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Yamareco

記録ID: 7135342
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

塩見岳は3度目の正直、巨大な岩稜はホシガラスとライチョウの楽園(鳥倉登山口から往復)

2024年08月13日(火) ~ 2024年08月14日(水)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
18:02
距離
20.5km
登り
1,970m
下り
1,966m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
12:44
休憩
2:01
合計
14:45
8:35
3
スタート地点
9:37
9:46
36
10:22
10:41
31
11:39
11:39
5
11:45
11:45
17
12:02
12:02
58
13:01
13:07
125
15:12
15:13
106
16:59
17:00
28
17:28
17:57
3
18:00
18:01
55
18:56
18:56
120
20:56
21:45
61
22:47
22:47
13
23:00
23:01
4
23:05
19
23:24
宿泊地
2日目
山行
2:35
休憩
0:40
合計
3:15
3:46
15
宿泊地
4:45
4:45
50
5:34
5:36
47
6:23
6:58
3
7:00
ゴール地点
天候 曇り時々雨、下界は猛暑
過去天気図(気象庁) 2024年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
(往路)
伊那大島駅→(伊那バス)→鳥倉登山口  ¥2520(荷物代含む)

(復路)
鳥倉登山口→(伊那バス)→伊那大島駅  ¥2520(荷物代含む)
静岡市民になったからと言って、南アルプスが近くなったわけじゃないんだなあ、と当たり前のことを実感しているわけですが、飯田市に前泊して1泊2日、伊那地方から開始のコースが割と無理なくできることに気づきました。まずはこの時期限定の鳥倉登山口行きだな。
2024年08月12日 16:57撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/12 16:57
静岡市民になったからと言って、南アルプスが近くなったわけじゃないんだなあ、と当たり前のことを実感しているわけですが、飯田市に前泊して1泊2日、伊那地方から開始のコースが割と無理なくできることに気づきました。まずはこの時期限定の鳥倉登山口行きだな。
お盆休みの飯田市内、飲食店は休業や、予約のみ営業が多し。とにかく夕食にありつかねばと、ホテルの近所で見つけたのは創業157年という天ぷらのお店。150周年記念特別メニューのササミ、大エビ、ウナギ天丼、おいしかった。
2024年08月12日 17:59撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
8
8/12 17:59
お盆休みの飯田市内、飲食店は休業や、予約のみ営業が多し。とにかく夕食にありつかねばと、ホテルの近所で見つけたのは創業157年という天ぷらのお店。150周年記念特別メニューのササミ、大エビ、ウナギ天丼、おいしかった。
女将は奥ゆかしい感じだけど、山スタイルのワタクシに気さくに話しかけてくれるかわいいおばちゃん、主人もとても感じよい方。明日の行動食におまんじゅうも頂きました。
2024年08月12日 17:45撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/12 17:45
女将は奥ゆかしい感じだけど、山スタイルのワタクシに気さくに話しかけてくれるかわいいおばちゃん、主人もとても感じよい方。明日の行動食におまんじゅうも頂きました。
翌朝。飯田駅前ファミリーマートで食料調達し、電車で20分、伊那大島駅へ移動。
2024年08月13日 06:07撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/13 6:07
翌朝。飯田駅前ファミリーマートで食料調達し、電車で20分、伊那大島駅へ移動。
朝の便は初めて乗ったけど、バスは1台だけ。前泊組が大挙してくるはずもないか。1時間45分、バスに揺られて鳥倉登山口へ。実は、昨夜からなぜか一睡もできず、下山後のバスのような寝落ち状態でした。どうしたんだろう、久しぶりの3000m峰挑戦で興奮していたのか。そんなことはないと思うけど。
2024年08月13日 06:47撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/13 6:47
朝の便は初めて乗ったけど、バスは1台だけ。前泊組が大挙してくるはずもないか。1時間45分、バスに揺られて鳥倉登山口へ。実は、昨夜からなぜか一睡もできず、下山後のバスのような寝落ち状態でした。どうしたんだろう、久しぶりの3000m峰挑戦で興奮していたのか。そんなことはないと思うけど。
8:35、鳥倉登山口を出発。
2024年08月13日 08:32撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/13 8:32
8:35、鳥倉登山口を出発。
三伏峠へのこの道は3度目。律儀に80m毎に刻んでいきます。ひとまず、睡眠不足の影響はないようです。
2024年08月13日 08:53撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/13 8:53
三伏峠へのこの道は3度目。律儀に80m毎に刻んでいきます。ひとまず、睡眠不足の影響はないようです。
2024年08月13日 09:27撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
8/13 9:27
