記録ID: 7180451
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
合戦尾根から燕岳、大天井岳、常念岳へパノラマ銀座を縦走。
2024年08月27日(火) ~
2024年08月29日(木)
体力度
7
1~2泊以上が適当
- GPS
- 23:01
- 距離
- 26.6km
- 登り
- 2,454m
- 下り
- 2,725m
コースタイム
1日目
- 山行
- 4:27
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 5:24
距離 4.7km
登り 1,278m
下り 22m
2日目
- 山行
- 8:09
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 9:09
距離 11.9km
登り 717m
下り 969m
3日目
- 山行
- 6:49
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 8:15
距離 10.1km
登り 459m
下り 1,735m
天候 | 台風10号で西鎌尾根、槍ヶ岳、東鎌尾根の山行は中止に。代わりに台風の動きと天気予報を注視しながら合戦尾根から燕岳、大天井岳、常念岳へとパノラマ銀座の縦走した。初日の合戦小屋を過ぎてから1時間と最終日の常念乗越から下山で雨に降られたが、それ以外はまずまずの天候に恵まれた。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
帰路は常念岳の登山口一ノ沢からタクシーで穂高へ。登山口への道は陥没崩落しており、30分ほどを余分に歩く必要がある |
コース状況/ 危険箇所等 |
合戦尾根は北アルプス三大急登ということで身構えたが距離が短いのでペースを考えて登れば問題はない。花崗岩質の山で多少ザレていても滑ることもなく登りやすい。 燕岳から大天井岳への表銀座の尾根はアップダウンが所々にある。40-50mの切れ落ちている箇所があるが鎖とハシゴがあるので慎重に進めば大丈夫。 笹等で落ち込みが見えにくいトラバースには気をつけたい。 大天荘に登るガレザレは結構な急登で足にこたえた。常念小屋への下りも足が残っていないと結構こたえる。 常念小屋-常念岳をピストンした。ガレザレ岩稜帯で疲れた体にはこたえるが、山頂からの絶景は筆舌に尽くしがたい。 常念乗越から一ノ沢への下りは胸突き八丁までは厳しい下り。その先もガレザレゴーロ帯に沢混じりで歩きにくく疲れ果てる道だ。 |
その他周辺情報 | 穂高駅 徒歩数分の民芸蕎麦処一休庵。 夕方5時まで営業。電車待ちの間に蕎麦で一杯。 |
写真
感想
西鎌尾根から槍ヶ岳、東鎌尾根への縦走を計画していたが、台風10号の接近で中止した。台風の動きが遅いので、急遽、進路を注視しながら合戦尾根、表銀座・パノラマ銀座、常念岳への2泊3日の縦走する事に。
現地で、天候が不安定だったら①中房温泉でまったり温泉三昧。②登れそうだったら当日予約で燕山荘泊の燕岳ピストン。③天候次第で更にすすんで大天荘当日予約で大天井岳ピストンで中房温泉に下山、④天候が安定してたら③をスキップして常念小屋泊で一ノ沢に下山、の4つエスケーププランで臨んだ。 幸いなことにエスケーププランを発動せず、最終日に常念小屋から常念岳をピストンして、一ノ沢に下山した。
あの台風予報にも関わらず山行を行うことに批判もあろうが、入念なエスケーププランと装備で安全な山行ができた。雨は初日に1時間、最終日に2時間を降られた。天候に恵まれたのは結果論だが、安全山行は結果論ではすまされない。入念な装備と計画の必要性を痛感できた山行だった。また台風予報で山小屋がガラガラであった事が今回のエスケーププランを可能にした。常に可能とは限らない事を肝に銘じた。
常念岳で36/100だ。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:333人
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する