アップダウンを繰り返し烏帽子岳へ! 扇沢〜蓮華岳〜七倉岳〜船窪岳〜烏帽子岳
- GPS
- 56:00
- 距離
- 31.3km
- 登り
- 3,288m
- 下り
- 3,644m
コースタイム
5:35扇沢
6:35大沢小屋
9:20針ノ木小屋9:40
10:45蓮華岳
13:20北葛岳
15:00七倉岳
15:10船窪小屋
15:30テント場
15日
5:20テント場
9:20不動岳9:30
11:10南沢岳(昼寝)11:40
12:30烏帽子岳分岐
12:50烏帽子岳
13:50烏帽子小屋テント場
16日
6:30烏帽子小屋
8:30ブナ立て登山口
9:00高瀬ダム
10:00七倉山荘
天候 | 1日目 晴れのち曇りとガス 2日目 晴れたまにガス 3日目 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー
帰り:タクシー 七倉→大町温泉郷 4800円 バス 大町温泉郷→信濃大町駅 530円 高速バス 信濃大町→新宿 4200円 |
その他周辺情報 | 大町温泉郷、薬師の湯を利用(タクシーの運ちゃんに割引券をもらい500円) |
予約できる山小屋 |
七倉山荘
|
写真
感想
1日目(14日)
新宿からの夜行バスに揺られ早朝、扇沢に到着。
5,6人が下車したけど雰囲気は鹿島槍方面が多そうに思えた。
樹林帯⇄林道を何度か繰り返し今期の営業を終えた大沢小屋はスルーし暫くすると針ノ木雪渓に取り付いた。
ここぞとばかりにチェーンスパイクを装着したけど、あれ⁉️(´・_・`)
すぐに雪渓地帯は終了し、夏道へ。
この時期はだいぶ雪も減っているようで拍子抜けしてしまった。(´Д` )
つづら折りの砂礫の登山道をジグザグに進むとようやく針ノ木小屋に到着。
計画だと初日一気に船窪のテント場まで行くつもりだったけど、思いのほか体が重く針ノ木小屋でテン泊しちゃおうかなと弱気の虫と道中戦っていたが、これまでずっと前を歩いてた男性に「まだ時間も早いんで一緒に船窪岳まで頑張りましょう」と声をかけられた。
聞くと65歳でテン泊をするとのこと。
まだ時間も9時台だし、そんなお言葉をいただいたら先へ進まない訳には行きませんよ!^_^
その男性より少し先に出発し、まずは蓮華岳に到着。
この辺りからガスが増え、あたりは真っ白。
さらに蓮華の大下りから思いのほか足が前に出ず、産まれたての仔鹿状態。(笑)
その後も小休憩のてんこ盛り。
だってアップダウンが激しいんだもの。>_<
ほぼコースタイム通りで15:30に船窪のテント場到着!
小屋からどんだけ離れてるんだっちゅーの‼️
でも小屋のおじさんが温かく出迎えてくれたので許してあげちゃう。
それはそうと到着し爆睡後、17時頃テント場を見回したが、針ノ木小屋で会った男性の姿がなかった。
多分、疲れて小屋泊に変更でもしたかなと思って再び爆睡。
2日目(15日)
4時起床。
身支度を済ませ、テントから出ると昨日なかったテントが一張り。
もしや⁉️(゜o゜;;と思い、テントから顔を出したかたを見るとぉ。
*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*
良かったぁ〜!!!
聞くとやっぱり蓮華の大下りからガクッとスピードが落ちたそう。
しかもテント場に着いたのが19時⁉️
いや〜、ホントに無事で良かった。
何とか約束通りに辿り着いたその根性に頭が上がらないよ。
だってコースタイム10時間40分だもの。65歳だよ?
恐れ入りました。m(_ _)m
今日のコースタイムも8時間超えなので5:30出発。
船窪岳→不動岳→南沢岳と「もういいや」っていうほどのアップダウンやクサリ・ロープ・ハシゴを繰り返し、南沢岳山頂付近で撃沈。
初めて疲れすぎで30分程、お昼寝。
それに少しでも重い荷物から逃れる為、必要最低限の水しか持っていなかったので渇水地獄に。( ;´Д`)
烏帽子岳分岐手前の四十八池のほとりに近づいた瞬間、ヤバイだろ?と思いながらも次の瞬間ガブ飲みしてました。f^_^;)
(言うまでもなく、その後テント場ではずっと腹がゴロゴロ言ってました。)
烏帽子岳を無事登頂し、烏帽子小屋でペプシを一気飲み。
こんな美味いペプシ初めて飲んだわ。笑
そして楽しみにしていた烏帽子小屋のテント場。
あの高橋庄太郎さんがオススメしていた一番奥のヒョウタン池の真横に幕営し、ニンマリ自己満足に浸りました。
3日目(16日)
今日は下山のみなので遅めの5時起床。
何とかゴロゴロのお腹は持ちこたえたが、疲れているはずなのにほぼ寝れませんでした。
テントから顔を出すと予報通りの曇り空。
それでもヒョウタン池に写る野口五郎方面の稜線がとてもきれい。(^o^)/
ご来光は期待していませんでしたが烏帽子小屋裏から見る今まで歩いてきた稜線が雲の上から顔を出して妙に感動的でした!T^T
その後はブナ立て尾根をいつものように飛ばし気味で下山。
気がつけば登山口までCT3時間半をぴったの2時間で下りてました。f^_^;
高瀬ダムから歩いて七倉まで進み、薬師の湯までタクシーに乗り、3日分の汗を流しました。
今回は3日通してイマイチ体が重く、想像以上にキツイ(1、2日目)山行となりました。
出発当初は雲ノ平まで行き、読売新道を通り、黒部ダムまで行く計画でしたが、その後の天気が芳しくないので二泊三日の旅となりました。
平日ということであまり人に会わず静かな山行が楽しめました。
コメント
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扇沢の登山口と林道でお話しした者です。
船窪小屋までのコース、そして二日目の烏帽子岳へのコースとかなりハードだったようでお疲れ様でした。
不動岳からの針の木岳、メッチャ恰好良いですね
14micsさんと同じ日程でのコース取りは厳しいですがまた行きたいコースが増えました
それにしても池の水をがぶ飲みしてもお腹ゴロゴロで済んでしまうワイルドさに
脱帽です
まだどこかで会えたらヨロシクです
自分にもう少し体力があれば針ノ木岳の山頂へも行けたし、充分な水を担げば池の水も飲まなくて済んだので、その点は次の山行への課題ですね!^ ^
経済的な余裕があれば小屋泊もいいんでしょうがテント泊ならではの達成感は計り知れないですよね!
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