9:37、豊口山間のコル。ホシガラスがゆったりくつろいでます。黒い部分がきれい。ここで仙塩尾根を歩いて来たという若いヤマ女子さんとお話。長衛荘から熊ノ平小屋へ13時間の縦走って、やはり元気だな。
2024年08月13日 09:37撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/13 9:37
9:37、豊口山間のコル。ホシガラスがゆったりくつろいでます。黒い部分がきれい。ここで仙塩尾根を歩いて来たという若いヤマ女子さんとお話。長衛荘から熊ノ平小屋へ13時間の縦走って、やはり元気だな。
コルから上、4か所くらいかな、こんなところがあります。滑りやすいところもあるので注意。どっちかというと、取り払ってロープだけにしてくれたほうが安全なような気がしてならない。
2024年08月13日 10:07撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/13 10:07
コルから上、4か所くらいかな、こんなところがあります。滑りやすいところもあるので注意。どっちかというと、取り払ってロープだけにしてくれたほうが安全なような気がしてならない。
10:29、ほとけの清水。今日はここまでの分として1リットルだけ持参。空のボトルを清水で満タンにして、ここからは2.5リットル担ぎます。蝙蝠までの道のりを考えると、これで十分かどうかは確信が持てないですが。
2024年08月13日 10:29撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/13 10:29
10:29、ほとけの清水。今日はここまでの分として1リットルだけ持参。空のボトルを清水で満タンにして、ここからは2.5リットル担ぎます。蝙蝠までの道のりを考えると、これで十分かどうかは確信が持てないですが。
今のところ晴れ間が見えますが、雲はもくもく。
2024年08月13日 11:05撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
8/13 11:05
今のところ晴れ間が見えますが、雲はもくもく。
11:15、豊口山分岐を経て9/10。ここからは少し急登になります。
2024年08月13日 11:15撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
8/13 11:15
11:15、豊口山分岐を経て9/10。ここからは少し急登になります。
11:36、残り200歩。
2024年08月13日 11:36撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
8/13 11:36
11:36、残り200歩。
11:39、三伏峠小屋
2024年08月13日 11:39撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/13 11:39
11:39、三伏峠小屋
TJAR開催中。トップの土井選手は地蔵尾根を登っているという状況、まだ時間がある。どこかで遭遇できるか。
夜に見たところ、テン場は満杯ではなくまだ少し張れそうな感じでした。
2024年08月13日 11:42撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/13 11:42
TJAR開催中。トップの土井選手は地蔵尾根を登っているという状況、まだ時間がある。どこかで遭遇できるか。
夜に見たところ、テン場は満杯ではなくまだ少し張れそうな感じでした。
左側の道を行きます。
2024年08月13日 11:45撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
8/13 11:45
左側の道を行きます。
すでに真っ白。下界で見た予報では、午後になって3回ほど小さく弱めの雨雲が通過するようです。
2024年08月13日 11:58撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/13 11:58
すでに真っ白。下界で見た予報では、午後になって3回ほど小さく弱めの雨雲が通過するようです。
12:00、三伏山。この先、過去2回雷雨で敗退している区間です。そもそもが夏休み期間にしかなかなか来れないわけで、勝負はまさに時の運。ではあるのですが、装備の適切な使用、持ってる行動時間の中でのタイミングの見極め、といったあたり、経験で勝率を高める余地があると感じます。
2024年08月13日 12:00撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/13 12:00
12:00、三伏山。この先、過去2回雷雨で敗退している区間です。そもそもが夏休み期間にしかなかなか来れないわけで、勝負はまさに時の運。ではあるのですが、装備の適切な使用、持ってる行動時間の中でのタイミングの見極め、といったあたり、経験で勝率を高める余地があると感じます。
三伏山では早速ハイマツ帯に出ます。今のところは雨はポツンポツンという程度。
2024年08月13日 12:03撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
8/13 12:03
三伏山では早速ハイマツ帯に出ます。今のところは雨はポツンポツンという程度。
夜に雨が強くなったら、ハイマツの中のあんなところを探すのかな。雷がなっているときに背の低いハイマツ帯は怖い気がするけど、実際にはどうなんだろう。
2024年08月13日 12:04撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
8/13 12:04
夜に雨が強くなったら、ハイマツの中のあんなところを探すのかな。雷がなっているときに背の低いハイマツ帯は怖い気がするけど、実際にはどうなんだろう。
いったん三伏山を下り、今度は本谷山への登り。
