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Yamareco

記録ID: 7173803
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

黒部五郎岳・鷲羽岳・水晶岳(折立〜黒部湖)

2024年08月23日(金) ~ 2024年08月25日(日)
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
26:09
距離
57.6km
登り
5,531m
下り
5,309m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:30
休憩
0:39
合計
8:09
7:04
1
スタート地点
7:46
7:46
26
8:12
8:12
10
8:22
8:22
21
8:43
8:46
25
9:11
9:11
15
9:26
9:26
19
9:45
9:57
7
10:04
10:05
68
11:13
11:13
7
11:20
11:28
22
11:50
11:50
6
11:56
11:58
20
12:18
12:23
72
13:35
13:38
12
13:50
13:56
7
14:02
14:03
71
2日目
山行
10:52
休憩
0:38
合計
11:30
15:14
63
3:58
3:58
57
4:55
4:56
64
6:00
6:03
24
6:27
6:29
8
6:37
6:37
30
7:07
7:32
33
8:05
8:07
3
8:10
8:11
37
8:47
8:48
60
9:49
9:51
59
10:50
10:53
214
14:26
宿泊地
3日目
山行
6:01
休憩
0:25
合計
6:26
4:07
121
宿泊地
6:08
6:08
4
6:12
7
6:18
6:20
18
6:38
6:52
185
9:57
10:07
18
10:25
10:26
3
10:29
10:29
5
10:34
0
10:34
ゴール地点
天候 1日目、晴れ後曇り
2日目、晴れ後曇り
3日目、曇り時々雨
過去天気図(気象庁) 2024年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路は、アルペン号
復路は、路線バス、新幹線
コース状況/
危険箇所等
折立には登山届ポストはなく、太郎平小屋で提出
特に危険箇所はないが、読売新道は補給箇所がないので水は多めに
三俣山荘は湧き水が枯れており、ペットボトル販売のみ
太郎平小屋、黒部五郎小舎の水場は補給可
その他周辺情報 薬師の湯
アルペン号4列シート
寝られない
2024年08月22日 22:22撮影 by  SO-54C, Sony
2
8/22 22:22
アルペン号4列シート
寝られない
前回は雲ノ平、薬師のピストンだった
2024年08月23日 07:05撮影 by  SO-54C, Sony
1
8/23 7:05
前回は雲ノ平、薬師のピストンだった
予報どおり
2024年08月23日 08:13撮影 by  SO-54C, Sony
1
8/23 8:13
予報どおり
ここで登山届を提出
水補給すればよかった
2024年08月23日 09:50撮影 by  SO-54C, Sony
1
8/23 9:50
ここで登山届を提出
水補給すればよかった
まだ快晴
2024年08月23日 09:58撮影 by  SO-54C, Sony
1
8/23 9:58
まだ快晴
次第に雲が多くなる
2024年08月23日 11:20撮影 by  SO-54C, Sony
2
8/23 11:20
次第に雲が多くなる
赤木岳の標柱というか看板
2024年08月23日 11:57撮影 by  SO-54C, Sony
2
8/23 11:57
赤木岳の標柱というか看板
五郎の肩から
左はカールルート、右は稜線ルート
2024年08月23日 13:37撮影 by  SO-54C, Sony
1
8/23 13:37
五郎の肩から
左はカールルート、右は稜線ルート
ガスったら雷鳥が出てきた
冬毛も生え始めてるかな?
2024年08月23日 13:48撮影 by  SO-54C, Sony
2
8/23 13:48
ガスったら雷鳥が出てきた
冬毛も生え始めてるかな?
ガスガスの野口五郎岳
稜線ルートは大キレットのような切れ落ち
2024年08月23日 13:50撮影 by  SO-54C, Sony
1
8/23 13:50
ガスガスの野口五郎岳
