雄大な羊蹄山
- GPS
- 12:33
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,567m
- 下り
- 1,566m
コースタイム
- 山行
- 9:29
- 休憩
- 3:05
- 合計
- 12:34
天候 | ▽6合目あたりから上は快晴。下界は午前中曇りor小雨 ▽気温18-23℃(持参のデジタル気温計データ) |
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過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
▽比羅夫登山口駐車場(無料、20台強)下山時は7割程度埋まっていました。徒歩数分の半月湖の駐車場もあります(こちらは広い) |
コース状況/ 危険箇所等 |
▽比羅夫登山口~1合目:非常に緩やかなトレイル ▽2合目~9合目:樹林帯を登り続けます。鎖場、ロープ場などなし。1200mくらい高度を上げます ▽9合目~山頂部:森林限界を超えます。北山~三角点を越えて羊蹄山(後方羊蹄山)まで軽いザレ場、軽い岩場 ▽携帯電波はたいてい入りました ▽トイレは登山口。9合目から20分の避難小屋にもある模様。売店などはありません |
その他周辺情報 | ▽下山後に一部メンバーはニセコ駅前の「綺羅の湯」で入浴しました。600円と格安でした。http://www16.plala.or.jp/kiranoyu/ ▽別のメンバーが行った温泉 ・五色温泉(800円)。硫黄が強く効いているお湯。泉質素晴らしい。硫黄山(イワオヌプリ)の下にあります(ニセコアンヌプリ登山口横) ・京極温泉(600円)、露天風呂から羊蹄山が見えます。地元の家族連れがたくさん(羊蹄山京極登山口近く) ▽クマスプレーは、「ニセコリゾート観光協会」にてお借りしました。1日1000円、保証金1万円(保証金は使わなければ返金してくれます)。 https://www.niseko-ta.jp/ ▽クマの忌避剤『熊をぼる』も装着しました |
写真
感想
富士山のように進路をギザギザにする配慮もなく、草木で覆って偽装された一直線の崖を、標高350mから1800m超まで登り下りしたような印象です。いやーよく無事に登り口に帰り着けた。雲海を抜けた先の青空と緑、大きな火口と爽快なお鉢で十二分に報われました。台風7号接近のため3便後からは欠航となる予約便がぎりぎり運良く飛び、天気予報をにらんで予定を1日延ばした登頂。企画運営のOリーダーと手厚い支援の別班S氏、参加メンバー各位に感謝します。
いやはや大きな山でした。標高差1600メートルは並ではないと思って挑みましたが、やはり長い長い登りと下りに疲れました。九合目まではずっと樹林帯の中を歩き続けました。歩き始めは雨混じりだったため、途中からレインウェアを装着しました。登山道も、よじ登ったり足を大きく開いたりと生易しいものではありませんでした。
1合目から9合目まで、合目の標記があることには助けられました。休むタイミングが分かりやすいと思いました。
9合目に到達しますと、樹林帯を抜けて風景が一変しました。青空に白い雲海が広がっていました。山頂は広々としていて、緑色の草花が美しく映えています。天空の楽園といった雰囲気です。解放感は抜群です。火口ということで富士山にその点の雰囲気は似ていますが、こちらには緑があります。目に優しいですね。
ヤマテンの山頂予報で「晴れ」となっていたために、予備日のこの日に登ったのですが、正解でした。とても良いものを見ることができて、満足です。
今回の山旅が無事に終えられたのは、仲間の協力、配慮があったればこそです。皆で協力して、山行を支え合うことができたと思います。本当にありがとうございました。とりわけsheilasさんに助けていただきました。ありがとうございました。
初体験の北海道の登山です。今回の羊蹄山登山計画を聞いて、1日早く北海道入りして、どこか登れないか?と探しました。私の初日は、旭川空港に飛んで、バスで大雪山(旭岳)登山口へ、往復ロープウェイを使って、姿見駅から旭岳山頂をピストン。北海道の屋根(最高峰)を最初に踏んで(=挨拶)してから、北海道にある百名山9座(=利尻山、大雪山、トムラウシ、十勝岳、羅臼岳、斜里岳、阿寒岳、幌尻岳、羊蹄山)を目指します。