2024年08月13日 12:23撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
8/13 12:23
いったん三伏山を下り、今度は本谷山への登り。
のぞき岩
2024年08月13日 12:33撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/13 12:33
のぞき岩
のぞく勇気はありませんが、真っ白だからのぞく必要はないでしょう。
2024年08月13日 12:33撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/13 12:33
のぞく勇気はありませんが、真っ白だからのぞく必要はないでしょう。
ウメバチソウか
2024年08月13日 12:39撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/13 12:39
ウメバチソウか
こういうのはだいたいいつもわからない。花びら11枚に見えるけど、本当は何枚?
2024年08月13日 12:49撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
8/13 12:49
こういうのはだいたいいつもわからない。花びら11枚に見えるけど、本当は何枚?
12:59、本谷山。雨が少し雨らしくなったか。
2024年08月13日 12:59撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
8/13 12:59
12:59、本谷山。雨が少し雨らしくなったか。
さらさらした降り方になってきた。
2024年08月13日 13:13撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/13 13:13
さらさらした降り方になってきた。
レインウェアを着たら、汗でずぶ濡れになってしまいます。ここはそろそろ傘の出番か。
2024年08月13日 13:18撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
8/13 13:18
レインウェアを着たら、汗でずぶ濡れになってしまいます。ここはそろそろ傘の出番か。
約1時間半、傘でしのぎながらゆっくり歩きました。膝やふくらはぎに雫がかからないように気をつけて歩きます。私は特に膝頭が濡れると戦意喪失に繋がります。
2024年08月13日 14:10撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/13 14:10
約1時間半、傘でしのぎながらゆっくり歩きました。膝やふくらはぎに雫がかからないように気をつけて歩きます。私は特に膝頭が濡れると戦意喪失に繋がります。
権右衛門を巻く樹林帯を飛び出すかどうか、そしてそれをいつにするかがまずポイント。現時点で雷は鳴ってないし、風もない。行けそうな気がする。出来るだけ、濡れない状態で引っ張っていく。
2024年08月13日 14:19撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/13 14:19
権右衛門を巻く樹林帯を飛び出すかどうか、そしてそれをいつにするかがまずポイント。現時点で雷は鳴ってないし、風もない。行けそうな気がする。出来るだけ、濡れない状態で引っ張っていく。
塩見小屋の手前からのハイマツ帯、雨は大したことなくても、ハイマツに水をかけられるのは一大事です。ここでレインウェアを着用。登るスピードはさらに抑え、汗をかかないように歩きます。それでも汗はかきますが。
2024年08月13日 14:44撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/13 14:44
塩見小屋の手前からのハイマツ帯、雨は大したことなくても、ハイマツに水をかけられるのは一大事です。ここでレインウェアを着用。登るスピードはさらに抑え、汗をかかないように歩きます。それでも汗はかきますが。
塩見小屋からは見えない道を通過。もう15時を過ぎていますし、小屋としては山頂アタックなどおすすめしないところでしょう。
2024年08月13日 15:12撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
8/13 15:12
塩見小屋からは見えない道を通過。もう15時を過ぎていますし、小屋としては山頂アタックなどおすすめしないところでしょう。
塩見小屋の予約をしていない私は、道ゆく人皆さんから心配されてしまいますが、三伏まで夜中に戻るだけのこと。
2024年08月13日 15:12撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/13 15:12
塩見小屋の予約をしていない私は、道ゆく人皆さんから心配されてしまいますが、三伏まで夜中に戻るだけのこと。
ホシガラスがたくさん飛来してきます。鳴き声はカラスに似てるんだな。少し軽い、かすれ気味のトレモロ音か。この真っ白天気、雷鳥日和って言われるけど、ホシガラスもこんな天候がうれしいのかな。
2024年08月13日 15:43撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/13 15:43
ホシガラスがたくさん飛来してきます。鳴き声はカラスに似てるんだな。少し軽い、かすれ気味のトレモロ音か。この真っ白天気、雷鳥日和って言われるけど、ホシガラスもこんな天候がうれしいのかな。
真っ白でもこの時期には彩があります。これはチシマギキョウだったか…3000m峰でも、山頂に近いところにいる気がします。
2024年08月13日 16:05撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/13 16:05
真っ白でもこの時期には彩があります。これはチシマギキョウだったか…3000m峰でも、山頂に近いところにいる気がします。
これはトウヤクリンドウのつぼみ?
