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Yamareco

記録ID: 718268
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

槍ヶ岳 (表銀座縦走: 中房〜大天井岳〜東鎌尾根〜槍ヶ岳〜上高地)

2015年09月12日(土) ~ 2015年09月14日(月)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
36.2km
登り
2,749m
下り
2,691m

コースタイム

1日目
山行
7:20
休憩
3:05
合計
10:25
6:35
20
6:55
7:00
30
7:30
30
8:00
8:15
25
8:40
9:00
20
10:10
10:55
30
燕山荘
11:25
25
11:50
105
14:20
15:00
15
15:15
16:15
15
16:30
2日目
山行
6:30
休憩
0:30
合計
7:00
6:00
35
7:15
65
8:20
50
9:10
9:30
60
10:30
10:40
140
3日目
山行
9:20
休憩
1:45
合計
11:05
6:00
55
6:55
7:05
25
7:30
7:55
15
8:10
8:30
110
11:10
25
11:35
11:55
30
12:25
25
12:50
10
13:00
10
13:10
45
13:55
14:25
45
15:25
50
16:20
45
17:05
0
17:05
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2015年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
中房温泉。ここから今回の登山はスタートします。
中房温泉。ここから今回の登山はスタートします。
30分間隔くらいで第一ベンチ、第二ベンチ・・・と出てくるので、自分のペースで休憩が取れます。
30分間隔くらいで第一ベンチ、第二ベンチ・・・と出てくるので、自分のペースで休憩が取れます。
富士見ベンチからは富士山がちゃんと見えました!
富士見ベンチからは富士山がちゃんと見えました!
合戦小屋に到着。
合戦小屋に到着。
合戦小屋といえばスイカ!
合戦小屋といえばスイカ!
多分今年最後のスイカを頂きました。甘くておいしい〜
1
多分今年最後のスイカを頂きました。甘くておいしい〜
合戦小屋からしばらく歩くと、槍の頭が見えました!
合戦小屋からしばらく歩くと、槍の頭が見えました!
合戦沢の頭まで登るとさらにくっきりとその姿を現してくれました。
合戦沢の頭まで登るとさらにくっきりとその姿を現してくれました。
4月以来の燕岳。今回は時間(体力?)の関係で行かないことに。
4月以来の燕岳。今回は時間(体力?)の関係で行かないことに。
謎の山男の目の前のベンチで昼食を頂きました。
1
謎の山男の目の前のベンチで昼食を頂きました。
これから向かう大天井岳。左肩には宿泊予定の大天荘が見える。
これから向かう大天井岳。左肩には宿泊予定の大天荘が見える。
蛙岩の標識はあったけど、どれが蛙岩かわからず・・・
蛙岩の標識はあったけど、どれが蛙岩かわからず・・・
大下りの頭付近から見た大天井岳へ続く稜線。
大下りの頭付近から見た大天井岳へ続く稜線。
大天荘に到着。稜線からここまでの最後の登りがきつかった〜
大天荘に到着。稜線からここまでの最後の登りがきつかった〜
大天荘から10分程度で大天井岳の山頂に到着。
大天荘から10分程度で大天井岳の山頂に到着。
山頂からは槍ヶ岳や穂高連峰、そして明日歩く予定の喜作新道がよく見える。
山頂からは槍ヶ岳や穂高連峰、そして明日歩く予定の喜作新道がよく見える。
大天荘付近からも槍・穂が見えて、気分が高まる!
大天荘付近からも槍・穂が見えて、気分が高まる!
大天荘からの日の出。
2
大天荘からの日の出。
今日はここからヒュッテ大槍を目指します。
今日はここからヒュッテ大槍を目指します。
昨日はあんなにきれいに見えた槍・穂も今日は濃いガスの中・・・
昨日はあんなにきれいに見えた槍・穂も今日は濃いガスの中・・・
大天井岳をくだると大天井ヒュッテに出る。
大天井岳をくだると大天井ヒュッテに出る。
気をつけて、ヤリを目指します!
気をつけて、ヤリを目指します!
振り返ると、今朝までいた大天井岳が見えた。
振り返ると、今朝までいた大天井岳が見えた。
ガイドブックによると、ここビックリ平からの槍・穂の展望は素晴らしいらしい・・・
ガイドブックによると、ここビックリ平からの槍・穂の展望は素晴らしいらしい・・・
西岳小屋(ヒュッテ西岳)まで辿り着いた。
西岳小屋(ヒュッテ西岳)まで辿り着いた。
ここから一度大きく下ります。
ここから一度大きく下ります。
水俣乗越。この標識の後ろは北鎌尾根へと続いている。
