杣谷捜索 自分が3回も道迷いしてもた orz ★

2024年08月25日(日) [日帰り]

• GPS: 06:05
• 距離: 13.6km
• 登り: 912m
• 下り: 911m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:48
• 休憩: 2:18
• 合計: 6:06

11:42 スタート地点
11:57 12:01 杣谷入口 / 永峰堰堤
12:05 12:08 杣谷堰堤
12:09 山寺尾根 分岐点
12:24 12:28 摩耶砂防堰堤
12:41 13:09 摩耶第二砂防堰堤
13:24 13:36 寒滝（寒谷滝）
13:58 勧進滝
14:01 杣谷の巨人
14:13 14:19 杣谷パックマン
14:20 14:25 杣谷峠
14:31 15:00 穂高湖
15:26 15:30 掬星台
15:30 15:51 Cafe702
15:52 掬星台
15:55 常夜燈
16:04 16:10 摩耶山史跡公園
16:14 16:18 旧 天上寺 仁王門
16:42 16:43 青谷道行者堂跡
16:46 16:47 大龍院
16:52 上田道登り口
16:56 16:57 つくばね寮
17:04 17:07 青谷道登山口 (廿二丁)
17:33 護国神社前
17:36 17:42 コープ篠原
17:48 ゴール地点

天候

晴れ
35℃　59％（下界）
28℃　83％（山中）

コース状況／危険箇所等

杣谷（カスケードバレイ）は初心者向けコースで道標も多いが、紛らわしい踏み跡などもあり、道迷い注意。やせた部分もある。ナイトハイクはおすすめできない。

写真

8/25 11:13

今日はリハビリウォーキングでなく、摩耶山に行く！
もっと早い時間帯に行きたかったが、🌞日照りを見ているとベッドから出れなかった⤵⤵⤵

さかのぼること8月11日の日没前、東谷上空を旋回し、杣谷上空でホバリングするヘリ。土木作業のヘリとしては時刻が遅く、ケガ人・遭難者の救出か？？？
と思っていたら「（11日）穂高湖の海の日のイベントに行く」と行って新神戸駅からスタートしたと思われる市内在住の75歳女性が下山中に道迷いをしたようだ。残念なことに数日経っても発見されておらず、新神戸から穂高湖に向かったのであれば、下山ルートは杣谷（カスケードバレイ）が濃厚なので、以前、私が杣谷下山時に道迷いした箇所を見に行ってみようと思っていたら「（12日午前1時ころ）再度公園にいる」（サンテレビWEB）、「公園から貯水槽の川に向かって森の中を下っている」（神戸新聞WEB）とあり、杣谷とはエリアがまったく違うので、探しに行くことは中止した。
残念だったのは情報が小出しで、かつ錯綜したことだ。
新神戸駅スタートで摩耶山に上がって、道迷いをして、再度公園まで出るということ自体不自然だし、再度公園から道迷い（森の中を下る）というのも不自然だ。
それに、その後「再度公園」の地名は単に「公園」となった。
📷娘提供

8/25 11:48

もう行方不明から2週間も経ってしまったが、11日から六甲山で行方不明になっている75歳を探しに、気になっている杣谷に向かいます。

ここ長峰坂は勾配が18.5％。昔、この永峰堰堤の手前にカナディアンアカデミーという外国人学校があり、今から50年前、まだ日本にスケボがなかった頃、スケボに座って足でブレーキかけて下っていく子供がいました・・・
気温35℃　湿度59％　暑いのは暑いが湿度が高くないせいか、恐れていたほどキツくはない。

8/25 11:56

円山公園にある貯水槽。

ニュースで伝えられた「公園から貯水槽の川に向かって森の中を下っている」の「貯水槽」自体「？？？」であった。Kuroさんは貯水槽＝丸山公園の貯水タンクと考えたようで、前日に山寺尾根周辺を捜索を開始したようだ。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7171881.html

私も警察署に問い合わせて情報を収集したが、
・GPS情報は把握できていない
・穂高湖に行ったかどうかもわからない。（防犯カメラからも確認されていない）
・再度公園というのも確かではない
ただ、この丸山公園の貯水槽は摩耶山からは摩耶東尾根（マヤカン尾根）の死角になって見えないのではないだろうか？

