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Yamareco

記録ID: 715838
全員に公開
ハイキング
富士・御坂

滝子山 (寂ショウ尾根〜浜立尾根)

2015年09月13日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:25
距離
13.1km
登り
1,279m
下り
1,295m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:03
休憩
1:24
合計
6:27
距離 13.1km 登り 1,296m 下り 1,297m
7:44
20
笹子駅
8:04
8:08
11
8:19
23
9:33
9:35
62
10:37
11:37
28
12:05
12:19
18
12:37
14
12:51
12:52
7
12:59
13:00
29
13:29
14
13:43
13:44
27
14:11
笹子駅
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
07:33 中央線/笹子駅
コース状況/
危険箇所等
【寂ショウ尾根】
 山と高原地図では破線ルートで表記されていますが、よく歩かれている登山道という印象を受けました。
 尾根の前半は樹林帯で、特に眺望はありません。
 後半は岩稜の急峻な登りが続きますが、足場も見つけやすく、両手を使ってバランスを取りながら登れば、問題ないでしょう。(個人差アリ。)
 場所によっては鎖やロープの補助もありました。
 また、尾根沿いのルートなので道迷いすることもないかと思いますが、このルートを選んだ方は、自己責任の上で登ってください。

 なお、下山で使う場合は滑落事故が多いようです。
 確かに岩場の下りは急峻なので、足元に気を付けてください。



【浜立尾根】
 山と高原地図ではルート表示がありません。
 しかし尾根沿いを忠実に辿るルートで、ある程度は踏み固められており、所々に目印のテープがあるのがとてもありがたかったです。

