念願の鹿島槍ヶ岳・爺ヶ岳💦

2024年08月11日(日) [日帰り]

• GPS: 13:13
• 距離: 25.7km
• 登り: 2,853m
• 下り: 2,826m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:23
• 休憩: 1:41
• 合計: 13:04

距離 25.7km 登り 2,853m 下り 2,826m

1:35 柏原新道登山口
2:21 ケルン（柏原新道）
2:37 駅見岬
3:16 水平岬
3:40 3:44 富士見坂
4:07 種池山荘
4:42 5:11 爺ヶ岳南峰
5:22 5:28 爺ヶ岳中峰
6:05 6:07 冷乗越
6:24 6:29 冷池山荘
7:29 7:30 布引山
8:15 8:33 鹿島槍ヶ岳
9:19 布引山
10:03 10:17 冷池山荘
10:34 冷乗越
11:33 11:34 爺ヶ岳中峰
11:45 11:52 爺ヶ岳南峰
12:23 12:32 種池山荘
12:55 12:58 富士見坂
13:15 水平岬
13:37 13:39 駅見岬
13:49 ケルン（柏原新道）
14:39 柏原新道登山口

爺が岳南峰までは、歩きやすい道のナイトハイクで、ご来光を見るため、殆ど休みなしの猛烈なハイペース。
その先は写真撮りながら、景色や花を見ながら普通のペース。
帰りの布引山から種池山荘までは炎天下の苦しい歩きで非常にスローペース。
種池山荘から下は、樹林帯の歩きやすい道の下りなので普通のペース。

天候

快晴→昼前にはガス（典型的な夏山の天気）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大混雑が予想されるため、前日（8/10土曜日の17:00頃）から、登山口前の駐車場（10台くらい駐車可能）で車中泊しました。車の出入りがあるため、8/10土曜日の17:00頃でも数台分空いてましたが、20:00頃には満車になったようです。なお、この駐車場からは問題なく通信できました（au）。
帰り8/11の15:00頃は、45号線が屈曲するあたり（登山口より約1.5 km以上下ったところ）まで路上駐車の列が続いていました。

コース状況／危険箇所等

全体として、登山道は非常によく整備されていました。急なところは殆ど階段が設置されていました。種池山荘の手前（2250-2300M）のトラバースは道幅が狭いので、すれ違いでは注意が必要です。そのほかは危険なところはありません。ガスってなければ、迷うようなところもありません。

