後立山〜鹿島槍ヶ岳＆爺ヶ岳〜（冷池山荘泊）

2015年09月20日(日) ~ 2015年09月21日(月)

• GPS: 31:07
• 距離: 23.6km
• 登り: 2,573m
• 下り: 2,603m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:27
• 休憩: 0:58
• 合計: 7:25

5:44 扇沢駅
5:57 柏原新道登山口
7:13 7:14 ケルン（柏原新道）
7:24 7:25 駅見岬
8:13 8:14 水平岬
8:53 8:56 富士見坂
9:34 9:36 種池山荘
10:34 11:16 爺ヶ岳南峰
11:36 11:42 爺ヶ岳中峰
12:05 12:06 爺ヶ岳北峰
12:31 12:32 冷乗越
13:09 冷池山荘

2日目

• 山行: 7:53
• 休憩: 0:58
• 合計: 8:51

3:54 冷池山荘
4:01 4:02 冷池山荘テント場
4:45 4:48 布引山
5:26 5:41 鹿島槍ヶ岳
6:13 6:23 鹿島槍ヶ岳北峰
6:50 7:03 鹿島槍ヶ岳
7:44 布引山
8:19 冷池山荘テント場
8:25 8:34 冷池山荘
9:13 冷乗越
9:39 9:40 爺ヶ岳北峰
9:55 9:56 爺ヶ岳中峰
10:09 10:11 爺ヶ岳南峰
10:50 種池山荘
11:16 11:17 富士見坂
11:31 水平岬
11:56 11:58 駅見岬
12:01 ケルン（柏原新道）
12:45 ゴール地点

水場：扇沢駅、種池山荘・冷池山荘（1ℓ150円、500ml80円）
トイレ：扇沢駅、種池山荘・冷池山荘（1回100円）

天候

9/20（日）　晴れのちくもり（12時ぐらいからガス）
9/21（月）　晴れのちくもり（9時過ぎぐらいからガス）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

9/20（日）
19:30自宅発→調布IC→（中央道）→安曇野IC→扇沢駐車場
9/21（月）
扇沢駐車場→長野IC→（上信越・関越道）→練馬IC→自宅
※駐車場：深夜1時前着でも無料駐車場は満車
　有料（12時間1,000円）の第1・2駐車場のみ空きあり（第3・4は1日1,000円）
　ただ、明け方係員がすぐ近くの別の無料駐車場に案内していた

コース状況／危険箇所等

・柏原新道：とても歩きやすく危険箇所なし
・種池山荘〜冷池山荘：危険箇所なし
・冷池山荘〜鹿島槍ヶ岳南峰：ガレ場が続くが特に問題なし
・鹿島槍ヶ岳南峰〜吊尾根〜鹿島槍ヶ岳北峰：特に危険ではないが慎重に