さてさて、羊蹄山は一筋縄ではいかぬ山でした。登った日に晴れたので、美しい成層火山の山容を見ることが出来ましたが、その前は悪天候で見通せない霧の中でした。午前3時半から登り始めました。真っ暗で、ひたすらあがっていくも、1合目の看板が出てくるのは50分後でした。頂上に何時に着くのだろうか?とずっと考えていました。雨は降ってくるし、ぬかるんで転びそうになるし、…。
果たして、山頂の火口(富士山でいう御鉢巡り)に着いた時の眺望は、これまでの苦労がふっとびました。
思い出深い山でした。登山を計画してくれたО隊長、参加のメンバーに感謝の言葉しかありません。
17日土曜日に登るはずが、終日霧雨との予報であったため、18日日曜日に登山決行となりました。ところが、快晴だと思ったら山頂近くまでずっと曇りまたは霧雨で眺望なし。しかし山頂では苦労が報われてお天気となり、それまでの苦労も吹き飛ぶ見事な眺望を見ることができました。雲海に囲まれた火口は自分の足で登らなければ体験できない景色で感激しました。今回は、準備不足、運動不足など反省点も多かったですが、一方で、登頂の喜びもひとしおでした。参加することができて本当に良かった。リーダーはじめ、お世話になったS氏、参加の皆様本当にありがとうございました。
なかなか登る機会がなさそうな羊蹄山(後方羊蹄山=しりべしやま)。negi-onoさんが遠征を設定してくださり感謝! 合計6人で臨みました。
深田久弥さん同様、比羅夫(ひらふ)登山口から。富士山5合目からを超える高低差となります。『沢もなく水もなく』(深田先生)なので5.2リットルも背負いました。『なんの変化もない道をただひたすらに富士山のように』登ります。9合目までは眺望なき樹林帯。『登山というより、体操訓練の一種』と深田先生。(体操訓練とは時代を感じさせますが)なるほど。
5時間以上かけて山頂部まで登ると表情は一変。でっかい山頂部が姿を現しました。なんとも威風堂々、雄大。火口も立派です。雲海の上には、先日登った十勝岳が見えました。標高は北海道でも21番目とのことですが、間違いなく北海道の象徴のひとつですね。
古来シリベシと呼ばれ、アイヌ語ではマッカリヌプリ。端正で存在感があります。蝦夷富士という別名にも全く名前負けしていません。ヨウテイもいいけど、シリベシもしっくりくるなあなんて、壮大な山頂で感じていました(深田先生の影響受け過ぎ?)。
10時間をゆうに超えました。みんなで励まし合いながらの道中でした。帰宅フライトの関係などで下山は2グループに分かれて。うまく全員無事帰還しました。
諸事情で出発前日まで取りやめの危機でした。さらに台風発生、そしてup1,600mの巨大な名峰を前に躊躇いもありましたが、おいおい、登ったよ、と。山頂まで行けて、こんなに嬉しいだなんて、なかなかない感覚でした。
前後含め計6日間の滞在でもあり、勝手を言って本隊ホテルとは離れ野営場🏕️♨️に滞在。避難小屋泊で十勝岳などなど巡りました。
同行のみなさまお疲れ様でした。楽しかったです。ありがとうございました🎶
【日本百名山 59座】
・そういえば羊蹄山は亡父が登っていない百名山でした^_^
・ポイント名:標高(前ポイント比の標高差/累積標高差)【前ポイントからの所要時間/累計所要時間=たくさん取った休憩時間などすべて含みます】
・比羅夫登山口:347m
・1合目:510m(+163m/+163m)【0:47/0:47】
・2合目:620m(+110m/+273m)【0:32/1:19】
○登山口→2合目:コースタイム比119%/119%
・3合目:750m(+130m/+403m)【0:35/1:54】
・4合目:850m(+100m/+503m)【0:19/2:13】
・5合目:1030m(+180m/+683m)【0:45/2:58】
・6合目:1210m(+180m/+863m)【0:39/3:37】
・7合目:1400m(+190m/+1053m)【0:46/4:23】
・8合目:1590m(+190m/+1243m)【0:39/5:02】
・9合目:1685m(+95m/+1338m)【0:31/5:33】
○2合目→9合目:CT比109%/112%
・羊蹄山頂:1898m(+213m/+1551m)【1:05/6:38】
○9合目→山頂:CT比130%/120%
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