マッターホルン

2024年08月11日(日) ~ 2024年08月13日(火)

• GPS: 24:00
• 距離: 411km
• 登り: 6,881m
• 下り: 7,195m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:08
• 休憩: 0:00
• 合計: 3:08

距離 4.2km 登り 653m 下り 16m

10:10 Schwarzsee
13:18 Hoernli Huette

2日目

• 山行: 8:56
• 休憩: 2:18
• 合計: 11:14

距離 401km 登り 6,198m 下り 5,782m

5:45 宿泊地
8:37 10:01 ソルベイ小屋
12:53 12:53 Furi
13:01 ツェルマット駅
13:19 Schwarzsee
13:25 Hoernli Huette
13:27 ソルベイ小屋
13:54 14:48 マッターホルン
16:59 ソルベイ小屋

3日目

• 山行: 5:51
• 休憩: 1:09
• 合計: 7:00

距離 5.9km 登り 30m 下り 1,397m

16:59 ソルベイ小屋
12:43 13:52 Hoernli Huette
15:22 Schwarzsee

天候

快晴のち雷、雹

アクセス

利用交通機関：

ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

ツェルマット〜シュバルツゼーまでケーブルカー

コース状況／危険箇所等

とにかくルートファインディングが難しい。頂上直下の雪が腐り気味でコンディションは良くなかった。ヨーロッパの岩稜帯はコンテで進むのが基本。日本では最近使わない風潮に゙なりつつあるが、理由は山様が異なるからだと思われます。ヨーロッパアルプスをやるのであれば、しっかりコンテの練習をしておいた方が良いと思います。

その他周辺情報

キャンピングツェルマットに幕営。とても快適。

写真

8/11 9:26

8/11 10:04

8/11 10:18

8/11 15:09

8/11 19:19

8/12 6:11

8/12 8:04

8/12 12:11

8/12 12:32

8/12 12:33

8/12 13:46

8/13 12:33

撮影機器：

SH-M26 SHARP

感想

もっさん

GPSが狂いまくってますが、ちゃんと登頂できました。とにかくルートファインディングが難しい。クライミング技術的には難しさは感じられませんでしたが、�卦蘢�度のクライミングをひたすら永遠にしている様な感覚。頂上直下は雪壁を登るのですが、確かなアイゼン、ピッケルワークが求められます。

そして一番難しいのが、下山。登りと同等か、それ以上かかると思った方が良い。我々は午後から雷に撃たれながら、ギリギリソルベイ小屋でビバークできました。上にまだ2パーティー残っていましたが、ヘリで救助された様です。

この日のガイドレスパーティーは我々含め6パーティー。うち無事登頂できたのは、我々ともう1パーティーだけ。1パーティーは敗退、そして残り3パーティーは遭難しております。

マッターホルンのガイドレス登山は噂で聞くほど酷い扱いもされず、日本の山岳会所属である事を小屋主に伝えると(受付時に質問されます)、むしろ応援してくれました。下山時も声をかけてくれて、我々がソルベイへ入るのを双眼鏡で確認してくれていたみたいです。またおいで、次は北壁をやれと揶揄われました。もう2度とマッターホルンはやりたくないと応えておきました。


これからヨーロッパアルプスをやろうとシている方の力になれたらと思います。質問等ございましたら、メッセージ下さい。

コメント

Hagisen

登頂おめでとうございます。私は7月25日に登りました。3:50ヘルンリ発→山頂8:35→ソルベイ10:55→ヘルンリ13:21着でした。
ブログとログを見てかなりご苦労されたことが分かりました。ガイド無しでやり遂げたことは凄いことだと思います。雷の中下山するのはかなり怖かったでしょう。ソルベイまで無事にたどり着けてよかったですね。本当にルート判断の難しい山だと思います。特に下山のルートが分かりません！　これから行く方のためにも貴重な記録だと思いました。ありがとうございます。「マッターホルン侮れず！」ですね。そして本当にお疲れ様でした。