2024年08月13日 16:07撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/13 16:07
これはトウヤクリンドウのつぼみ?
ん?なんか明るくなってきた?
2024年08月13日 16:11撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/13 16:11
ん?なんか明るくなってきた?
山肌が徐々に表れてきた。
2024年08月13日 16:11撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
8/13 16:11
山肌が徐々に表れてきた。
お!
2024年08月13日 16:11撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/13 16:11
お!
晴れ間も見えてきた
2024年08月13日 16:12撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/13 16:12
晴れ間も見えてきた
あれか、手前に西峰、その先に5m高い東峰。
2024年08月13日 16:15撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/13 16:15
あれか、手前に西峰、その先に5m高い東峰。
お〜、カール地形が丸見えに
2024年08月13日 16:26撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/13 16:26
お〜、カール地形が丸見えに
イワツメクサか
2024年08月13日 16:33撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
8/13 16:33
イワツメクサか
鎖が4箇所ほど。どれも新しくしっかりしていますが、そこを歩く難易度はコース取りも含めて高めな感じがします。
2024年08月13日 16:34撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
8/13 16:34
鎖が4箇所ほど。どれも新しくしっかりしていますが、そこを歩く難易度はコース取りも含めて高めな感じがします。
塩見小屋があんなに低いところに。左側に見える険しい岩のこぶを越えてきました。
2024年08月13日 16:35撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/13 16:35
塩見小屋があんなに低いところに。左側に見える険しい岩のこぶを越えてきました。
なおも鎖場の連続で急登をこなし、岩を回り込むと、
2024年08月13日 16:39撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/13 16:39
なおも鎖場の連続で急登をこなし、岩を回り込むと、
やはりいましたね。
2024年08月13日 16:47撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/13 16:47
やはりいましたね。
ちょうど標高3000m地点。
2024年08月13日 16:47撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/13 16:47
ちょうど標高3000m地点。
夫婦で登山道を案内してくれているようです。
2024年08月13日 16:49撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2
8/13 16:49
夫婦で登山道を案内してくれているようです。
16:58、西峰の山頂標識が見えてきました。
2024年08月13日 16:58撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/13 16:58
16:58、西峰の山頂標識が見えてきました。
初めて真近に見る塩見岳の荒々しい姿に圧倒されています。そして、私のほかには誰もいない静かな岩の荒野に、ときおり聴こえてくるホシガラスのコロコロと、ライチョウのぷぅぷぅ。山頂は快適だし、いつまでもここにいたい。
2024年08月13日 16:59撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/13 16:59
初めて真近に見る塩見岳の荒々しい姿に圧倒されています。そして、私のほかには誰もいない静かな岩の荒野に、ときおり聴こえてくるホシガラスのコロコロと、ライチョウのぷぅぷぅ。山頂は快適だし、いつまでもここにいたい。
あれが仙塩尾根か。仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳の姿も見えます。右手には北岳、雲がかかっていますが、間ノ岳、農鳥岳…すごいビューだ、これが一枚に入るなんて。