8/25 11:57

永峰堰堤。日照りもきつく、右肩腱板はまだリハビリ中で肘の高さまでしか上がらない。杣谷は初歩的なハイキングコースだが青谷道・上野道に比べると痩せた部分や手を使わなければならないような箇所もあるので、行くべきか悩んだ。
家を出る時、靴紐を通している部分が破断するし・・・　自分自身、大丈夫か？？？

8/25 11:59

杣谷登山口からすぐのところ。
もし貯水槽が丸山公園のものであるとしたら、ここまで来て「摩耶東支尾根」に入り込んだのでは？
入ってみる。このルートには入ったことすらない。右手は使うことができない状態なので、あまり奥には入って行くことができなかった。耳を澄ませば女性の声が聞こえるような気がしてしまう・・・

8/25 12:03

こんにちは。
ずいぶん久しぶりだな。たぶん杣谷は1年ぶりくらい。

8/25 12:05

木々が刈り払われ一瞬どこかわからなかった。
前を進む男性は山寺尾根から掬星台と言っていたが、案の定、最初の徒渉点でそのまま川沿いに入って行ったので、呼び止め、山寺尾根分岐まで案内する。

8/25 12:11

2番目の徒渉点。上野道・青谷道では徒渉することがないので、杣谷に来たな〜という感じになる。今日はディートとハチアブマグナムジェット（殺虫剤）も持ってきた。

8/25 12:20

目が悪いので双眼鏡を使って谷間を覗き込む。臭いにも注意して進む。

8/25 12:21

8月は雨が少なかったせいか堰堤を滴る水量も少ない。

8/25 12:28

写真ではわかりづらいですが、下を覗き込んでいます。自分自身が落ちないように気をつけて・・・

8/25 12:30

杣谷の中でやせている箇所。チェーンを張っているが杭自体が倒れているものもある。杭につかまること自体が危ない。

8/25 12:31

ここはチェーンも杭もない。谷底を覗き込む。

8/25 12:40

久しぶりに来たら、道を間違えた⤵⤵⤵

8/25 12:43

下りの時には120°右に曲がらなければならないが、数年前、赤矢印の先で新しい砂防ダムの建設工事をしており、工事作業者がつけた踏み跡が下りの時には直線的につながっており、吸い込まれていったしまったことがあった。吸い込まれてしまうと道迷いしているとは思っていないので、進めるところを探しに行ってしまう・・・ここがいちばん私が気になっていた箇所。私が道迷いした後、区役所に申し出たので、現在はロープが二重に張っている。ロープが張ってあるので入り込むことはないと思ったが、入ってみる。

8/25 12:47

目が悪いので、崖下に白い服を着た人が倒れているようにも見えたが、岩が直射日光で照らされていた。双眼鏡は持ってきて正解だったな・・・

8/25 12:52

爽やか〜　恐れていたほどの酷暑ではなかった。
30℃　83％

8/25 12:54

杣谷には2台の放置モトクロスバイクがあるが、谷に落ちているバイク（黄丸）は知っている人しか気が付かないであろう状態になっていた。

8/25 13:02

またも道間違い。右（赤矢印）に吸い込まれて登っていってしまった。踏み跡は不自然にも続いたがバリルートっぽくなってきたので戻ってみる。右手が使えればなんということのない箇所でも大変。どう考えてもルート（黄）より、吸い込まれたルート（赤）の方がルートっぽいよな・・・

ここも道迷いしそうな場所。この道標、見る角度によると勘違いしてしまいそうな気もする。まっすぐ行けば砂防ダムにぶち当たる。そこそこ経験があれば、ぶち当たった砂防ダムも巻けることは巻けるのだが・・・　一応、摩耶第二砂防堰堤まで下ってみる。

8/25 13:14

杣谷の中では目立つ滝だが名前がない（と思う）。左の崖を上るが年中ヌメっていて滑りやすいので要注意。

8/25 13:16

親しい友人が先日、炎天下でテニスをしていて軽い脳梗塞を起こしてしまったので、小まめに水分補給。凍らせた麦茶1ℓしか持ってきていないが、足りそうだ。
1回目の着替えをする。

8/25 13:27

赤矢印方向が階段状の道になっていたのでまたまた吸い込まれる⤵⤵⤵　黄色が正解。

8/25 13:31

「貯水槽」というのは「貯水タンク」でもなく、もしかしたら「水の溜まった砂防ダム」では？と思えてきた。寒滝（赤矢印）にスイッチバックします。

8/25 13:35

堰堤内に下りるのは思ったほど大変ではなかったが、堰堤内はニュメニュメで寒滝に近づく気は失せた。川に沿って上ってみようとしばらく歩いたが、右手を酷使しそうで引き返した。

