谷川岳

2024年08月12日(月) [日帰り]

• GPS: 04:45
• 距離: 6.8km
• 登り: 713m
• 下り: 905m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:06
• 休憩: 0:38
• 合計: 4:44

10:05 天神山
10:20 天神平・天神峠分岐点
10:39 熊穴沢避難小屋
11:13 11:21 天狗の留まり場
11:49 11:51 天神ザンゲ岩
12:06 12:26 谷川岳・肩の小屋
12:33 12:36 トマノ耳
12:59 13:02 谷川岳
13:15 トマノ耳
13:19 13:20 谷川岳・肩の小屋
13:30 天神ザンゲ岩
13:49 天狗の留まり場
14:16 14:17 熊穴沢避難小屋
14:33 天神平・天神峠分岐点
14:39 天神尾根・田尻尾根分岐点
14:47 天神平
14:49 ゴール地点

天候

晴れ時々雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

・ゆき：上野（5:13）→高崎線・上越線→土合（8:37）
・かえり：土合駅（17:07）→関越交通→水上駅（17:20頃）

その他周辺情報

・土合山の家（日帰り入浴800円）

写真

8/12 8:38

久しぶりの上越線土合駅！！
下りホームから改札に出るには486段の階段を登る必要があるが、登山前にはよい訓練になるな。

8/12 8:50

上越線少なすぎ

8/12 9:07

インフォメーションセンター直下の慰霊碑
「寂静」
谷川岳で散った者たちの慰霊碑

8/12 9:08

開山以来、令和五年までの遭難者の名前が刻まれている

8/12 10:02

ロープウェイ・リフトで天神山へ
なんだかガスってきたな
南方面は赤城山・子持山

8/12 10:06

谷川岳見えず、まさに「魔の山」といった様相。。。

8/12 10:26

榛名・水沢方面

8/12 10:39

熊穴沢避難小屋

8/12 11:20

天狗のたまり場
雨脚が…強くなってきた

8/12 11:43

ミヤマキオン

8/12 11:52

ザンゲ岩

8/12 11:52

ガスの中へ

8/12 11:59

ヤマハハコ

8/12 11:59

葉の切れ込みが深いからジョウシュウオニアザミ？
アザミとの違いがよう分からん

8/12 12:04

キオンの群落と思われる
ベニヒカゲという黒い蝶が大量に舞っている

8/12 12:25

ようやっと「肩の小屋」

8/12 12:26

ミヤマキンポウゲ

8/12 12:30

ミヤマアキノキリンソウ

8/12 12:31

タカネコンギク？

8/12 12:34

双児峰の一つ「トマの耳」
トマとは「手前」という意味があるらしい

三等三角点「薬師岳」があったらしいが2003年以前に亡失してしまったらしい

8/12 12:34

遠望・近望
何も見えん

8/12 12:40

ハクサンフウロ

8/12 12:44

ハクサンシャジン？

8/12 12:53

オオカサモチ？

8/12 12:54

双児峰のもう一つ「オキの耳」
オキとは「奥」という意味があるらしい

8/12 12:59

一ノ倉岳方面もガスの中

8/12 13:11

さぁ、来た道を戻る
「オキの耳」方面から見た「トマの耳」

8/12 13:54

一瞬晴れる

8/12 14:00

日差しが差し込む
阿能川岳？（藪山らしく積雪期にしか登れないらしい）

8/12 15:14

天神平に戻る
手前に白毛門、奥に朝日岳
近年「谷川岳馬蹄形縦走コース」として有名なんだそう

8/12 15:54

日帰り入浴は土合山の家へ

8/12 19:29

高崎問屋町で降りてシャンゴ行きたかったのだが、20分歩く元気が無いので、高崎駅東口のはらっぱへ。日曜19時で8人待ち。
前回は赤唐辛子とにんにくのトマトソースにしたので、今回は赤唐トマトソースのボロネーゼにフライガーリックトッピング。

さすがパスタの街、高崎。
谷川岳よりも滝汗が出ました。笑

撮影機器：

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

装備

個人装備

折り畳み傘 雨具 防寒具 着替え 登山靴 携帯電話 薬 熊よけ鈴 充電器 財布

感想

ぶぎょう

「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」とは川端康成の有名な文章である。
しかし、これはあくまでも東京発の視点である。
雪国育ちの私は青森発上野行夜行列車に乗り「国境の長いトンネルを抜けると雪はまったく無かった」ことに驚いた記憶がある。

魚沼盆地と関東平野を分ける分水嶺が三国山脈。谷川岳は日本海と太平洋を分けるこの脊梁山脈に位置している。かの田中角栄は、この三国の鞍部を削り新潟の雪を関東に降らせることを選挙演説でした事でも有名である。
日本有数の豪雪地帯の影響を谷川岳はもろに受けており、標高が低いながらも豊かな植生を保持している山である。

この「谷川岳」という名称について、深田久弥『日本百名山』によると「谷川岳」は古来「耳二つ」と呼ばれていたそうで、北峰（オキの耳）を谷川富士、南峰（トマの耳）を薬師岳と称していて、本来の谷川岳という地名はその奥の俎�堯覆泙覆い燭阿蕁砲防佞擦蕕譴討い拭�
ところが「耳二つ」の事を誤って「谷川岳」と5万分の1地形図に記載されたことをきっかけに、いつしか「耳二つ」の事を「谷川岳」と呼ぶようになり現在に至るまで修正されない状況との事。

国境の長いトンネルから上り詰める谷川岳。何気に初訪問。
ガスの中、高山植物を見ながらオキの耳まで。
この天気にも関わらず数多のハイカーで賑わっていた。
谷川岳の人気の高さが伺える。

次は一ノ倉沢を見に行くか、白毛門に行ってみたい。