写真

この登山道周辺でも、熊の出没・被害があったということで、鈴をジャンジャン鳴らしながら突撃！

種池山荘を経て爺ヶ岳へ、鹿島槍ヶ岳のシルエット、神々しい

一面の雲海よりご来光！
爺ヶ岳（南峰）には大勢の人がいました。少し寒かったので防寒着を着て待っていました。

鹿島槍ヶ岳にも朝日が

蓮華岳と針ノ木岳。蓮華岳が意外に大きい。針ノ木岳の右側はスバリ岳（山頂にガス）、赤沢岳、鳴沢岳などでしょうか

針ノ木岳アップ：昨年、同じ時期に歩いた時よりは雪渓が残っています。

立山もうっすらモルゲン

立山の南側（左側）は滝雲になっていました。

そして、剣岳

穂高連峰・槍ヶ岳アップ

立山連峰、下の方に種池山荘が見えます。

爺ヶ岳（中峰）到着。ここまで足攣りはなく、体力的にも時間的にも十分余裕なので、鹿島槍ヶ岳に向かいます。

鹿島槍ヶ岳：なんとも優美な双耳峰！

剣岳：このルートは、立山連峰、剣岳の絶好の展望台です。

爺ヶ岳中峰から南峰方面。その向こうに、蓮華岳、針ノ木岳、そして針ノ木サーキットの尾根が見えます。

鹿島槍ヶ岳の左手に冷池山荘

冷乗越：ここから冷池山荘までアップダウンあり、意外に時間かかる。

漸く冷池山荘到着

冷池山荘を過ぎてからのお花畑は見事

アキノキリンソウ：満開

イブキトラノオ：バックは布引山、鹿島槍ヶ岳（南峰と北峰）

イブキトラノオ：爺ヶ岳（北峰）

いい雰囲気：こんなところでキャンプしたい！

蓮華岳から種池山荘に至る、針の木サーキット方面

爺三兄弟

トウヤクリンドウ：どこに行っても満開

鹿島槍ヶ岳の前に立ちはだかる布引山：きつそ〜

ミヤマトリカブトも満開：秋の気配を感じさせますね

ホタルブクロ：終盤です

鹿島槍ヶ岳（南峰）の山頂まであと一息

漸く鹿島槍ヶ岳（南峰）の山頂：6〜7時間もかかった。長かった。これで十分満足なので、北峰には行きませんでした。

来た道を振り返る：種池山荘も見えますが、ぐるっと回りこんでいるので長い。帰りは痛いほど実感することに

鹿島槍ヶ岳（北峰）までの稜線

鹿島槍ヶ岳（北峰）から五竜岳への稜線

大冷沢方面

ガスが湧いてきた

ミヤマトリカブト：鹿島槍ヶ岳（南峰）をバックに

トウヤクリンドウ：バックは剣岳

クルマユリ

タカネニガナ

ウサギギクの花は終盤でした

チングルマの花穂：花の最盛期に来てみたい

シロニガナ

ヤマハハコ：拡大すると、いろんな模様があって楽しいです♪

突然、大きな音がしてびっくり😨
おサルさんが木に登ってお食事

冷池山荘まであと少し！

爺ヶ岳から種池山荘までマダマダ遠い：全体を通して、この辺りが一番きつかった！

コマクサ：辛うじて残っていました

種池山荘まで、あと少し！

唯一見かけたコバイケイソウの花

ハクサンフウロ：どこでも満開

駅見岬：漸く扇沢の駐車場が見えてきた！

登山口：ケガもなく無事に戻ってこれて良かった！

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 靴 ザック 昼ご飯 行動食（+ゼリー状のミネラル＆ビタミン系サプリ） 飲料(3.0 L消費) レジャーシート 地図 コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ＆予備電池 筆記用具 ガイド地図 ファーストエイドキット 常備薬(+芍薬甘草湯) 日焼け止め 携帯トイレ スマホ＆予備バッテリー 時計 サングラス タオル カメラ 熊除け（鈴＆スプレー）

感想

mic-kun

歩行時間が非常に長いこと、昼間はとても暑くなること(深夜でも車外気温18度)、登山道はよく整備されているとのことから、1:30よりプチナイトハイクしました。熊に遭遇するリスクは高くなりますが。
足攣りが発現した場合には、爺ヶ岳まで行っておとなしく引き返すことにしていました。前日より水分・ミネラル補給に努め、出発時に芍薬甘草湯を予防的服用し、爺ヶ岳ではゼリー状のミネラル＆ビタミン系サプリを補給しました（ドーピング登山？）。そのせいなのか、今回は全く足攣りが発現せず、疲労感も少なかったので、念願の（いつも遠くから眺めるだけの）鹿島槍ヶ岳まで行くことが出来ました。また、早出した甲斐あって、爺ヶ岳からご来光を迎えることも出来ました。学生時代以来、これだけの長時間を歩いたことはなく、加齢による体力の衰え、日頃の運動不足もあり、ちょっとチャレンジだったのですが行って良かった！
ですが、帰りは登り返しがあり結構きつかったでした。爺ヶ岳手前から扇沢駐車場まで、ものすごく長く感じて、最後はバテバテでした。そして、駐車場に戻ってから帰宅するまで（渋滞もあり）約4時間以上の運転！何事もなく無事に帰宅できて良かった！