その他周辺情報 ◆日帰り温泉
 ふろっぴィ< http://furoppy.co.jp/ >
  800円/大人・2時間
笹子駅をスタート(L)
2015年09月13日 07:44撮影 by  ILCE-5000, SONY
1
9/13 7:44
笹子駅をスタート(L)
神社を左折して滝子山へ(L)
味のある案内板でした。(w)
2015年09月13日 08:05撮影 by  ILCE-5000, SONY
2
9/13 8:05
神社を左折して滝子山へ(L)
味のある案内板でした。(w)
こちらは別の場所の案内板。
まるで油絵のよう。。。(w)
2015年09月13日 08:06撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/13 8:06
こちらは別の場所の案内板。
まるで油絵のよう。。。(w)
実るほど・・・豊作です(L)
秋ですねー(w)
2015年09月13日 08:12撮影 by  ILCE-5000, SONY
3
9/13 8:12
実るほど・・・豊作です(L)
秋ですねー(w)
彼岸花(L)
こちらも秋の色〜(w)
2015年09月13日 08:15撮影 by  ILCE-5000, SONY
5
9/13 8:15
彼岸花(L)
こちらも秋の色〜(w)
寂しょう尾根の取り付き(L)
風情のある「寂惝」の文字が読み取れます。(w)
2015年09月13日 08:18撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/13 8:18
寂しょう尾根の取り付き(L)
風情のある「寂惝」の文字が読み取れます。(w)
こちらが寂惝庵?(w)
だいぶ傷んでます(L)
2015年09月13日 08:21撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/13 8:21
こちらが寂惝庵?(w)
だいぶ傷んでます(L)
そのすぐ傍に寂ショウ尾根の入り口あり。細くとも踏み固められた登山道の始まり。(w)
2015年09月13日 08:22撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/13 8:22
そのすぐ傍に寂ショウ尾根の入り口あり。細くとも踏み固められた登山道の始まり。(w)
しばらくは一般的な登山道ですが…。(w)
2015年09月13日 09:05撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/13 9:05
しばらくは一般的な登山道ですが…。(w)
後半は岩稜帯の連続。(w)
2015年09月13日 09:41撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
9/13 9:41
後半は岩稜帯の連続。(w)
なかなかの急登(L)
アスレチック〜♪(w)
2015年09月13日 09:44撮影 by  ILCE-5000, SONY
1
9/13 9:44
なかなかの急登(L)
アスレチック〜♪(w)
軽やかに移動してますね〜(w)
ぜぇーぜぇー(L)
2015年09月13日 09:41撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/13 9:41
軽やかに移動してますね〜(w)
ぜぇーぜぇー(L)
鎖場もありました。(w)
2015年09月13日 09:49撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/13 9:49
鎖場もありました。(w)
一息つける展望。大月の街並みでしたっ(w)
2015年09月13日 09:51撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/13 9:51
一息つける展望。大月の街並みでしたっ(w)
2015年09月13日 09:53撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/13 9:53
そして、寂ショウ尾根も終盤戦!(w)
2015年09月13日 09:54撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/13 9:54
そして、寂ショウ尾根も終盤戦!(w)
わずかながらも残る、お花たち。
2015年09月13日 10:04撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/13 10:04
わずかながらも残る、お花たち。
この木だけ、大量繁殖…(w)
2015年09月13日 10:04撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
9/13 10:04
この木だけ、大量繁殖…(w)
いまだ急登は終わらず(L)
最後まで変わり映えしませんでしたねー。(w)
2015年09月13日 10:20撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/13 10:20
いまだ急登は終わらず(L)
最後まで変わり映えしませんでしたねー。(w)
どこかで見覚えのある…(w)
2015年09月13日 10:24撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/13 10:24
どこかで見覚えのある…(w)
登頂!
滝子山(1610m)越しに小金沢連嶺(L)
その向こうに雁坂ですね!(w)
2015年09月13日 10:41撮影 by  ILCE-5000, SONY
4
9/13 10:41
登頂!
滝子山(1610m)越しに小金沢連嶺(L)
その向こうに雁坂ですね!(w)
滝子山から南側に雄大に見えるはずのあれは。。。(w)
2015年09月13日 10:33撮影 by  ILCE-5000, SONY
1
9/13 10:33
滝子山から南側に雄大に見えるはずのあれは。。。(w)
そして、
Happy Birthday♪(w)
ろうそくを吹き消して「いただきます」(L)
2015年09月13日 11:00撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9
9/13 11:00
そして、
Happy Birthday♪(w)
ろうそくを吹き消して「いただきます」(L)
LArcさんからの差し入れも、パウンドケーキでした(w)
わ〜い(カ)
2015年09月13日 11:04撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7
9/13 11:04
LArcさんからの差し入れも、パウンドケーキでした(w)
わ〜い(カ)
やっと見られた富士山(L)
富士山も誕生日をお祝いしてくれましたね(w)
2015年09月13日 11:28撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8
9/13 11:28
やっと見られた富士山(L)
富士山も誕生日をお祝いしてくれましたね(w)
もと来た道を引き返すと、こんな看板が。
寂ショウ尾根は、下り向けではないのかもしれません。(w)
2015年09月13日 11:34撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/13 11:34
もと来た道を引き返すと、こんな看板が。
寂ショウ尾根は、下り向けではないのかもしれません。(w)
アキノキリンソウ ミニミニバージョン(w)
2015年09月13日 11:40撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/13 11:40
アキノキリンソウ ミニミニバージョン(w)
寂ショウ尾根&浜立尾根分岐点は、ハッキリと目印が!(w)
2015年09月13日 11:45撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/13 11:45
寂ショウ尾根&浜立尾根分岐点は、ハッキリと目印が!(w)
浜立山へ(L)
ドキドキしつつも、明瞭な尾根道。(w)
2015年09月13日 11:51撮影 by  ILCE-5000, SONY
1
9/13 11:51
浜立山へ(L)
ドキドキしつつも、明瞭な尾根道。(w)
ここまでは何の問題もなく、浜立山に参上!(w)
2015年09月13日 11:58撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/13 11:58
ここまでは何の問題もなく、浜立山に参上!(w)
ん? 立山?(w)
標高はダブルスコアで「浜」の負け(L)
2015年09月13日 11:58撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/13 11:58
ん? 立山?(w)
標高はダブルスコアで「浜」の負け(L)
浜立山を少し先に進むと、赤テープが西にも南にも…⁉ ここで奇しくも出会えた登山客に、南側の赤テープは展望台の入り口だと教えていただく。(w)
2015年09月13日 12:01撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/13 12:01
浜立山を少し先に進むと、赤テープが西にも南にも…⁉ ここで奇しくも出会えた登山客に、南側の赤テープは展望台の入り口だと教えていただく。(w)
浜立尾根を少しだけ南に外れた、展望台!

富士山は隠れてしまいましたが、ナイススポット!(w)
2015年09月13日 12:06撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/13 12:06
浜立尾根を少しだけ南に外れた、展望台!

