 くろゆりベンチ
10:26 双六池
10:32 10:42 双六小屋
10:54 10:55 双六岳巻道分岐
11:54 11:56 三俣峠
12:16 三俣山荘

2日目

• 山行: 10:03
• 休憩: 1:37
• 合計: 11:40

距離 27.3km 登り 2,340m 下り 2,429m

3:22 三俣山荘
4:03 4:09 鷲羽岳
4:26 4:35 ワリモ岳
4:45 4:47 ワリモ北分岐
5:16 5:23 水晶小屋
5:43 5:45 東沢乗越
6:33 6:37 真砂岳分岐
6:39 真砂岳
7:02 7:05 野口五郎岳
7:13 7:14 野口五郎小屋
8:39 烏帽子ひょうたん池
8:44 烏帽子小屋
9:19 9:23 前烏帽子岳
9:25 9:28 烏帽子岳山頂分岐
9:43 9:45 烏帽子田圃
10:08 10:16 南沢岳
11:31 11:47 不動岳
13:13 13:18 船窪第2ピーク
13:59 14:09 船窪岳
14:12 14:20 船窪乗越
14:44 14:50 船窪天場
14:54 14:55 七倉岳
15:02 船窪小屋

3日目

• 山行: 8:04
• 休憩: 2:00
• 合計: 10:04

距離 24.7km 登り 2,028m 下り 3,156m

3:40 船窪小屋
3:46 3:47 七倉岳
4:19 4:30 七倉乗越
4:52 5:06 北葛岳
5:32 5:43 北葛乗越
6:35 6:40 蓮華岳
7:10 7:22 針ノ木峠
7:56 8:09 針ノ木岳
8:27 8:28 小スバリ岳
8:30 8:37 スバリ岳
9:38 9:45 赤沢岳
10:15 10:21 鳴沢岳
10:39 10:52 新越山荘
11:10 11:13 新越岳
11:19 11:21 岩小屋沢岳
12:08 12:15 種池山荘
12:26 12:29 富士見坂
12:41 水平岬
13:02 13:04 駅見岬
13:11 13:13 ケルン（柏原新道）
13:44 柏原新道登山口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

