ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 7178496
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

表銀座テント2泊(燕岳・大天井岳・槍ヶ岳)

2024年08月24日(土) ~ 2024年08月26日(月)
 - 拍手
体力度
9
2~3泊以上が適当
GPS
24:20
距離
41.3km
登り
3,130m
下り
3,072m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:15
休憩
1:55
合計
8:10
5:59
6:07
26
6:33
6:34
25
6:59
7:06
26
7:32
7:40
25
8:05
8:15
16
8:31
8:35
37
9:12
9:23
5
9:28
10
9:38
5
9:43
9:49
4
9:53
9:54
8
10:02
7
10:09
10:18
25
10:43
10:44
15
10:59
11:12
71
12:23
12:41
7
13:12
13:20
8
13:28
13:37
5
13:42
2日目
山行
6:25
休憩
1:34
合計
7:59
3:14
29
3:43
3:47
17
4:04
10
4:14
47
5:01
5:02
16
5:18
5:30
14
5:44
5:51
57
6:48
6:54
100
8:34
8:47
69
9:56
10:33
14
10:47
11:01
12
3日目
山行
6:15
休憩
3:20
合計
9:35
3:54
19
4:13
5:05
10
5:15
6:48
27
7:15
7:24
3
7:27
30
8:23
19
8:42
8:48
20
9:08
9:15
22
9:37
9:38
7
9:45
9:48
8
9:56
9:57
34
10:31
10:38
38
11:16
12
11:28
11:43
2
11:45
36
12:21
12:22
4
12:26
12:31
5
12:36
37
13:25
4
13:29
上高地バスターミナル
天候 1日目:晴れのち曇り
2日目:曇りのち雨
3日目:晴れ・霧
過去天気図(気象庁) 2024年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
【行き】
竹橋→中房温泉:毎日あるぺん号

【帰り】
上高地→新島々:アルピコ交通バス
新島々→松本:松本電鉄上高地線
松本→新宿:京王・アルピコ高速バス
コース状況/
危険箇所等
中房温泉→燕山荘:北アルプス三大急登に数えられる合戦尾根。ただし、等間隔にベンチがあるなど歩きやすくなっている。合戦小屋で食べられる松本市波田産スイカが名物。

燕山荘⇔燕岳:気持ちいい稜線歩き。イルカ岩・メガネ岩も見どころ。左手に針ノ木岳や立山が見える。

燕山荘→大天荘:槍ヶ岳を右手に見ながらの稜線歩きが気持ちいい。

大天荘⇔大天井岳:ガレ場を登る。浮石に注意したい。

大天荘→大天井ヒュッテ:岩がちな狭い道をトラバース気味に下る。

大天井ヒュッテ→ビックリ平:狭い樹林帯トラバース

ビックリ平→ヒュッテ西岳:稜線歩きになる。進行方向右側に槍ヶ岳や北鎌尾根、左側には常念岳や蝶ヶ岳が見える。

ヒュッテ西岳→水俣乗越:ザレた道を急降下する。ハシゴや鎖が目立つ。

水俣乗越→ヒュッテ大槍:東鎌尾根。ハシゴあり。岩の稜線だが、木段も多く歩きやすい。

ヒュッテ大槍→槍ヶ岳山荘:岩の稜線とトラバース。

槍ヶ岳山荘⇔槍ヶ岳:三点支持で慎重に。人気で渋滞必至だが、今回は運良く回避できた。

槍ヶ岳山荘→ 槍沢・天狗池分岐:急な坂道。ところどころザレているが概ね歩きやすい。途中に播隆上人が修行したとされる洞穴がある。

槍沢・天狗池分岐→槍沢ロッヂ:梓川沿いに下っていく。途中にババ平テント場がある。

槍沢ロッヂ→横尾:梓川沿いに下る。今年の豪雨被害での登山道崩落を受けて木道で復旧がなされている。今回は水量が少なく川沿いを歩けた。

横尾→徳沢:梓川沿いに上高地バスターミナルまで続く広い道になる。一貫して左岸の通行となった。

徳沢→明神館:梓川左岸の遊歩道。クマに関する注意喚起が多い。

明神館→河童橋:豪雨被害により左岸を通行できないため、明神橋を渡って右岸を進む。歩いて楽しいのは右岸だが、左岸と比べて距離が長く道幅も狭い。登山者以外の観光客も増える。左岸通行時よりかなり時間の余裕を見た方がいい。