2024年08月13日 17:04撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/13 17:04
あれが仙塩尾根か。仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳の姿も見えます。右手には北岳、雲がかかっていますが、間ノ岳、農鳥岳…すごいビューだ、これが一枚に入るなんて。
そして、目指す蝙蝠尾根。山頂でしばらく迷いましたが、またの機会にしたいと思います。あそこまで往復してくれば、塩見の下りは当然、夜になる。先ほど登ってきた鎖場、下りがいきなり夜になるのはリスクが高そうでした。これが1番の理由。
2024年08月13日 17:04撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/13 17:04
そして、目指す蝙蝠尾根。山頂でしばらく迷いましたが、またの機会にしたいと思います。あそこまで往復してくれば、塩見の下りは当然、夜になる。先ほど登ってきた鎖場、下りがいきなり夜になるのはリスクが高そうでした。これが1番の理由。
それと、蝙蝠の東側のもくもくはちょっと気になる。ビバーク装備の練習をしてきていますが、あの稜線で雷雨はやっぱりいやだもんね。
2024年08月13日 17:48撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/13 17:48
それと、蝙蝠の東側のもくもくはちょっと気になる。ビバーク装備の練習をしてきていますが、あの稜線で雷雨はやっぱりいやだもんね。
北俣岳を経て蝙蝠岳に続く稜線をアップで。駆け出したくなるような美しい起伏ですね。
2024年08月13日 17:07撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/13 17:07
北俣岳を経て蝙蝠岳に続く稜線をアップで。駆け出したくなるような美しい起伏ですね。
東峰。ここの山頂直下のハイマツからも、ぷうぷうという声が聴こえてきます。幸せだなあ、もう少し一緒にいたくなってきます。汗でぬれたシャツを着替え、3000m峰の夕暮れ時を楽しむことにしましょう。
2024年08月13日 17:05撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/13 17:05
東峰。ここの山頂直下のハイマツからも、ぷうぷうという声が聴こえてきます。幸せだなあ、もう少し一緒にいたくなってきます。汗でぬれたシャツを着替え、3000m峰の夕暮れ時を楽しむことにしましょう。
行かないと決めたらゆっくりやります。カップで済ませるのは装備軽量化の一環。
2024年08月13日 17:22撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/13 17:22
行かないと決めたらゆっくりやります。カップで済ませるのは装備軽量化の一環。
山頂にいたイワベンケイ。花は季節によって色が変わるそうですが、こんなオレンジもあるんですね。
2024年08月13日 17:07撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/13 17:07
山頂にいたイワベンケイ。花は季節によって色が変わるそうですが、こんなオレンジもあるんですね。
腹ごしらえし、ゆっくり休んでから下山にかかります。先ほどの夫婦がまた出てきて前を歩いて行きます。先導してくれているとしか思えない動き。こっちだよ〜って。鎖場にある大きな岩の傾いてる面、ライチョウたちはどうすると思います?うまくバランスを取りながら足でツルツル滑るんですよ。なんて可愛いんだろう。
2024年08月13日 18:05撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/13 18:05
腹ごしらえし、ゆっくり休んでから下山にかかります。先ほどの夫婦がまた出てきて前を歩いて行きます。先導してくれているとしか思えない動き。こっちだよ〜って。鎖場にある大きな岩の傾いてる面、ライチョウたちはどうすると思います?うまくバランスを取りながら足でツルツル滑るんですよ。なんて可愛いんだろう。
アスレチックの区間だけ、陽の光で全体像が欲しい。ハイマツ帯に入れば後は闇で構わない。
2024年08月13日 18:59撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
8/13 18:59
アスレチックの区間だけ、陽の光で全体像が欲しい。ハイマツ帯に入れば後は闇で構わない。
が、闇の中で昨夜眠れなかった影響が出てきました。眠くて登りのペースが全く上がらない。たんぱく質を食べてごまかす作戦に出ます。先ほどの雨の影響もあり、足元がぬかるんでいます。あるいは、私が通過した後、かなり強い雨が降ったのか。