稜線ルートは大キレットのような切れ落ち
黒部五郎と小屋の分岐
ここでデポした
2024年08月23日 14:04撮影 by  SO-54C, Sony
1
8/23 14:04
黒部五郎と小屋の分岐
ここでデポした
小屋に向かう途中、ポツポツ降り出していた
2024年08月23日 15:08撮影 by  SO-54C, Sony
1
8/23 15:08
小屋に向かう途中、ポツポツ降り出していた
テント場が近くて楽
2024年08月23日 15:09撮影 by  SO-54C, Sony
1
8/23 15:09
テント場が近くて楽
雨予報だったが、小屋付近は概ね晴れていた
2024年08月23日 18:14撮影 by  SO-54C, Sony
1
8/23 18:14
雨予報だったが、小屋付近は概ね晴れていた
鷲羽岳への登り
2024年08月24日 04:59撮影 by  SO-54C, Sony
1
8/24 4:59
鷲羽岳への登り
鷲羽岳から三俣蓮華岳、双六岳方面
裏銀座縦走で既に登っている
2024年08月24日 05:14撮影 by  SO-54C, Sony
2
8/24 5:14
鷲羽岳から三俣蓮華岳、双六岳方面
裏銀座縦走で既に登っている
鷲羽岳から槍ヶ岳方面
2024年08月24日 05:54撮影 by  SO-54C, Sony
3
8/24 5:54
鷲羽岳から槍ヶ岳方面
鷲羽岳から水晶岳方面の縦走路
2024年08月24日 05:56撮影 by  SO-54C, Sony
3
8/24 5:56
鷲羽岳から水晶岳方面の縦走路
水晶小屋で補給
水は天水
2024年08月24日 07:13撮影 by  SO-54C, Sony
1
8/24 7:13
水晶小屋で補給
水は天水
水晶小屋方面を振り返る
2024年08月24日 07:38撮影 by  SO-54C, Sony
3
8/24 7:38
水晶小屋方面を振り返る
二度目の水晶岳
前回もピーカンだった
2024年08月24日 08:05撮影 by  SO-54C, Sony
4
8/24 8:05
二度目の水晶岳
前回もピーカンだった
赤牛岳方面の縦走路
遠い
2024年08月24日 08:44撮影 by  SO-54C, Sony
1
8/24 8:44
赤牛岳方面の縦走路
遠い
高天原温泉への分岐
2024年08月24日 08:47撮影 by  SO-54C, Sony
1
8/24 8:47
高天原温泉への分岐
槍ヶ岳と笠ヶ岳が目立つ
2024年08月24日 10:34撮影 by  SO-54C, Sony
3
8/24 10:34
槍ヶ岳と笠ヶ岳が目立つ
ゴールの黒部湖が見えてきた
2024年08月24日 10:34撮影 by  SO-54C, Sony
1
8/24 10:34
ゴールの黒部湖が見えてきた
ここから奥黒部ヒュッテまで下山CT5時間
2024年08月24日 10:37撮影 by  SO-54C, Sony
2
8/24 10:37
ここから奥黒部ヒュッテまで下山CT5時間
あかべこ
2024年08月24日 10:39撮影 by  SO-54C, Sony
2
8/24 10:39
あかべこ
ちょっと崩落気味
ここに限らず水晶岳以降は浮石が多い
2024年08月24日 11:05撮影 by  SO-54C, Sony
1
8/24 11:05
ちょっと崩落気味
ここに限らず水晶岳以降は浮石が多い
ムラサキフウセンタケ?
2024年08月24日 12:52撮影 by  SO-54C, Sony
1
8/24 12:52
ムラサキフウセンタケ?
クソデカ倒木
ザックを先に通してすり抜けたが、実は迂回路があった
2024年08月24日 13:01撮影 by  SO-54C, Sony
1
8/24 13:01
クソデカ倒木
ザックを先に通してすり抜けたが、実は迂回路があった
ようやくついた奥黒部ヒュッテ
なんと下水完備で、水洗トイレ、洗剤類使用が可能
2024年08月24日 14:26撮影 by  SO-54C, Sony
1
8/24 14:26
ようやくついた奥黒部ヒュッテ
なんと下水完備で、水洗トイレ、洗剤類使用が可能
脱水なので
2024年08月24日 14:33撮影 by  SO-54C, Sony
1
8/24 14:33
脱水なので
奥黒部ヒュッテから黒部ダムへの登山道
地図にはないアップダウンが多く、想像より辛い
2024年08月25日 04:38撮影 by  SO-54C, Sony
1
8/25 4:38
奥黒部ヒュッテから黒部ダムへの登山道
地図にはないアップダウンが多く、想像より辛い