水場:中房温泉、第一ベンチ下、槍沢ロッヂ、横尾、徳沢、河童橋、上高地バスターミナル等
※有料で各山小屋も利用可。
その他周辺情報 上高地インフォメーションセンター:20分500円でシャワーを浴びられる。
※ボディソープ、リンスインシャンプー、タオルは別料金
5時過ぎには中房温泉に到着した。
穂高駅からのバスだとここまで早く来られない。
2024年08月24日 05:24撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/24 5:24
5時過ぎには中房温泉に到着した。
穂高駅からのバスだとここまで早く来られない。
水場は第一ベンチ下。
2024年08月24日 06:03撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/24 6:03
水場は第一ベンチ下。
合戦小屋に着いたらスイカ食べたい。
2024年08月24日 08:06撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/24 8:06
合戦小屋に着いたらスイカ食べたい。
燕山荘と燕岳が見えてきた。
2024年08月24日 08:59撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
8/24 8:59
燕山荘と燕岳が見えてきた。
燕山荘から槍ヶ岳を望む。
2024年08月24日 09:16撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
8/24 9:16
燕山荘から槍ヶ岳を望む。
燕岳
2024年08月24日 09:19撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/24 9:19
燕岳
イルカ岩と槍ヶ岳
2024年08月24日 09:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
8/24 9:28
イルカ岩と槍ヶ岳
常念山脈を境に安曇野市街地側は曇っている。
2024年08月24日 09:49撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/24 9:49
常念山脈を境に安曇野市街地側は曇っている。
メガネ岩
2024年08月24日 09:53撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/24 9:53
メガネ岩
燕山荘から大天井岳方面に進むと一気に登山者が減る。
2024年08月24日 10:27撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
8/24 10:27
燕山荘から大天井岳方面に進むと一気に登山者が減る。
蛙岩
2024年08月24日 10:39撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/24 10:39
蛙岩
槍ヶ岳を右手に見ながらの稜線歩きが気持ちいい。
2024年08月24日 10:44撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
8/24 10:44
槍ヶ岳を右手に見ながらの稜線歩きが気持ちいい。
大天井岳へ。
2024年08月24日 12:04撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
8/24 12:04
大天井岳へ。
大天井岳頂上にて。槍ヶ岳付近も雲が多くなってきた。
2024年08月24日 13:35撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/24 13:35
大天井岳頂上にて。槍ヶ岳付近も雲が多くなってきた。
大天井岳から大天荘へ。
2024年08月24日 13:40撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/24 13:40
大天井岳から大天荘へ。
生ビールは一番搾り。
2024年08月24日 14:53撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
8/24 14:53
生ビールは一番搾り。
2日目、大天荘テント場から30分で大天井ヒュッテへ。
2024年08月25日 03:43撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/25 3:43
2日目、大天荘テント場から30分で大天井ヒュッテへ。
常念岳
2024年08月25日 04:44撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/25 4:44
常念岳
ビックリ平を過ぎた稜線から見える槍ヶ岳
2024年08月25日 04:51撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/25 4:51
ビックリ平を過ぎた稜線から見える槍ヶ岳
赤岩岳まだだった…
2024年08月25日 04:55撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/25 4:55
赤岩岳まだだった…
上高地は雲海の下。
2024年08月25日 04:55撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
8/25 4:55
上高地は雲海の下。
赤岩岳山頂…ではなかった。
2024年08月25日 05:16撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
8/25 5:16
赤岩岳山頂…ではなかった。
赤岩岳からの槍ヶ岳
2024年08月25日 05:17撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/25 5:17
赤岩岳からの槍ヶ岳
西岳の向こうに穂高連峰
2024年08月25日 05:24撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/25 5:24
西岳の向こうに穂高連峰
ヒュッテ西岳が見えてきた。
2024年08月25日 05:38撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/25 5:38
ヒュッテ西岳が見えてきた。
ヒュッテ西岳から先、進路は雲に隠れてしまった。
2024年08月25日 06:08撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/25 6:08
ヒュッテ西岳から先、進路は雲に隠れてしまった。
水俣乗越
2024年08月25日 06:50撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/25 6:50
水俣乗越
岩の多い東鎌尾根
2024年08月25日 06:51撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/25 6:51
岩の多い東鎌尾根
稜線歩きでもある東鎌尾根。
晴れてたらどんな景色だろうか。
2024年08月25日 06:59撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/25 6:59
