唐松岳、(五竜岳)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,293m
- 下り
- 1,481m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
帰り:地蔵の頭-(リフト) →とおみ-(タクシー)→JR白馬駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
唐松岳から五竜岳へ向かう牛首と続く鎖場は高度もあるのでかなり怖かった。それ以外は特に危険と感じる場所はない。 |
その他周辺情報 | 五竜岳からリフトでおりた「とおみ」のエスカルプラザに温泉有り。食事処はあまりない。 |
写真
感想
お気に入りの北アルプス。今年は唐松岳と五竜岳を選択。
Day 1
八方池山荘に泊まりリフトが動いて混みだす前に私たちの遅い脚で、できるだけ遠くに…丸山に着くころにはだいぶ飲み込まれてました。八方尾根は左右ともに景色がたいへん良く、天気も良く、人気なのもよく分かります。唐松岳山頂山荘までくると、反対側、立山方面がパノラマに広がります。唐松岳からの展望はとてもすばらしいものでした。唐松岳往復でも十分楽しいと思いますが、今回は五竜岳方面へ向かいます。
分岐を少し進むと鎖場が始まります。絶壁のトラバース、しかもそこそこの長さがある。絶対に手は離すまい。これで終わりかと思ったら、どこまでも鎖が続きます。え、まだあるの。あ、また鎖。もうなさそう…おや、まだあった。正直、ガイドブックに危険マークがないのは間違いだろうという規模です。絶対に通過するとき注意が要ります。ともあれ岩場を十分に楽しみました。
五竜岳山荘へは、尾根を右に左にと変えながら、どこまでも続く山の景色を楽しめるのですが、下のほうは雲が出ていて、ルート途中にも霧がかぶったりして、それでもときどきぱーっと開けたり、激しく変化しました。
五竜山荘には気持早めに着いたので五竜岳往復も可能でしたが、とても疲れていたので明日の朝、朝食前に行くことにして、だらだらしたり、コーヒーを飲んだり、明日の準備をしながら夕食を待ちました。
しかし、5月に痛めた左膝が良くならず下山ができるかどうかも不安な状態。寝る直前まで迷いに迷って、今回は下山に専念することにし、五竜岳を断念。翌朝、旦那だけが五竜岳に行き、朝食を食べながら土産話をうらやましい気持ちでただ聞くだけでした。自分で決めたことなので後悔はないけれど、羨ましいものは羨ましい。
Day 2
五竜山荘を後に遠見尾根を下ります。あまり展望がなく苦痛だと聞いていましたが個人的にはそうでもなかった。白岳は展望がとてもよかったしお花畑だし、遠見尾根も所々展望があって鹿島槍ヶ岳や五竜岳を振り返っては写真を撮ったり。ただ登ってくる人には少し酷かもしれないと思った。赤い五竜山荘が遠見尾根のずいぶん遠くから見え始めるので、つらい登りの途中、ちっとも近づいてこない山小屋にすごくフラストレーションを感じそう。小遠見山からの下りは苦痛だった。基本すべて階段で、しかもばっちり雲がかかって展望ゼロ。階段が痛めている膝に追い打ちをかけてダメージを与えてきた。最後はくじけて地蔵の頭からリフトに乗った。
唐松岳〜五竜岳の岩場は基本的に五竜岳から唐松岳に向けて登りになる。岩場は登るほうが何倍も楽しい。次の機会には逆ルートでぜひ歩きたい。
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