富士山は隠れてしまいましたが、ナイススポット!(w)
展望台からさらに南に下れるか偵察中(w)
「これはムリ!」(L)
2015年09月13日 12:11撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/13 12:11
展望台からさらに南に下れるか偵察中(w)
「これはムリ!」(L)
再び浜立尾根に戻り、尾根道を忠実に下山。
尾根道は踏み固められ、所々にあるテープがありがたい(w)
2015年09月13日 12:19撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/13 12:19
再び浜立尾根に戻り、尾根道を忠実に下山。
尾根道は踏み固められ、所々にあるテープがありがたい(w)
これより、テープコレクション。

こちらはダブルレッドテープ!
2015年09月13日 12:24撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/13 12:24
これより、テープコレクション。

こちらはダブルレッドテープ!
イエローテープ!
2015年09月13日 12:38撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/13 12:38
イエローテープ!
紅白おめでたテープ!
2015年09月13日 12:40撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/13 12:40
紅白おめでたテープ!
すずらんテープ!
2015年09月13日 12:43撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/13 12:43
すずらんテープ!
トリプルテープ!
2015年09月13日 12:52撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/13 12:52
トリプルテープ!
ホワイトテープ!

以上、登山道を整備してくださる方々も、こうして登山客を楽しませてくれるのかもしれません(そんなわけないっ!)(w)
2015年09月13日 12:59撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/13 12:59
ホワイトテープ!

以上、登山道を整備してくださる方々も、こうして登山客を楽しませてくれるのかもしれません(そんなわけないっ!)(w)
なにやら作業道のような場所に出たところで、左折。(w)
2015年09月13日 13:04撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/13 13:04
なにやら作業道のような場所に出たところで、左折。(w)
その後、気が付けば登山道らしき道に合流できたようで、ほっと一息(w)
2015年09月13日 13:08撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/13 13:08
その後、気が付けば登山道らしき道に合流できたようで、ほっと一息(w)
橋を渡ると林道に出る(L)
2015年09月13日 13:23撮影 by  ILCE-5000, SONY
2
9/13 13:23
橋を渡ると林道に出る(L)
道証地蔵。(w)
ここから林道(L)
2015年09月13日 13:20撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/13 13:20
道証地蔵。(w)
ここから林道(L)
巷の人気者、纏いリス♪(w)
2015年09月13日 13:19撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
9/13 13:19
巷の人気者、纏いリス♪(w)
林道脇に発見。
コップがあるということは飲める!?(w)
2015年09月13日 13:28撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/13 13:28
林道脇に発見。
コップがあるということは飲める!?(w)
里に戻る(L)
秋桜と稲穂(w)

おつかれさまでしたー☆
2015年09月13日 13:49撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
9/13 13:49
里に戻る(L)
秋桜と稲穂(w)

おつかれさまでしたー☆

感想

◆富士山を眺めに
 先週、富士山に初登頂したものの、眺望が得られず日本一の標高から山々を見下ろすことができないという残念な結果に。
 期待が大きかっただけにレコの感想は落胆の色が濃くにじみ出た内容になってしまいました。
 そんな気持ちをまだ引きずっていた土曜日、wildwindさんから「滝子山へ」とお誘いを受けたので、ワタシのことを心配してくれたのかと思って喜んで同行することに。
 滝子山といえば
   秀麗富嶽十二景・4番
に挙げられ、富士山の美しい景色が見られるヤマです。
 そんな滝子山を選んだのだからこれは
   慰め山行
に違いない、と勝手に思い込んでいました。

 山行当日の朝、笹子駅に向かう電車内で「慰め山行」ではないかと話すとwildwindさんから「ピークからの眺めだけがヤマではない!」と諭されるかと思いきや、
   「寂しょう尾根で滝子山に行きたかった」
   「富士山レコは読んでいない」
と予想外の発言。
 ワタシをおもんばかってくれていると妄想していただけだったことが判明し、wildwindさんを申し訳ない気持ちにさせてしまいました。
 多少の(?)相違はあったものの、こうして富士山を愛でるヤマ旅はスタートし、天候がスッキリしない中、時折のぞく青空が広がることを期待して笹子駅を出発しました。

◆破線ルート
 舗装路から文字が消えかかった看板がある寂しょう尾根の取り付きに至ります。
 ここからは破線ルート。
 その割には登山道はよく踏まれていて明瞭です。
 尾根の高度があがると、大きな岩が重なった急登が待ち構えています。
 両手両足を使って岩を乗り越え、ロープやクサリをつかみながら傾斜のキツイ斜面を登ります。
 地図には「迷」マークがありますが、ルートはハッキリしていて特に迷うことなく浜立山の分岐に到着し、鮮明になった登山道を進んで滝子山山頂に到着しました。