コース状況／危険箇所等

烏帽子岳から船窪小屋の間は危険箇所の多い難ルートです。

写真

8/8 6:13

久しぶりの新穂高温泉からスタート。脚を故障しておよそ一ヶ月ぶりの本格登山。

8/8 9:03

槍ヶ岳が見えたり見えなかったり

8/8 9:11

平日でも鏡平山荘は人が多かった

8/8 10:23

双六小屋が見えた。あれ、、なんか脚が痛む。。

8/8 11:09

槍には厚い雲がかかっていたので双六はパスして巻道をゆく

8/8 11:48

はじめて歩いたけれどけっこうアップダウンあり

8/8 12:11

脚が痛い。。。

8/8 13:09

山荘についてケーキ1個目

8/8 13:26

2個目。三俣山荘は大盛況でした。

8/9 4:06

満点の星から明るく染まりつつある空

8/9 4:33

下り始めたら歩けないほど脚が痛い。。治ってなかったか。痛み止め💊を飲む。

8/9 4:35

痛み止めが効くまでノンビリ歩く

8/9 5:05

そうこうしている間に日の出

8/9 5:16

最高

8/9 5:21

水晶岳

8/9 5:21

雲の平

8/9 5:22

水晶小屋は人の気配が少ない

8/9 6:26

やはり裏銀座は人が少なくていい

8/9 6:47

野口五郎岳への登り

8/9 6:47

百高山でもたぶん残りがちな南真砂岳

8/9 6:58

ここの景色がけっこう好き

8/9 7:07

薬師岳には久しく登っていない。

8/9 7:10

立山

8/9 7:11

これから登る山がよく見える

8/9 7:20

前を歩く人に雷鳥がいると教えてもらった。今シーズン初かな。

8/9 7:54

なだらかで良い稜線。脚が万全なら走りたいところ

8/9 8:01

富山の街も見えている

8/9 8:01

赤牛岳

8/9 8:46

烏帽子小屋に到着。ここでゆっくり休憩

8/9 8:55

カップラーメンをいただく。ここでもっと水を多く仕入れるべきだった。。

8/9 9:18

なるほど。こっちから見ると確かに三ツ岳

8/9 9:23

烏帽子岳とこれから征く稜線

8/9 9:28

烏帽子岳には登らず船窪方面へ

8/9 9:40

南沢岳への道は天国のよう。しかしここからが地獄の始まりだった。。😅

8/9 9:50

裏からみた烏帽子岳

8/9 10:05

なかなかに急登

8/9 10:07

山頂付近だけなだらか

8/9 10:15

針ノ木岳が大きい

8/9 10:28

南沢岳のザレた下り。右に落ちたら確実にアウト。脚の痛みで踏ん張りが効かないし、、

8/9 10:36

引き返そうかと逡巡したがなんとか突破。登りにとればそうでもないかも。

8/9 10:55

吸い込まれそうな谷

8/9 11:11

普通の道は無いのか。。😅

8/9 11:34

不動岳に到着。気を遣うので想像以上に時間がかかる。

8/9 12:00

まだ先は長い。水が足りないかもしれない。

8/9 12:04

いつか通れなくなりそうだ

8/9 13:15

途中で船窪小屋のご主人に会う。ここでビバークして道を整備しているそうだ。この稜線を整備するとは頭が下がります。

8/9 13:57

蟻の戸渡りショートバージョン��

8/9 14:02

蟻の戸渡りショートバージョン��

8/9 14:57

もう危険箇所だらけで気力もないし、足は痛いし、水もないし、久しぶりの限界💦息も絶え絶え。

8/9 15:20

なんとか小屋に到着。完全に船窪までの稜線を甘く見積っていた。。

8/9 18:59

船窪小屋で近所のmako-sanに偶然出会う。太平洋から来て8日目、あと三日で親不知と相変わらずの変態ぶり。明日は当初の自分の予定と同じくキレット小屋とのこと。一緒に頑張ろうと誘われましたが、もう自分は脚が限界でしかも台風🌀きてるのでエスケープします🙇

8/10 4:54

翌朝。いきなりの大下りで脚が悲鳴。大人しく七倉に降れば楽だけれど、せめて未到のルートを歩くために進む。

8/10 5:04

おうちに帰りたい（本音）

8/10 5:25

朝日がパワーをくれる、ような気がする。

8/10 5:30

え、ここ登るの💦これがmako-sanの言っていた急登か。。

8/10 5:49

でもここでクスリが効いてきた

8/10 6:11

脚の痛みさえなければどうということない（幻です）

8/10 6:36

ここで雷鳥発見

8/10 6:37

もう少しかな

8/10 6:37

歩いてきた稜線

8/10 6:37

遠く八ヶ岳、富士山、南アルプス

8/10 6:40

元気出てきた

8/10 6:41

日本海はまた今度

8/10 6:42

蓮華岳山頂。ここからは後立山エリア

8/10 6:54

蓮華岳を振り返って

8/10 7:02

ここからは後立山エリア

8/10 7:03

針ノ木岳を目指す

8/10 8:00

針ノ木小屋で休憩してから針ノ木岳へ

8/10 8:00

ここからはさらに剱岳が大きい

8/10 8:00

これからいく稜線

8/10 8:00

昨日地獄をみた烏帽子からの稜線。

8/10 8:16

いつも通り長野側に雲が

8/10 8:33

振り返って針ノ木岳

8/10 8:41

雲が越えそうで越えない。

8/10 9:27

前回来た時はガスガスだったので景色が見れて嬉しい

8/10 9:27

ここでクスリが切れて脚が痛い。

8/10 9:44

先は長いので痛み止めもう一本💊

8/10 10:52

小屋で休憩

8/10 10:53

ガスってもお花が見事な稜線です

8/10 11:15

ここでクスリがまた効いてきた！

8/10 12:12

結局時間がかかり12時。当初予定のキレット小屋までは今の状態では無理だった。。大人しく下山。

8/10 13:06

痛み止め💊さらに追加して下山。寿命縮んでいる気がする。

8/10 13:45

下山！万全の状態ではないにしろ未到ルートを歩けてよかったです。

撮影機器：

DSC-RX100M3 SONY

iPhone 15 Pro Apple

感想

hirotieee

脚の故障でおよそ一ヶ月ぶりの本格登山にも関わらず、新穂高から親不知を目指すのは当初計画からして無茶でした。万全の状態でも怪しいのに烏帽子から船窪の間のワイルドな区間を含んだルートをリハビリでいくのもじゃなかったです😅
途中会ったmako-sanに危うく勇気づけられて、痛み止めで誤魔化し日本海を目指そうと一瞬思いましたが、あの状態でいけば後立山の谷に沈んだことでしょう。
地獄を見ましたが、結果として最高の天気で未到ルートを踏むことができたのは良い夏の思い出になりそうです。