立山ー剱岳(剣山荘泊) 1泊2日
- GPS
- 17:07
- 距離
- 17.1km
- 登り
- 1,979m
- 下り
- 1,994m
コースタイム
- 山行
- 4:50
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 5:23
- 山行
- 8:59
- 休憩
- 2:45
- 合計
- 11:44
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
予約できる山小屋 |
|
感想
この夏の暑さと大気不安定による雷雨が多すぎによる脚作り登山が出来なかったので、かなり不安な中での剱岳登山。
前回が7月上旬の谷川岳。しかもロープウェイ使ってなので、脚の筋肉も体も絞れて無い感じ。
なので自分にしては珍しくゆっくり行動。
雄山(立山)迄は順調に登るも、そこから先は富山側がガスってきて、所々晴れる感じ。
なので巻き道多めで剣山荘に向かいます。やっぱり登山が久々すぎてペースが上がりませんが、なんとか宿へ。
今まで槍ヶ岳山荘や北岳山荘、富士山なんかの高地では胃が動かなくて、物を胃に入れると吐いちゃう、二日酔いみたいな症状になるんですが、剣山荘は少し標高が低いのでもしかしたら・・・って思いましたが普通に駄目でした。
軽い高山病みたいに。しかも今回は少し頭も痛く、全く寝付けない。ロキソニン飲むと、本格的に高山病になった時判らなくなるかも?って思って飲むのを我慢してたんですが、流石に限界で1時に飲み、2時間位は寝られたかな。
渋滞を避けるため3時40分頃発。外は微妙にガスってるし、月明かりは無しのほぼ真っ暗闇。山の方のライトを見ると5人位?先行し、どうやら第2陣位のポジション。
たまたまペースが同じ位の方(その人も剱は未経験)とマル印を探しながら剱岳を目指します。
途中、やっぱり吐き気を催して吐くも胃液しか出ません。当然朝飯も食べられない。でも体は元気なんです。だけど水すら飲めない状態なのは困ったもの。まあ、いつもの事なんですが。
それでも特に危険と思うところも無くズンズン進めるのは去年ジャンダルムを経験したお陰かな。タテバイも、こんなもんか?って感じでした。
山頂まであとちょっとでしたが、ガスが酷かった為、風を避けられる所で15分程休憩し、青空が少し見えた所で剱岳の頂上へ。
周りの展望は時々雲が晴れる程度でそんなに良くは無かったですが、山頂が青空だっただけでも良しです。
その後、風が強くて寒かったため早々に撤退。(実はこの30分後には快晴になる)
無事にヨコバイもクリアし、剣山荘へ。
ここから室堂に戻るんですが、完全に軽いシャリバテか、ピーカンで晴れて暑かったので軽い熱中症です。
ペースが全く上がらないので、どんどん抜かして貰いながらゆっくり進みます。
結果的には帰りの前剱でゼリー飲料を何とか飲み、剱御前小屋でパン1個を食べ、最後のひと踏ん張りでみくりが池でゼリー飲料を飲めた位だったので、ひたすら辛かったです。
基本、イワヤマスキーなんで前剱過ぎた辺りは楽しくてしかた無かったですが、室堂に帰ってくるまでが苦痛でしか無かったです。正直、もう剱岳はいいかなぁ。交通費も高いですし、扇沢駅までも遠いです。
剱岳は難関コースと聞いていましたが、正直印象に残ってるのはヨコバイの足下が見えなかった所くらいです。基本的に鎖に頼らないように岩を掴むスタイルですが、ヨコバイは鎖持って足下見れば解り易いと思います。
他の人が、去年ジャン行ったからか余裕だったって言ってましたが、その通りだと思います。
だけど、剱岳行ければジャンダルムも行けそうな感じはします。まあ、危険箇所の長さは断然ジャンの方が長いんですが。
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