水俣乗越。この標識の後ろは北鎌尾根へと続いている。
これから向かう東鎌尾根。槍が見えれば、少しは気合も入るのになぁ。
これから向かう東鎌尾根。槍が見えれば、少しは気合も入るのになぁ。
三段のハシゴ。なかなかの高度感がある。
三段のハシゴ。なかなかの高度感がある。
ヘトヘトになりながらも、なんとかヒュッテ大槍に到着。ゆっくり体を休めるぞ。
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ヘトヘトになりながらも、なんとかヒュッテ大槍に到着。ゆっくり体を休めるぞ。
ヒュッテ大槍からの日の出。
3
ヒュッテ大槍からの日の出。
昨日は全く姿を現さなかった槍ヶ岳が、今日はくっきりと見える〜
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昨日は全く姿を現さなかった槍ヶ岳が、今日はくっきりと見える〜
槍ヶ岳と北鎌尾根。
槍ヶ岳と北鎌尾根。
ヒュッテ大槍を出て約50分で槍ヶ岳山荘に到着。
ヒュッテ大槍を出て約50分で槍ヶ岳山荘に到着。
これから向かう槍!
これから向かう槍!
たいした混雑もなく、槍ヶ岳山頂に登頂!やっぱり槍に登ったのは嬉しい!
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たいした混雑もなく、槍ヶ岳山頂に登頂!やっぱり槍に登ったのは嬉しい!
槍ヶ岳山荘と穂高連峰に続く稜線。いつかはここを歩きたい。
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槍ヶ岳山荘と穂高連峰に続く稜線。いつかはここを歩きたい。
槍ヶ岳山荘と笠ヶ岳。
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槍ヶ岳山荘と笠ヶ岳。
黒岳や鷲羽岳方面もきれいに見える。
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黒岳や鷲羽岳方面もきれいに見える。
逆光だが、昨日歩いてきた東鎌尾根と常念岳。
逆光だが、昨日歩いてきた東鎌尾根と常念岳。
飛騨沢、西鎌尾根方面の眺め。
飛騨沢、西鎌尾根方面の眺め。
平日の朝だったおかげで、山頂にも人は少なく、ゆっくりとできたなぁ。
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平日の朝だったおかげで、山頂にも人は少なく、ゆっくりとできたなぁ。
この後の行程を考え、名残惜しくもハシゴを下りることにした。
この後の行程を考え、名残惜しくもハシゴを下りることにした。
槍ヶ岳に別れを告げ、槍沢方面へと向かう。
槍ヶ岳に別れを告げ、槍沢方面へと向かう。
殺生ヒュッテ。
槍がだんだんと小さくなっていく。
槍がだんだんと小さくなっていく。
さらに小さくなった。
さらに小さくなった。
天狗原分岐。天狗池に行って、逆さ槍を見てみたい。
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天狗原分岐。天狗池に行って、逆さ槍を見てみたい。
ババ平のキャンプ場。
ババ平のキャンプ場。
槍沢ロッジ。
二の俣。
一の俣。
横尾に到着。ここからは距離はあるがアップダウンの少ないハイキングコースになるはず。
横尾に到着。ここからは距離はあるがアップダウンの少ないハイキングコースになるはず。
横尾橋。いつかはこの橋を渡って、穂高を攻めに行かなきゃ!
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横尾橋。いつかはこの橋を渡って、穂高を攻めに行かなきゃ!
徳澤園。ソフトクリームを食べたかった。
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徳澤園。ソフトクリームを食べたかった。
明神館。
穂高神社奥宮の参道。
穂高神社奥宮の参道。
河童橋に到着。遠かった・・・
河童橋に到着。遠かった・・・
ちょっとガスってるなぁ。
ちょっとガスってるなぁ。
翌日は再びの快晴で、上高地を散策することにしました。
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翌日は再びの快晴で、上高地を散策することにしました。
明神岳から西穂独標まで、きれいに見えてます。
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明神岳から西穂独標まで、きれいに見えてます。
大正池からの眺め。
大正池からの眺め。
立ち枯れの木と焼岳。
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立ち枯れの木と焼岳。
山バッジは大天井岳と槍ヶ岳。
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山バッジは大天井岳と槍ヶ岳。