その他周辺情報

日帰り温泉：薬師の湯（冷池山荘で500円になる割引券有）

写真

9/20 5:45

扇沢駅切符売り場
今回は乗らないがすでに長蛇の列・・・

9/20 5:46

有料駐車場もすでに満車

9/20 5:47

扇沢駅のトイレと水場
駐車場のトイレより空いていた

9/20 5:50

扇沢駅

9/20 5:52

第3・4駐車場も深夜1時前の時点ですでに満車

9/20 5:54

当然無料駐車場も相当早い段階で満車

9/20 6:02

柏原新道の登山口まで駅から徒歩10分くらい

9/20 6:06

登山口

9/20 6:36

柏原新道はよく整備されており、歩きやすい

9/20 6:45

こんな黄色い目印となる看板がこの先いくつも出てくる

9/20 6:49

樹林の隙間から雪渓

9/20 7:06

親切な案内看板

9/20 7:06

扇沢駅と針ノ木岳方面

9/20 7:06

1時間ほど登ると左側開けるので景色がよく見える

9/20 7:11

鳴沢岳〜赤沢岳

9/20 7:16

ケルン

9/20 8:14

針ノ木岳方面
雲ひとつない快晴

9/20 8:24

水平道

9/20 8:36

水平岬

9/20 8:43

石ベンチ

9/20 8:45

赤や黄色やら

9/20 8:56

ここも親切に

9/20 8:59

ガラ場

9/20 8:53

上も下も注意

9/20 8:55

こんな感じで渡る

9/20 9:08

富士見坂

9/20 9:16

鉄砲坂
ここから種池山荘まで少し急登

9/20 9:21

種池山荘到着

9/20 9:35

テント場は向こう
テント場は木に囲まれ展望ないが強風の時は良さそう

9/20 9:36

扇沢は雲の中

9/20 9:39

爺ヶ岳方面
斜面の紅葉がきれい

9/20 9:42

まずは爺ヶ岳に向けて出発

9/20 9:49

ついに鹿島槍ヶ岳を確認

9/20 9:49

剱岳も確認

9/20 9:53

下のほうは雲がわいてきたがこの辺は快晴

9/20 9:59

鹿島槍ヶ岳方面

9/20 10:05

どんどんガスが上がってくる

9/20 10:10

剱岳と立山

9/20 10:20

前も絶景だが後ばかり見てなかなか進めない（苦笑）

9/20 10:29

扇沢駅の駐車場が少し見えた

9/20 10:31

爺ヶ岳南峰到着

9/20 10:38

爺ヶ岳南峰から立山〜剱岳

9/20 11:05

ここで昼食
今日の昼食はカレー

9/20 11:22

南峰の三角点

9/20 11:22

冷池山荘も見えてきた
でもまだまだ長い

9/20 11:43

爺ヶ岳中峰到着

9/20 11:48

爺ヶ岳中峰

9/20 11:49

鹿島槍ヶ岳方面は下からガスが上がってきた

9/20 11:51

棒小屋沢
全体的に雲が増えてきた

9/20 12:06

振り返って爺ヶ岳〜種池山荘

9/20 12:39

冷乗越到着
山荘まであと少し

9/20 12:40

鹿島槍ヶ岳方面は完全にガスの中

9/20 12:52

冷池山荘到着

9/20 12:53

山荘入口

9/20 13:07

部屋がいくつもあり、部屋の梯子を登ると2階部分もある

9/20 13:06

今日寝床は2階
混んでたけど3人で布団2枚を使用出来た

9/20 15:48

テント場は満杯
トイレと水場は小屋まで10分
夜中のトイレは大変そう・・・

9/20 17:16

夕方、晴れて鹿島槍ヶ岳が宿からドーンと

9/20 17:23

ブロッケン現象も見れた

9/20 18:05

山荘の夕食（2回目の6時から）
この日は4回戦

9/21 3:59

翌朝4時に鹿島槍ヶ岳に向け出発
途中星がきれいだったが風が少し強かった

9/21 4:49

1時間程度で布引岳頂上
周りはまだ真っ暗

9/21 5:00

空が明るくなってきた

9/21 5:01

冷池山荘方面
街の明かりも見える

9/21 5:04

頂上まではこんなガレた道

9/21 5:28

鹿島槍ヶ岳南峰頂上到着

9/21 5:29

朝の立山〜剱岳

9/21 5:32

ご来光

9/21 5:33

鹿島槍ヶ岳北峰〜五竜岳方面
時間もあり、折角なので北峰に行くことに

9/21 5:33

朝日がまぶしい

9/21 5:43

ご来光

9/21 5:45

やった！！
さあ、北峰へ

9/21 5:57

吊尾根から南峰
南峰直下は結構急

9/21 6:01

吊尾根から南峰方面

9/21 6:01

吊尾根は難易度高くないが慎重に

9/21 6:14

キレット方面
まだまだ行く勇気はない

9/21 6:19

鹿島槍ヶ岳北峰到着

9/21 6:07

鹿島じゃない槍も奥に見える

9/21 6:12

キレットと五竜岳

9/21 6:14

北峰から南峰方面

9/21 6:14

北峰から剱岳方面

9/21 6:19

もう一枚、北峰頂上

9/21 6:35

吊尾根に残雪

9/21 6:54

ちょっと斜めなのは、岩場において自撮りのため（苦笑）

9/21 6:55

南峰の三角点

9/21 7:42

朝は暗くて見えなった布引岳頂上から

9/21 7:49

山荘までの尾根道

9/21 8:18

テント場まで下山
トイレ遠いのが難点だが絶景

9/21 9:47

紅葉はだいぶ進んでいる

9/21 10:15

爺ヶ岳南峰につくころには一面ガスに覆われた

9/21 10:35

種池山荘方面はガスが取れた
が、またすぐにガスの中へ

9/21 10:56

種池山荘でおしるこ休憩（400円）

9/21 12:51

駐車場到着
種池山荘からはガスで景色見えないため、急いで下山

撮影機器：

EOS 7D CANON

IXY 600F CANON

装備

個人装備

保険証

トイレットペーパー

ティッシュ・手拭きシート

手ぬぐい

スマホ

レインコート・スパッツ

防寒着

水筒

折畳と1ℓ

時計

食糧

行動食、初日の昼食

シート

着替え

ビニール袋・ガベッジバッグ

登山靴・靴下

カメラ(2)

