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Yamareco

記録ID: 7141452
全員に公開
ハイキング
塩見・赤石・聖

西俣慣合BCにて悪蛇尾根&北俣

2024年07月20日(土) ~ 2024年07月21日(日)
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
39:09
距離
46.9km
登り
5,024m
下り
4,980m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
15:56
休憩
1:54
合計
17:50
1:03
1:04
42
1:46
1:47
35
2:22
20
3:04
3:13
2
3:49
32
4:21
42
5:03
34
6:12
7:15
4
7:19
7:20
11
7:50
25
8:15
8:16
64
10:24
10:31
116
12:27
12:29
115
14:24
14:46
10
14:56
19
15:15
15:16
20
15:36
15:37
125
17:55
13
2日目
山行
9:44
休憩
0:18
合計
10:02
5:46
5:47
299
10:46
10:54
1
10:55
10:56
35
11:31
67
12:38
12:41
34
13:15
7
13:27
13:30
9
13:56
19
14:15
22
14:37
33
天候 1日目:ガス、曇り俄雨→晴れ
2日目:晴れ!
過去天気図(気象庁) 2024年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
ハイシーズンのため23時入りでも第3Pの一番手。経験上最も混んでいた。
コース状況/
危険箇所等
【前小河内東尾根】
以前と変わらず踏み跡やマーカーがあり歩きやすい。尾根筋がはっきりする直前のぼんやりした地形にてマーカーを見失い混乱してしまった(体調は悪かったが自身初)。

【西俣】慣合堰堤~悪蛇尾根末端
河原歩き or 徒歩道記号の徒歩。水は概して少ない。徒歩道記号はそれなりに生きており、押し出しなど崩壊している場合でも獣道が形成されていてそのまま通過できる場合が多かった。それを危険と判断し回避しても基本的に河原歩きとなる。渡渉回数は少なく、この区間のみであれば沢靴を持たず軽量化する選択肢もある。

幕営地は前小河内東尾根の末端で、よく利用されている様子のビバークサイト。

【悪蛇尾根】
先行例では2007m標高点の北東に派生する尾根が使われているが、自分は主稜を綺麗に詰めたかったので不採用。しかし地形図を見る限りで河原から取付くのは厳しい確率高めと判断し、その通りだった場合の余計な所要時間を考慮して徒歩道記号を使用する選択をした。結果的に徒歩道記号は獣道レベルでは生きており無駄なく取り付くことができた。
尾根に入ったところからP1700付近は地形図から想像する通りの露岩細リッジだったがロープ等のギアは使用せず通過(獣道がある)。その後次第に尾根が広くなり、2007標高点が近くなるとすっかり穏やかな藪尾根になる。P2647の準平坦区間でハイマツのしっかりした藪漕ぎ。万之助カールに乗り上げた先の針路は…蛇の様に見える小さな尾根形を辿りたくなった。

【西小石尾根 新蛇抜沢左岸支稜】
次々に支尾根が派生する(方角がほぼ同じで似たような様子)ため、正解を選ぶのは簡単でなく、現在地特定はGPS様様。藪はそれほどうるさくなく見通しは悪くないが、それでも地形を判断するのは容易でなかった(例えば「正解ルートならこの先平坦地形があるけど…木が重なって見えないな」)。ずっと急斜面で気は抜けないが、ロープは使用せず下降完了。(同日朝の西俣通行時に末端を観察し、ランディングポイントは検討済み)

【北俣】
ちょっとしたギャップは無数にあるが顕著な滝はなく沢歩きの範疇。北俣を外れた?先の塩見岳直登ルンゼは脆いがクライム要素は少ないので気にならない。重荷で、藪を離れて、でも3000m峰に登って帰りたい時にもってこい(この日の僕だw)。
その他周辺情報 道の駅 歌舞伎の里 大鹿(入山前のトイレ&歯磨き、下山後の歯磨き&食料購入)
西俣から見上げる悪蛇尾根の支稜。よく使われているようなのですが、僕はあれに少し登ったところから徒歩道記号でトラバースを図り1700の方から登ることにしました。
2024年07月20日 08:22撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/20 8:22
西俣から見上げる悪蛇尾根の支稜。よく使われているようなのですが、僕はあれに少し登ったところから徒歩道記号でトラバースを図り1700の方から登ることにしました。
悪蛇尾根の1700方面の取り付き。急登でこんな感じですが手がかり足がかりは問題ありません。
2024年07月20日 09:24撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/20 9:24
悪蛇尾根の1700方面の取り付き。急登でこんな感じですが手がかり足がかりは問題ありません。
しっかり尾根筋に乗るとしっかりした獣道。割と序盤から安心感を得られました。
2024年07月20日 09:31撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/20 9:31
しっかり尾根筋に乗るとしっかりした獣道。割と序盤から安心感を得られました。
P2647付近のハイマツ漕ぎから見上げる万之助カール基部(と呼んでいい?)。割と遠いなと思いましたが粛々と進んでいくとそれほどでもなかったように思います。快晴だときっといいViewpoint。
2024年07月20日 12:25撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/20 12:25
P2647付近のハイマツ漕ぎから見上げる万之助カール基部(と呼んでいい?)。割と遠いなと思いましたが粛々と進んでいくとそれほどでもなかったように思います。快晴だときっといいViewpoint。
万之助カールへ。昨年秋に一度来ているので「懐かしいな」という感想でした。時間に追われているのでのんびりはナシ。
2024年07月20日 13:41撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/20 13:41
万之助カールへ。昨年秋に一度来ているので「懐かしいな」という感想でした。時間に追われているのでのんびりはナシ。
西小石尾根を下り始めて振り返る。以前登った時はガスっていたのでこの景色は個人的に貴重で、実際に素晴らしくとても良い経験となりました。
2024年07月20日 15:16撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/20 15:16
西小石尾根を下り始めて振り返る。以前登った時はガスっていたのでこの景色は個人的に貴重で、実際に素晴らしくとても良い経験となりました。
北俣出合を過ぎて程なく。概ねずっとこのような感じで歩けます。
2024年07月21日 05:57撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/21 5:57
北俣出合を過ぎて程なく。概ねずっとこのような感じで歩けます。
振り返ると次第に西小石尾根、悪沢岳が姿を現します。変針してからは蝙蝠岳、富士山に変わる。
2024年07月21日 06:32撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/21 6:32
振り返ると次第に西小石尾根、悪沢岳が姿を現します。変針してからは蝙蝠岳、富士山に変わる。

装備

個人装備
沢靴(ラバーソール) 沢のネオプレングッズ(膝下)
備考 BCを張ってバリエーションルートを巡る良さを感じられた山行だった。しかし西俣は鳥倉、新倉、沼平いずれもアプローチが気軽にできず、真剣にのんびりするには2泊はほしい。冬山・春山・海外に有休を多く使いたいし…ホント悩ましいです。
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