8/25 13:40

木ノ袋谷分岐で振り返る。寒滝に下りた堰堤内からそのまま上がっても大した距離ではないのだが・・・　とりあえず上から堰堤内方向も確認してみる。

8/25 13:48

この道標もややこしいと言えばややこしい・・・　

西側の方でヘリの音が聞こえる。見つかったか！？

8/25 13:55

下山する大軍団とすれ違う・・・🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶🚶

8/25 13:59

杣谷の巨人。ちょっと遠くから📷

8/25 14:00

杣谷の巨人。いつものアングル。目が置かれていました・・・

8/25 14:12

杣谷パックマン。右に新しい石が・・・と思いましたが、以前からあったようです・・・

8/25 14:23

杣谷峠着いた〜
28℃　83％
トイレを使って、そのあと2回目の👕着替え。

8/25 14:28

穂高湖入口。新しくなってから初めて。階段は草ボ〜ボ〜。人通らないのか？？？

ヤマレコ地図ではまだ⛔マークが付いていてアラートが鳴る。
この⛔マークは穂高湖周辺の改造工事中に閉鎖されていたためで、現在は⛔地区はない。
帰宅後、ヤマレコらくルートくんに連絡。

8/25 14:30

自然の家は、神戸市立自然の家「そうぞうのすみか」として再オープン。
https://kobe-sizennoie.com/
森の□　何と書いているかわからなかった・・・
https://kobe-sizennoie.com/facility/#map
マップを見るとセンターハウス「森のコココ」となっていたw

8/25 14:32

カヌーも以前から団体用としてはあったが、今は一般客をターゲットにしているようだ。カヌー（1人乗り・2人乗り）1回30分　小人1,000円・大人1,500円。山上の施設、バズって混むと山を徘徊している人間にはキツイし、暇だと施設の運営が大変だし・・・　ほどよく六甲山系が活気づくことを願っている。

8/25 14:33

新たに湖畔にできた「シェール・ミエール」。
写真を撮っていると「＊＊＊さ〜ん！」と呼ばれた。
娘が保育園の時のパパ友。キャノンボーラー。小学校の子供にランドセル背負わせてキャノンボール（？）してたな・・・
お互いの子供も20歳だ。

8/25 14:59

「シェール・ミエール」の中。
高級っぽい名前ですが「シェール槍が見える」からw

8/25 14:43

保育園のパパ友のイチオシはカレー。ヒレカツカレーとカラアゲカレーがあったけど、店員のおすすめはカラアゲカレーだったので、カラアゲカレーに。商品名はもっとオシャレな名前でしたが、覚えられなかったw　コーラセットで1668円。
掬星台のCafe702にとって強敵出現だな。

8/25 14:59

シェール・ミエールの階段から、穂高湖、シェール槍をミル。新しいアングル。
28℃

8/25 15:01

「みずうみとテンと、」。テン場。ほかにも3か所テン場があるみたい。「しばふとテンと、」「こだちとテンと、」「こもれびとテンと、」。

8/25 15:09

穂高湖を出て掬星台に向かいます。アゴニー坂に入って行く人がいましたが、今日は気力がないので、車道に沿って行きます。

8/25 15:28

掬星台とうちゃ〜こ！　雲がエエ感じ〜

8/25 15:28

気温は28℃だが、青い空、白い雲、そして、視界も良好！　

8/25 15:34

Cafe702で自家製南高梅ソーダ。景色が良いので雲を入れて縦構図で。

8/25 15:40

掬星台のビューポイントとCafe702は1階分しか高さが違わないが、ずいぶんと景色は変わる。

8/25 15:54

下山開始！　シェール・ミエールを出る時にKumainkobeさんからいただいたワラーチに履き替えています。

8/25 16:12

旧天上寺階段。吹き抜ける風は秋。ワラーチを履くと野生に戻る感じがする・・・
遠雷が聞こえてきた・・・

8/25 16:38

TG-6のピントが急に合わなくなった⤵⤵⤵　ここからはスマホで。（TG-6は復旧せず、修理に。修理代は3万円を超えた⤵⤵⤵）
大日大聖不動明王禊場手前の堰堤を覗いてみる。雨が少ないのであまり水は溜まっていなかった。