手帳・ペン

帽子・手袋

ホイッスル

ヘッドライト

コンパス・地図

ホッカイロ

スマホ充電池・カメラ充電池

ザックカバー

ジップロック

救急セット

予備コンタクト＆歯ブラシ＆メガネ

ストック

コンロ・ガス

クッカー

コップ・フォーク

サブザック

汗ふきシート＆虫よけ府プレー＆日焼け止め

備考

似たようなウェアを複数持って行っており、荷物が増えている

感想

stream29

　今年は8月の奥穂高が悪天候で登頂断念したため、この鹿島槍ヶ岳が今年の新たな100名山制覇となった（100名山制覇を目指してはいないが）。かなり期待を膨らませていたが、両日ともに午前中は快晴で、それ以降ガスが多かったがとても素晴らしい絶景だった。
　さすがSW、20日の深夜1時前に扇沢駅に着いたが、すでに無料駐車場は満車、有料駐車場も12時間1,000円の第1・2のみしか空いていない（早朝、警備員が近くの別の無料駐車場に誘導していたが・・・）。何とか駐車場を確保し、仮眠。少し寝坊して、6時前に出発。扇沢駅は切符買う人の行列・・・、今回は乗らなくてよかった。
　駅から10分ほどで柏原新道の登山口に到着。この登山道はうわさ通りによく整備されており、また1時間ほどで左側の視界が開け、針ノ木岳などの絶景が広がるので登りやすく、いろいろな看板があるので気持ち的にもそれほど辛くない。
　それでもバテバテで種池山荘に到着。爺ヶ岳に向けての稜線に出ると、目指す鹿島槍ヶ岳や冷池山荘、さらには剱岳、立山などなど絶景が広がる。爺ヶ岳も紅葉が綺麗でとてもよい山だったが、後の剱岳や立山が気になりなかなか前に進まない（苦笑）。爺ヶ岳は南峰、中峰と過ぎた後に振り返るととても雄大な山容だった。爺ヶ岳の中峰に到着するころにはガスが上がってきて、鹿島槍や冷池山荘も雲の中へ・・種池山荘付近から冷池山荘が見えていたが、歩くと結構距離がある。
　ようやく山荘に到着するも完全にガスの中で、本日中の鹿島槍ヶ岳登頂は諦めた。SWの2日目とあって、山荘は大混雑、テント場も満員だったが結果、布団を3人2枚使えたので広々と出来た。夕方にはガスも取れ、鹿島槍ヶ岳の姿やブロッケン現象も見ることが出来た。
　翌日は3時起床、予定より早く4時に出発し、鹿島槍ヶ岳の頂上を目指した。少し風が強かったが空には星が広がる。真っ暗な中、布引岳を通過し、だんだん明るくなり、頂上が見えてくる。ガレ・ザレた道や少し細い尾根を渡りながら南峰頂上到着。360℃の絶景、本当に来て良かった。予定にはなかったが、時間も早出したおかげで十分にあったので、北峰を目指すことに。吊尾根は慎重に行けば問題なく、北峰に到着、ここからも絶景が広がっていた。
　もったいない気がしたが、少し雲も出てきたので、下山することに。下山中、立山、剱岳、槍ヶ岳、南アルプス、爺ヶ岳への稜線の絶景を楽しみながら行く。山荘に到着し、荷物を整理し、爺ヶ岳目指すがこの登りが結構体にこたえた。しかも、だんだんガスが上がってきて、爺ヶ岳の南峰に着くころには、ガスに覆われていた。帰りも絶景を楽しみたかったが、回復しそうにないので、一気に下山。
　これで今シーズンの北アルプスは終了の予定。初の後立山はガスも多かったけど、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳は登りやすく、とても存在感があり、来て良かったと思える。とりあえず、体力、筋力不足は本当に普段から運動しないと、来年以降もバテバテのアルプス登山が続きそう・・・