桂小場から木曽駒ヶ岳往復(頂上山荘テント泊)
- GPS
- 28:27
- 距離
- 28.4km
- 登り
- 2,406m
- 下り
- 2,406m
コースタイム
- 山行
- 7:01
- 休憩
- 2:41
- 合計
- 9:42
- 山行
- 4:12
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 4:56
5:02駐車場-8:50将棊頭山-10:34木曽駒ヶ岳-10:47頂上山荘テント場
<休憩とテント設営>
12:05テント場-12:43宝剣岳-13:21伊那前岳-14:05頂上山荘-14:39木曽駒ヶ岳-14:51頂上山荘テント場
9月7日(土)
4:25頂上山荘テント場-4:40木曽駒ヶ岳-6:32西駒山荘-9:18駐車場
天候 | 9月6日(金):晴れ、無風 9月7日(土):晴れ、無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・桂小場から西駒山荘までは西駒山荘を含めて水場が3箇所ありいずれも利用可能。ルートも明瞭。 ・稜線は特に支障なし。 ・宝剣岳周辺は落石注意。 ・巻き道ルートはアップダウン少ないものの落石注意箇所あり。 |
写真
感想
桂小場からの木曽駒ヶ岳は以前日帰りで出掛けたことがあったが、今回はテント泊装備で歩いてきた。
9月6日(金)
桂小場の駐車場には4:52に到着。平日なので空いてる。中は見なかったが仮設のトイレあり。準備中の人数名。こちらも支度をして5:02ヘッドライトを点灯して歩き出すも水筒を忘れたことに気付き戻る。気を取り直して歩行再開。このルートは過去に一度歩いているが10年以上前なのでほぼ記憶はない。黙々と進むのみ。途中水場が二箇所ありどちらも水量に問題はなかった。5時30分を回ると樹林帯でも明るくなりヘッドライトを消灯する。稜線に出るまでは地味だが歩くしかない。出発から3時間以上経過した8:20頃ようやく稜線に出る。快晴無風。これを見たくてここまで来た。ここから先一旦樹林帯へ入って西駒山荘へ着くはずだが、薄い踏み跡を追って稜線に出てしまった。気付いたら前方に標識がありそこが将棊頭山の山頂だった。到着は8:50。西駒山荘を経由せずに来られたのでちょっと驚く。登山道との分岐まで降りて小休止。小屋まで行くか一瞬迷ったが、水が十分だったので寄らずに進むことに。ここから先はアルプスの稜線歩き。誰もいない貸し切りの登山道。天気良く気分も良い。ただ所々の急な斜面はやはりしんどい。テント泊装備で重いので仕方ない。しかも標高が3000メートル近くなれば息も続かなくなる。それでもなんとか登り切って10:34に木曽駒ヶ岳山頂に到着。山頂は相変わらず人が多い。写真を何枚か撮ったらテント場へ向けて下山。10分程で頂上山荘のテント場に到着。受付とテント設営をし昼食を取る。持参したサブザックに最小限の荷物を詰め12:05に行動開始。天気が良いのでまずは宝剣岳。岩場を登ると山頂で、狭い岩場には少し行列ができていた。12:43着。写真数枚で元来た道を戻る。特に難しい岩場ではない。次は伊那前岳。昨年も訪れているがガスで展望がいまひとつだったので今回は期待したい。ほぼフラットな稜線を歩いて13:21に到着。昨年同様やはり雲はあったものの展望は効き、西駒山荘などもよく見えた。またロープウェイ利用のハイカーでもこのあたりまで来る人もいるようで、山頂には自分以外にも数名いた。小休止の後元来た道を戻る。巻き道ルートで頂上小屋へ戻り給水。14時過ぎでまだ時間があるので再度木曽駒ヶ岳の山頂を目指す。直登で登るのではなく巻き道で木曽小屋まで行ってから登る。木曽駒の山頂を巻いてしまうコースなので誰も見掛けなかった。しかもガスが湧いてしまい眺望も今ひとつ。今日二度目の木曽駒ヶ岳山頂は14:39に到着。相変わらずカオス。山頂を通過してテントには14:51に戻る。その後はテントの中入ったり出たりして過ごす。時間がたっぷりあったのでストレッチなどもする。ガスが湧いたり消えたりで、カンカン照りでも雲べったりでもなく適当な天気。夕食後18時頃一旦寝るも寝付けず少し腹に食べ物を収めたらようやく眠れるようになった。夜は星空がきれいだった。
9月7日(土)
3時起床。ダウン上下を着て寝たが寒くて何度も起きた。夏用のシュラフが薄くて保温性が不足だったようだ。食事やパッキングをして4:25にテント場を出る。トイレに寄ったら木曽駒ヶ岳の山頂を目指す。10分ほどで到着。空いてる時間だが既に日の出待ちの人もちらほら。天気が良いと24時間だれかしらいるのかもしれない。この先も長いので自分は日の出をまたず下山開始。右手正面にモルゲンロートの南アルプスを見ながらの歩き。日の出は5時半頃の筈だが、5時前の時点で明るくてヘッドライト不要だった。さすがに好天の稜線。歩いていて楽しくて仕方ない。5時半に近くなるといよい日の出の時間。足を止めて日の出を見る。今日も天気良く暑くなりそうだ。昨日一度歩いた稜線だが反対方向なので景色が違い楽しい。西駒山荘に近付くとコマクサを発見。9月になってもまだ咲いていて、しかもまだしおれていない株も見られた。6:32西山荘到着。水場は利用可能だったが持参したもので十分だったので給水せずに進む。樹林帯に入る前に一度雄大な稜線を見る。天気に恵まれた稜線歩きだった。樹林帯に入ればあとは消化試合。怪我に気を付けて下るのみ。土曜日で好天予報のためか、登りの登山者が引きも切らない。待ちの時間が増えるがお互い様なので仕方ない。「西駒んボッカ」のイベントがあるらしく、登山道のあちこちに掲示があった。昨日朝には一枚も見掛けなかったので、その後に設置されたようだ。標高が下がると暑さを感じるようになり、シャツが汗で湿る。早くも稜線の涼風が恋しい。途中のベンチなどで適当に休憩しつつ下り9:18に駐車場到着。登りのハイカーの数からして相当数のクルマがあると想像したが、やはり多く駐車場の近くに路駐もあった。下山後片付けをしてから帰ったが、その間誰も新たな登山者は来ず、また下山の人もいなかった。
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