◆ヤマで迎える誕生日
 樹林から抜け出し、小雨がぱらつく山頂には誰もいません。
 各々食事を済ませ、コーヒーを淹れていると「♪ハッピーバースデイトゥーユー♪」の歌声とともにwildwindさんからロウソクが点るケーキをを差し出されました。
 節目の年齢に達した今年、老いを感じる寂しさや不安があり複雑な思い出誕生日を迎えていました。
 しかし、こうして誕生日当日にヤマ友から、しかも山頂で祝ってもらったことで素直な気持ちになれました。

◆破線すらないルート
 下山についてwildwindさんは
    「浜立山を経由して尾根を下り、寂しょう尾根に接する林道の上部に
     出るコースをたどる」
と言います。
 山と高原地図をなぞる指先には赤線どころか破線もありません。
 滝子山山頂から5分ほど下ると、すでに登りで見かけた浜立山の分岐に至ります。
 西に延びる稜線は、浜立山への指導標があって踏み跡もあります。
 多少不安がありましたが、経験豊富なwildwindさんから
    「無理はしない。不安を感じたら早めに引き返す」
とそんな当たり前のことを言われただけで安心して進めました。
 浜立山は眺望がなく小さな標識だけでした。
 浜立山を後に少し西進して左に延びる稜線をたどると、大きく開けた岩頭に出て景色を楽しむことができました。
 さらに西進すると90度左折して南下する尾根との交点に至ります。
 岩が露出し、また、踏み跡が薄くなった登山道を赤テープを頼りに慎重に下るといつの間にか曲り沢峠からの登山道と合流し、破線すらないルートを無事に下りてくることができました。

◆ヤマのイメージ
 今回、一般ルートではない登山道を登下山して、以前登った滝子山とは少し違った印象を持ちました。
 既登のヤマ、中でも一度しか上ったことがないヤマは、特に悪いイメージが定着してしまうと中々そのイメージを払拭することは難しいかもしれません。
 先週の富士山がそうなりかけていて、今回2度目の滝子山に登り、ヤマには異なった面があることを気付かせてくれました。
 wildwindさんが、富士山の眺望が自慢おヤマを行先にしたこと、既登のヤマを別ルートで計画してくれたこと、富士山に行った翌週にワタシを誘ってくれたこと・・・
 これらは偶然だったのかもしれませんが、何かに導かれて計画し、ワタシに声をかけてくれた気がします。
 偶然のようで偶然ではない、そんなミラクルを信じたくなった誕生日になりました。

電車で合流するなり、LArcさんより私が滝子山を選んだことに感謝された。というよりLArcさん自身がなんだかとても嬉しそう。聞けば、滝子山が先週登頂した富士山を眺められる場所だからだとのことだったが。。。 (実はLArcさんが富士山に登っていたことを全く知らなかった自分…。まぁ結果オーライ!? (というか、レコがアップされていたことに気づかないフォロワーでした…^^;))



★寂ショウ尾根
寂ショウ尾根は滝子山の南陵ルートとも呼ばれ、急登&岩稜の続く場所だと聞いていた。いつかは登ろうと思っており、ようやく実現。実際に登ってみれば、前半は一般的な樹林帯ルートともいえ、特に荒廃しているわけでもなかった。しかし後半には急峻な岩場が続出。それでもアスレチック的に楽しめ、あっという間に山頂! 軽装だったからかもしれないが、私の中では「寂ショウ尾根=滝子山山頂への最短ルート」という位置づけになった!



★浜立尾根
直前にいろいろな方の滝子山山行記録をあれこれと見ていたら、浜立山経由で下山された方の記録を発見。しかし、山と高原地図をどれだけじっくり睨んでも、浜立尾根に登山道の記載はない。。。 しかしこの話をLArcさんにしてみると、興味津々な反応が!

というわけで、道迷いしそうな際は必ず引き返すことを誓って、いざ浜立尾根に足を踏み入れてみると…。尾根沿いのルートは踏み固められており、ご丁寧な赤テープも所々にあった。いわゆるバリルートというやつであり、急坂が続いていたことは否めない。しかし冒険心はくすぐられ、静かな山歩きも楽しめた。単独であれば決して行かなかったであろうから、LArcさんが同行してくれたことに感謝!