稜線歩きでもある東鎌尾根。
晴れてたらどんな景色だろうか。
木段も多く歩きやすい。
2024年08月25日 07:11撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/25 7:11
木段も多く歩きやすい。
水俣乗越を越えて登り始めたと思いきや、ハシゴで急降下する。
2024年08月25日 07:22撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/25 7:22
水俣乗越を越えて登り始めたと思いきや、ハシゴで急降下する。
槍の肩から見えるヒュッテ大槍。
ここまで来ればもうすぐな気がしたが、そこまで近くなかった。
2024年08月25日 08:46撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/25 8:46
槍の肩から見えるヒュッテ大槍。
ここまで来ればもうすぐな気がしたが、そこまで近くなかった。
殺生ヒュッテが下に見える。
2024年08月25日 09:13撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/25 9:13
殺生ヒュッテが下に見える。
楽しいけれど落ちたら危ない岩稜歩き。
2024年08月25日 09:14撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/25 9:14
楽しいけれど落ちたら危ない岩稜歩き。
槍ヶ岳山荘が見えてきた。
2024年08月25日 09:26撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/25 9:26
槍ヶ岳山荘が見えてきた。
テントを設営して槍ヶ岳へ登ります。
雨降っているので渋滞も無く速いです。
2024年08月25日 10:38撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/25 10:38
テントを設営して槍ヶ岳へ登ります。
雨降っているので渋滞も無く速いです。
表銀座コース踏破!
2024年08月25日 10:48撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
8/25 10:48
表銀座コース踏破!
槍ヶ岳山荘でラーメンをいただきます。
2024年08月25日 11:22撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
8/25 11:22
槍ヶ岳山荘でラーメンをいただきます。
槍ヶ岳プリンとココアをいただきます。
とんがりコーンで槍を表現。
2024年08月25日 14:57撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
3
8/25 14:57
槍ヶ岳プリンとココアをいただきます。
とんがりコーンで槍を表現。
翌朝もご来光を目指して登頂したものの雲が多く、しかもガスり始めたため早々に下山です。
2024年08月26日 04:50撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
8/26 4:50
翌朝もご来光を目指して登頂したものの雲が多く、しかもガスり始めたため早々に下山です。
朝露で湿って岩が滑りやすいです。
2024年08月26日 04:56撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/26 4:56
朝露で湿って岩が滑りやすいです。
飛騨側も雲だらけです。
2024年08月26日 04:56撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/26 4:56
飛騨側も雲だらけです。
下山した時には渋滞し始めていたので、早めに登ってよかった。
2024年08月26日 05:12撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
8/26 5:12
下山した時には渋滞し始めていたので、早めに登ってよかった。
これまでも複数回見た景色だが、ようやく西岳の位置がわかった。
2024年08月26日 05:14撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/26 5:14
これまでも複数回見た景色だが、ようやく西岳の位置がわかった。
槍ヶ岳山荘テント場と大喰岳
2024年08月26日 05:18撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/26 5:18
槍ヶ岳山荘テント場と大喰岳
東からの風を受ける槍ヶ岳
2024年08月26日 05:48撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4
8/26 5:48
東からの風を受ける槍ヶ岳
この景色を見られてよかった。
2024年08月26日 05:51撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
8/26 5:51
この景色を見られてよかった。
雲に向かって下山します。
2024年08月26日 06:47撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/26 6:47
雲に向かって下山します。
播隆窟
2024年08月26日 07:20撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/26 7:20
播隆窟
槍沢、梓川の始まり。
2024年08月26日 07:34撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
8/26 7:34
槍沢、梓川の始まり。
槍沢ロッヂで給水休憩です。
2024年08月26日 09:10撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/26 9:10
槍沢ロッヂで給水休憩です。
水量が少なく、損壊箇所も梓川沿いを歩くことができた。
2024年08月26日 09:35撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/26 9:35
水量が少なく、損壊箇所も梓川沿いを歩くことができた。
徳澤園は素通りできない。
コーラソフトで糖分補給です。
2024年08月26日 11:32撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/26 11:32
徳澤園は素通りできない。
コーラソフトで糖分補給です。
明神橋と明神岳
2024年08月26日 12:35撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/26 12:35
明神橋と明神岳
上高地バスターミナル2階の食堂でアルトビールと蕎麦をいただきます。
おろし山葵がありがたい。
2024年08月26日 14:29撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
8/26 14:29
上高地バスターミナル2階の食堂でアルトビールと蕎麦をいただきます。
おろし山葵がありがたい。