感想

前夜、折立までのアクセスは毎日アルペン号で車中泊
久しぶりに4列シートを利用したが、隣人が領地を侵犯してきてあまり眠れず(隣人は反対側が空席なのに!)
初日、折立のキャンプ場で水を補給してスタート(登山口の水道も含め生飲用不可らしいが平気だった)
太郎平までは大幅にCTを巻いて到着したので、三俣山荘まで行けるのでは?と思った
しかし、太郎平以降はCT設定が厳しくほとんど巻くことが出来なかった
野口五郎岳は、五郎の肩で荷物をデポして登頂し、カールルートで小屋に向かう
夜行バスのダメージか、行動8時間足らずで猛烈に眠気を感じはじめ、三俣山荘は諦めて、予定より少し早く到着し、黒部五郎小舎に幕営した
黒部五郎小舎は、テン場がやや吹き抜ける場所だが、この日はほぼ無風だったので問題なし
フラットな場所が多く、小屋も近いのでいいテン場だった
ビール2本を飲んで、すっかり気持ち良くなってしまい荷物を軽くしようと、持参したワイン700mlまで飲んでしまった
2日目は、予報では午後から天候が悪化するとのことで午前2時出発予定としたが、前日の疲れか飲み過ぎのせいか、1時間も寝坊してしまった(何故か寝坊する夢を何回も見た)
午前3時に出発するも、三俣山荘に着く手前で激しい便意を覚え、早足で駆け下りてなんとか山荘に駆け込み事なきを得た
この時点で休憩込みCT通りで進めており、天気予報も午前中は持ちそう、午前中には赤牛岳到着予定という状況で進軍を決める
なお、下山する場合は三俣から伊藤新道で新穂高にエスケープ予定だった
三俣山荘は水不足で小屋前の水場は使えないため、水晶岳で補給した
水晶岳を越えると道は明瞭だが人が通った形跡が薄くなり、明らかに浮石が多くなった
高天原温泉への分岐を過ぎて、予定より30分以上巻いて赤牛岳に到着した
早く着いたおかげかガスることなく展望を満喫できた
水晶岳から眺めると赤牛岳までの縦走路上のピークが多く感じるが、ほとんどはトラバース気味に通過するため、見た目ほどの苦労はなかった
下山路の読売新道は、樹林帯の登山道が狭く、苔むした岩、根っこ等が嫌らしく歩きにくい
また、水晶小屋と奥黒部ヒュッテの間、全く補給が出来ないので注意が必要(特に登りは熱い樹林帯を含めCT11時間無補給を強いられる)
転ばないように慎重に降りたが、結局は2回も転倒、さらにCT10超え辺りから眠気に襲われ、登山道の端に座って10分程の仮眠を取った
TJARの土井選手は「眠気は脳の信号だから、脳を騙せばいい」というような事をおっしゃるが、凡人はそういかないものだ
読売新道のCTを1時間ほど巻いて奥黒部ヒュッテに到着
幕営を済ませた後、お楽しみの風呂に浸かり、疲れを癒した
3日目は、始発の渡し船に乗るため午前4時に出発
黒部ダムに向かう登山道は、さながらミニ下ノ廊下、ダム沿いの崖をアップダウンしながらトラバースするが思いの外つらい
1時間ほど歩いたところで、ヤマレコの地図を見ると未だに半分も来ておらず、始発に間に合わないのでは?と思い、足を早めた
途中、看板(実はこれが平の渡し場との分岐)と避難小屋(既に通り過ぎている)を通過し、平坦地に出ると踏み跡がどんどん薄くなり、まだ着かないのかなと不思議に思い始めた
午前6時頃、突然、ヤマレコの道迷い防止アラームが鳴り、平の渡し場を大幅に過ぎた地点にGPS地点がワープ
地図と方角、現在地の地形、さらに「針ノ木古道」という見慣れない看板を見つけ、ようやく行き過ぎていたことに気付き、死ぬ気で走って平の渡し場へ向かった
6時20分出港の数分前に船場に辿り着き、なんとか始発に間に合った
私の後続を歩いていて同船した方々、何故か汗だくで遅れてきた私を見てさぞ不思議に思っただろう
平の渡し場からほんの数分で対岸に到着(これならお金払うので黒部ダムまで送ってほしいが)し、疲れ果てていたので、平の小屋でしばし休憩
ロッジくろよんまで2時間歩き、そこからは黒部ダムまで舗装路を進んだ
午前中のため黒部ダムから下りの観光客は少ないが、浮浪者のような悪臭を振りまく自分に恐縮しながら電気バスで扇沢に下山した

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技術レベル
2/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [4日]
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5

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