★半世紀
LArcさんの誕生日だった。しかも半世紀を過ぎた記念すべき日、とのことである。そんな日にお声がけしてもいいのだろうか、という自問自答もあったのだが、どうやらご都合は良かった様子。まぁいっか。(それでもやはり、山行中も私なんかと山にいていいのだろうか、と疑問は続く…。)

それにしても、LArcさんの言葉を借りれば半世紀である。(ご本人の前であまりこの言葉を強調してはいけないのだろうけど、) それだけのことをしてきて今があるから、もう「スバラシイ」の一言に尽きる。

それに引き換え今の自分ときたら…。自分が半世紀を迎える日には、いったいどこで何をしていて、周りには誰がいてくれるのだろう…!? まぁ来年の事を言えば鬼が笑うらしいので、十年以上先のことなんて…、とも思うけど、やっぱり無駄に妄想(or幻滅!?)してしまう。あぁ、その日はやっぱり山にいるのかなぁ。。。(はい、相変わらずの悩める子羊でしたっっっ!)

wildwind

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コメント

バースデーバリルート
こんにちは!
LArcさん、バースデー当日でしたね おめでとうございます!

日曜日、「天気下り坂」の予報に意気消沈で山行はとりやめてしまったのですが(それこそ富士山を見る山に行く予定だったので、富士山が見えないのなら…という理由)、こんなルートで歩くお山なら富士山ビューはあってもなくてもまぁいいのかな、と
…単に、道の雰囲気が好みなだけなのですけど(笑)

バリルート山行、お疲れさまでした!
2015/9/16 10:17
ジョーさん★
 いつもコメントありがとうございます。
 天気は下り坂でしたが、バリバリ登ってきました
 土曜日は都合でおヤマに行けず、やむを得ず日曜日に決行しました。
 朝は青空が見えていたんですけどね・・・
 また行きます、「しぞーかの」富士山を見に。
2015/9/16 21:38
Re: joeさん♪
実は、下山後に国道歩きをしていた際、
笹子界隈に日帰り温泉がないと嘆いていた我らの願いは

「joeさんがちょうどこの界隈をふらっと運転してくれていたらいいのに…

そしたら温泉に連れて行ってくれるんだろうね〜、と
LArcさんと話していました。(なんのこっちゃって!? )

今回の富士山ビューは、山頂で1時間粘った賜物でした〜
2015/9/22 21:49
こんばんは!
LArcさん、wwさんこんばんは!!

LArcさんお誕生日おめでとうございます!
半世紀のバースデーは思い出に残るものになりましたね!!
日曜日の天気予報は微妙な感じだったような気がしましたが
富士山も祝福してくれたようで何よりでした!!

寂ショウ尾根は行ってみたいなぁ と思いつつ
破線ルートなので中々思い切れないところなのですが、
比較的入られている方も多そうなので
機会があれば一度チャレンジしてみようかなと思いました!
写真を見る限りは「かにぱん」のご購入は必須のようですが…
一方の浜立尾根は道迷い属性のある自分では
まだまだ厳しそうですね〜
両方にテープがあった瞬間にパニックになりそうです。

滝子山からの展望は只今1勝1敗1分なので
勝ち越しを狙ってまた訪れてみたいと思います!!

お疲れ様でした!!
2015/9/16 22:40
keiさん★
 いつもコメントありがとうございます。
 富士山は祝福してくれたのでしょうか。
 もうちょっとすっきりと姿を現してくれればよさそうなものですが・・・

 さて、寂しょう尾根は、なかなかチャレンジしようとは思いませんよね。
 実際、wwさんから誘われなければ、鎮西ヶ池経由で登るセオリールートしか頭に浮かびません。
 でも今となってみれば、普通の登山道とさほど変わらず、「チャレンジ」と言うほどものではなかったかなと思います。
 と、でかい口をたたけるのはwwさんのおかげなんですけどね(*´ω`*)

 滝子山は「見られるヤマ」ですから、決行する日のお天気は重要な要素です。
 再訪した時に勝ち越せるとイイですね。
2015/9/17 0:42
Re: keichiroさん♪
当日は確かに微妙な天気だったのですが、肝心の山頂であの天気!
どうやらLArcさんは節目の日に晴れ男を証明してくれたようです!!