8/25 16:40

大日大聖不動明王禊場手前の年中濡れている岩場。転倒しないように慎重に。差し込む西日が美しい。

8/25 16:54

つくばね寮で毎日登山のサインをします。6月以降皆勤・・・　つくばね寮手前で、夜景を見に行くという大軍団とすれ違ったが、ここですでに相当疲れ切った表情の人もいたが無事に上がれたのだろうか？？？

8/25 17:06

掬星台からは、生駒方面、金剛山方面ともに見えていたが、ここからは見えなくなっていた。ゲリラ豪雨っぽいな。

雷レーダー。夜景を見に上がった一行が夜景を楽しめることを祈る。

8/25 17:16

神戸高校前の階段に座って。あの家、何気にデカいよな。60年前からあるような記憶。医院だったんじゃないかな？？？

8/25 17:32

杣谷川から摩耶山・長峰山方向を見る。
この日、女性は見つからなかったようだ。「穂高湖」「公園」「貯水槽」などのキーワードによって、かえって先入観を持たせてしまったのではないだろうか？

早く女性が見つかることを願う。

撮影機器：

arrows Be F-04K docomo FCNT

OLYMPUS Tough TG-6 オリンパス

装備

個人装備

サロモンＸＡプロ３Ｄ Ｖ９ ＧＴＸ ワラーチ Ｔシャツ×３ ごま麦茶１ℓ Nikon双眼鏡 8×25 ５.６ 帽子

感想

徘徊王™(hi-king)＠skiboy

8月11日日没前に、摩耶山東谷方向を旋回するヘリ、その後、杣谷上空付近でホバリング。土木作業関係のヘリにしたら時間が遅く、負傷登山者の救助と思われた。

ニュースで市内在住の75歳の女性が穂高湖に海の日のイベントに行くと言って出かけ、15〜16時頃に「下山できない」という本人からの連絡で、家族が110番したということを知る。この日、見つかっておらず行方不明に。

穂高湖のイベントに行って下山するなら杣谷（カスケードバレイ）が濃厚で、私が数年前に一瞬道をロストした新しい砂防ダムあたりが怪しいのではと思い（120°右に曲がる場所に、砂防ダム工事者の直線的な踏み跡があり右折箇所を見逃し、奥へ奥へと進んでしまった場所があり）、探しに行ってみようと思った矢先、「（12日未明）再度公園から貯水槽の川に向かって森の中をくだっている」というニュース。再度公園と杣谷は場所的にはあまりに違いすぎるので、杣谷に探しに行くことはやめた。ただ、「新神戸から上って穂高湖に行き再度公園に下りる」ということ自体、不自然で合点がいかなかったが・・・

時間だけが過ぎ、歯がゆい思いでいた時に、Kuroさんが動き出したので、私も思い切って警察に連絡して情報収集してみた。
・GPS情報は把握できていない
・穂高湖に行ったかどうかもわからない（防犯カメラからも確認できていない）
・再度公園というのも確かでない

私は最初「貯水槽」というのが何を意味するかがわかならなかったが「布引貯水池」と考えてみても、「再度公園」「布引貯水池」まで来て「森の中をくだる」というのも・・・

「貯水槽」を丸山公園の貯水タンクと考えた場合、貯水タンクは摩耶東尾根（マヤカン尾根）の死角になって見えないはずだし、貯水タンクが見えたとしたら住宅地と目と鼻の先なので行方不明は考えにくい。まだ、右肩腱板の修復手術後のリハビリ中で、右手で木の幹を握ったり、体重を支えたりすることができず、難しいところに行くことはできなかったが、杣谷を歩いて、あと気になるところは「摩耶東支尾根」から丸山公園の貯水タンクと、深夜に丸山公園からケーブル東尾根方向に入ったのではということ。

そもそも、初期の「穂高湖に行く」「再度公園」「貯水槽」などの情報が、結果的に捜索範囲を狭めてしまったのではないか？ということ。「赤いリュック」と新聞で書かれていたが、警察が発表している写真を見ると真っ赤ではなく濃い赤で遠くから見ると黒に見えるようなものだった。

この日、Ham⭐さん、Kuroさん以外にも、女性を探しに行かれた方、探しに行かれたと思われる方がヤマレコだけでも複数人いらっしゃいました。
早い段階で、確かなこと、不確かなことを分けて、多くの人に情報を提供していたら、山を愛する人も多い六甲山系なので、もっと違った結果になったかもしれない。

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