感想

山に登る人なら誰でも一度は登ってみたい憧れの山、槍ヶ岳に行くことにした。
せっかくならば、できるだけ人の少ない時に登りたいので、シルバーウィーク前の終末から月曜日にかけて、表銀座を縦走し、東鎌尾根を登って目指すことにした。

【初日】
東京から夜行バス(毎日あるぺん号)で朝早く中房温泉に到着。
すでにかなりの数の登山客がいて、登山準備を行っている。
その中に混じって準備をし、登山届を提出して、快晴の中をいざ出発。
今年のGW以来となる燕岳であるが、今回は合戦小屋でスイカを食すという楽しみを持って登る。
途中、中学生の団体登山で渋滞するが、第三ベンチで抜かして、合戦小屋に到着。
ここで、お楽しみのスイカを味わう。
ん〜、甘くてみずみずしくて、本当においしい!
スイカに力をもらい、先に進む。
少し行ったところから、今回のメイン山である槍ヶ岳の頭が見えて、モチベーションが一気にアップ!
そのまま燕山荘まで登り切った。

燕山荘からの眺めはGW時の雪を被った眺めとは異なるが、相変わらず素晴らしい。
今回はこの後の行程があるため、燕岳山頂はあきらめて、小休止の後は大天井岳へと向かった。

ここから先は、燕岳までの人の多さが嘘のように静かな登山となった。
槍を見ながら歩く稜線は殊のほか気持ちがいい。燕岳までの登りで疲れ切った足を引きずりながら、なんとか大天荘に到着。
荷物を置いて、大天井岳山頂を目指す。
山頂からは槍・穂が遮るものなく見ることができ、ここまで苦労して登ってきた疲れを癒してくれた。
1時間ばかりボーっと眺めた後、大天荘に戻り、初日は終了した。

【2日目】
2日目は喜作新道から東鎌尾根を通って、ヒュッテ大槍を目指す。
天候はあいにくの曇りで、午後には雨が降る可能性もあるとのことで、早めにヒュッテに入りたい。
6時に大天荘を出発し、下って、喜作新道にでる。
本来ならば、槍を見ながらの稜線歩きとなるはずだったが、槍の姿はまったく見えず。
ひたすら歩いて、赤岩岳、西岳を抜けて、東鎌尾根に取りつく。
西岳から一気に下ったため、ヒュッテ大槍への登り返しがキツイ。
何回も何回も立ち止まり、息を整えて、なんとかヒュッテ大槍に到着。
激しい雨に見舞われることもなく到着できて一安心。
今日は槍もガスの中なので、おとなしく体力回復に努めることにした。

【3日目】
朝から快晴で、槍の姿もくっきりと見える絶好の登山日和となった。
ご来光と赤く染まる槍の姿を見てから、槍ヶ岳に向けて出発。
まだ回復しきれていない重い身体を引きずりながらもなんとか槍ヶ岳山荘に到着。
ザックはデポし、軽装にて山頂を目指す。
さすがに平日の朝で時間もゆっくりめなため、槍を目指す人も少ない(登り終えた人達は数多くいたが・・・)。
岩場を慎重に登り、槍ヶ岳山頂に到着!
いや〜、やっぱりうれしいなぁ。
今朝までヘロヘロになりながらも歩いてきた甲斐があった!
穂高連峰や、笠ヶ岳、常念岳、黒岳や鷲羽岳などなど、いろんな山がよく見える。
登山者が少ない(3人だけの時もあり!)ので、ゆっくりと周りを見回すことができた。
槍ヶ岳の山頂は狭いし、小さな祠があるだけだけど、この山頂はなんか別格な気がします。

もっとゆっくりしたかったけど、この後の行程もあるので、後ろ髪を引かれながらも槍を下りて、ひとまず山荘に。
ここからは上高地までの長~い下山となる。
結構急なガレ場を下りながら、後ろを振り返り、槍との別れを惜しむ。
だんだんと小さくなっていく槍を見て、またいつか帰ってきたいと強く思った。
天狗原分岐、槍沢ロッジ、横尾、徳沢、明神と長い下りを経て、河童橋に到着。
この日は上高地のホテルに泊まることにしていたので、無事に登山を終えることができ、ホッとした。

【おまけ】
翌日は上高地を散策。
前日までの山行と異なり、気楽な気持ちでのんびりと歩き、大正池や田代池、穂高連峰や焼岳の眺めを堪能した。
こういうゆとりある山行って、いいなぁ。

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