寂ショウ尾根は、比較的明瞭でした
もちろん、かにぱんさんの出番もあるかもですが(!?)、
「0.8雲取」と考えていただければ、keichiroさんには余裕でしょう
滝子山にすでに3回も登頂済みであれば、
なおさら次回はぜひ歩いてみてくださいね
2015/9/22 21:52
あれ?笹一は?
LArcさん、wildwindさん、こんにちは。
秀麗富嶽の4番頂上へようこそ!(笑)

滝子山は、山頂に遮るものもなく、本当に素晴らしいビュースポットですよね。
そして、実はキノコが多い山だとこの夏に感じたのですが、あまり見かけませんでしたか?
場所によって違うのかもしれませんね。
寂ショウ尾根の岩稜帯は、話にはよく聞いていて、是非とも登ってみたいと思っています
下山は破線すら記されていないルートとは…さすがですね。

それにしても、LArcさんは、結局誕生日を山で迎えたのですね…私もお祝いすればよかった(笑)
笹子の笹一酒造でワインや梅酒等でお祝いすればよかったのでは?
益々のご活躍を祈念しております
2015/9/22 16:22
Re: rgzさん♪
キノコもちょくちょく見かけましたよ。
何種類かはカメラに収めましたが、やっぱり見分けはつかない…。
というわけでrgzさん、ぜひ調査してきてくださいね!!

そしてすみません。
笹一酒造がありながら、お酒でお祝いできなくて。。。
ちなみに笹一酒造に温泉施設があったらなぁ、
なんて歩きながら話していました
2015/9/22 21:55
rgz91さん★
 コメントありがとうございます。
 キノコの山でしたよ!滝子山。
 白い色のキノコが多かった気がします。
 食べられるんでしょうか(*´ω`*)
 現地調達ができる目を持っていたらいいんですけどね。

 今回のルート、新道メーカーのwwさんにしてみたら「ちょろいもん」だったかもしれません。
 ドキドキしながら後を追っていた私とは大違いです。

 笹一は・・・wwさんとワタシでしたら・・・ねぇ。
 ほとんど用はないって感じでした。
2015/9/24 20:18
色々小ネタをありがとう♪
こんにちは、おふたり様。
なんだ〜
ご家族に囲まれて盛大なバースデーパーティーが開催されているんだろうと思っていたら、こんな楽しそうなバースデーイベントが開かれていたなんて。
wwさん、やりますね〜
らるさん、よかったですね〜
これから先50年の幸先いいスタートじゃないですか
おめでとうございまーす。

滝子山は名前はよく聞くものの、なかなか出かける機会のない場所で、どうにも縁が薄いのかなぁ・・・
と思っているのですが、でも、ここの尾根はとってもオモシロそうですね。
浜立山から先は、自分一人では歩ける場所とは思っていませんが
テープコレクション、とても楽しんで拝見しました。
できれば、目印なんで、ある程度一定のほうがこっちも安心するんですけど、それでも時期や人が違えば変わってくるのは当たり前なんですよね〜
そんなことを改めて考えるきっかけにもなりました。
それに、キノコとか、パッチとか、リスとかもね。
山梨のお山は何気にネタが多いんですよね〜
そろそろ中断中の富嶽・・・・も再開しよっかな〜という気になってきましたよ
2015/9/22 17:58
Re: muniさん♪
そうなんですよ、ご家族との盛大なパーティーを台無しにしたかも…、
と罪悪感を覚えつつ…、地味に山頂でお祝いさせていただきました

山梨のお山。確かに小ネタが多いのかも!?
地名からして、山があるのに山なし県、ってな土地柄ですからねー
富嶽めぐり、私もそれほど回っているわけではないので、いずれまた行きますよ

テープコレクションは、今回はとにかく血眼になってテープを探していた結果です。
歩行中は尾根道を歩いていると確信しつつ、やはりテープの存在は心強かったです
2015/9/22 21:57
muniさん★
 コメントありがとうございます。
 家族のだれも見向きをしなくなったので、哀れに思ったwwさんが誘ってくれたのです。
 ありがたいお話なのです。

 山行中、wwさんがテープを近接撮影しているので、「何をやっているのかな」と少しいぶかしんでいたのです。
 まさかこんな形でコレクションを披露するとは・・・

 秀麗富嶽十二景は19座ありますし、四季折々の趣が楽しめるのが魅力ですよね。
 それになんといっても、三多摩民にとってみたら近いのも大きな利点です。
 ワタシはそれぞれ一度行っただけのおヤマばかりです。
 これをキッカケに空気が澄んで天気のイイ日に再訪しようかなと思いました。
2015/9/24 20:18
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