2024年08月13日 20:19撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/13 20:19
が、闇の中で昨夜眠れなかった影響が出てきました。眠くて登りのペースが全く上がらない。たんぱく質を食べてごまかす作戦に出ます。先ほどの雨の影響もあり、足元がぬかるんでいます。あるいは、私が通過した後、かなり強い雨が降ったのか。
ちょっとだけ、TJAR選手の気分になってみる?途中、本谷山のピークでビバークしてみようかと思いましたが、遠くで雷が鳴っているのが聴こえたので中止。ログから推測すると30分ほど爆睡したようですが。やはり三伏に戻ります。
2024年08月13日 22:42撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/13 22:42
ちょっとだけ、TJAR選手の気分になってみる?途中、本谷山のピークでビバークしてみようかと思いましたが、遠くで雷が鳴っているのが聴こえたので中止。ログから推測すると30分ほど爆睡したようですが。やはり三伏に戻ります。
22:48、三伏山に戻ってきました。三伏のテン場まであと15分ほど。もしも蝙蝠まで行っていたら、帰還は3:00ってところでしょうか。まあ、すでにここまでやってしまっているので同じようなものでしょう。
2024年08月13日 22:48撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/13 22:48
22:48、三伏山に戻ってきました。三伏のテン場まであと15分ほど。もしも蝙蝠まで行っていたら、帰還は3:00ってところでしょうか。まあ、すでにここまでやってしまっているので同じようなものでしょう。
翌朝。三伏はテン場も小屋も深夜から人の動きが多くて、落ち着いて寝られる感じではないかもです(そういう自分も😅)。仙塩や悪沢・赤石を目指す人は当然早い時間の出発なので仕方ないですが。私もあきらめて出発します。それに、前夜水が足りなくてこのままでは朝食が作れないので。予定通り蝙蝠まで足を延ばしていたら、塩見からの帰り道でかなりしんどい思いをしていたかもしれません。
2024年08月14日 04:26撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/14 4:26
翌朝。三伏はテン場も小屋も深夜から人の動きが多くて、落ち着いて寝られる感じではないかもです(そういう自分も😅)。仙塩や悪沢・赤石を目指す人は当然早い時間の出発なので仕方ないですが。私もあきらめて出発します。それに、前夜水が足りなくてこのままでは朝食が作れないので。予定通り蝙蝠まで足を延ばしていたら、塩見からの帰り道でかなりしんどい思いをしていたかもしれません。
まだ暗いほとけの清水。夜中に乾ききっていたので、まず500ml一本近く飲み干します。朝食用に1本補給して下山します。
2024年08月14日 04:31撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/14 4:31
まだ暗いほとけの清水。夜中に乾ききっていたので、まず500ml一本近く飲み干します。朝食用に1本補給して下山します。
途中省略、最後は黄色いマルバダケブキの花に見送られます。
2024年08月14日 06:15撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/14 6:15
途中省略、最後は黄色いマルバダケブキの花に見送られます。
6:23、鳥倉登山口。バスの時間までまだ3時間近くありますんで、仮眠します。2晩連続でロクに寝てなくて1時間くらい気絶しましたが、虫が体当たりしてきてうるさい。ストックでツェルトを立てる方法、一応会得しましたが、TJARの選手はこれを8分以内でやらねばならないそうです。結構時間がかかる作業ですよ。私はペグを位置決めして8本打つだけで制限時間になっちゃうかな。
2024年08月14日 07:00撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/14 7:00
6:23、鳥倉登山口。バスの時間までまだ3時間近くありますんで、仮眠します。2晩連続でロクに寝てなくて1時間くらい気絶しましたが、虫が体当たりしてきてうるさい。ストックでツェルトを立てる方法、一応会得しましたが、TJARの選手はこれを8分以内でやらねばならないそうです。結構時間がかかる作業ですよ。私はペグを位置決めして8本打つだけで制限時間になっちゃうかな。
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未入力 塩見・赤石・聖 [2日]
塩見岳(鳥倉林道より)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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