装備

個人装備
長袖シャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 化繊インサレーション 雨具 ゲイター サンバイザー 着替え ザック 昼ご飯 行動食 調理用食材 飲料 固形燃料 コンロ コッヘル ライター ヘッドランプ 予備電池 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス セームタオル ストック カメラ テント テントマット シェラフ ヘルメット 携帯トイレ
備考 ベースウェイト6.5kg程度/最大重量14.5kg程度

感想

一度は歩いてみたかった表銀座の縦走にテント泊で挑戦しました。

しかし、計画を立てて行きのバスの予約を取るところまではよかったものの、一週間前にもなると天気予報が怪しくなっていき、実際の行動も天気に翻弄されることとなりました。

結果的に時間の遅れや事故も無く、また微妙な天気や渋滞の隙間を縫うように行動できたのは良かった点だと思いますが、景色は心残りでもあります。

まだまだ歩いてみたい山や道はたくさんあるので再訪はずっと先だと思いますが、できれば絶景を狙いにまた挑戦してみたいです。

<備忘録>
【1日目】
・毎日あるぺん号の中房温泉到着が穂高駅発の中房線乗合バスよりも早く、渋滞に巻き込まれることも無く歩き始めることができた。
・合戦小屋名物のスイカに癒された。
・稜線に上がった時点で安曇野市街地側は既に雲で見えなかったが、槍ヶ岳側は晴れて北アルプスの景色を楽しむことができた。
・稜線上は風が吹けば涼しかったが、安曇野市街地側は風も無く蒸し暑かった。
・大下りを過ぎて大天井岳へ向けて再び登り始めた時点でかなり疲れていた。もし余裕があるならヒュッテ西岳へ進んでしまおうと考えていたが、天気の崩れや疲労を前に大天荘テント場で終了することになった。
・無料の水場が冒頭に近い第一ベンチ下のみであったため、初めから4L以上を積んだが、やはり明確に負担だった。
・大天荘で汲める水は沢水を消毒したものだそうで、心理的には雨水といわれるより飲みやすい。

【2日目】
・午前中から断続的な雨予報であり、雷の心配もあったため出発を前倒しした。
・大天荘から赤岩岳の稜線にかけては暗いうちに歩くこととなり、景色を撮影することができなかった。
・槍ヶ岳山荘へ早く到着することを優先し、西岳登頂は断念した。別の機会に赤沢山とセットで登りたい。
・ヒュッテ西岳を出発する頃には雲が目立ち始め、さらに小雨となってしまい、東鎌尾根の景色を楽しむことはできなかった。
・東鎌尾根は岩がちな稜線で梯子も登場したが、大部分は明瞭な道や木段で歩きやすかった。
・運よく一時的に雨の止んだ隙にテントを張ることができた。
・テントを張った後、槍の穂先へ登り始める頃には本降りとなったが、天気や曜日のせいか渋滞無く上り下りできた。
・雨のため、どこで固形燃料を使用するか悩んだが、槍ヶ岳山荘喫茶室でお湯のみ購入することができたので助かった。(気を付ければテントの前室で燃やせないこともないが、なるべく避けたい)

【3日目】
・渋滞を見越して4時過ぎには行動し始めたところ、順調に上り下りすることができた。(穂先から下り終えた頃には渋滞が現れていた)
・晴れ予報が変わり、午前中はほぼ曇りとなってしまった。ご来光を目指して登頂したものの霧まで発生し始めてしまったため、早めに切り上げることになった。
・一瞬の晴れ間で、雲を纏った槍ヶ岳を撮影することができた。
・食料や飲料水が減ったものの、体感上はずっとザックが重く、明神館へ着くころには肩の痛みをはっきり感じるようになった。
・初めて上高地インフォメーションセンターのシャワーを利用した。金額や移動時間の節約にはなるが、お金や時間に余裕があるなら上高地温泉ホテルが快適ではある。


【全体的に】
・かなり余裕を持って行程を組んだつもりだったが、やはりテント泊の荷物の重さは負担で、移動にかかった時間は結果的にほぼ計画通りとなった。
・途中で購入できるなら手持ちの水は最小限にするのが重さ対策ではあるが、やはり金額が気になってしまう。ただし、結果的に重くて後悔することにもなる。
・山小屋でお湯だけ購入することができるなら燃料もライターも持たなくていいのではないかと思ったが、対応可能な時間や小屋には限りがあるだろうし、依存はできない。ただし、火を使えない場合に助かることもある。
・2日目の大天荘から槍ヶ岳山荘までの景色を楽しめなかったのは心残りだが、大変すぎることもなく、また歩いてみたいと思える道のりでもあったので再挑戦したい。
・槍ヶ岳に登るのは通算4回目・5回目で今回も楽しめたが、山のグレーディングCにしては難しい部類だと感じた。Dとされる塩見岳や甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根、赤岳の県界尾根・真教寺尾根より険しいように思える。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:184人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
槍ヶ岳北鎌尾根/上高地・水俣乗越ルート
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
上高地から横尾経由槍ヶ岳ピストン!
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [4日]
燕岳から蝶ケ岳
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [5日]
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
新穂高〜上高地
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら